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2017/08/26 FC岐阜 at ジェフユナイテッド千葉

【結果】
 3-1でFC岐阜の勝ちでした。
 
【感想】
 ジェフユナイテッド千葉の本拠地、フクダ電子アリーナでのJ2リーグの試合。ファンのジェフ千葉はエスナイデル監督の戦術は浸透しつつあるのですが、今一歩勝ちきれない日々が続いています。この日は累積カードで攻撃の主力であるラリベイ、清武、町田の3人が欠場。控えの選手が抜擢されてどうなるか。バックスタンド上方からの観戦。
 
 フォーメーションは両チームとも4-3-3。ともにライン高く、守備ラインからショートパスでつなげていく、3トップの両サイドがワイドに広がる、守備時には狭い範囲に選手を集めて複数選手でボール持つ相手選手を囲みこんでボール奪うスタイルと、同じ戦術ががっぷり4つに組み合う形になります。
 
 また千葉は、先日急きょ獲得したアルゼンチンのGKオヘーダをレギュラーに抜擢します。足元のうまさはある感じで、これまでのレギュラー佐藤優也とは異なり、前へ積極的に飛び出すスタイルでは無いようです。そのスタイルと戦術に合っていない、また守備ラインもこれまで前方に積極的に飛び出すスタイルの佐藤優也に慣れていた感があるのか、2点目と3点目取られた場面は守備ラインとGKの空間が空きすぎてやすやすと岐阜FW風間に決められてしまった感あります。
 
 とはいえ、この日3点も取られたのはGKやセンターバックのせいというより、両サイドバックの溝口と乾の出来がひどかったからでした。ともに岐阜の両ワイド田中と古橋に突破されまくり。特に試合開始直後に右サイドバック溝口が岐阜FW古橋に縦を突破されて正確なセンタリングを上げられて、FW風間に先制点決められた場面が痛かったです。スピード面の不足もさることながら、相手との間合いを詰めることなく、簡単にセンタリングを上げられてしまったのが頂けない。左サイドバック乾も同様な形で縦に突破されてのセンタリングを防げず、2失点目を奪われてしまいました。後半終了間際には、他メンバーは高い守備ラインを保っていたにも関わらず、乾が一人だけ下がってしまったためにオフサイド奪えず、かつそこでボール奪うこともできず、岐阜FW田中にサイドを攻め込まれてボールキープされて時間消費され、攻撃できなかったのも痛かったです。
 
 主力3人に替わっての抜擢はFW指宿、為田、MFアランダ。アランダは勘所を抑えた動きが相変わらず素晴らしいと思う場面はありつつ、運動量少なく今まで見たようなすごさは感じられず。前半終了間際には左サイドからのグラウンダーのセンタリングをアランダがシュートして1点奪います。消耗激しかったのか前半で佐藤勇人と交替。その左サイドからセンタリング上げた為田はこの場面以外にはあまり良い場面作れず。足元があるみたいなので、もっと積極的に1対1のドリブル仕掛けても良さそうなのですが、そういったことをほとんどせず。センターFWの指宿は身長の高さを生かした懐深いボールの受け方が良く、左右に流れてボールをもらって攻撃にうまいこと展開させる場面がいくつかありました。ただシュートが枠を外れっぱなしだった(おしいのが2,3個ほどあった)のが残念。
 
 動きが好印象だった選手はアンカーに位置する熊谷。前見た時とは別人かのような動きで、1対1でボールを奪いまくる対人の強さも見せつつ、広いカバーリングもしていて中央の守備は安定していました。また右FWの船山も運動量の多さ、スペースを見つけて走り込む場面をいくつも作り、パスのさばきや受ける場面も視野が広いんだろうなーと思わせられ、また空中の競り合いも果敢に挑む姿勢が好感、、なのですが、肝心の足元が弱くトラップとシュートがいまいちで得点につなげられません。最初左サイドバックを担当していながら、ここ最近はセンターバックを務めているキムボムヨンは、運動量高く、前に出る姿勢も見せつけ、見ていてヒヤヒヤする場面もあるもののフェイント使ってのボールさばきなど見せて、攻撃構築での貢献度も高かったです。センターバックの人材が不足しているのかもしれませんが、できれば彼は左サイドバックで使いたいなーとこの日の試合見ていて思いました。
 
 と、なんやかんやありましたが、生の試合観戦楽しみました。リーグ中位に位置するジェフ千葉は自動昇格の2位に辿り着くのは無理そうですが、プレイオフに参加できる6位まではまだチャンスあります。勝ち続けはできていないですが、前シーズンまでのように夏の失速はありません。秋に入ってどうなるでしょうか。J1に上がれるとしてもJ2に残るとしても、今のサッカーおもしろいのでエスナイデル監督で継続して欲しいと思っています。
 

author:de nudge, category:Jリーグ, 15:56
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2017/05/21 ロアッソ熊本 at ジェフユナイテッド千葉

【結果】
 1-1で引き分けでした。
 
【感想】
 前述の恵比寿と海浜幕張でのライブを見てから蘇我まで移動。ジェフユナイテッド千葉の本拠地、フクダ電子アリーナに向かいます。千葉の試合を生で見るのは今シーズン2回目。バックスタンドでの観戦。今年から就任したフアン・エスナイデル監督が推し進めるハイライン戦術は結果こそ伴わないものの、見てて楽しい試合ができるようになりました。浅いラインで積極的にオフサイドトラップをかける、オフサイド潜り抜けた選手のケアはGK佐藤優也がペナルティエリアも飛び出して果敢に防ぐ、攻撃はその分人数かけてサイド中心に攻め込むというスタイルは構築できてきた感あります。
 
 このスタイル導入は比較的うまくいっていると思うのですが、いかんせんゴールが奪えない。(この試合含む)15節終了時点でのシュート数はJ2で1位、ただ決定力が無くチーム得点数は10位。守備に関しては元々リスクあり過ぎなスタイルな割には被シュートが中位くらいの10位で、被失点がさらに下位の14位なのは仕方ないでしょうね。シーズン開始時は3-5-2でしたが最近は4-3-3にしているようです。この日はGK佐藤、DFが右から山本真希、岡野、近藤、キムボムヨン、アンカーの位置に熊谷、インサイドMFにアランダと高橋、3トップは右から船山、指宿、清武という布陣。3トップは清武と船山が左右ワイドに張って、中盤のインサイドMFとサイドバックを使いながら攻めあがる形で、ハイラインとも併せ持って1990年代ズデネク・ゼーマン監督が率いていた頃のラツィオ(イタリアのリーグ)を思い出します。ゼーマン監督のスタイルが大好きでそれと似たスタイルのサッカーが生で、しかも応援しているチームで見れるのがうれしい。
 
