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2019/04/26 CRCK/LCKS、JYOCHO at 新代田FEVER

 翌日からゴールデンウィークで10連休。去年と同じく泊りがけの旅行はやめて、日帰りの遠出も1回だけに留めて近場のライブをあれこれと楽しむ予定です。この日は平日ですが、休みに入る前の景気づけ的なライブと個人的に臨みました。5人組バンドCRCK/LCKSの2019年新春ツアーのファイナルとなる対バンライブです。以前から名前は知ってましたが、初めてライブ見ます。チケット売り切れで会場満杯。
 
 
 まずは対バン相手のJYOCHO。2ヶ月ぶり3回目に見る女性ボーカル/キーボード、女性フルート、男性ギター、男性ベース、男性ドラムの5人組。30分ちょいのライブ。ネック部分を両手で高速に弾くギターを軸に(ベースも同様の弾き方をする場面あり)テクニカルにいろいろ展開を変えていくような刺激的なアレンジで聞かせつつ、キーボード、フルートの音が爽やか、穏やかな要素を盛り込んでいくので聞き心地が良いです。メロディと歌声はバンド音にとけ込んでいくようで自己主張的な感じを出さないのも、意図的なものでしょうか。
 
 
 続いてCRCK/LCKS。リーダーの男性サックス/ボコーダー/フルート/キーボード、女性ボーカル/キーボード、男性ギター、男性ベース、男性ドラムの5人組。5人とも他バンドや他アーティストのサポートなどあれこれとされているようで、自分が過去見たことあるのはリーダー小西遼(sora tob sakanaバンドセット、charaのバックバンド)、ボーカル小田朋美(ASA-CHANG&巡礼)、ドラム石若駿(原田知世のバックバンド)の3人。このバンドを見るのは初めて。音源いろいろ出しているようですが、自分は2018年に出したアルバム「Double Rift」のみ事前に聞いてライブ臨みました。
 
 音源はシティポップスな感触のメロディにジャズ、フュージョンな音をオシャレ、茶目っ気、複雑なリズムを組み合わせて聞かせる印象で、ライブもそういった感じありつつ、ロックなダイナミズム、少音でうっとりと歌を聞かせたり、遊び心ある音ややんちゃな振る舞いなどあれこれ詰め込んでの多彩なエンターテイメントなライブという所感でした。音、歌、メロディ、アレンジがどの曲もぐっとくるもので、ものすごいライブ見たなーという所感でした。
 
 フロントに立つ2人は小田と小西で、向かい合うようにキーボードを配置しています。ビニールの透明ジャケット(暑くなったのか2,3曲で脱いじゃいましたが)に右肩と左脇腹を出したTシャツを着ている小田、右に長髪を流している髪型の小西と、オシャレ感ある風貌。メインボーカルは小田で、高音で声の通りよくバンド音がぐわーっと盛り上げていくところでの歌声も存在感ありまくり。小西はボコーダーでのコーラスを随所に重ねます。白の細長い不思議な楽器であれこれ声を加工しているような場面(その楽器単体で音も出していたような)がありました。あの楽器なんていうんでしょう。1曲の中でキーボード弾いたり、サックス弾いたりとあれこれ忙しそうですが、楽しげに振る舞いながら演奏するスタイルも良い感じ。
 
 なんの曲か忘れちゃいましたが、男性4人で歌う場面もあり、そこも良い感じでした。ドラムの石若はガツッとしたリズムを刻みつつ、オフビートのリズムもあれこれと入れてきて、ものすごい手数だなーと。叩いている姿以上にドラム音が聞こえてくるような場面もあります。ヒップホップ的なビートの合間にダダダと細かくドラム音を入れてくるところとか熱く聞けます。高速で全楽器がユニゾンで音を出す短いインスト曲「Skit」は当初やる予定が無かったそうですが、JYOCHOとの対バンということを意識して入れたそう。
 
 静かに聞かせる「病室でハミング」は文月悠光という俳人の方に作詞してもらった曲だそうで、心して聞きたくなるもの。静かなキーボードの弾き語りから雪崩うつようなバンド音で映像的に聞かせるアレンジに、小田の声がこだまするように会場中に響いていきます。「Shower」「O.K.」はウキウキと散歩したくなるような曲で「Shower」の前半でメインボーカルを張る小西の歌声も良い感じ。3曲目辺りにやった「No Goodbye」は初めてCRCK/LCKSの曲をYoutubeのMVで聞いた曲で、今回聞けてとりわけうれしかったなーと。リズムと歌の噛み合い方がとっても好き。余談ですが、MVに出ている南端まいな(元アイドルネッサンスで現在はソロで歌っている)の歌声も、小田と同系統な印象ありますね。両者ともほんのりこぶし入るような歌声。
 
