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2020/02/11 sora tob sakana at 池袋harevutai

 お馴染み3人組アイドルグループsora tob sakanaの定期公演。いつもは恵比寿CreAtoでやっていますが、この日は特別版ということで池袋に3ヶ月前にできたライブハウスでの開催です。段差高くステージ後ろに大きなスクリーンがありsora tob sakanaのライブにはもってこいな会場。開演前BGMは先日の主催イベントに出たアーティストの曲がかかっていました。
 
 1時間ちょいのライブ。白基調に水色のラインが入ったふわふわなコートを着た衣装は初めて見ます。なかなかいい感じ。上昇感のすごいライブラストにもふさわしい「Lighthouse」からのスタート。ロック調で2コーラス目から3連の手拍子をお客さんが入れる「夢の盗賊」は久々に聞く気がします。冒頭のイントロのギター、サビの生で早回転させたようなメロディが強烈な「New Stranger」を歌い終えた後、MCに入ります。
 
 事前にここで先日の主催イベント「天体の音楽会」を振り返ろうと決めていたようです。一日中いろんなアーティストさんが出るので楽しみにしていた、ごはん食べる時間もないねと。せっかくだからこの日限りのスペシャルメニューでランチを作って欲しいと頼んだが用意する時間無くて無理とドリンクになった、山崎愛はとにかく見た目が綺麗がものを作ってほしくて名前も「見た目が綺麗なの」とした、見た目は綺麗なものを確かに作って頂いたが味はちょっと予想していたものと違った、3人それぞれ自分のドリンクを飲んだが他のメンバーのは飲んでなかった。楽屋にはケータリングがあって、そこでバンドメンバーや他のアーティストさんと一緒に食べたりした給食みたいで楽しかったなど。
 
 「天体の音楽会」のバンドセットで久々にやった「まぶしい」を今回も歌います。神風花がこの曲がとにかく好きでバンドセットでやりたいとリクエストして実現したそうな。続けてやった「Brand New Blue」「Summer Plan」と夏モードな曲を続けてやっていました。
 
 そして次のMCはしゃべらず、「天体の音楽会」のバンドセットの映像を流すのでみんなで見ようという企画をやっていました。インストモードで「Knock!Knock!」などの振り付けを組み込むダンスのみのセットから「鋭角な日常」を歌うところまでを流していました。粗い映像が臨場感あってオサカナの皆さんとバンドメンバー、お客さんの反応が非常にかっこよく出ていました。
 
 その映像受けて「広告の街」に入ってましたが、これ映像からの流れとして最高でしたね。マスロックなブレイクが入るスリリングな曲で、いつ聞いてもかっこよさあるアレンジとノスタルジーさある歌声の組み合わせが最高だなーと思える曲です。「Knock!Knock!」は本当ダンスがよくなったことが髄まで味わえる曲になりました。3人が場を離れて目線も別方向に向けて踊るところも同期取れていてめちゃくちゃ良いです。そしてポエトリーリーディングな「ブルー、イエロー、オレンジ、グリーン」を歌います。この曲は去年のツアーのテーマソングということで、ツアー後はもうやらなくなるかなと思ってたのですが、結構やっていますよね。冒頭の寺口夏花の長いポエトリーリーディングが素晴らしいなと。声の質感はその後で話す山崎や神の方が好みですが、最初のパートであの長いセリフ読み上げるところはプレッシャーがあるはずで、それをちょい抑制効かせた声で語っているのにぐっときます。
 
 ラストのブロックはノスタルジー極まるメロディとリズムがちょこちょこ曲の中で変わる、それゆえ他の曲とは違いステップを取らない上半身中心のダンスな「ribbon」、インディーズシングルデビュー曲で今も人気が高い「夜空を全部」、今のところの最新シングルでゲーム音楽っぽいピコピコな音も取り入れながらロックな弾け方が気持ち良い「flash」で締めました。「夜空を全部」では後方のお客さんが前方に突っ込んできたりの盛り上げで、コールの声もすごい。でもその次の「flash」では突っ込んできたお客さんはそれほど来ず、うーんと。まあおとなしく場位置守って聞いてくれた方が良いのですが、「flash」だって「夜空を全部」にも負けない盛り上げ要素強い曲なのになーと思ったりもします。踊れる要素がちょい少なめって印象はありますかね。
 
