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2024/02/16 Tiny Step "Southside" Trio at 代官山 晴れたら空に豆まいて

 先月も見たハモンドオルガン、ギター、ドラムの男性3人組。アルバム「TSST」と7インチシングルレコード「125 Street/This love」発売記念ライブ。会場でアルバムの方を買いました。晴れたら空に豆まいてには久々に来ましたが、一時期客席が畳になっていたのが普通の床に戻って靴履いたままでよくなってました。畳であることを念頭に脱ぎやすい靴で来てました。ステージに楽器を置かず客席の中央に楽器を置いてメンバーが向き合う形でライブをします。お客さんはそれを取り囲んで見る形。合間に休憩挟んでの2部構成。アンコール込みで2時間くらいのライブの感想を書きます。
 
 
 1部の始めの4曲くらいは3人のみでの演奏。小粋と言いたくなるリズムと、ハモンドオルガンやギターから繰り出される親しみあるメロディがつぼで聞いていて心地よさを感じます。3曲目くらいにやった曲はドリーミーなハモンドオルガンのソロから始まり緩やかなレゲエのリズムに乗せて、少しだけウキウキとなれる感傷にも浸れるメロディで埋め尽くされてめちゃ良かったです。一定のリズムを刻むドラムは、そこかしこにアクセントとなる音を加えていて聞いていても叩きぶりを見ていても楽しい。
 
 5曲目くらいからは音源にもゲスト参加しているパーカッション高田陽平(Orquesta Nudge! Nudge!、WUJA BIN BINなど)が加わって3曲ほど演奏します。小物なんかも使いリズム面がより多彩になって良い感じ。前回このバンドのライブ見た時よりも全体に音がクリアに聞こえてきて、各楽器の音を堪能しました。
 
 
 2部は全編高田が加わります。そして4曲目くらいからはもう一人のゲストThe Ska Flamesのギター紫垣徹が加わります。ハモンドオルガン奏者山口ゆきのりのご近所さんだそうで、Youtubeの映像収録でいくつか曲を共演したそう。この日のゲストにも参加してもらったと。ギター2台になってリズムとソロを交互に披露したり、分厚くなったリフを刻んだりして音圧も高めな曲が多くなりました。ドラムも2台のギターに負けじと強力な叩き方をする場面が増えてきて迫力すごかったです。リズムの細やかさはそのままにパワーアップしていて、通常は抑えめに叩いているんだなと。前回のライブでも聞いた「Only You(The Platters、The Trojans)」「This love(Bobby Oroza)」のカバーも披露。5人編成なのでまた違った聞き味でした。「This love」は最初の静かなギターリフがFishmans「ナイトクルージング」を思わせるもの、メロディは侘び寂びあるブルースでした。
 
 アンコールは2曲。小粋なソウル、ファンク味ある曲で2つのギターそれぞれ豪快なソロありでお祭り感ありました。最後は高田と紫垣は退場して3人のみで締めますと宣言してから「The Last Waltz」という曲をしめやかにうっとりと聞かせてお開きとなりました。終わった後の後味が爽快でもあり濃厚でもありといった感じで良いライブを見たなーと。
 
 
 合間のMCは山口が新譜のエピソード以外にハモンドオルガンについて説明してました。あまり見る機会ない楽器なので、こういったお話聞けるのありがたいですね。ベース音は鍵盤の左側と足元のペダルから出していて、鍵盤でベース音を弾いている時は足元のペダルはアタック音を出していると実演しながら聞かせてました。他に鍵盤の上部にあるたくさんのつまみを使って音を加工させているなど演奏大変そうだなーと。ハモンドオルガンが元々教会にあるパイプオルガン由来とは知りませんでした。パイプオルガンはでかすぎて持ち運びできないからと作られたそう。
 
 ハモンドオルガンはオリジナルのメーカーのものは現在生産されていないそうで、みんな古いものを大切に使っているそう。山口の自宅にも大きなハモンドオルガンがあってレコーディングではそれを使用しているそうなのですが、ライブのためにそれを持ち運ぶのは無理なので、別途ライブ用のハモンドオルガンを用意して今日もそれで演奏していますと。それでも持ち運びは何かと大変なようですが慣れましたと。
 
 山口がハモンドオルガンを演奏するようになったきっかけや曲作りに影響受けたアーティストの名前がたくさん挙がってました。Lenny Kravitz、Jimmy Smithなど(他は失念)。ジャンル名もいくつか(レコード屋に行くといろんな音楽に目移りしてたくさんお金使っちゃうので意識して控えてますと)挙がっていました。その中で渋谷系の名前も挙がってましたね。Cosa Nostra「Jolie(Al Kooperのカバー)」も聞いていたのかなーと。

 