 対する熊本はオーソドックスな中盤台形の4-4-2。熊本はシンプルな3ラインをキープして複数人数でボール保持している選手を囲ってボール奪い2トップに当てて中盤が攻めあがるもの。2トップの内の1人は常にアンカーの熊谷をケアして守備してました。
 
 試合開始10分くらいは熊本優勢。中央のFWがシンプルにはたいてサイドに展開する攻めが機能して千葉陣内に押し込みます。そこを耐えてからは千葉優位になります。キム、高橋、清武の左サイドの推進力高く前線にボール運ぶようになっていきました。右サイドは船山のトラップミスなんかでうまくいかない場面あったりと不調。高橋はキムと清武の間でうまいことバランス取れた動きをして2人の上がりをサポートしていました。自分自身でも前線に飛び込むような変化付けた動きが少なかったのが少々物足りないかなと思いつつ、堅実な役割を求められているのでしょうか。
 
 もう1人のインサイトMFのアランダは自在な動き。熊谷をフォローするかのような守備を見せたかと思いきや、前線への飛び込みもしたりしてボールを活性化させてました。アンカーの熊谷はセンターバックの一つ前中央にほぼ常に位置しており、スペースを作らせないようにしていました。ボールさばきについては左右に散らすショート、ロングのパスで時折うまく展開させていました。ただ、周りがあまり見えていないのか、あっさりとボール取られてピンチ招いていたりとか、後ろからボール追いかけても全然追いつけない(センターバックの2人より足が遅いような…)とか、縦パスの少なさとか物足りない動きも目立ちます。
 
 前半は千葉優勢のまま0-0で終了。右サイドの動きが不満なのか、後半開始時点で2人交代。船山に替えて菅嶋、アランダに替えて町田を投入します。その2人のコンビで右サイドを切り込む動きを見せて良いムード、、と思いきやあっさりと熊本に先制点を許します。ボールが守備ラインの後ろにこぼれたところを、千葉の守備ラインより前にいた熊本FWのグスタボが拾ってゴール前に突進、シュートを突き刺します。副審がオフサイドの旗を上げていたので、ミスジャッジだと千葉の選手が猛抗議しますが認められません。後で映像見たら千葉の選手の清武がキックしたのが後ろに流れたので主審の判断が正しく、オフサイドではないですね。千葉応援団のブーイングもすごかったですが、会場のスクリーンにその映像流しておけば誤解が解けたのになーと思いました。
 
 ここから千葉が一層ギアを上げて攻めたてます。右サイドバックの山本に替えてFWラリベイを投入。菅嶋が右ウィングバックに入って、町田を左ウィングバックに位置させた3-5-2的なフォーメーションを使ったりして、2トップへなんとかボールを運ぼうとします。必死に守る熊本の守備を破ったのは80分過ぎ。左サイドの町田が浮き球をペナルティエリア内の指宿へ通します。センターバックを背負いながらボールをキープした指宿は、右横にボールを少しドリブルした後にすばやく右足を振りぬき強烈なグランダーシュートを突き刺します。身長が197cmと巨漢な指宿は体格を生かしたボールキープに優れていて、かつ1対1も積極的に仕掛ける姿勢が良いですね。
 
 その後も千葉は攻めますが、残念ながら点取れずそのまま終了しました。現時点で13位と下位の方になっていますがJ2は混戦状態で、まだ1位との勝ち点は10しか差が無いので挽回するチャンスはあります。千葉がJ2に落ちてから苦手としている夏にこれから入るのですが、このチームでどうなるか。良いなと思うのはここまで長期離脱する選手がいないこと。ケガで何試合か休む選手はいても数ヶ月離脱という選手はいないと思われます。コンディショニングがうまくいっているのであれば、ここからは期待持てると思っています。
 
 なんとしても得点力を上げたいところですが、現段階ではいろんな選手の組み合わせを試している段階で、最適なメンバー組み合わせがいつ見いだせるか。指宿を使うのであればもうちょっとシンプルに彼にグラウンダーのパスを通してキープさせて、中央前線に他選手が上がってからんでいく攻撃を見せても良いような、今はちょっとサイド攻撃にこだわり過ぎな感じがあります。あと、コーナーキックでショートコーナーを何回もやっていましたが、やりすぎな感じがありました。熊本守備陣も読んだ動きをしていて、守りやすかったと思います。
 
 と、もっと順位を上げて欲しいなーと思いつつ、ちょっぴり正直に言うとこのサッカーが見れるのがまず何より楽しい、少なくともJ2になってから一番見てて楽しいサッカーをしているので成績が伴わなくても良いかも、、と思って見てしまっている自分もいます。何よりGK佐藤の動きを見ているだけでめちゃ楽しい。かつてラツィオで活躍したマルケジャーニを思い出すようなパフォーマンスが生で見れるだけで興奮します。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 23:18
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2017/03/18 アルビレックス新潟 at 横浜F・マリノス

【結果】
 1-1で引き分けでした。
 
【感想】
 この日夜から横浜でコンサートを見る予定があったので、昼から横浜に行ってサッカーも見てきました。日産スタジアム。両チームともゲーム見るのひさびさで、かなり変化していました。
 
 ホームのマリノスはGKが飯倉、DFが右から松原、中澤、ミロシュ・デゲネク、金井、ボランチが中町と天野、攻撃MFが右からマルティネス、バブンスキー、斉藤、FWがウーゴ・ヴィエイラです。松原は今年新潟から移籍してきた選手、他に中澤、金井(一時時期ジェフ千葉にいた)、中町、斉藤辺りは知っていましたが、他は初めて見る選手ばかりですね。守備時は4-2-3-1、攻撃時は4-1-2-3という使い分けたフォーメーションで、ボランチの天野は攻撃時はインサイドハーフとしてバブンスキーと並ぶ形。バブンスキーはかつてガンバ大阪にいたDFボバン・バブンスキーの息子さんということで、時流れるの早いっすね。
 
 アウェイの新潟はGKが大谷、DFが右から矢野、大野、ソン・ジュフン、酒井、ボランチが原と小泉、攻撃MFが加藤、山崎でFWにチアゴ・ガリャルドとホニという4-4-2の布陣。こちらもマリノスほどではないですが、初めて知る選手半分くらい、ベンチに座っているメンバーの方がお馴染み感ありました。
 