 余談ですが、sora tob sakanaのプロデューサー照井順政(ハイスイノナサ、siraph)は「flash」のタイトルを当初「Blue Invader」で考えていたそう。それをレコード会社のスタッフさん(海外育ちの人が多いとのこと)が「Blue」はネガティブな印象があるから、アニメ「ハイスコアガール」のオープニングテーマ曲としてはどうかな?という意見が出て「flash」に最終的に決まったそう。英語の語感が分からないので、その方が正しいかもなのですが、個人的には「Blue Invader」の方がこの曲に合っているなーとこの話しを聞いた時に思いました。同じく「ハイスコアガール」の最初のオープニングテーマ曲だった「New Stranger」との流れでも良い感じのタイトルですし。また、「FLASH」となるとPerfumeの曲の方がまず頭に入ってるってこともあります。と書いていて気づいたのですが大文字小文字の違いがあるんですね。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:39
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2020/01/18 siraph、WOZNIAK、sora tob sakana at 渋谷REX

 ギタリスト/プロデューサーである照井順政が、翌日誕生日を迎える「照井順政生誕祭」と称したイベントの開催。3年ぶり2回目の参加になります。開催自体も3年ぶりなんですかね。渋谷マークシティ近くにあるこの会場は初めて来ました。キャパ250人くらいでしょうか。チケットソールドアウトで満杯。会場(かつ開場)前の行列を通り過ぎた人たちで「何この行列?ライブ?後で何かチェックしてみよう。」と言ってた人がいたのですが、男性ばかりのお客で「照井順政生誕祭」って何それ?って思いそうな。
 
 出演は3組でsora tob sakana→WOZNIAK→siraphの順番。それぞれ30分ちょいのライブ。客席最後方から見たのでステージあまりよく見えず。でもモニターがあったので助かりました。順に感想を。
 
 
 sora tob sakana
 照井がプロデュースしているお馴染み3人組女性アイドルグループ。自分がライブ見るのが2ヶ月ぶりなのですが、ほぼ毎月見ていたグループなので2ヶ月ってだけでも久々感ありますね。ステージには幕が降りていて、そこにインスト曲「海に纏わる言葉」が流れます。幕が上がってライブスタート。「夜間飛行」「New Stranger」「夜間飛行」などのお馴染み曲に加え「FASHION」「発見」が入ってたのがレア。「FASHION」は照井が手掛ける楽曲でお馴染みのブレイク効果的に入れるインストから始まって、キレあるシンセ音とボーカルがからんで行く展開がかっこよい曲。タイトルからイメージしてファッションショーっぽい振り付けも良い感じ。「発見」はポツポツとした電子音のアレンジに夏の終わりの情景を無機質に歌い上げていく曲で、こういった曲があるのがsora tob sakanaならではって感じありますね。短いセットでもノリよい曲だけで構成しないというところにこだわり感じます。
 
 5曲歌い終わって照井をステージに呼び込みます。照井は今年36歳と年男で、sora tob sakanaに初めて会ったのが29,30歳辺りだそう。sora tob sakanaはその時小中学生で「なっちゃんが19歳になったって考えられん。」と照井。やりとり聞いていると毎度照井が親戚のお兄ちゃん感あるのがおもしろい。そしてせっかくだからと一曲。照井がアコースティックギターで弾く中「蜃気楼の国」を歌います。スローな曲で、細やかなギターの音にぐっと来ます。年末年始インフルエンザにかかったメンバーがいて、3人でのライブ出来ないことが多かったようで、ちょいこの日のボーカル調子良くないのかなって瞬間もあったのですが、個々の声質の良さ、ユニゾン、ハモリでぐっとくるのは大いに味わえました。
 
 
 WOZNIAK
 2年ぶり2回目に見るYuta Hoshiのソロプロジェクト。ライブごとに流動的に編成変えているそうですが、この日Yuta Hoshiはドラム担当で、ギター✕2、ベースを率いた4人編成でライブします。前半3曲は前回見たライブとは印象違う曲でした。細かいギターのディレイとネック部分を両手で弾くアルペジオを多用して、そこに強く細かいミニマルなドラムを重ねてきます。グルーブよりも多重感ある演奏を重視して聞かせてくるようなイメージ。後半は以前聞いた人力テクノ、ブレイクビーツなリズムを盛り込んだ盛り上げ系ってな印象でした。一曲照井もギターで参加し、トリプルギターとなって重厚感ある展開で聞かせてました。照井もバンドの音に沿ってガンガンに高速アルペジオをかましていました。
 