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 23:39
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2019/05/01 F.I.B JOURNAL DUO+2、TRI4TH at 青山 月見ル君想フ

 4年ぶり2回目に参加する、ここのライブ会場で行っている企画のパラシュートセッション。客席中央に2組のバンドの楽器を向かい合うように配置し、お客は周りを取り囲むように見るスタイル。バンドは1曲ごと交互に持ち曲を事前に決めずに行うという珍しい形式の対バンライブを見に行きました。前回はBuffalo DaughterとYasei Collectiveで、今回はジャズ寄りな音を出す共通項はあるものの違う世界観な2組の対バンです。休憩時間中にはJuana Molinaの曲がずっと流れていました。
 
 元々パラシュートセッションのアイデアはF.I.B JOURNALのボーカル/ギター山崎円城が持ってきたもので、初めにやってからこの会場で継続開催しているよう。天井にはパラシュート形状の布が大きく張られていました。2組一緒に登場。どちらが先に演奏するかじゃんけんで決めます。そこからお互いに1曲ずつ交替で演奏。1時間くらいのセットを前後半2回やって、最後にアンコールセッションで1曲というライブの構成。会場のアナウンスより、お互いにやる曲決めずにその場で決めていたと言ってましたが、後述するように本当?ってなくらい後半からお互いの演奏に入って音を出すようになっていました。
 
 
 F.I.B JOURNALは6年ぶり3回目に見ます。ボーカル/ギター、縦ベース、ドラムの3人組ですが、この日は縦ベース真船勝博が不在で、Little Woodyという縦ベース奏者とNOBUというパーカッション奏者が加わった4人編成。「紙よさらば」からスタートしたライブはジャズファンク(2,3曲くらいサンバ的なものもあり)なリズムに激渋なボーカルが乗っかります。ギターは効果音的な抑制された弾き方で前面に出てくることがありません。「Jazz Punk」と名乗る雰囲気たっぷり。曲によってはギター全く使わず声だけでのパフォーマンスですが、リズム隊の音のかっこよさと声で濃厚な世界を作り上げます。
 
 ポエトリーリーディング的な声の出し方をする曲が多いですが、スモーキーな声、時折拡声器使って声を加工させるようなことをやっていて、その辺りの変化の付け方も良い感じ。ドラム沼直也のロールするような叩き方がめちゃ好みで、このリズムあってこそ成立する音楽だよなーなんてことを思ったり。一方でリズム隊はほんのちょっぴり加わるのみで、指パッチンでリズム取り「ルイジアナ」という歌詞が入ってくるゆったりとした歌い上げの曲も良い感じで印象的でした。
 
 
 TRI4THはドラム、トランペット、サックス、縦ベース、キーボードの男性5人組で初めて見ます。サックス藤田淳之介は原田知世のバックバンドで見たことありますね。スウィング感あるリズムにメロディアスな管楽器隊の音があれこれと乗っかるような演奏で楽しく聞かせます。はっちゃけた動きをする演奏者(客席の中に入り込んで管楽器吹いたり)もあって、お客さんのリアクションも手拍子などあれこれしたりとノリノリ(前方は着席ながら)。ロック、ポップスな感覚もふんだんに取り入れていて(2015年に解散した)同編成のPE'Zにも通じるような感じありますね。両バンドのファンって方も結構いるんではと思わされました。
 
 
 前半のセット最後の曲辺りからお互いの演奏に加わっていきます。後半はほぼ全曲でお互いの音が加わってました。TRI4THの曲にF.I.B JOURNALの山崎がラップ調で加わったり、F.I.B JOURNALの曲で山崎が渋い声でしっとり歌い上げる中で、情感的なTRI4THの管楽器音が加わったり。即興で入ってるとは思えないような加わり方で、ある程度決めごとをしているのかなと思ったのですが、全部その場の即興だとしたらすごいですね。お互いのカラーが違うバンドならではの相乗効果的な印象ある場面多かったです。全員で音を出す場面ではツインベース、ツインドラムなんて展開にもなり、そのビキビキな音も熱かったです。アンコールは激しいリズムの中、山崎の拡声器越しの声と管楽器隊が拮抗するように音を(向かい合って)ぶつけ合う場面もあり、そこの盛り上がりもすごかったです。

 

 

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 10:13
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2018/04/13 Buffalo Daughter at 代官山 晴れたら空に豆まいて

 3年ぶりに見るギター、ベース/キーボード、ターンテーブルの3人組。彼女達にとっても久々のライブとなるようで、1年ぶりとか。今年活動25周年ということで、秋に向けていろいろやっていくようで、その景気づけ的なライブとなるよう。数年前からターンテーブルの山本ムーグは健康上の問題で欠席しており、この日も欠席。ただ新たなアーチスト写真撮りや音源製作(この日おまけ予約していたお客さんに音源入りカセットテープが配られた)には参加しているので、復活までもうちょいのよう。
 
