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2017/02/19 D.A.N.、Mndsgn at 渋谷WWW X

 D.A.N.主催のイベント「Timeless」。今回で2回目の開催となるようです。ゲストを呼んでの対バン形式。会場はチケット売り切れで満員でした。両組ともに音、歌に浸りまくりの素晴らしいライブを堪能しました。
 
 最初はアメリカ・ロサンゼルスのビートメイカーMndsgn(「マインドデザイン」と読むそう)のバンドセット。1時間ほどのライブ。機械、キーボードを操りながら歌うMndsgnに、ベース/ベースシンセ、キーボードのサポートが加わる3人編成です。スペーシーなソウルが感じられる音に合う、甘さと渋めがほどよく混じったボーカルを重ねます。去年のSummer Sonicで見たKINGの男性バージョンってな序盤の印象でしたが、後半からはビート強めの曲が多くなって徐々に体を揺らすお客さんも増えてきます。生で鳴るベース、キーボードの音もうっとりとする瞬間があり、それらを堪能できるインストをたっぷりと聞かせたり、サンプリングボーカルも組み込んだり、あまーい展開からバシッと強めのビートを入れてきて次の曲に入ったりなど、聞きどころ満載。お客の手拍子のみをビートにして、じんわりとした音を聞かせるなんて展開もありました。ラスト2曲は女性ボーカルを迎えます。日本とアフリカンのハーフと思われる女性で、流暢な日本語での挨拶をしてから、英語で歌います。これまた音にあった、心地よさあるソウルフルボーカルが良かったです。
 
 
 続いてはD.A.N.。2ヶ月ぶり3回目に聞きます。ボーカル/ギター/キーボード、ベース、ドラムの男性3人組の男性3人組バンド。ボーカル/スティールパン/キーボード/ドラムパッドを担当する女性のサポートが加わった4人編成。アンコール1曲含め1時間10分ほど。こちらはMndsgnと逆の展開で、前半はリズム立った曲多めで後半はダウンテンポでしっとりと聞かせる曲多めでした。最初にやったのは確か「Zidane」だったかと思いますが(違ってたらすみません)、音源には無いアフリカンなボイスを入れた後にサポートである小林うてなのラガマフィンっぽいボーカルが入る展開がかっこ良い。小林うてなはソロでも活動されている方のようですが、とにかく多彩。高音の男性ボーカルにもはまるコーラスや、ダンスモードにがっつりはまるリズムを舞うようなスティールパンやキーボードなどを入れ込みます。男性ボーカルの高音確かな声もキレイでメロディもしっかり聞かせつつ、キモになるのは延々繰り返すようなねちっこいリズム、特に音が強いベースのフレーズがすごくかっこ良い。
 
 後半のしっとりと聞かせるモードも良くて、「Time Machine」という曲の「素敵なことだよ」という歌詞部分の節回しと歌いっぷりが特にお気に入りです。5月に初めてのワンマンツアーをするそうで、そのツアータイトルである「TEMPEST」という名前の新曲も披露。ワンループで回すような曲が多いD.A.N.ですが、この曲はリズムパターンも何回か変わる長尺曲ってな印象でした。アンコール後にはMndsgnも出てきて挨拶。D.A.N.のメンバーとハグして、退場しました。彼らのホームページ見て知ったのですが、D.A.N.はまだ結成2年半とか。これからイメージを固めていくというより、もう現段階で完成されたような確固たる世界を構築したライブってな印象で、堪能しました。

 

author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 23:48
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2017/01/19 ハイスイノナサ、siraph、sora tob sakana at 渋谷WWW

 ギタリスト/プロデューサーである照井順政が、この日誕生日を迎えて「照井順政生誕祭」と称したイベントの開催。去年に続いての開催だそうです。照井が参加、関与する3組が揃って、それぞれ45〜1時間ほどのライブ。各組ともステージ後ろのスクリーンに映像映しての確固たる世界観を構築した感あるライブでした。
 
 演奏は、
  sora tob sakana→siraph→ハイスイノナサ
 という順番でした。感想を。

 

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author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 08:40
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2016/12/28 amiinA presents 「Wonder Traveller!!! act.5」 at 渋谷WWW X