 
 siraph
 2年ぶり3回目に見る女性ボーカル、(後は全て男性で)ギター、ベース、ドラム、キーボードの5人組バンド。照井順政はこのバンドのギター担当です。ドラムの山下賢(Mop of Head、Alaska Jam)は掛け持ちで参加が厳しいためかこの日は他メンバーが務めてました(正式アナウンス無いっぽいですが脱退ということですかね)。ボーカルAnnabelの艶ありクールな歌声に、硬質な感触あるシティポップスのメロディが合っていて、そこにらしいアレンジを軸としながら、あちこちに棘というかおっとなる音が入れ込まれます。刺激ある音色のキーボードとか、やわらかメロディアスなベースの音など。ギターを務める照井は一曲コーラスも務めていました。ボーカルに寄り添うコーラスがいい感じでした。
 
 この日のみの特別版ということでsora tob sakanaの楽曲カバーを。「シューティングスター・ランデブー」を歌っていました。なんかsiraphの曲としてもいいくらいなんの違和感もなく聞ける、ボーカルのメロディの馴染み方、アレンジも良い感じ、、と思いながら聞いていたのですが、途中そういえばこの曲、作曲と編曲がsiraphの曲も手掛けるキーボード蓮尾理之が担当してたなーと気づきました。
 
 
 ライブ終了後、これまでの出演者がステージに揃います。sora tob sakanaの神風花はケーキを持って照井のお誕生日お祝いします。寺口夏花はプレゼントを2つ持っていて「どっちがいいですか?」と照井に聞きます。プレゼント2つ用意して「1個だけ?」と。照井はちゃんと包装された袋を指定しますが、「ダメ、こっちでしょ」と「破廉恥」と書かれたオレンジのロングTシャツを渡します。ならなぜ選ばせた、、と。そのTシャツ着るように促されるのですが、ここでの照井のリアクションがおもしろかったです。「え?ここで着るの?一旦ステージはけてもいいですか?」と。今着ているTシャツ脱いで着ようとします。「いやいや、そのまま着ればいいじゃん。」と。確か下ネタ大好きお兄さんですが、大勢の前で上半身裸になるのはちょい抵抗あったようで(そりゃまあそうですが)。
 
 「破廉恥」Tシャツ、「本日の主役」というベタすぎるたすき、ギザギザのあるヘンテコ眼鏡をかけさせられた照井を、みんなで「照井さんお誕生日おめでとう」と言って祝福したり、客席バックに写真撮ったりして、最後は一本締めをすることになりました。「よー、はい」と一本締めした直後に幕が降りてお開きとなりました。シュールなエンディングでおもしろかったです。にしても照井さん、一時時期より痩せて顔がシュッとしてましたね。トマトジュース、鳥の胸肉だけの食生活を送っているそうで、正月太りがいまだ解消していない自分も見習わねばーと思いました。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 10:10
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2019/12/15 NUMBER GIRL at 豊洲PIT

 2002年に解散、今年再結成した男性ボーカル/ギター、女性ギター、男性ベース、男性ドラムの4人組バンド。現在精力的にツアーを行っており、それに参加しました。自分が見るのも17年前のRock In Japan以来。単独ライブを見るのは初めてです。土日3000人以上キャパがある豊洲PITでのライブの日曜日のチケットが取れていけることに。会場満杯で壮観。この会場来るのは3年前にAlabama Shakesを見て以来2回目。前回は椅子席が置かれてのライブで、今回のスタンディングとは雰囲気が違います。
 
 歓声飛ぶ中メンバー登場。「鉄風 鋭くなって」からスタート。NUMBER GIRLで一番好きかもと言える曲からの開始で熱くなりました。お客の反応もものすごく前方はモッシュ、たまにダイブも飛び出してました。各メンバー別バンドでの活動をしており、ドラムのアヒト・イナザワ(VOLA & THE ORIENTAL MACHINE)とギターの田渕ひさ子(toddle)はそれぞれメインボーカル張っていたりするのですが、NUMBER GIRLではコーラス用のマイクすら置かず演奏に専念。ボーカル向井秀徳の歌声のみで繰り広げます。また、2人のギターも一本のみで最初から最後まで通していました。曲の合間にチューニングはあれこれとしてましたが。
 