 お馴染みサポートのドラム松下敦(Zazen Boys)、そしてデラウェアというバンドの奥村建という若い男性がPC等機械(山本ムーグが出している音担当)で加わります。そしてこの日のゲストということで半分くらいの時間で中原昌也という機械使ってのノイズ出しする方が加わりました。アンコール含め2時間ほどのライブは、もう圧巻、Buffalo Daughter本当すごいと随所で思わされるライブでした。
 
 ギター、ベース/キーボード、ドラムから出されるミニマルなリフ、ビートのカッコよさ、気持ちよさがそこかしこに溢れ、そこに曲によってパンク、ブルース、テクノ、ちょいかわいいポップ感などが織り込まれます。曲によりメインボーカルを分けるギターのシュガー吉永、ベース/キーボードの大野由美子も個性発揮。浮遊感ある大野の切なげな声、その大野に厚みを加えるような同じトーンのボーカル、低音のハモリ担当、ソロではもろパンク調な歌声を出したりと多彩な声を出す吉永のボーカルも聞き入ります。
 
 2曲目にやった「Gravity」なんてとにかく最高。ふわっと雲に乗るような高音とベコベコしたベース音の組み合わせに各楽器のミニマルなビートが重なり、そこに大野と吉永のハモリ声が重なって、そのまま一定のリズムで続くと思いきやドカドカとしたドラムが入ってメリハリ付けていく展開はしびれます。一定のリフをいつまで続けていくのかは、バンドメンバーの合図でやっているよう。1年ぶりということで多少息が合わない曲もあり「いつもより終わるの早くない?もっとギターソロとか入れたかったのにー。」とシュガーさんご立腹な場面も。長めの曲で展開が変わるのをアイコンタクトでやっているってすごいなと、聞く分には予め決められたような演奏に聞こえます。
 
 中盤で中原昌也が登場。ここからセッション的なライブになります。大きな機械を使ってあれやこれやノイズ出しする中原に寄り添うように断片的な音を出したり、そこから外れて明確なビートを入れる展開を繰り返します。ビートがある中でのノイズの乗っかり具合も良い感じ。いろいろな波があり、そしてビートレスで各楽器のノイズ音が高まってきたところで、大野の弾くムーグと松下のドラムが雷を起こすような怒涛のリフを入れてきます。「Autobacs」です。ここの瞬間は頭沸騰しましたね、めちゃくちゃかっこよい。すげーっと思いつつ、この空間にこれだけの爆音を浴びる快感も感じることができました。
 
 中原のノイズが入った「Autobacs」はいつも以上に暴力的、というか狂気入った印象の曲となり、堪能しまくり。お客の熱も上昇していく感ありました。その後もあれこれと曲を繰り出して中原は一旦退場。Buffalo Daughterのみで数曲やった後、アンコールラストの「Two Two」で中原は再び加わって(演奏の途中から入ってくる)ノイズあれこれと繰り出していました。
 
 Buffalo Daughterの曲全部知っているわけではないのですが、「Autobacs」以外は定番曲を外してきた印象。他に「Bird Song」「All Power To The Imagination」辺りをやっていたでしょうか。新曲も撮っているようで、音源も楽しみにしたいですね。

 
 

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 09:38
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2016/03/21 Juana Molina、ASA-CHANG&巡礼 at 代官山 晴れたら空に豆まいて
 前述のライブを見た後、品川から渋谷まで電車で移動。渋谷から表参道まで徒歩で移動。とあるお店に期間限定で安藤裕子の未発表曲が聞けるということで行って聞いた後、さらに時間が余裕があったので代官山まで散歩がてら歩いて向かいます。思ったより遠くてヘトヘトになりながらも到着。この日2回行われたライブの2回目に行ってきました。

 この変わった名前のライブハウスには3年ぶりくらいに来ましたが、大きく変わったところが。客席の床がなんと畳になっています。靴脱いでビニール袋に入れて上がります。そしてお客も詰めかけているのでスタンディング。畳のスタンディングでライブ見るってなかなか新鮮な体験。


 まずは客席中央のミニ櫓っぽいスペースでASA-CHANG&巡礼。ものすごいひさびさ、6年半ぶりくらいに見ます。その時からメンバーが変わっていてタブラ奏者のU-zhaanとプログラマーの浦山秀彦が抜けて、サックス/フルート/ボーカルの後関好宏(在日ファンク)とバイオリン/ギター/ボーカルの須原杏(TK from 凛として時雨のバックなど)が加入しました。この日は須原が欠席で変わりにキーボード/ボーカルの小田朋美が加わった3人でのライブです。