 9月に見た女性2人組アイドルユニットamiinAが主催するイベント。14時半から21時過ぎまで8組が出演、各組30〜40分、トリのamiinAのみ1時間くらいの構成。バンドが2組、アイドルが6組という内訳で、驚いたのが会場内の音の良さ。バンドものが音良いのはもちろんですが、カラオケ流すアイドルのライブでここまで音が良いのって初めてかも、と思えるくらいどの組もトラックに聞き心地良さや迫力がありました。男性の司会者が各組出演前に簡単なMCをするのですが、コンセプトが旅なので旅に纏わる詞的な表現を一言落ち着いた感じにしゃべっていました。
 
 アイドル中心のイベントものは恒例とも言える光景で、客席脇には大量のバッグが並べられています。荷物持ち込むお客さんがすごく多いですね。ロッカーに入りきらない大きさなので仕方なくなのでしょうが、なぜにあれだけ大きなバッグを持ってくるんでしょう?大量にグッズを買うお客さん多いってことですかね。
 
見たのは順に、
 3776+井出ちよの→sora tob sakana→あらかじめ決められた恋人たちへ→963→アイドルネッサンス→RYUTist→HUSKING BEE→amiinA
でした。各組の感想を。

 

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author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 09:49
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2016/12/11 トクマルシューゴ at 渋谷WWW X

 3年ぶり3回目に見る男性ソロシンガー/ギタリスト。イベントやフェスでソロとバンドセットを1回ずつ見たことありますが、単独ライブは初参加。アルバム「TOSS」リリース受けてのツアーです。会場はチケット売り切れで満杯。
 
 ライブメンバーは、トクマルシューゴに男性ベース、男性ドラム、いろんな楽器を操る3人(女性2人、男性1人)の6人編成。いろんな楽器を操る3人は、ドラム、キーボード、ピアニカ、小型鉄琴、トランペット、アコーディオン、ヘンテコな鳴り物、鳴き声を出すぬいぐるみなどなどを演奏。おもちゃ箱をひっくり返したような音といいたくなるトクマルのライブを体現するメンバー達で、あれやこれやと楽器持ち替えながら演奏します。また、ゲストとして2〜3曲に女性テナーサックス奏者と男性ギターが、そして「VEKTOR」という曲ではスペシャルゲストとして明和電機が参加していました。ダブルアンコール含め2時間10分に渡るライブは楽しいポイント盛りだくさんなライブでした。覚えていることをつらつらと。
 
 最初はトラック音なる中でドラム一人登場して叩きだします。他のメンバーも続々ステージに登場し「TOSS」に収録されている最後の曲の「BRICOLAGE MUSIC」からスタート。後のMCで説明があったのですが、この時に鳴らしていた音はツアー各会場でお客さんの声を拾ってつなげて流しているそう。この日もアンコールで録音タイムがありましたが、ツアーの最後にはその録音物だけでトラックを完成させるつもりとのこと。
 
 軽快さがあるギターリフから始まる「LIFT」、ぽわんぽわんした音から始まりメリーゴーラウンド的な雰囲気もあるアレンジの中歌う「LITA-RUTA」など、音源上は緻密さがある複雑な展開のアレンジ曲が多いのですが、ライブは緻密さを体現しつつ適度な粗さがあるというか、パワフルさや前のめりさが増幅しているのが良い感じ。演奏者も難しいことをやっていると思うのですが、楽しさ満面でやっているのもまた良しでウキウキと聞けます。会場は外国のお客さんもちらほらといるのですが、Cornelius的な受け方もしているのかなーと思ったり。そんなに音楽性はかぶらないと思うのですけど、緻密なアレンジとそれを表現するライブのスタイルが似ている印象もあります。「HOLLOW」という曲は結構Corneliusの「Point」というアルバムを思い出したりします。
 
 そんなバンド編成で聞かせることを主軸としつつトクマル一人のギター弾き語りコーナーもあって、そこでは端正なギターの音にのっかるしっとりとした歌を。その時に「歌詞カードがちょっと光に当たって見えないからずらして、、あーそこです。さすがWWW Xの照明さん。」なんてやり取りをしていて、へー歌詞カードを見ながらなんだー、結構ベテランのバンドさんだと見るけど若い方では珍しいな、と思っていたら後のMCで歌詞を覚えるのが苦手と発言されてました。弾き語りではさすがに間違えるわけにいかないから歌詞カード用意してたんでしょうね。「安室奈美恵世代で、アムラーだったんですけど。彼女も歌番組とかで間違えていたことがあって。」と言ったら、サポートメンバーの方が「安室ちゃんは歌詞間違えた時にはにかんでたのかわいかった。同じことやってみたら?」と提案。やってみようとするものの、歌詞間違えた時に「やっぱりはにかみはできない。」と普通の表情で間違えていたようです。
 