 試合スタート。マリノスは斉藤とマルティネスが両ワイド高い位置に張って、そこでボールを受けてサイド突破を図る形。ゴトビ監督が率いていた清水エスパルスのサッカーを思い出します。手前でボール受けてドリブルすることと、裏を抜けてボールを受ける両方を常に狙っている感でサイドバック守るの大変そうです。ただ奥深くボールは運べるもののゴール前はウーゴしかいないことが多く、サイド突破してもゴール前の人数が少ない感ありました。インサイドMFのバブンスキー、天野はすごいテクニシャンでボールを細やかに扱ってショートパスやドリブル突破を行います。守備陣の網を抜けるような動きも見せますが、ダイナミックにゴール前に飛び込んでいくようなシーンは少なかったです。
 
 天野は左利きの選手。フリーキック、コーナーキック全て任せられるほどの正確なキックに加えて、隙あらばDFラインの裏を抜ける動きをしたり、守備時はスペースをうまいことカバーしていたりと素晴らしい選手との印象。前シーズンの後半(怪我の影響もあったみたいですが)ほとんど出番が無かったらしい同じ左利きのスター選手中村俊輔が、ジュビロ磐田に移籍することになったのも頷ける活躍っぷりでした。開幕戦で縦横無尽の活躍を見せたドリブラー斉藤ですが、この日は新潟の右サイドバック矢野にほぼ完封された印象。先週の試合で怪我をした影響もあったのでしょうが、矢野の守備も素晴らしい。裏に抜ける動きを常に警戒した間の取り方をしていて、斉藤にボールが渡った瞬間に距離を詰めてスピードあるドリブル突破をさせないようにしていました。斉藤との1対1から見事にボールを奪ったシーンは新潟応援席から拍手喝さいを浴びてました。
 
 新潟はコンパクトなスリーラインのオーソドックスな守備。ミドルシュートが得意な選手が揃うマリノスのケアがよく出来ていて、センターバック前のスペースを空けないようにしていました。その分攻撃はカウンターのみとなりやや厳しい。チアゴがフィールドを自由に動いてボールをさばきつつ周りがフォロー。スピードあるホニが積極的に守備の裏を抜けてボールをもらう動きを見せていますが、ボールは通らず単発的な攻撃。遅攻の場合は片方のサイドバックが高い位置を取って、選手を寄せてサイド突破を狙う形を見せていましたが、マリノス守備陣にほぼ抑え込まれていました。
 
 前半30分過ぎ、右サイドでボール受けたマリノスのマルティネスが内側に切れ込んで左足で豪快なミドルを決めて先制、数分後新潟ホニが、マリノスGK飯倉のバックパスの扱いを躊躇した瞬間をついて、ボール奪ってゴールを決めて同点に追いつきます。飯倉としては悔やまれるシーンで、その数分前にボールのバウンドが変わってあわててボールを追いかけたことが念頭にあったのでしょうか。マリノスは左サイド抜けた天野がピンポイントのクロスを放って、ウーゴが合わせるだけの場面を外してしまったのが悔やまれます。後半はマリノス優位ながら決定的なところは新潟がうまいこと抑え込んで、そのまま終了しました。
 
 チーム力全体ではマリノスの方が上の印象でしたが、新潟は交代選手に応じたフォーメーション変更(途中交代で入ったFW鈴木武蔵を左サイドに張り付かせて、MF山崎が中央に移動)なんかもあり、柔軟な対応力を持っていました。それに比べるとマリノスは交代選手も交代前の位置にそのまま入るだけと、点取るための策にやや欠けるかなという印象でした。現時点でも魅力的な選手多く、見ていておもしろいチームと思いますが、サイド突破を抑えられた場合の選択肢があれば、さらに良いチームになりそうです。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 10:36
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2017/02/26 ジェフユナイテッド千葉 at FC町田ゼルビア

【結果】
 1-0でジェフ千葉の勝ちでした。

 

【感想】
 Jリーグ開幕。ファンであるジェフ千葉はJ2所属8シーズン目となりました。監督、コーチ、選手をどんなに入れ替えしても、序盤好調、春過ぎからつまづき、後半の夏には体力がた落ち、けが人続出というパターンをほぼ毎年のように繰り返している感がありますが、今年はどうなるでしょうか。
 
 選手をほぼ全面入替した前シーズンとは異なり、センターラインの中心選手(船山、町田、アランダ、近藤)などが残り、ほどよく補強した感がある選手構成、そして新監督にアルゼンチン出身のフアン・エスナイデルが就任しました。残った選手としては去年突如得点力をアップさせた(リーグ戦で、それまでの4シーズン合計1点のみが2016年シーズンだけで11点)町田也真人が大きい。J1のチームに行ってもおかしくないくらいの活躍だったので。その他、期待の新戦力としてFWラリベイ、清武功暉、MF高橋壱晟(高校選手権で優勝した青森山田高校出身の新人)、DF溝渕雄志(慶応義塾大出身の新人)、西野貴治(ガンバ大阪からレンタル)、GK山本海人などが加入しました。皆さんにとっても期待したいところですが、それも毎年のことなので控えめに期待したいと思います。
 
 町田のホーム野津田公園にある町田市立陸上競技場は初めて来ました。8000人以上の観客が集まります。1時間ほど前に到着して公園を散歩、スタジアム周辺は屋台や、たくさんの子供たちがボール蹴っていたりと試合開始前のわくわく感が溢れていました。開幕戦ということで町田市の市長さんが挨拶と始球式(とは言わないのかな?PK2回やってました)していました。ゼルビアの応援隊から熱烈な市長コール受けてました。人気あるんですかね。挨拶がスパっと短かったのが好感でした。
 
 試合開始。相馬監督率いるゼルビアは(相馬がかつて選手として所属した)鹿島アントラーズ直系の4-4-2。コンパクトな陣形を保ってゾーン中心に守ります。MF谷澤とFW戸島は元ジェフの選手ということもあり、選手紹介時にはジェフの応援席からも拍手が起こります。対するジェフは3-5-2。ジェフで3バックを用いる監督はひさびさ(クゼ以来かな)で、3バック(右から西野、近藤、多々良)の前はMFアランダがアンカー的に位置して、そのやや前目のインサイドMFとして町田と高橋。両WBが左サリナス、右北爪、FWに船山と清武という布陣。GKは新戦力の山本ではなく、佐藤優也がポジション守りました。
 
 オフシーズンの練習映像もちょっぴり見ていて知っていましたが、ジェフ千葉は生で見ると改めてびっくりの浅いライン。3バックをセンターラインまで上げてオフサイドをガンガンに取っていきます。ゼルビアはFW戸島に浮き球を競らせて、こぼれ玉をFW中島が拾って、MF陣とともにラインを抜けようとしますが、オフサイドの網にかかりまくります。ゼルビアの選手は時折突破できますが、GK佐藤がこれまたびっくりするくらい前に出てきてクリアします。試合中何回かピンチ迎えるのは承知の上の戦術ですね。ゼルビアもジェフほどでは無いものの浅いラインを引くので、GK除く全選手が縦10メートル以内に固まっている時もありました。
 