 4曲で30分ほどのライブ。まずは「影の無いヒト」から。巡礼トロニクスという機械からいろんな音や断続的に同じフレーズを繰り返すボーカルが出て、そこに生楽器が主にボーカルに寄り添う形で演奏する特殊なスタイルを取るこのバンドですが、そこは維持されているものの担当楽器が変わったことにより、聞き味も変わります。この曲は以前はASA-CHANGが片膝つきながらミニドラム(シンバルは紐につけて口でくわえる)を叩いて、巡礼トロニクスから出る声にタブラが同期するように叩いていく非常にシリアスでスリリングさもある演奏だったのですが、今回はASA-CHANGが電子タブラとでもいうのでしょうかボワボワ鳴るリズム楽器を叩いてベースとなるリズムを作って、後関のフルートと小田の肩掛けキーボードが巡礼トロニクスの出すボーカルではなく上音となるフレーズの方に寄り添ってユニゾンで演奏します。シリアスさは維持しつつもより情緒的になったようなアレンジでした。

 次の曲は今月発売されたアルバム「まほう」からタイトル曲の「まほう」を。この曲では後関がボーカルを取ります。断続的な一音一音の巡礼トロニクスからの言葉に温かみのあるメロディを素朴な感じで歌う後関の声との組み合わせがすごく良いです。聞いていて思い出したのですが、3年前このライブハウスに来た時に見たライブでも後関は歌ってたんですよねー。ゆあきといというユニットにゲストで後関が出ていて一曲ボーカルの一十三十一とデュエットで歌ってました。さらにそういえば一十三十一はASA-CHANGプロデュースで曲出していた記憶も。

 3曲目は一番の有名曲であろう「花」、ラストは最新作から「告白」を小田のボーカルでやっていました。音源買ったばかりだったので、もう少し聞きこんでからまたライブ見たいですね。「まほう」のメロディはこの日以降頭をよぎることが多くなりました。


 続いてアルゼンチンの女性シンガーソングライターJuana Molina。1年ぶり5回目となります。バックは前回見た時と恐らく同じメンバーで、ギター/ベース/キーボード/コーラス、ドラムの男性2人を従えた3人編成。前回のライブもかなりリズムが強くなった印象だったのですが、今回は一層度合が強くなったような。ギター、キーボード、ボーカルなどをサンプリングさせて摩訶不思議な音世界を描くことをベースにしているのは変わらずとも、曲によってダンサブルになったり、ポップなメロディがついたりと世界観が広がった感がありました。

 2曲目辺りにやった「Eras」は「コン」というフレーズを繰り返し響くように歌うのが印象的、4曲目あたりにやった春らしいポップなメロディは新曲でしょうか、今までのJuana Molinaでは味わったことの無い感触がありました。そこから「Un Dia」「Vive Solo」とつなげるのですが、「Un Dia」のはじけっぷりがすごかったです。Juana Molinaの独唱から始まり、ドラムがパンっと切り込むように叩きだすのですが、そこでのお客の反応がすごく一瞬モッシュが起こったのかと錯覚したほど。Molinaも踊りまくりのかなりアッパーなモードでびっくりしました。2009年のフジロックで見た時は気難しい表情で職人肌を感じさせる演奏という印象だったのが、笑顔もそこかしこに見せつつの演奏になっていました。

 7曲目辺りにやった曲(こちらも新曲っていってたかな)では途中からMolinaがシンバルをビシビシ叩きまくってお客の喝さいを浴びてました。そこで一旦他のメンバーがはけて次の曲ではMolinaの弾き語り(こちらも新曲)。澄んだメロディでいい感じに聞けました。このタイプは今まで味わって来たものでありつつ、メロディはポップさが増した印象があります。

 プロモーターの方からプレゼントされたというチロルチョコの詰め合わせ(表面に恐らくオリジナルのイラストが付いていた)なんかも見せてご機嫌なモードに終始していて、こちらもノリノリで聞いちゃいましたね。Juana Molinaでこんなに体を揺らしながら聞いたのは初めてです。アンコールは2曲で1曲目はハウスとしても通用するようなビートになったボーカル曲を聞かせます。ラストはアメリカンロックな感じも漂わせる、でもJuana Molinaならではの曲の味になっていて聞きごたえありました。大満足な1時間20分ほどのライブでした。


 個性ある素晴らしい2組のライブ見れてうれしかったですね。前日とこの日でかなり体力使ってしまって、翌日お疲れモードになってしまいましたが、楽しい2日間でした。
 
author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 21:56
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2015/05/08 Splashgirl at 代官山 山羊に、聞く?
 1年ぶり2回目に見るノルウェーの男性3人組ジャズ主体のバンド。前回感激するところ多々あったライブでまた見れたらいいなと思っていたのですが、思ってたより早く機会がありましたね。音源いくつか出しているようですが自分は「Field Day Rituals」のみ持っていて、それ去年から聞いていました。