 小型ピアノでの弾き語りからスタートし、曲途中で演奏陣が加わる「ROUTE」のイントロは、とあるインタビューアーに「小田急の踏切音を録音して流してる?」と聞かれたそう。確かに、踏切っぽい単音のイントロですね。「VEKTOR」では明和電機が登場したのですが、彼がテレビでも見たことあるパチモク(背中にX状の棒を背負って、指パッチンをいじると棒についている木魚が鳴る)などを操り演奏する他に、ステージ後ろにある様々なお手製打楽器も鳴らされます。指人形っぽいものがボクシング的な振りでパチパチ鳴るものもあったのですが、曲終わりに顔がポンっとどこかへ飛んでしまったのおもしろかったです。後で明和電機の方が言っていましたが、「機械で勝手に鳴っているところをイヤモニ付けずに、合わせきるメンバーの方々すごい。」と。曲自体は楽しさ満面なのですが、コロコロと展開変わる曲なので演奏するの大変そうだなーと見てて思いました。
 
 後半になるに連れてMCの時間が長くなりいろんな話をしていました。最近ネットニュースで見た「エグザイル フリスビー 禁止」というタイトルが意味不明で?となった(エグザイルのコンサートでフリスビーを客席に投げる演出が恒例だったが客間で奪い合いが発生するなどトラブル続出で取りやめになったというニュースを聞いて納得されてました)とか、こないだNHKでバナナマンがやっている音楽番組にゲストで出て、カールスモーキー石井と共演してその後ラジオにゲストで呼んでもらえたりしたという話から明和電機のデビュー仕事がカールスモーキーが手掛けた映画の映像関連だったとかなど話をしていました。それから、舞台や映画の音楽仕事があったり、NHK教育番組にも音楽提供しているなども。そのNHK教育番組の歌をちょっとやっていました。トクマルは演奏専念し、サポートメンバー(アコーディオン主体の女性とドラムの男性の2人)で歌っていました。
 
 そんなこんなで盛りだくさん。3年前のWorld Happinessというフェスで見たライブが好印象で、単独ライブも楽しみにしていましたが、想像以上のおもしろさでした。まだツアー回っている途中だそうで、機会あればもう一回見たいかも、と思えるライブでした。

 

author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 00:44
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2016/10/07 Floating Points at 渋谷WWW X

 2年ぶり2回目に見るイギリス・マンチェスター出身の男性DJ、プロデューサー。前回フジロックで見たDJの印象がすごく良くて、また彼が2015年出したアルバム「Elaenia」も良い感じで今回ライブセットで見れるの楽しみにしていました。
 
 チケット売り切れで会場満杯。端っこの方で見ました。ステージは薄暗い中(ステージ後ろのスクリーンに緑のライトで幾何学模様を描き続けていた)で行われたこともあり、担当楽器がはっきり見えませんでしたが、恐らく機械、キーボードを担当するFloating Pointsに、ギター/キーボード、ベース/キーボード、ドラムの3人が加わった4人編成、、かと思いましたが、ライブ終了後の挨拶でもう1人いたので5人編成だったでしょうか。
 
 じわじわとした各楽器の音出しからスタート。どこかもの悲しいメランコリックな響きのあるキーボード音を主軸に他楽器も沿うように重なるのですが、浮いた形となるのがドラム。他はエフェクトかけているのですが、ドラムは全くかけていないのではないのでしょうか。極めて生な感触があるドラムの音が他の音と対峙して響くのが良いです。
 
 そういった音空間で音数少なく響かせる場面、リズムが激しくなって突き詰めたように各楽器音が上昇していく場面などを味わいます。ジャズ、ハウス、フュージョン、ドラムンベースなどの要素を入れ込んできます。生演奏のドラムンベースな展開は、Abstract Truthの「Get Another Plan」を、シャレていてもの悲しさがあり、グルーヴがあるキーボードのリフは白石隆之が出したアルバム「Slow Shoutin'」の音色を思い出します。
 