 ジェフの攻めは縦と横を広く使う戦術。バックラインやMFが細かくパスを回したりもしますが、あまりこねくりまわすようなことをせずに、コンパクトに守るゼルビアの空いたスペースをガンガンに突きます。両WBがワイドに広がってのサイドチェンジや、FWを縦に走らせてのロングボールを頻繁に試みます。特に右WB北爪にボールがよく回ります。先制点取れたのも、北爪がサイドチェンジのパスを右サイド中央で受けて、右サイド沿い前方を走った清武に気を取られたセンターバックDF藤井の背後を突いて走り出していた町田(ややこしいですがジェフ千葉の町田選手です)にパスを通したところが決定的でした。そのまま町田はゴール前まで運んで、ペナルティエリアでパスを待ち構える船山に気を取られたゼルビアのDFとGKの隙をついて、ニアサイドにシュートを突き刺しました。
 
 前半は有利に進めていたジェフも、後半は体力落ちたこともあり、選手交代で活力生まれたゼルビアに攻め込まれましたが、終始高いラインを崩さず、ゼルビア選手の決定力不足にも助けられて失点ゼロで切り抜けました。DF西野が途中足をつって交代するほど、3バック(とアンカーを務めるアランダ)の負荷が高いシステムで、これからもスリル満点な試合が続くでしょうね。ライン突破された時にDF陣がダッシュをしなくてはならない大変さがあるものの、競り合いに負けた瞬間にゴール前でピンチでなく、相手選手がドリブルする間に追いついてカバーする余地がある分、ゴール奪われる危険は抑えられるのかな、と。スーパーなFWいると厳しいかもしれませんが、一人で長いドリブルからシュート簡単に決めることができる選手はそうそう(ましてやJ2では)いないですし、良い戦術ではないでしょうか。とにかく見てておもしろいサッカーですし、今シーズンは成績関係なくこのスタイルを続けていって熟成させて欲しいなと思います。もちろん良い結果を残し続けることが一番ですが。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 23:04
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2016/10/22 ブラウブリッツ秋田 at セレッソ大阪U-23

【結果】

 2-1でブラウブリッツ秋田の勝ちでした。

 

【感想】

 前日神戸・塩屋のライブを見た後三ノ宮に宿泊して、翌朝三ノ宮の港方面を30分ちょいほどジョギング。昼に大阪に移動します。その日泊まる宿に荷物預けた後、長居公園に向かいます。初めて行く大きな公園。植物園、陸上競技場などがあり、スポーツや遊んでいる人たくさん。ヤンマースタジアムはとてつもないでかさ。圧巻ですね、いつかここでサッカーを見てみたいと思わされました。今回はその隣にあるキンチョウスタジアムで初めてJ3のサッカーを見ます。元々予定していた夜行くコンサートまで時間があり、昼間何しようかなと思っていて、いくつかの候補からこちらを選んだのですが楽しめました。
 
 秋田を拠点にするチームとJ2に所属するセレッソ大阪の別動隊チームで23歳以下メンバーで構成されるチームの対戦。観客は800人弱。選手は全員名前知らないなーと発表されたラインアップを見ていたのですが、秋田の監督の名前を見てびっくりしました。ジェフ千葉や日本代表の監督を務めていたイビチャ・オシムの通訳である間瀬秀一。監督に転身したニュースを見た記憶はありましたが、どこのチームかは知りませんでした。秋田の監督だったんですね。セレッソU-23の監督大熊裕司は、セレッソ大阪の監督を務める大熊清の兄。
 
 審判がなんと6人いました。J3で実験的にやっているのでしょうか。コート内にいる主審1人、サイドにいる副審2人に加えて、ゴール裏に1人ずつ審判を配していました。そしてセンターライン外ベンチ近くにもう1人審判がいて、試合ずっと見ていましたが特にジャッジはしていなかったので予備審判ですかね。
 
 秋田は3-4-3のフォーメーション。オシムのようなマンマークではなくゾーンスタイル。前後左右コンパクトな陣形を保って複数人数でボールを奪いに行くスタイルで、近しいなと思ったのが2008年シーズンの木村浩吉監督が率いていた頃の横浜マリノス。あの時のサッカーが好きで、また同様のスタイルのサッカーが見れてうれしいと思いました。また、面白いと思ったのが両ウィングバックの利き足。右WBが左利き、左WBが右利きと逆にした配置をしていました。
 
 WBはインサイドに切れ込む姿勢を随所に見せていて、サイドへも突破を図るスタイル。3トップは長身のセンターFWと2シャドーの編成で、シャドーの2人がとにかくよく動き回ります。センターFWも体を張ったポストプレーもしつつ、縦への突破や飛び出しも積極的にしていました。攻守ともに3トップの動きに連動するように他のポジションの選手が動いて縦へポンポンとつながっての突破や、サイドにゆったりと展開させて穴を探しながらの突破などいろんなパターンの攻撃を見せていました。前半は秋田が圧倒して、前半終了近くコーナーキックのこぼれ玉をシャドーの1人前山が豪快なミドルを決めて先制します。
 
 セレッソ大阪は4-4-2。ボランチ2人で、攻撃MFはサイドに張り出しているスタイル。ボランチは縦の関係が多く長身の木本という選手と、小柄で運動量豊富な丸岡というコンビ。後ろからショートパスで組み立てる場合は、木本が後方、丸岡は自由に動き回る感じ。GKからのロングキックの場合は木本がFW近くまで上がっていって、ボールを競ってこぼれ玉を他の選手が拾うような意図を感じました。ただ丸岡のポジショニングがはまっていなくて、秋田の選手がボールを奪った際にボランチポジションが穴になってそこを突かれていた場面が多かったです。攻撃MFが両サイド張り出しているので、サイドバックはほとんど上がらず守備に専念ですが、その手前のエリアを使われてしまっていました。ただ、ゴール前まで踏みとどまることはできていました。攻めについては右サイドMFの沖野の足が速く、彼が縦に突破した時にいくつかチャンス作っていました。
 