 ピアノ/シンセ、ウッドベース、ドラム/PCといった編成。今回はゲストで日本人ミュージシャンが加わっていて、尺八奏者と琵琶奏者。尺八は見たことありますが、琵琶を見るのはたぶん初めて。リュートやウード系統の弦張っている部分が卵型のような形状の弦楽器。それを指や小型の扇子みたいな(三味線弾くやつと一緒かな)ものではじきながら音を出していました。ライブは彼らを加えたセッションが20分ほど、Splashgirlのみで45分ほど、アンコールでまた二人が加わってのセッション15分ほどといった流れでした。

 セッションは即興的な小音を重ねる場面と一体となってぐわーっと音がせまる画面が交互に来るような展開を聞かせました。それぞれ個性ある音を聞かせますが、お互いの音に反応しているようなところも多々あります。が、ピアノと尺八が協調して音を出しても絶対に混じり合わないというのが逆におもしろく聞けました。琵琶奏者の方は声も重ねてきてそれがなんとも透き通ったものでいい感じ。情緒な方向に流れ過ぎない端正を極めたようなSplashgirlの音と拮抗するのがおもしろかったです。にしてもSplashgirlの面々はセッション慣れしているんだろうなーと想像できますが、尺八奏者、琵琶奏者もセッション慣れしている感じで自分の音をしっかり出しつつ、協調を見せたりとこういった異色なセッションでも聞かせるつぼみたいなものをつかんでいらっしゃる感じでした。

 続いてSplashgirlのみのライブですが、いいですね。アコースティックな編成で音も一聴はそんな感じなのですが、ピアノとウッドベースは機械使ってほんのりとした加工をして音出ししているようで、不思議な奥行きがある音に感じられました。またこれは弾き方によるところが大きいのかもしれないのですが、一音一音に重さがあるんですよね。音量もそれほど大きくない(マイクも最小限)し、低音を強調しているわけでもないのに。ドローン音を主体とする音を入れ込むことが多いからかもしれませんが。そしてこれを即興ではなく用意された曲で行うところがまた良いです。隙間を埋めるような音は入れ込まず、抑制に抑制を重ねる演奏スタイルがゆえに出す一音の重みが違ってくるとも言えるでしょうか。

 「Field Day Rituals」からも何曲かやっていて、「Dulcimer」「Mass」「Never Been Anywhere Before」あたりかな(違ってたらスミマセン)。本編ラストでやった「Never Been Anywhere Before」は高音がはねるピアノのリフにスネアにタオルをかぶせつつ強めに叩くドラムが抑制と激しさ双方拮抗しているような音で、そこにウッドベースのひずんだ音がうねっていくのはたまらないものがありました。端正に作りこまれた曲を一音一音丁寧に鳴らしていくアンサンブルを堪能しました。

 アンコールは再びセッション。日本人ゲストのお二方は最初のセッションの予定だけだったようで、琵琶奏者の方は「楽器しまっちゃったので声だけでご勘弁を」と。声がフォーカスされることの味もあったような。尺八は悠然とした吹き方で、どういったセッションでも個性出せるんだろうなーと思いました。
 
author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 00:19
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2015/05/05 Buffalo Daughter、Yasei Collective at 青山 月見ル君想フ
 ここのライブ会場で行っている企画のパラシュートセッション。客席中央に2組のバンドの楽器を向かい合うように配置し、お客は周りを取り囲むように見るスタイル。バンドは一曲ごと交互に持ち曲を事前に決めずに行うという珍しい形式の対バンライブを見に行きました。この日はインスト軸の(Buffalo Daughterは歌も入れてきますが)バンド2組のライブ。

 前後半あり、前半はBuffalo Daughterからスタートで3曲ずつ50分ほど。後半はYasei Collectiveからスタートで4曲ずつ60分ほど。アンコールで両者合同で1曲10分ちょいみたいなライブでした。それぞれの感想を。

 Yasei Collective
 初めて見ます。ギター/機械、ベース、ドラム、キーボードの男性4人組のインストバンド。メロウな感覚があるジャズ、フュージョンなメロディなどを主体にマスロック的な変拍子+ブレイク+次々と変わる展開で聞かせると言った印象。最初の曲なんかはドラムが他の楽器から少しずらしたリズムを淡々と刻んでいて、非常にテクニカル。後半ラストの曲はリズムチェンジをブレイク挟まずに徐々に切り替えたり、いきなり切り替えたりと目まぐるしい展開のアレンジがおもしろかったです。