 そういった懐かしい音源を思い出したりしつつ、さらに聞いていてこういったバンド生演奏でのクラブミュージックってのも随分久々に聞いたのかも、と思ったり。ものすごく踊れるって場面は無いのですが、確固たる世界観があってそれを流れるように展開していくのはまさしくクラブミュージックだなーと思ったり。自分のそういったライブバンドの原点はROVOだったのですが、現在のROVOは曲が多彩になり、ライブでも個々の個性ある曲自体を味わう要素が大きくなり、クラブミュージック的な感触は無くなってしまったので。
 
 Floating Pointsのライブでも曲間音止めて軽く挨拶するのが2,3回ありますが、それ以外はノンストップで音が流れて行くのを味わいまくって恍惚となりました。終盤メンバー紹介をしてからすぐ曲に入っていましたが、それが通常のアンコール曲となるのでしょうか。そこははねたリズムの曲で一番踊れるものになっていました。そしてブレイクはさんで再度短い挨拶を入れたところから、演奏の音を包み込むような豪雨といった感じのノイズが鳴ります。その中で淡々と演奏し続ける絵も良い感じ。そしてカットアップした後、残響的なノイズを残してメンバー退場しました。1時間20分のライブは素晴らしい体験だったなーと思えるものでした。

 

author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 08:41
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2016/09/28 THE LIVE SPECIAL Vol.3 × アイドル魂 なだれ坂ロック! at 渋谷WWW X

 2日連続でテレビ番組企画のライブに参加。ともに番組自体は知らず、それぞれ見たいグループがあって見に行ったら偶然にもという。この日はBSジャパンでやっているそうなアイドル番組企画のライブで6組出演。それぞれ15〜30分程度のライブでした。

 

 渋谷WWWが新たに手掛けたWWW Xというライブハウスは初めて来ました。同じビルにある2階。WWWとは異なり客席はフラット。ステージ高は結構あるので後ろの方でも見れます。後ろの方で首から上が見えるくらいの視点で全部のライブを見ました。

 

見たのは順に、
 DEAR KISS→アイドルネッサンス→The Idol Formerly Known As LADYBABY→Juice=Juice→calllme→東京パフォーマンスドール
でした。Juice=Juice目当てでした。会場でも一番人気ある感ありました。順に感想を。

 

 

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author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 09:53
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2016/06/04 SUEMITSU & THE SUEMITH、渡辺シュンスケ、戸渡陽太 at 渋谷WWW
 男性シンガーソングライター末光篤が率いるバンドSUEMITSU & THE SUEMITH主催のイベント。後述のおまけ話に書きますが、昼からビールを飲んだのでほろ酔い状態で参加。

 最初はオープニングアクトで男性シンガーソングライター戸渡陽太。初めて見ます。3曲ほどギター弾きながらドラムサポート付きで。がらっぱちさと伸びやかさがあり、会場中に良い声を響かせていました。曲は王道UKロックさものの印象やポエトリーリーディングっぽいものなど短い時間ながら多彩さを感じさせるもの。


 続いては渡辺シュンスケ。Scott & Riversのバックや、Sembelloのゲストなどでも見ている男性ピアニスト/ボーカリストで、ソロを見るのは2年ぶり2回目。彼はSchroeder-Headzとcafelonというユニットをやっていて、その中からの曲を。インストが3曲、ボーカル曲が4曲でした。ピアノの台の上にサンプラーを置いてピアノ音をサンプリング、ループしてリズムや効果音的なものを作って、その上にピアノ音を重ねるようなこともやっていました。インスト曲は上品さがあるジャズでポップな感覚も随所に入った聞き味が良いもの。

 ボーカル曲では初めて彼が歌うのを聞きました。その上品さに合った歌いっぷりながら、歌の世界は等身大というか、身近な世界を描いたようなものでおもしろいなと。「背番号」という曲は随分前のものだそうですが、同年代の松井秀喜が大リーグで活躍しているのをテレビで見ていて書いたものということで、その情景が浮かび上がるようなものでした。