 小西はこの会場で3年くらい前、先輩バンドのライブの客入れBGM的にフロアでライブやったことあるそうで、その時に一緒に演奏したのがKing Gnuの常田大希だそう。「King Gnuもすっかり人気者になっちゃって」と言っていて、そんなすごいのかなと思ってたらこの日(音楽TV番組の)ミュージックステーションに出てたようで。それは確かにすごい。小西は今月初めから「お酒を飲まずにステージに立つようにした」そうで、この日のライブが2回目となるよう。「しっかりとはしていますが、お酒飲んでないと緊張しますね。」と。
 
 自分は逆に、最近ライブ見る時はお酒飲むことが少ない(年とともにアルコールに弱くなりライブに集中できなくなる、トイレが近くなるなどで)のですが、この日はなんとなくビール飲みながら見てました。が、、案の定途中からトイレに行きたくなってしまいました。ただ、かなり前目の位置で見ていたこともあり、会場満タンの中後ろに下がるのもつらい、しかもこの位置で見れる機会もそうそうないということで最後までふんばりました。アンコール含め1時間半たったところでようやくトイレにかけこみほっと一息。ライブはダブルアンコールまであったようですが、さすがに限界でした。。

 

author:de nudge, category:live(新代田FEVER), 08:02
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2019/02/16 ayutthaya、どついたるねん、ハルカトミユキ at 新代田FEVER

 半年ぶり2回目に見る女性ギター/ボーカル、男性ギター、男性ベースの3人組。ライブは男性ドラムがつく4人編成のayutthaya主催の対バンライブ。2組迎えます。3組とも音楽性向がバラバラでおもしろかったです。ayutthayaのボーカル太田美音とハルカトミユキのボーカルハルカは飲み友達という縁からだそうですが、どついたるねんとはどうゆうつながりからなんですかね。出演順に感想を。
 

 
 ハルカトミユキ
 45分ほどのライブ。何年か前のアラバキロックフェスでちらっとだけ見た記憶がありますが、ちゃんと見るのは初めてな女性ボーカル/ギター、女性コーラス/キーボードの2人組。いつもはサポートメンバーありでライブしているようですが、この日はアコースティックセットということで2人のみでのライブ。打ち込み音入れた曲が2つほどであとはギターとキーボードのみでの音出し。ソプラノなキレイな歌声にキーボード奏者のハモリも随所に入れてきて聞かせます。メロディはテレビの歌番組で聞くようなメジャーなタイプ(いきものがかり、miwa、家入レオなど。各組フェスで1回見たくらいの印象なので全然違うかもしれませんが)といった感あるものが多く、そういったタイプの曲を2人だけの編成で生の感触が強い音と歌で表現します。聞き入りました。2人のみでの演奏は久々のようで、デビュー前はよくやってたけど、と。「パンクバンドとかの間に挟まれてやっていたりもした。そういった中でいかに自分たちのライブを聞いてもらうかを考えていた。言葉を強くしたり。」と。
 
 
 どついたるねん
 45分ほどのライブ。名前も初めて知ったボーカル、ボーカル/ピアニカ、ボーカル/ギター/ドラムパッド、キーボード/ギター、ギター、ベース、ドラムの男性7人編成(正式メンバー4人とサポートメンバー3人のよう)。とにかくごちゃごちゃ感あるバンドで最初笑いながら見させてもらっていましたが、最後の方は結構引き込まれました。曲のタイプは様々。LINDBERGやZIGGYみたいな歌謡ロックなタイプを演奏したかと思いきや、パンクなもの、ニューヨークなインディーロック、レゲエ、ヒップホップなものところころと替わります。演奏陣は達者ですが、演奏にこもり切ることなくエンターテイメント性を重視したアクションを随所に入れてきます。メロディは演奏に合ったものもちょいありましたが、どちらかというと青春ロック的なノリのものが多かったでしょうか。ボーカルはやたらと声がでかく、「おっぱいがどうこう」「うどん」「キムチ」など印象に残る言葉を繰り返しつつ、ユニークなんだろうなーという歌詞で歌います。
 