 Buffalo Daughter
 個人的にはお馴染みBuffalo Daughter。1年半ぶりに見ます。ギター、ベース/キーボード、ターンテーブルの3人組ですが、ターンテーブルのムーグ山本は健康上の問題から欠席のよう。お馴染みサポートのドラム松下敦(Zazen Boys)が加わった3人編成のライブとなります。「Super Blooper」からスタート。相変わらずのかっこ良さ、一発目の音でおおーっとなりましたね。ムーグ山本が普段出している音は大野由美子か、PA席でミックスしているzAkが出していたんでしょうか。

 ギターのシュガー吉永とベース/キーボードの大野由美子は機械やループも使いつつ音を膨らませて行きます。主軸となるギター、ベース、ドラムでの乗りやすいグルーヴや心地よさやどこかもの悲しさがあるフレーズ、ボーカルなどが織り込まれて楽しいです。ダンスミュージックとして機能しそうな曲が多いですが、中にはパンキッシュなロック曲をやったりといろんな魅力がある楽曲を。

 「Autobacs」のドラムはいつ聞いてもすごい。Yasei Collectiveのドラムの方が「生で叩いている音のでかさのレベルが違う」と驚嘆していたほど。長尺曲の「303 Live」ではシュガー吉永がYasei Collectiveのメンバーに「後半から入ってきて」と演奏に加わるように指示。「後半って?」「聞いてたら分かるから」と雑な指示ですが、きちんと加わっていました。ラストの大団円に向かっていろんな楽器の音が加わった展開はおもしろかったです。またびっくりしたのが、その後半に入るドラム無しのビートレスセッション的なところで、大野由美子がバイオリンを弾いていたこと。いろんな楽器をこなす大野ですがバイオリン弾いているのは初めて見ました。


 本編終了後拍手鳴りやまず、再び登場。アンコールは予定していなかったようで、両者何やるか?に。Yasei Collectiveは即興のセッションをやるしかないかなと考えたようですが、Buffalo Daughterが「Pshychic A-Go-Go」をやるのでついてきてと。ワンコードなので大丈夫大丈夫、と。この加わり方もいい感じで特にYasei Collectiveキーボードの方のフレーズが良かったです。Buffalo Daughterの大野が出すキーボードのリフをいい感じで膨らませつつ、オリジナルなメロディも入れ込んでいた感じで。

 刺激ある2時間超えのライブ堪能しました。やっぱバンドっていいなーと。
 
author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 06:25
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2014/02/22 Splashgirl at 代官山 山羊に、聞く?
 前述のライブ終了後お台場から代官山まで移動。ノルウェーの3人組ジャズ主体のバンドを見に行きました。最近知った名前ですが、ネットで少し聞いておもしろそうと思ってライブどんなんかと楽しみにしてました。駅から1分ほどにある食事所+ライブスペースみたいな変わった名前のこのスペースは初めて来ます。同じビルの地下2階にある「晴れたら空に豆まいて」、青山にある「月見ル君想フ」との姉妹店のよう。

 ピアノ/シンセ、ウッドベース、ドラム/PCといった編成。バンド名にgirlついていますが男性3人。45分〜50分のセット2本とアンコールで1曲。ジャズが主体かと思いますが、そこから離れた要素が多々入れ込んでくるバンドでした。それぞれの音は派手さや速さなどはなく、またジャズでありがちなテーマをユニゾンで弾いたりもほとんど無し。即興のソロも無かったです。ぐっと抑えた音量とテンポ主体でアンサンブルを丁寧に重ねていくスタイル。ピアノの音が主導しているような印象で、ベースとドラムもいろんな弾き方、叩き方をして各曲の色付けをしていました。

 また、シンセやPCを使って電子音も効果的に入れ込む曲があり、シンセは持続音や少量のリズム音などを使っていました。そこに端正なピアノ音や弓弾きのベース音などが重なるのですが、良いなーと思えるもの。感情をぐっと抑えた心象が見えてくるような曲が多かったです。ドラムセットはバスドラム、タム、シンバルの他に小さいものと中くらいの銅鑼もありました。曲によってはタムに布をかぶせて叩く展開があり、印象に残っているのは最初のセットの4曲目と後半セットの最初の曲。とりわけ後半セットの最初の曲は15分以上に渡る長尺曲で、抑えたトーンながら様々な音を聞かせてきて曲が流れていく様が聞き取れました。後半はジャズから完全に離れているような曲が多くて、ミニマルなフレーズを重ねたり、電子音の方を全面に出してくる場面も多々。