 向井の別バンドZAZEN BOYSはNUMBER GIRL解散後に始めたバンドで今も平行して活動していますが、NUMBER GIRLを今回改めてライブで聞いて全然別物って印象ありますね。ZAZEN BOYSは妙なリズムパターンや、プログレ、ファンク、ヒップホップなど曲によりあれこれと要素を盛り込んで変態的に聞かせるロックバンドってな印象で、NUMBER GIRLもいろいろ難しいことやっているんでしょうけど、ZAZEN BOYSと比べると直球なオルタナロックといった感じに聞きました。曲によっては展開いろいろ変えて聞かせるものもあったりしますが、全般には反復リズムとギターの積み重ねによる高揚感を前面に押し出してる印象。
 
 アヒト・イナザワの地響きかと思わせるように聞かせるドラム、歪んでぶっとさがある中尾憲太郎45才(年齢までがメンバー名です。モーニング娘。'19みたいな感じですね。)のベース、空気を切り裂くような音を出す田渕ひさ子のギターと、それぞれの音を魅力的にストレートに聞かせるようなアレンジ。あと、ZAZEN BOYSではボーカルのみに専念したりキーボード弾いたりする向井ですが、NUMBER GIRLではギター弾きながら歌うスタイルのみで通します。ソロで歌うライブとかでも感じるのですが、向井のリズム刻むギターのリフもかっこよいよなと。そして轟音に埋もれたり前に出てくるように聞かせたりするボーカルも本当魅力的。不思議な神通力あるよなーと聞いていて思いました。
 
 福岡出身のメンバーで、思いっきり福岡弁が入った「バリヤバイ」という単語が入る「ZEGEN VS UNDERCOVER」はゆったりとした展開から高速ビートが入ってくるところとか熱い、タイトル通り8ビートで淡々としているように聞かせながらジャンクな音をあれこれ入れてきて楽しく聞かせる「EIGHT BEATER」など懐かしい。音源は最近全然聞いていないのでタイトルまでは出てこない(後でセットリスト見返しながら書いてます)のですが、聞く曲ごとにあーこれこれ懐かしい、かっこよいなーとなります。
 
 自分がNUMBER GIRLを知るきっかけとなった曲「透明少女」は初めてライブで聞けました。この曲をCD屋だったかラジオだったかで初めて聞いた時は、めっちゃかっこよい、ボーカルが轟音の後ろに隠れてるけど、歌の主張感はあるしメロディも良いしとの印象で一発で気に入った記憶があります。シングルとして出している「NUM-AMI-DABUTZ」はZAZEN BOYSの曲としてもおかしくない変態的な展開の曲で、ユニゾンで癖のある高速音を随所に入れてくるのが熱い。「TATTOOあり」は今回のライブで一番つぼにはまった曲。安全地帯「ワインレッドの心」みたいな冒頭のメロディから轟音、ダイナミズム、縦ノリなどキレあり盛り上がる要素を随所に入れては、また落ち着いた展開に持ってきたりと忙しい曲。低い位置にベースを構え、ドラムに目をやったり客席に向かって大きなリアクションを取りながら弾く中尾の振る舞いがめちゃかっこよい。ベースの運動量が多いバンドは好感度高いことが多いですね。
 
 曲に入る前に向井がギターを控えめに弾きながら変な語りを入れてくるのもこのバンドお馴染みで、その口上から次に演奏する曲がだんだんと分かってお客の反応が期待感に溢れたところで曲に入ってくるのがライブならではのダイナミズムを生み出しています。「U-REI」だったかと思いますが、メンバーが小音出す中、向井はギターを置いてヘンテコな舞をしたり、アンコールのなんかの曲の前ではテレビドラマのワンシーンを語りで入れたり。夕暮れの遊園地の親子が佇むシーンで萩原健一の名前が出てましたがドラマ名は失念。
 
 本編ラストは「OMOIDE IN MY HEAD」「I don’t know」で締め。ひときわの盛り上がりでした。「OMOIDE IN MY HEAD」は初期の曲で青春を感じさせるものギター、ベース、ドラムの音とサビのメロディで湧き上がる高揚感がたまらないものがあります。息を呑むようなギターとベースのリフに向井の絶叫が重なる「I don't know」はどこまでいっちゃうんだろうというコン詰めた音がラストにふさわしかったです。
 