 曲によっては楽器を放り出して打ち込みのみで歌ったり。クラブに遊びに来たていで流したハウスもののトラックでがなって歌った曲なんかはミスマッチ感が半端なかったです。ヒップホップなトラックの曲はラップで掛け合いしたりして、それは合っているものでした。ボーカルの一人が絶叫しながら自分の携帯番号言ってしまったり、生演奏から突然打ち込み音に切り替えて踊りだしたりする様を見ていて、お笑いの要素としてはサンシャイン池崎(絶叫型芸人)+きつね(ウクレレとDJで昭和歌謡とクラブミュージックの間を交差するネタをやっている2人組)ってなタイプと思いました。ボーカルの一人がイガイガのついたヘルメットをかぶっていたり、お笑い要素を随所に入れてくるのでグループ魂と同系統な印象も持ちました。個人的にグループ魂ははまらなかったですが、こちらのバンドはかなり楽しんで見れました。ライブハウスという場だったから良かったってのもあるかもしれませんが(フェスなど広い場所でこういった局所感あるパフォーマンス見ると気持ちが入りきれなかったりするので)。
 
 
 ayutthaya
 ラストはayutthaya。アンコール含め1時間ほどのライブ。歪のあるギター、ザクザクしたドラムに、細やかなメロディ的な音を随所に入れてくるベースという演奏がもろ好みでどの曲も聞いていて楽しい。低目の声で振り絞るように歌うボーカルや演奏に合ったメロディも好み。過去5曲入りミニアルバムを2枚出していて、そこからの演奏が中心でしたが、収録されていない曲も4つほどありました。その内、序盤ボーカル太田はギター弾かず歌のみに専念、体揺らしてリズミカルに歌って、終盤からダイナミクスあふれるギターを入れてくる長尺目な曲が印象に残りました。
 
 音源で聞いている曲はどの曲も堪能しまくり。My Bloody Valentine「When You Sleep」を思わすようなギターリフを入れてくる「1989」、本編ラスト2曲に持ってきた早めなリズムで終盤ギャンギャン鳴るギターと跳ねるベースがこれでもかと入ってくる「mottainai」「海岸線」など最高でした。「mottainai」のちょい間を入れてから一心不乱にギターリフ弾きまくる展開なんて熱いなーと。アンコールは「GUM」。この曲大好きで、2018年は最も繰り返して聞いてました。どこか物悲しいベースリフから入って、絶妙なタイム感あるリズムに叙情性あるメロディの組み合わせが最高でした。
 

author:de nudge, category:live(新代田FEVER), 09:48
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2015/11/07 Predawn、キセル at 新代田FEVER
 女性シンガーソングライター清水美和子のソロユニットPredawnが企画するイベント。Nectarian Night #04と名付けられていて、#02までは単独ライブだったのが#03からは対バン形式にしているそう。今回は男性兄弟ユニットのキセルを迎えています。それぞれ45分ほどのライブとアンコールで一緒に一曲という構成。

 まずはキセル。最初と最後の1曲は2人のみで、それ以外はドラムの北山ゆう子を迎えた3人編成。ドラムとキーボード入れた編成で見たことありましたが、この編成では初めて見ます。サンプリングも使いつつ、ギターのざらっとした感覚が強調されるアレンジになっていて、聞きごたえあります。特に数少ないアップテンポの「エノラ・ゲイ」は、かなり聞き味が変わるなーと思いました。兄弟のコーラスの響きも相変わらず良いなーとじんわり思えるもので聞き入りました。MCで双方言っていることが分からずにえ?え?と聞き返しつつ、「まーいーや」と進めてしまう展開がお互いにあったのに受けました。ひさびさに「ベガ」聞けたのもうれしかったですね。