 アンコールはとりわけ、人力ダンスミュージック、でもがっつり音量上げたり、叩きまくったりすることはなく、あくまでも抑えた展開で気持ちよく聞かせました。ピアノとドラムが小気味良いフレーズ、リズムを繰り返す中に漂うようなベースのひずみ音の組み合わせが抜群でした。この日お金使い過ぎたのでCD買うのは諦めましたが、また音源聞いてからライブ見てみたいですね。
 
author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 00:01
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2012/12/15 ゆあきとい at 代官山 晴れたら空に豆まいて
 ボーカル一十三十一とタブラU-zhaan、ギター藤枝暁の3人組のユニットで初めて見ますが、一十三十一ソロの楽曲を演奏するようです。一十三十一はかなりひさびさですね。5年前の流線形のゲストで見て以来でしょうか、相変わらずのかわいさですね。この日は昼間12時過ぎからのランチライブ。

 ゲストにサックス、フルートの後関好宏を迎えます。シティポップスな手触りの歌を艶のある声で歌う一十三十一は色んな音の担い手と組んで音源出したり、演奏したりしていますが、この変わった編成も歌とよくなじんでいて聞かせますね。余韻の残るハミングっぽいものも効果的に入れ込みます。ジャズっぽいアレンジものが多いでしょうか。今年はカバーアルバムを出したらしく、石井明美の「CHA CHA CHA」、一風堂(もしくはSHAZNA)の「すみれ September Love」、イモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」などなど懐かしの曲をカバーで歌っていました。「CHA CHA CHA」はU-zhaanのタブラのアレンジがおもしろく、あのちゃっちゃっちゃちゃちゃっちゃちゃをきちんとタブラで表現していておもしろかったです。途中たまたま遊びに来ていたという一十三十一のバンドメンバーベース奏者もステージに呼び込んで、パンデイロを叩いていました。事前の打ち合わせ無しできちっと合わせてしまう辺りプロのミュージシャンはすごいなーと。一曲後関好宏とデュエットがあって、ボックス踏んだ踊りやハモリ聞かせていておもしろかったです。無茶ブリに困るのを歌詞に混ぜ込んで表現する後関好宏の歌も受けました。一十三十一オリジナルの歌ではU-zhaanのタブラありきで作った曲なのでめったにやらないという「なでしこレボリューション」が変わったメロディとアレンジで印象に残っています。

 アンコールのラストは松田聖子の「SWEET MEMORIES」でしっとりとしめ。うーん、改めて聞いて良い曲だなーと。沁みました。にしても今年はチャットモンチーも「CHA CHA CHA」をカバーしてましたし、奇妙礼太郎が「SWEET MEMORIES」をカバーしてたりと、偶然なのでしょうが、波があるんですかね。

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 03:41
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2012/10/25 F.I.B JOURNAL at 青山月見ル君想フ
 ギター、ウッドベース、ドラムの編成でジャズファンク+ポエトリーリーディングな世界を表現するバンド。以前から映像で見てかっこよさげでライブ見たいと思っていました。この日はライブではなく公開レコーディングという位置づけだそうです。

 この変わった名前の会場に行くのはずいぶんひさびさ7年ぶりくらいでしょうか。毎度お馴染みの迷子になってしまい、19時20分過ぎに到着。会場には客席にバンドセットが置かれています。大きいマイクを中心にぐるりとメンバーが取り囲んで演奏します。お客はさらにその周りで見る形。以前確か奥田民生も公開レコーディングみたいなことをやってた記憶がありますが、このライブでは収録した曲をCDパッケージにまとめて後日郵送してくれるというサービス付き。ライブの値段(当日券で3000円)でここまでしてくれるというのはお得感ありますね。

 その代わりセッティングと演奏はあくまでもレコーディング中心。ギターが担当するボーカルは集音マイクに目掛けて歌うので、ばっちしは聞けず。また曲を録って、その場で聞きなおして気に入らなかったらやり直したりするので、同じ曲を立て続けに何回か聞いたりします。集まったお客は食事したり飲んだりしながら見ていますが、なんとなくレコーディングであるということを意識して最初の方は静かに見守っている感じでした。3曲くらい録り終わったところで、「レコーディングだけどしゃべってたりしてて全然かまわないですよ」というメンバーからのアナウンスからだいぶリラックスした雰囲気になって、曲終わりでは普通に拍手が上がるようなりました。

 シンバルやスネアのロールしている印象の刻みが素晴らしいドラムに、ジャズベースでいなたい感じや早弾きなどいろんな音を聞かせるベース(EGO-WRAPPIN' and THE GOSSIP OF JAXXのメンバーでもある真船勝博)、スモーキーな感じのギターとポエトリーリーディングと渋い世界を堪能しました。ラストの曲はベースとドラムだけでドラムンベースな速いリズムを中心に絶叫のボーカルが重なりとてもかっこ良い。3時間かけて12曲録り終わったところで自分は会場を後にしましたが、その後部分的に録り直してダビングしたりする作業を継続していたよう。CD送られてくるのが楽しみです。