 後半に入っても秋田ペースは変わらず、カウンターからもう1人のシャドー久富が決めて2点差となります。が、その直後セレッソは沖野の執拗な右サイド突破が実って、FW米澤が決めて1点差。ここから流れが変わります。疲れが見えて運動量が落ちてきた秋田に対して、セレッソは右サイド中心に執拗に攻めたてるようになります。FWの選手を1人はずしてボランチの秋山という選手を入れて木本と並ぶ形にして守備も安定します(丸岡がFWの位置へ)。サイドバックも上がれるようになってチャンスもいくつか。秋田も怪我や疲れの見えた選手を入れ替えしますが、耐える時間帯が続きます。一番多く動いていたように見えたシャドーの2人を替えなかったというのが印象的ですね。チームの中では絶対的な信頼があるということでしょうか。特に足を痛めたように見えた前山を目の前にしつつも他の選手を交代させてたのが驚き。試合終わり近くにはもう1人のシャドー久富まで足を痛めてしまいましたが、この時点では交代枠なくひたすら後方で耐え忍んで守り切りました。

 

author:de nudge, category:Jリーグ, 22:26
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2016/04/30 サガン鳥栖 at ベガルタ仙台
【結果】
 2-0でサガン鳥栖の勝ちでした。

【感想】
 仙台滞在2日目。この日はいい天気。朝から少しの観光がてら1時間ほど仙台の街をジョギング。朝早いのに各地で行列を目にします。アンパンマンこどもミュージアムという建物に親子が何十人か開場を待っていたり、前述のあらばきロックフェスのバス待ち、仙台サンプラザホールでは後述のモーニング娘。'16コンサートのグッズ行列などなど。

 そしてお昼に仙台から地下鉄に乗り20分ちょい、泉中央という駅に到着。駅からすぐ見える大きなサッカースタジアムに向かいます。Jリーグのサッカーを見に行きました。ベガルタ仙台の本拠地であるユアテックスタジアム仙台は初めて来ます。駅近くにあり、周りは川が流れていたりきれいな大きい公園があったりと素晴らしいロケーション。街の中にあるスタジアムといった感で良いですね。サガン鳥栖とベガルタ仙台の試合を見ました。J1の試合ひさびさに見ますが、やっぱレベル高いですね。すごくおもしろかったです。感想長くなったので続きで。
 
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author:de nudge, category:Jリーグ, 10:30
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2016/02/28 徳島ヴォルティス at ジェフユナイテッド千葉
【結果】
 1-2でジェフ千葉の勝ちでした。

【感想】
 Jリーグ開幕。ファンであるジェフ千葉の試合を2週間前のプレシーズンマッチから続けてみました。今シーズンは大幅な選手入替があってのスタートとなります。

 先発メンバー。千葉はGK佐藤優也、DFは左から阿部翔平、近藤、イ・ジュヨン、多々良、ボランチはアランダ、富澤、攻撃MFは井出、小池、FWはエウトン、船山という4-4-2。2週間前から2人入れ替わり。インフルエンザから復帰のセンターバック近藤とボランチの富澤。控えメンバーの印象とともに(FW1人しか入れてない)、守備面に重心を置いた布陣の印象。徳島も同じく4-4-2でガッツリ選手が相対する対決となりました。

 試合開始。やはりプレシーズンマッチより当たりが全然違って、本番だなーというのが最初の印象。お互いイエローカードをもらうようなファウルは避けつつも激しいボール奪取を試みてカウンターを狙います。ただ中盤でボール奪われるのは避けるようにしていてバックラインからFWに当てるロングボールと、サイドからショートパスとドリブルで組み立てるといった攻撃のオプションも両チームとも共通した印象でした。がたいが良いポストプレータイプ(エウトン、山崎)と幅広く動き回るタイプ(船山、渡)というFWの組み合わせも同じ。徳島のFW山凌吾という選手初めて見ましたが、長身で体も張れて、縦への推進力もあって好印象なプレーでした。

 前半はゴール前へ攻め込む場面はお互い少ないですが、徳島の方が優勢。選手間の距離感もよく複数人数で囲んで千葉の攻撃をよく抑え込んでいました。攻めも中盤あと一人躱していればチャンスだなーという場面がいくつも。千葉はそれをギリギリで防いでいた感がありました。千葉は2週間前よりもラインも深めでオフサイド全く取れず、保守的な姿勢になっている感ありました。

 後半になると、前半は様子見だったのかなと思うほど両チームともシフトアップしてきました。千葉はライン設定を高めにしてくる場面が増え、中央縦のグラウンダーパスをガンガンに入れてきます。攻撃MF井出は持ち前のドリブル突破だけでなく、後方を常に気にしつつ幅広く動いている守備でも貢献していて、右サイド小池が中央に入り込んだ攻めから徳島にボール奪われカウンターくらったら、すばやく自分がいる逆サイドの右サイドに猛然と走って戻ってボールを追いかけた場面は見事でした。惜しむらくは先週と同じく1対1でボール奪う場面がほとんど無かったことくらいでしょうか。

 シフトアップした千葉ですが、それでも徳島を完全に崩すには至らず、逆に徳島はDFとGKの空いた千葉のスペースを積極的に狙っていきます。後半15分過ぎ、徳島は右サイドのペナルティエリアとハーフライン間あたりでフリーキックを獲得。そこから放り込んだボールがペナルティエリア中央で待ち構えていた徳島サイドバック冨田の前にこぼれてシュート、千葉の選手に当たってゴールになります。

 千葉は負けている中、攻撃に強い選手を入れてきます。MF長澤、FW吉田、MF山本。長澤は去年までドイツリーグでプレーしてた選手だそうで、Jリーグデビューになります。ものすごいテクニシャンでショートパスとドリブルで見せます。ボランチのアランダとせまい距離で細かくパス交換しつつ、右サイドバック多々良の上がりにポーンと浮かせたパスをつなげて突破した展開とかすごかったです。せまいエリアでもちょこまかと動いて、常にボールをもらえる態勢にしようとしているのがすごい。

 FW吉田は体が大きくヘディングはまかせろとばかりどんどん自分に放り込んでいくようアピールしてきます。それが実ったのがアディショナルタイムに突入してから。右サイドから山本がスピードあるクロスを放り込んで吉田の頭にピタリとはまって同点に追いつきます。千葉は攻め込んでいたものの徳島に守り切られてしまうんだろうなーというムードの中での見事な同点劇でした。これだけでも充分満足、、と思っていたのですが、千葉はイケイケでさらに攻め込みます。怒涛のごとく選手が前へ前への姿勢を強めて、中盤でセンターバックのイジュヨンがボールをカットして左サイドへ展開、井出から左サイドバック阿部につなげてセンタリング、中央でボールがあちこち動いたところのこぼれ玉を長澤がけり込んで逆転、スタジアムの盛り上がりはとんでも無いものがありました。(自分含めて)大人しく座り込んで見ていたバックスタンドのお客さんも立ち上がって歓声あげてました。