 続いてPredawn。弾き語りです。細やかなギターと、けだるさと透き通る感覚の両方があるボーカル、メロディの組み合わせは絶品。とりわけこの日はラストの1つ前にやった「Universal Mind」がつぼに入りまくりでした。英語の曲が通常ですが、唯一日本語の曲の「霞草」も良いアクセント。言葉が違うと同じ歌い手が歌っても聞く感覚が異なってくるのですが、あまりPredawnは変わらなく聞けるという印象もあります。キセルに出演してもらったことを感謝しつつ、「兄弟っていいですね。」と自分の兄弟の話を。9つ上の姉と7つ上の兄がいるそうで年も離れていたので「私はおもちゃ扱いだった。」と述べていました。兄もギターをやっていたものの、Predawn自身がギターをやる頃にはやめていたそう。「なので残念ながら兄弟ユニットは組めませんでした。でも兄のやってた音楽はメタルだったので、方向性全然違っていた。」とのこと。MCでは歯をきらっと見せつつしゃべってかわいらしく見えて、歌では歯を見せずに歌うので美人さんに見えて、と見せる表情が違いますね。

 アンコールではPredawn、キセル、北山ゆう子と4人揃って、キセルが原田知世に提供した楽曲「くちなしの丘」を。これはうれしいサプライズでした。Predawnがメインボーカルで、キセルのお兄さんのコーラスとの重なりも良い感じで堪能しました。
 
author:de nudge, category:live(新代田FEVER), 17:03
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2010/08/07 Harp On Mouth Sextet , AUTORA , rei harakami at 新代田FEVER
 電子音楽中心に演奏する3組のライブ。Harp On Mouth SextetとAUTORAは新譜を出したばかりらしく、その合同リリースパーティーという位置づけでもあるそう。
 
 初めて来る場所ですが、駅出たところからライブハウス名が見えたので、方向オンチの自分も迷うことなく着けました。18時半頃会場到着して(お客さんにROVOの勝井祐二がいらっしゃいました)、rei harakamiからのライブから見ました。
 
 京都在住の電子音楽家で、これまで何回もライブを見ていますが、1年半ぶりくらいとなるでしょうか。去年1月代官山UNITで見たときは、自分の隣にゆらゆら帝国の坂本慎太郎がいて、見ていたなーと思い出したり。首にタオルを巻き、さらにサングラスかけて登場。「出オチをねらったんですが、ウケもしなったですねー。」って、少し分かりづらい。。今年の夏のソロライブはこれっきりということらしく、貴重でしょうか。1曲目はたぶん「Colors of the dark」からのどれかの曲(「sequence_01」かな?)、2曲目は新曲でしょうか、トラックがエンジンを立てる音を随所に組み込んだ、いつもよりも濁している、といった印象の曲。そこからは「River」「おむかえ」「cape」という比較的お馴染みの曲。「cape」聞けたのうれしかったですねー。「River」もスピード感のあるビートやノイズを足していったりと、原曲からかなり変えてきているアレンジ。
 
 続いてAUTORAという2人組のユニットで、今回初めて知りました。いろんな機械を操って電子音中心に組み立てますが、ほんのりと和なメロディが織り込まれている印象。ゆったりとした感じで聞けます。3曲目辺りからは、ドラムとギターが登場します。メンバーの一人がベースを持って、バンドセットとして演奏します。ギターはneco眠るの方で、もろneco眠るなフレーズ、単音でコロコロとした懐かしい民謡チックなもの、が織り込まれていて、なるほどこのユニットにマッチしていました。
 
 最後は、これまた京都在住のバンドで、Harp On Mouth Sextet。去年のフジロックで少しだけ見た、テノリオンなどの機械を使ってメインの音だしをする男性、パーカッションを演奏する男性、ハープを演奏する6人の女性というかなり変わった編成の8人組。Sextetって6人組ですが、それはハープ演奏組を指すんですかね。全員麦わら帽子っぽいものに白の布を顔の前にかけた(なので顔が全然見えない)白装束をまとって登場。ドラムンベースなどの踊れるブレイクビーツに、生のパーカッションがかぶさり、そこにハープが奏でる高音の持続音が気持ちよくかぶさります。笙のような音で、メロディがあまり感じられず、6人の中の役割分担等は分かりませんでしたが、その独特の音色はおもしろい。メインの音出しをする方は、ライトを振りかざして、ハープ奏者を指揮?単なるあおり?でしょうか、その腕の振り回す様はおもしろかったです。ラストには白装束をまとったAUTORAを迎えて1曲で締めでした。
 
 ライブ終了後、深夜にもう一つ行こうと思っていたイベントがあったのですが、ここで足が早くもしんどくなって帰宅。自分の年齢からすると、当然なのですが、フジではもう少し元気にやれていたはずで、特別なアドレナリンが出ていたのかなーと。

author:de nudge, category:live(新代田FEVER), 10:39
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