 最後はSUEMITSU & THE SUEMITH。1年3ヶ月ぶり2回目に見ます。彼自身のこのバンド形態のライブもその時以来とか。ピアノ弾きながら歌う末光篤に、ギターの鈴木俊介、ベースのミト(クラムボン)は前回見た時と同じで、ドラムのみ替わっていました。誇太郎という方で初めて見ます。戸渡陽太のサポートでも叩いていて引き続きの参加。この日のライブはドラムとピアノが使いまわしできていたので、間のセットチェンジにほとんど時間かかっていませんでした。さくさくと進んだ印象。

 まずはバンドメンバー3人のみで演奏開始。鈴木のかっこ良いギターリフから始まって、末光が登場ピアノロックな世界を立て続けに3曲ほどやります。複雑な展開も随所に盛り込みつつポップであることも強調した曲が多いです。ここで一旦バンドメンバーはけてゲストの安藤裕子を呼び込みます。古くからの知り合いという2人は、2週間前に中野サンプラザで行った安藤裕子のコンサート感想から始まります。見に行っていた末光は安藤とCHARAとの共演に感激するところ多々あったようで、2人で歌ったCHARAの曲「Break These Chain」は末光が大学生の時に聞いていた曲だったそう。末光と安藤は最初ソニーに入っていたそうで、末光が契約社員、安藤はデビュー前の準備段階みたいな感じで少し面識があって、そこから2人ともエイベックスに行って、末光は社員からプロデュースやソロデビュー、安藤もデビューするのですが、そこで2曲ほど安藤は末光に曲提供してもらったそう。

 そして2人でのパフォーマンス。まずはカバーということで、薬師丸ひろ子「Woman "Wの悲劇"より」を。これびっくりしました。安藤はよく過去の歌謡曲をカバーしますが、つぼにはまるものが多くてこの曲もめちゃひさびさに聞きますが良いですね。安藤の声のはまり具合も素晴らしい。末光のピアノも楽曲の世界観に合っているものでした。そしてバンドメンバーが入って末光が提供した安藤裕子の曲「Happy」を歌います。曲やる前にミトが「結構複雑な展開ですよー」、末光が「Aメロの入りが独特」みたいに言っていましたが、確かに入り組んだ曲。パッとサビで花が咲くような展開が良い感じです。ちなみに末光がもう一曲提供したのは「クリスマスの恋人」なのですが、季節柄やらないだろーなーと思ってました。

 その後SUEMITSU & THE SUEMITHとして4〜5曲ほど。本編ラストにやった「Irony」は突っ走りながら壮大さもあるピアノロックでかっこ良いです。アンコール終了後出演者全員登場して挨拶して終了。秋くらいにはアルバム出す予定もあるそうです。そこには大橋トリオ、大江千里、少女隊などに参加してもらうとかなんとか。昔のポップソング大好きな末光の知識豊富さ、そこに加えてのミーハーっぷりと行動力はすごいなーと思うのですが、大江千里に直接交渉して歌詞書いてもらったり、少女隊もレコード会社にかけあってなんとかかんとかとおっしゃっていました。少女隊って自分もうっすらとした記憶しかないですが、1980年代に活躍していたアイドルで末光が好きだったそう。ネットで検索したら「もっとチャールストン」とか「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off Youの日本語カバー)」など小さい頃テレビで見たなーと思い出しましたね、、懐かしい。


 おまけの話です。このライブ参加前の昼の話。
 
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author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 11:13
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2015/09/30 Antonio Loureiro at 渋谷WWW
 ブラジル・サンパウロ出身の男性作曲家/ピアニスト/シンガーソングライター。日本各地をソロで回っているようですが、この日は日本のミュージシャンと組んだ特別編成のライブ。当日券で入れましたが会場は満タン、すごい人気ですね。最近お名前を知った方で音源をほとんど聞いたことない状態で見ましたが、感激するところ多々あるライブでした。ダブルアンコールまであった多くのお客の感動を誘う1時間40分ほどのライブの感想を。

 ベースは鈴木正人(Little Creatures)、ドラムは芳垣安洋(ROVO、Vincent Atmicus等)とOrquesta Libreのリズム隊でもある、間違いないメンバーとの共演になります。Loureiroはピアノとキーボードを用いてのパフォーマンス。シンガーソングライターとの触れ込みですが、インストにもかなり力入っているというか相当に聞かせるライブ。細やかなジャズ的なものもあれば、キーボード弾く場面ではこじゃれた感じのジャジーソウルな面のアレンジもあったりと。そういった演奏にスキャットで歌う曲と、メロディがついた曲をしっかりと歌う曲とに分かれていました。