 最高の展開でしたが、全体としては負けペースといえるものでやはりそう簡単には昇格できないんだろうなーと思える試合でした。選手のタイプは多種多彩に揃った感じなので、今回結果を残した途中交代の選手含めて、次の試合でどう使っていくのか楽しみです。相手チームの研究を推し進めて、都度適正な選手を抜擢するところまでいければ良いのですけど。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 21:44
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2016/02/14 柏レイソル at ジェフユナイテッド千葉(ちばぎんカップ)
【結果】
 0-3でジェフ千葉の勝ちでした。

【感想】
 今月末より開幕するJリーグ。2週間前に行われたプレシーズンマッチとなります。千葉県の2チームで毎年行われる(去年は柏レイソルがアジアチャンピョンズリーグ出場のため無かったですが)恒例の試合です。朝は雨風が強かったものの試合始まる時は快晴。風は多少強めですが、この季節ではありえないほど暖かく春っぽい陽気の中行われます。お客も12000人以上と盛況。

 去年J2を9位という過去最低の成績で終えたジェフ千葉は新しいGM高橋悠太を迎えて大きな改造を実施しました。24人もの選手が去って、新たに19人の新しい選手を迎える(千葉県出身選手が多いよう)というびっくりな措置。去年後半はもう試合全く見る気が起こらないほどの状態で、これはもうどうしようも無いなーと思っていたのでなんらかの手を打つ必要はあると思っていましたが、ここまでの大きな変化は予想していませんでした。新しいGMは関塚監督始めコーチ陣は留任のまま選手のみを入れ替えするという決断をしました。

 これが正しい判断かどうかは今シーズン終わってみないと分からないですが、いずれにしてもコーチ陣留任は良い選択だと思います。選手もコーチも全部入れ替えという完全なリセットは継続性が全く無い上、万が一うまくいっても今後低迷するシーズンに陥った時にまた全部入れ替えすれば良いやという考えが出て来るのが危険かなと。今回は監督の意向に沿った選手入れ替えという継続性があったものと考えたいです。それにコーチ陣もここまでやっておいてまた低迷は許されないでしょうし、関塚監督は監督生命を賭けた一年というプレッシャーがあると思います。

 先発メンバー。千葉はGK佐藤優也、DFは左から阿部翔平、若狭、イ・ジュヨン、多々良、ボランチはアランダ、山本真希、攻撃MFは井出、小池、FWはエウトン、船山という4-4-2。井出以外は全員新戦力です。柏はGK中村航輔、DFは左から輪湖、中谷、鎌田、伊東、MFはボランチが大谷と小林祐介、攻撃MFが左から大津、茨田、エデルソン、FWがディエゴ・オリヴェイラと4-5-1です。

 試合開始直後は早い仕上がりを見せる千葉のペース。高いラインを保ちつつ中盤でボール奪ってのショートカウンター、遅攻の場合はサイドに人数かけて攻めるという基本的には去年と同じやり方ですね。ただ新しいメンバーは攻守ともに1対1の対応が粘り強く、攻撃時はドリブル仕掛ける姿勢があり、守備時は粘り強く張り付くことでボール奪ったり他の選手のサポートを呼び込む時間を作れてたりとこの試合を見る限りは去年よりレベル高いような気がします。特にMFとFW陣は各段にレベル上がった印象。去年は中盤の選手がやたらバックラインにボールを下げていたのですが、この試合は少なくなっていて見てて楽しかったです。右サイドバック多々良は一回行き詰ったと見るや逆サイドに大きく展開する見事なキックをして観客のどよめきを誘っていました。

 FWエウトンはがたいよいポストプレータイプかと思いきや、足元が結構よくてスルーパスなんかも何本か送っていました。周りも良く見えている感が。そして運動量はそれほど多いわけではないのでしょうけど守備意識も高い。体の向きがちゃんと他の選手と連動した動きになっていて、ボール持つ選手に向かっていました。

 MF小池やFW船山はフリーランニング、とりわけ守備ラインの間をダイアナゴナル(斜めに切り込み)に入ってくる動きが良いです。右サイドはこの2選手の他にサイドバックの多々良、そしてボランチの山本もかなり進出して攻めたてます。山本は守備ラインに入ってボール回したり、最前線に進出してきたりとものすごい動きっぷり。ただ体力が尽きたのか、守備のバランスを気にしたのか前半20分過ぎからは大人しくボランチのポジションを取っている場面が多かったです。

 GK佐藤は新規加入の中で一番の補強と思っています。ここ数年の一番の弱点はGKだったと思っていたので、ここに新たにレギュラーを奪取する(しかもキャプテンに就任)選手が現れたのは良いなと。長身でキャッチとパンチングの使い分けも適切で信頼感抜群でした。先発メンバーで唯一去年からの選手のMF井出は攻守ともに良い出来と思いました。果敢に仕掛ける姿勢も目立っていましたし、守備も3ラインを意識しつつボールを奪うことにトライできていました。ただ残念なのはボールを実際に奪える場面がほとんど無かったこと。これは他の新加入選手の方がボール奪えていました。

 他の選手の印象はまたシーズン始まってから書きたいと思います。試合は前半20分過ぎからは一進一退、やや柏が攻め込む場面多いかなという印象でしたが、セットプレーを3回決めたジェフの勝ちでした。柏も結構新戦力多いようで、また新監督ミルトン・メンデスを迎えたばかりということもあって、チーム作りはこれからの印象。なので、試合結果はお互い気にしなくても良いかなと思えるものでした。

 柏の選手では、大津、エデルソン、ディエゴ・オリヴェイラ辺りはうまいですね。積極的にドリブル仕掛けて、守備ラインが乱れたところで空いた選手にパスをつなげる展開が多くて点こそ取れなかったものの、攻撃は完成度上がってくれば楽しそうです。両サイドバックもガンガンに上がっていました。ただ守備はやや不安感がありました。ボランチ大谷は安定感ありますが(本当に良い選手)、センターバックは新加入鎌田がやや馴染んでないところを見せていて、前半で交代。後半から登場した今井は去年途中から大宮から移籍したようですが、あれ右サイドバックの選手じゃなかったけかと思ったり。FW登録の伊東を右サイドバックに起用していたり、かなり攻撃的な選手を配している印象ですね。後半少しだけですが大津をボランチの位置に持ってきていたりした場面があったりして、さすがにここまでやるとJ1チーム相手にしたら守備崩れそうと思ったのですが、どうなるのでしょうか。