 アンコールは3曲。ラストは中盤でもやった「透明少女」を再びやりました。これは「I Wanna Be Your Dog」をライブ中に2回やるIggy Popリスペクトですかね。この日のライブで「IGGY POP FAN CLUB」という曲をやっていたので、そんなことを思いながら聞いてました。好きな曲なので何度聞いてもうれしい。2時間に渡るライブの良い締めでした。ZAZEN BOYSで新曲が全然出ていなく、向井秀徳は曲作りにおいてはスランプ気味なのかしらと思ったりしますが、ライブは絶好調ですね。ZAZEN BOYSもまたライブ見たくなりました(本当は先月見に行こうと思っていたのですが時間合わなく断念)。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 10:04
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2019/11/23 sora tob sakana、岸田教団&THE明星ロケッツ at 池袋harevutai

 3人組アイドルグループsora tob sakanaが主催の対バンライブ。今回は岸田教団&THE明星ロケッツというアニメソングも手掛けるロックバンドとの対バンです。池袋にある500人収容のライブハウスは初めて来ました。ポニーキャニオンが手掛けた今月オープンになったばかりのライブハウスだそうで、ビルともども新築。中池袋公園周辺が開発進んでいて、今こんな感じになっているのねと。雰囲気的に新宿歌舞伎町の東宝ビルがある辺りに似ています。
 
 ライブは45分ずつ、それぞれ最後の曲で共演、転換に15分ほど、最後に10分ほどトークがあって、客席バックに写真撮っておしまいでした。各組の感想を。
 
 
 初めて見る岸田教団&THE明星ロケッツは女性ボーカル、男性ギター✕2、男性ベース、男性ドラムの5人編成。曲によってはキーボードのプリセット音も入れていました。アニメソング歌うのに似合っている大仰な歌い上げのボーカルをバックに、オイコールが盛んな縦ノリ曲中心。フライングVのギターで高らかになるアルペジオを組み込んでハードロックな味のもの、裏打ちなリズムで聞かせるものなど、曲によりいろいろと楽しいアレンジで元気なロックバンド的な聞かせ方をしています。お客さんのノリも熱いものがありました。演奏陣もテンション高くステージ前方に横一線になって演奏したりと、あれこれとお客を煽ってきます。音的な好みは外れてしまうのですが、ニコニコと楽しく聞けました。
 
 平均年齢は38歳だそうで、「オサカナのみなさんからすると我々は保護者って感じですねー。」とMCで言うと、客席から「おかあさーん」「おとうさーん」の声が出てきたの笑わせてもらいました。その声がバラード系の曲始まりで響いてきて「やりづらかった」と。実際にsora tob sakanaの最年少、山崎愛さんのご両親はこれくらいの年齢だった気が(へたすると年下…)。最後の曲はsora tob sakanaのメンバーも迎い入れて「星空ロジック」という曲を歌います。初対面の相手に借りてきた猫になることでお馴染みのオサカナさん達はどっちの主催ライブだっけというくらいオドオドとしています。山崎愛は別日に岸田教団&THE明星ロケッツのライブ見に行ったとTwitterに書いてたことがあるので、元々ファンなんでしょうね。胸を抑えて緊張しまくっているのが伝わります。「星空ロジック」はギターリフと前を進んでいくかのようなメロディがアンセム感ある曲でお客のノリもひときわすごかったです。最初のパート歌う山崎がかなり良い感じでした。フライングVのギターを首の後ろに回して弾くところではオサカナの面々は素でびっくりしていました。
 
 
 続いてsora tob sakana。ブログに書いていないのですが、先週行った日比谷公園のイベントでも見ています。その時に新曲聞いていますが音響しっかりしているライブハウスで聞くと味わいが全然違いますね。ステージ後方に映し出される映像も目一杯スペースを使っていて圧巻。sora tob sakanaの確固たる世界観を音楽、パフォーマンスと合わせて体現していました。
 
 この日のライブはsora tob sakanaがタイアップしているアニメソング「New Stranger」「流星の行方」「flash」「ささやかな祝祭」を中心に構成していました。「流星の行方」や「flash」の新曲はかっこよい曲で、「流星の行方」なんてリズム取り難しい、よくあれを踊りながら歌えるよなーと毎度関心するのですが、今回それ以上に難しそうですごかったのは「flash」のカップリング曲「パレードがはじまる」。先週のイベントで初めて聞いて衝撃受けた曲です。テクノなシンセ音から始まる曲で、そこの上半身を斜めに傾けてリズムに同期するかのようにダンスするところはPerfumeみたい。そこから山崎が歌い出すのですが、この歌いだしのタイミングがめちゃ難しい。ここのどこか遠くに響かせるような山崎の歌声がほんと好き。サビのステップも難しそうであれを踊りながら、3人のユニゾンがせつなげに響くのはたまらないものがあります。
 