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 14:30
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2010/06/25 世武裕子 at 代官山 晴れたら空に豆まいて
 くるり主宰のレーベルより2枚のアルバムを出しているクラシック作曲家兼ピアニスト兼シンガーソングライターの世武裕子のライブ。以前、複数のバンドが出るイベントでキーボードソロ(うたものが多かった)を見たことありましたが、他奏者を入れた単独ライブを見るのは初めてです。この変わった名前のライブハウスは初めて来ます。代官山駅から徒歩2分ほど。青山にある「月見ル君想フ」というライブハウスの兄弟店のよう。
 
 ライブは2部構成で、1部が1stアルバム「おうちはどこ?」からのオリジナルクラシック楽曲を再現するライブ。2部が2ndアルバム「リリー」からのうたものを演奏するライブ。自分は1stアルバムしか聞いたことないのですが、とにかくこのアルバムが大好きで弦楽器隊を入れた編成でやるということで、前からかなり楽しみにしていました。お客さんにはくるりのメンバーや元くるりのドラム森信行、PARAのドラム千住宗臣などの姿も。
 
 1部開始。初めの3曲は、バイオリン奏者2人を入れてピアノと3人編成。最初の曲はおそらく未発表曲で、その後「旅のはじまり」「窓」と個人的にとっても好きな2曲。3人の楽曲が輪唱のようにフレーズを出し入れし、聞き味抜群。リズミカルに響くピアノもとっても印象的。クラシックは全くといっていいほど聞かないのですが、世武裕子の楽曲はとってもリズムが強調されていて体にとってもなじむ。フランスのエコールノルマル音楽院映画音楽作曲科というところでクラシックを学ばれていたそうですが、その一方でロックや民俗音楽なども好んで聞かれていたそうで、そのことがおそらく反映されているんだろーなーと。1曲の時間もポップソング並みの5分前後が多く、その中でドラマチックに曲の展開をさせているのも魅力的です。
 
 3曲終了後、ヴィオラとチェロ奏者を入れて、弦楽器隊の四重奏の楽曲、「少女 - 裸足」「少女 - 横顔」「少女 - 声」「海探し」(曲順は記憶無し)の4曲を。世武裕子は指揮を務めます。その姿を見て、クラシックで指揮者がいるのはリズムキープするのに必要な存在なんだろーなーと、いまさらなことを思ったりしました。これらの楽曲も堪能しました。正確無比に演奏するより、とにかく楽曲の魅力を思いっきり響かせるというところに重点を置いた印象。どの曲か忘れちゃいましたが、途中、演奏者がドンと足を踏み鳴らしてアクセントっぽく入れてた場面がありましたが、それは通常のクラシックでやったりはしないのではないかなーと。
 
 1部最後は未発表の曲で、4弦とピアノ、さらに途中からドラムまで入ってロックな要素もありつつ最後の方にかけて盛り上がっていく大作。「今度はベースも入れてみたい」みたいなことをおっしゃっていましたが、このような聞き味の楽曲でまたいろいろ聞いてみたいな、と思わされました。
 
 2部はがらっと変わり、ピアノ/キーボード/ボーカルを担当する世武裕子にベース、ドラムが入ってのボーカル曲。以前のキーボードソロでも感じましたが、ジャズ、ブルース、民謡などいろんな味を持つ楽曲をアレンジのみならず、声の出し方も変えつつ演奏する世武裕子はとっても器用。そして当たり前かもですが、ピアノがうまい。それぞれの手が別々のリズムで弾くポリリズム的な聞かせ方も随所に入れてましたね。ただ演奏自体はすごいなーと思いつつ、ボーカル曲自体はものすごいはまるようなものは個人的に無しでした(アルバム未聴なのもあるかもしれませんが)。こちらはもしかして、普段クラシックを聞いてらっしゃる方からすると、すごくおもしろく感じられるカモ、みたいなことを、1部の世界が好きな自分は思いましたね。1部はざっくりした白のシャツを着てほとんどしゃべらずにストイックに振舞っていた世武裕子は、2部では赤基調のワンピースを着て笑顔でMCしたりと印象ががらっと変わったりして、いくつもの姿を持ってらっしゃる方なんだろうなーと思ったり。
 
 アンコールはピアノソロでのボーカル曲で、おそらくカバー曲(それまでのメロディとかなり印象が違ったので)。詞を覚えていれば検索して、何の曲か分かったかもしれないのですが、かなりうろ覚えで調べられず。。
 
 とにかく多方向に興味の向くまま、いろいろな楽曲を作成し、演奏し、というのを続けていって欲しいですねー。もっと人気が出て東京国際フォーラム辺りでこのような2部構成で聞かせてくれるようになったらおもしろいかなーと思ったりしました。

author:de nudge, category:live(月見ル君想フ、晴れたら空に豆まいて、山羊に聞く?), 08:33
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