 ジェフ千葉は毎年春くらいまでは好調でそこから徐々に下降し夏にドーンと落ち込むパターンなので、現段階の好調は全くあてにならないのですが、せっかくなのでそこまででも楽しむという姿勢で。でもなるべくならこの感じを続けて欲しいと願いつつ、シーズン開始を楽しみにしたいと思います。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 00:01
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2015/07/12 ザスパクサツ群馬 at ジェフユナイテッド千葉
【結果】
 2-1でジェフ千葉の負けでした。

【感想】
 テレビではたまに見てましたが現地では今シーズン2回目の観戦になります。フクダ電子アリーナのバックスタンドでのんびり観戦。シーズン開始はハイプレスサッカーがはまって好調な出足でしたがボランチ佐藤勇人の負傷きっかけでつまずき、負けがこんできて佐藤勇人復帰後もいまいちな調子なまま夏を迎えました。この日は途中加入の新戦力を抜擢しましたがうまくいかなかったです。

 千葉はシーズン開始から続けている4-5-1のフォーメーション。GKはシーズン途中からレギュラー奪い返した岡本、DFは左から田代、富澤、キム・ヒョヌン、金井。左サイドバックレギュラーの中村は負傷のようで田代が代役。3日くらい前に横浜マリノスから加入発表があった富澤がいきなりの先発。ボランチは不動のパウリーニョ、佐藤勇人。不安定極まる攻撃陣はMFが左から谷澤、町田、ネイツ・ペチュニク、FWはこれまた3日くらい前に川崎フロンターレから加入発表があったアン・ビョンジュン。

 群馬がオーソドックスな4-4-2。ゾーンで守るカウンター型のチームでラインコントロールうまくいけば千葉相手には一番有効な戦術と思えます。守備時の相手との間の取り方が素晴らしく、またボール奪った後のカウンターが見事でした。

 試合は千葉がボールを支配する展開ですが、これが群馬がわざとそうさせているのではと思えるほど全然千葉のペースに見えませんでした。開始10分くらいこそ、右サイドのネイツと金井ががんがんに群馬DFにけしかけて攻めたてますが、徐々に群馬が対応してきます。ネイツと金井はヘディングが強く浮き球の競り合いに勝てて、そこから有効な攻めたてをしようと試みますが、そこからもう一歩が攻められない。群馬は足元だったら1対1でも勝てると判断したようで、千葉が後方で回す時には千葉攻撃陣との間を空けて足元へのパスを通させた後に、近寄ってボール奪取するやり方に変えたように見えました。裏さえ取られなければ後ろ向きにボール持たせても全く怖くないと。

 そして群馬が中盤でボールを頻繁に奪えるようになります。千葉は攻撃時、ボランチのどちらかがセンターバックの間に入って3バック形式になりボールを動かします。両サイドバックがかなり高い位置に張るのですが、中盤でボール奪われた時の決め事が無いのか、実質一人になるボランチではどうしようもない印象。がんばってサイドバック自身が帰るくらいしか手が無いようで、全力で戻った時に群馬攻撃陣と1対1を強いられてもそりゃ突破されることはあるよねーといった感じ。前半取られた1点はきれいに左右に振られたカウンターを千葉の選手が後手後手になり決められてしまいました。

 後半も同じような展開だったのですが、パウリーニョに替えて佐藤健太郎投入の采配が当たり、同点に追いつきます。中村欠場によりこの日セットプレーのキッカーを務めていたパウリーニョですが、全然チャンスを作れず。交替した佐藤健太郎がキッカーを務めたセットプレーが見事に決まりました(佐藤健太郎のキックからキムがヘディングで折り返しネイツがヘディングで押し込んだ)。ここのシーンでバックスタンドに向けてガッツポーズをして観客を煽る佐藤健太郎がかっこ良かったですね。応援しなきゃと鼓舞されました。

 ここから千葉優位のペースに、、全くならず千葉の後方でもボール回しがばたついたところを群馬が奪い取り、MF吉濱が見事なミドルシュートを決めて勝ち越してそのまま逃げ切りました。ネイツ以外の攻撃陣は不調、まだFWアンはおしいシーンも作りだせていてこれからの期待持たせていましたが、町田と谷澤はほとんど機能せず。特に谷澤は後ろ向きにボールもってのボールキープ以外には何もできず、前向きでのボール持った時にたついてあっさりボール取られるシーンが何度も。大人しく見ているバックスタンドのお客さんがその判断の遅さに「遅い」と声が揃ってしまう時もありました。ネイツ、谷澤の両サイドが1対1でドリブル仕掛けられないというのはかなり厳しいなーと思いました。ネイツはまだワンツー狙ったりと周りを使っての突破を試みていましたが、谷澤は保守的なボールコントロールに終始していたような印象でした。

 千葉はこの日の敗戦で戦術見直しを考えざるを得ないのでは、、と思いました。守備時が4-5-1、攻撃時が3-3-3-1となるフォーメーションですが、先に書いたように両サイドバックの上がったスペースを簡単に突かれてしまうので、選手を入れ替えようがどうしようも無いのでは、、と思われます。ドリブルで仕掛ける選手が一人でもいれば良いのですが、攻撃的な選手では一人もいないと思えます。この日欠場の左サイドバック中村が唯一仕掛けられる選手、あとこの日途中出場のMF井出も攻撃陣の中ではいけるメンバーかなと思えますが、中村ほどは仕掛けられない印象です。もし今の戦術で行くのであれば、GKの補強ができればもしかして、、かもしれません。今回取られた2点もGKの責任、とは言えないものの止めて欲しいよなーと(特に1点目)思ったので。

 素人の妄想になりますが、今の選手で行くのであれば攻撃陣は減らして守備的な編成にした方が良いと思います。攻撃は3枚だけ。それで4バックであればトリプルボランチ、(実質5バックの)3バックであればダブルボランチ。そうすれば両サイドバックが上がった後のカバーリングが容易と思います。新規加入したアンはがたいよさそうなので、元々ヘディング強いネイツと組ませて、中盤こねくり回さず放り込んでしまえば良いのではと。富澤はセンターバックで使われましたが、個人的には横浜Fマリノス2013年シーズン、中町と組んでいたボランチコンビが凄すぎた印象があるので、ボランチ、もしくは3バックの一角として使いたいなーと。この日も前半ペナルティエリア近くまで進出してボール奪っておしいミドルシュート放ったシーンがあったのですが、4バックでのセンターバックではあーゆーこともあまり出来ないと思うので。