 ピアノの弾き方が様々でドローン的な響きを重視したものや、細かいフレーズを積み重ねていくもの、ブレイクを何度もはさむ(ベースとドラムとのコンビネーションも抜群)もの、転調していくものなど。ジャズ的な要素が多いのだと思いますが、たぶんそれ以外の要素も多々あるのだと思います(自分に知識が無いのでそれが何と表現できないのですが)。ボーカルとメロディはブラジルらしさを感じさせる明るい陽射しの中にほのかに漂うけだるさ、寂しさや、朝焼けとともに訪れる覚醒感などを想起させるものが多いです。

 途中ゲストが加わります。ピアノの林正樹が2曲ほど、ギターの藤本一馬(orange pekoe)が4曲ほど。林がピアノを弾いている間はLoureiroはキーボードに専念するのですが、このコンビネーションも良かったです。細かいフレーズを重ねていく中で微妙にずらしたり不協和音的な音の重ね方をしたりと。そういった音の中で歌っていくというのもすごい。各楽曲の構築された感が素晴らしく、曲ごとの色も違うので次はどんな感じで来るのだろうとドキドキしながら聞き入りました。

 アンコール時にはバンドメンバー、スタッフや会場、お客さんなどに丁寧な礼を述べて紳士だなーと。ダブルアンコールではソロでピアノを弾きながらしっとりと歌い上げていましたが、それも良かったです。次回は音源しっかりと聞いてからライブ見たいですね。
 
author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 22:12
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2015/08/05 LITTLE CREATURES at 渋谷WWW
 3年ぶり6回目くらいに見るLITTLE CREATURES。彼らのライブを見始めたのが、アルバム「NIGHT PEOPLE」発売時くらいで今回そのアルバムの再現ライブをやることを直前に知って、行ってきました。これ見逃してたら後悔してたなーと思うくらい素晴らしいライブでした。会場は椅子が用意されていて、ゆったりと聞けました。

 基本ギター/ボーカル、ベース、ドラムの編成でベースは多くのシンガーソングライターのサポートをする鈴木正人ですが、「NIGHT PEOPLE」についてはギター/ボーカルの青柳拓次のアイデアで「キーボードのみでベース禁止」。フェンダーローズのみで演奏するのですが、低い音が出ないので低い音のみ出る小型フェンダーローズ(The Doorsが使っていたものと同じとか)を買って、右手通常のフェンダーローズ、左で小型フェンダーローズという弾き方でチャレンジしたそう。さらにドラムスティックはブラシのみ、ギターはアコースティックギター一本と隙間が生まれやすい音でアルバム全曲構築したというのがおもしろく、当時よく聞いていました。このアルバム発売からもう10年経つんですねー。

 アルバムを曲順に。1,2曲目「Night People」「Turquoise Sea」は当時のライブでも良く聞いていた曲でした。「Turquoise Sea」はアルバムの中で一番好きな曲で、フェンダーローズのリズミカルな単音から始まり、そこにドラムがユニゾンで被せてきた後にはずれて細かいドラムビートが続き、ブレイク後にギターの軽快な刻みから歌が始まるというイントロ部分が何度聞いてもつぼ。このアルバムはすごく演奏が難しいそうで、何度もMCで言っていました。「Four In The Morning」では鈴木正人とドラム栗原務の2人が長めのコーラス的な歌を歌う場面があって、難易度高い演奏の上で声を出し続けるのが辛そう。終わった後お互いに「大変だったね。」みたいなことを言ってました。

 さらに「曲が進むに連れてゆったりする、眠くなるかもしれません。」とのこと。8曲目の「Sun Dance Round The Tree」は心地よいリズムで聞けるので、そこは割かし弾けるポイントだったかと思いますが、確かにどんどん森の奥に入り込んでいくように曲が進んでいく印象ありました。端正な音の重なりは聞きどころ多くて、一個一個の楽器音の響きとともに堪能しました。ここの会場の音の良さもライブの素晴らしさに貢献。

 全曲終了でアンコールでは「NIGHT PEOPLE」前のアルバム「Future Shoking Pink」から「House of Piano」と「Mosquito Curtain」を。ここで鈴木はベースを手に持ち、「やっぱ安心しますね」と弾きます。ただフェンダーローズも使っていて片手でベース弾きながら、もう一つの手でフェンダーローズを弾いたりと器用なことを聞かせたりも。

 ダブルアンコールまであり、1曲歌って終了。ちょっと他では味わえない感触の演奏をするバンドでまたライブ見たいですね。今度活動25周年を迎えるので新しいアルバム制作するかもみたいな発言があったので、楽しみにしたいと思います。
 
author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 07:31
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2015/03/07 SUEMITSU & THE SUEMITH at 渋谷WWW
 男性シンガーソングライター末光篤が率いるバンド。ピアノ弾きながら歌う末光に、ギター鈴木俊介、ベースミト(クラムボン)、ドラム柏倉隆史(toe、the HIATUS)といったメンバー。去年、末光篤とギター(この時も鈴木俊介だったかな)のデュオで見たことありますが、バンド編成は初めてですね。柏倉隆史は昨日の木村カエラに引き続いて見ます。

 末光は他アーチストへの曲提供も多くしているようで、代表曲は木村カエラの「Butterfly」。また最近出した安藤裕子のアルバム「あなたが寝てる間に」に収録されている「クリスマスの恋人」も彼が提供しているようで、トラックは2曲ともSUEMITSU & THE SUEMITHのメンバーで収録しているようです。

 ミト、柏倉はそれぞれのバンドで何回も見ていますが、この2人でのリズム隊を見るのは初めて。鈴木俊介はハロープロジェクトの多くの曲で編曲を担当していて、最近ではアンジュルムの「大器晩成」を手掛けてます。この曲は今年の1〜2月にかけてひたすらリピートして聞いていて、熱が高まっている中で彼の演奏が見れるというのはラッキーです。

 メンバーの誰かが「ワンツスリフォー」とカウント取ってから始まるピアノロックな曲多め。ただワンコードで突っ走るようなものは少なく、複雑そうなアレンジを施していてその中で端正でポップなメロディを歌います。低目で音域はせまい声ですが、その声が生きているようなメロディでアレンジとともにポップの職人といった世界のライブな印象。一聴でウキウキとなれるようなメロディと昂揚感を誘うようなギターリフやソロ、メリハリあるリズム展開を楽しみました。

 ミトはコーラスもふんだんに入れ込んでいました。またMCも末光とのやり取りがおもしろい。「This Merry-Go-Round Song」という曲はアニメのエンディングテーマ用に作った曲で、SUEMITSU & THE SUEMITH名義とは別にそのアニメ名義でもCD発売していたとのこと。ミトは音源自体を末光からもらっていたにも関わらず、「そのアニメバージョンでかつ初回特典付のが欲しかったからアニメイトで買った」と、アニメ好きのミトらしいコメントが受けました。

 鈴木と柏倉はともにコーヒー好きでアンコールMCでコーヒー談義していましたが、「注ぐお湯の温度は何度?」とか豆の挽き方がどうとか、マニアなんだろーなーという会話をしてました。末光は大柄で強面なお顔をしてらっしゃるのですが、結構乙女な感覚があるようで、人気パンケーキ屋さんに女性やカップルだらけの列に並んで何十分も待ったことがあるそう。またディズニーのリトルマーメイドなどを手掛けた作曲家が好きで(この日彼が作った「Part Of Your World」もカバー)、彼の来日時にどうしても会いたくて手を尽くしてなんとか会う機会を持てたとか。

 アンコール(くしくも前日木村カエラと同じアンコール2曲目に)の「Butterfly」以外は全て音源で聞いたことない曲でしたが、いいなーと思える曲多々ありましたね。セットリスト後で見て印象に残っているものでは、末光の歌に続くような形でミトのがらっぱちなコーラスがついたり鈴木の爆発ギターが印象的だった「Pansy」、早いリズムの中で展開がこまめに変わっていく曲の「Sherbet Snow and the Airplane」などです。アンコールラストはステージ中央にマイクが置かれ、そこに末光が肩掛けキーボードで弾きながら歌って(「Boyz, Boy Don’t Cry」という曲だそう)締めでした。

 余談です。
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author:de nudge, category:live(渋谷WWW,WWW X), 08:26
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