 と、ぐちぐち書いてしまってすみません。どこかで光明が見えてくると良いなーと思うのですが、ジェフ千葉がJ2に落ちてから苦手にしている夏場どうなるでしょう。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 21:55
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2015/03/15 水戸ホーリーホック at ジェフユナイテッド千葉
 【結果】
 0-2でジェフ千葉の勝ちでした。

 【感想】
 先週から開幕したJリーグ。ファンのジェフ千葉は先週アウェーで長崎に勝ちいいスタートを切りました。この日はホームでの開幕ということもあってか13000人超えというかなりの人入り。いつも見てるバックスタンドが売り切れでメインスタンドで見ました。

 千葉は前シーズン途中から就任した関塚監督が引き続き指揮を取ります。前シーズンでは前監督から引き継いでいたコーチ陣も入れ替えがあり、かつて関塚監督とともに働いていた人たちを迎えて万全の体制でシーズンを迎えた感あります。また、選手の入れ替えもありました。恐らく関塚監督の意向を可能な限り反映した布陣となったかと思います。

 先発はGK高木、DFは右から金井、キムヒョヌン、大岩、中村、ボランチは佐藤勇人、パウリーニョ、中盤は右からネイツ・ペチュニク、井出、谷澤、FWが森本と前シーズンと同じ4-5-1。新戦力は金井、パウリーニョ、ネイツの3人。センターバックの一角をなす大岩は退団した山口智の後釜に着きました。

 柱谷哲二監督率いる水戸は4-4-2の布陣。中盤台形でゾーンで守って攻めはシンプルなつなぎを信条とするスタイルに見えました。ボール奪ったらFWに当ててサイドに素早く展開する意図の攻撃が多かった印象。

 前半最初の10分は水戸がプレスを仕掛けてボール奪いまくりですが、千葉が徐々に落ち着いてくると優位に進められるようになります。先週の試合もテレビで見ましたが前シーズンからチームスタイルが変わってきた印象です。守備はとにかく近くにいる選手をきちんとつかまえて1対1で負けない、特に前を向かせない守備を心掛けているように見えます。

 センターバックの前任者の山口智は、カバーリングやセットプレーの得点力で魅力ある選手ですが、どうしてもガンバ大阪時代に身に沁みついてしまったリトリートくせが抜けきらずラインが下がり気味になってしまい、また他選手のフォローを気にし過ぎて、結果的にマークがずれることもあって(もちろんそのおかげでピンチ防ぐことも多々あったわけですが)、守備が崩れた場面があり、そこが契約更新しなかった要因かなーとこの試合を見て思いました。

 大岩とキムはとにかく1対1で選手に競り勝つことと、ラインの高さを保つことを意識していて、この日は安定感ありました。2トップに対して2人のセンターバックが相手するとなると、1人が裏取られたらおしまいですが前さえ向かせなければ動きを止めることができますし、横か後ろの動く場合はサイドバックかボランチがケアできるのでボール奪うこともできます。またサイドバックや中盤も1対1でガツガツ当たれる人を優先して使っているよう。新戦力の3人もそうですし、ボランチも佐藤健太郎でなく佐藤勇人を使っているのも健太郎のカバーリング能力よりも1対1で当たれる勇人の方が今のチームスタイルに適しているのかな、と。

 大岩はこれまでサイドバックでも使われていたり、前シーズンではベンチも多かったのですが、今回センターバックのレギュラーつかんだのを逃さないという気合を感じました。コーナーキックでもゴール前に上がらずに後ろに留まっている(センターバックでは珍しい)のも、得点するおいしい機会よりも守備仕切るというメッセージなのではと。単なる監督指示かもしれませんが。

 新規加入でいきなりキャプテンとなったボランチのパウリーニョ(川崎フロンターレから移籍)は、栃木FC時代に見たことありますが、その時と同様ボール奪取力がものすごい。どこにボールがこぼれて来るかの予測能力がすごいのでしょうか。前線の選手がボール奪われてもすばやくチェックして再度ボールを奪い返す場面が多々ありました。

 攻撃はパウリーニョ中心にした中盤でのボール奪取からのショートカウンターが一番効果的でした。両サイドの谷澤とネイツはボールをしっかりキープして周りをよく見えたパスができます。この2人のみならず、空間に両チームの選手が密集してショートパスつなぐの困難になったと判断したら、さっさと大きく前線や逆サイドに蹴りだしてしまうということをやっていました。それでボール受けることが多くなるワントップの森本ですが、粘り強くトライして時々突破できていました。またサイドに流れてボール受ける場面もあって、その辺も前シーズンと違う傾向と思いました。

 前半30分近くに右から左にボールをうまく振ってフリーでボールを受けた左サイドバック中村から正確なクロスがネイツにどんぴしゃ合ってヘッドで決めて先制します。センタリングの時に森本と井出が二人も前線に飛び込んでいてセンターバック2人を連れ出してネイツがサイドバックと1対1になる状況を作り出してたのが得点産むのに一役買っていました。その後数分後フリーキックからの崩れから金井がボールを押し込んで追加点。オフサイドっぽく見えましたが、判定はゴールとラッキーな展開でした。

 後半は一進一退でともに攻撃しきれず、ラスト20分くらいは水戸が攻め込みます。途中交代した右サイドバックのパク・カンイルがかなり勢い込んで攻めたてます。ペナルティエリアまで進出してシュートにつなげますが千葉はギリギリで防ぎます。ラインが下がり気味になり中盤でボール奪えなくなった千葉は攻撃が手詰まりになり、左サイドバック中村につなげてセンタリング以外に攻撃パターンが無くなってしまったのが苦しい。そのような状況にも関わらず関塚監督は守りに入る意図は見せず、後半30分過ぎに井出に変えて田中(右サイドになりネイツが中央に)に交代した以外は現メンバーで我慢しきります。試合ラスト近くに2人交代をして試合終了。2試合連続無失点で勝ちました。

 守備に関してはチャンス作られていた場面はいくつかあったものの、総じて安定していました。もっと前線にタレント揃ったチーム相手にした時はどうか分かりませんが、今のスタイルであれば攻撃に直結できる守備であるので続けて欲しいですね。攻撃はもうちょっと選択肢が欲しいなーと思いました。両サイドの攻撃選手は1対1のドリブル突破やミドルシュートが欲しいところ。トップ下の井出は前線の飛び込みや思い切ったシュートは良いですが、もうちょっとボールの受け手となりたいですね。この辺は今ケガしている町田の方が優れているかもしれません。ただ町田よりも井出の方が得点力があるので、悩ましいところですが。

 とにもかくにも今シーズンこそは昇格できるんじゃないかなーと期待できる滑り出しとなりました。
 
author:de nudge, category:Jリーグ, 23:11
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