 4人組から3人組になってライブで自分が初めて聞くのが「タイムマシンにさよなら」「アルファルド」の2曲。オサカナには珍しい立ち位置を変えないまま踊り歌う「タイムマシンにさよなら」は前のダンスの構成は基本的に変えないまま、ちょこちょこと変更点はあったかなという印象。ジューク/フットワークなサウンドバックに左右に体振りながらのダンス多めな曲で楽しい。抒情性極めたような曲の「アルファルド」は9月の神風花の生誕祭イベントで、事前に歌うことを知らない、いきなりの練習無しでチャレンジしてみてメタメタ状態だったものは見ていますが(あれはあれでとってもおもしろくて良かったですが)、今回ちゃんとした「アルファルド」を聞けて感激ひとしお。ユニゾンのふわっと浮かんでどこかに飛んでいきそうな感覚が味わえるのが良いですね。ソロパートも神の1コーラス目「ひとりになることが怖いからみんな視線逸らした」や、2コーラス目の寺口夏花「静かな夜がきて書きためたノートが君を覚えてる」の部分の歌い回し部分とかめちゃ好き。1コーラス目の出だしは(卒業した)風間玲マライカだったのですが、山崎に替わっていました。この日の曲は山崎始まりの曲が多かった印象が。
 
 ラストのジャズなビックバンド風アレンジをバックに歌う「ささやかな祝祭」は最後のサビ部分で岸田教団&THE明星ロケッツのボーカルIchigoとベース岸田の2人が登場してダンスとボーカルに加わります。ステップ一生懸命踏んでおりました。楽しく締めたラストとなりました。ライブ終了後、他のメンバーも出てきてちょいトークします。Ichigoと岸田中心にしゃべっていて、オサカナさんは挙動不審状態のまま(神さんは結局ひとこももしゃべってなかったような…)。「私達と対バン決まってどう思いました?」とIchigoが聞くと山崎は「シャーって思いました。」と小さな声で回答。「そう見えないんですけど。シャーってテンションが全然伝わってこない。ずっと怖がってませんか。」とIchigoさんはおっしゃっていましたが、自分が見る限りこの日の山崎さんはかなりテンション高めだったと思います(同時にめちゃ緊張もしてましたけど)。初めて見る方からするとあれで?だとは思いますが。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 10:19
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2019/11/03 つばきファクトリー at 新潟LOTS

 前述のコンサート終わって、群馬県高崎へ移動して一泊。翌朝早起きして30分ちょい高崎の街をジョギング。朝食とって、9時過ぎの新幹線に乗って新潟へ移動します。そこからローカル線に乗って、東新津という駅に到着。秋葉公園散策と日帰り温泉しました。秋葉公園にあるインドから贈られたという平和塔はちょい不思議な建物。
 
 夕方に新潟に戻って、新潟LOTSというライブハウスに向かいます。初めて行くライブハウスで700人くらい入るキャパの会場。そこで9人組アイドルグループのつばきファクトリーのライブを見ます。メンバーの1人、浅倉樹々は腰椎椎間板ヘルニアのため半年ほど前から療養中。秋ツアーも欠席で8人でのライブとなりました。浅倉は徐々に回復しつつあるようで活動も少しずつ再開しているよう。来年から本格的復帰ですかね。1日2回公演の2回目。整理番号早めで上手の2列目から見ることができました。
 
 単独ライブとしては1年ぶり3回目。ちょい久々感あって、楽しみにしていました。アンコール含め1時間半ほどのライブは様々な魅力ある曲とメンバーのパフォーマンス楽しめて、また異様な感じの盛り上がり方があった時がありました。感想を。
 
 

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author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 12:04
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2019/09/21 Juice=Juice at 吉祥寺 CLUB SEATA

 2週間前から始まった8人組アイドルグループのJuice=Juice秋ツアー。吉祥寺にある500人のキャパ(と書いてますがそこまで入らないような)のライブハウス初めて来ました。1日2回公演の2回目に参加。新メンバー工藤由愛、松永里愛が加わって初めてライブ見ます。
 
 秋ツアーは自分の10月の予定が見えていないことや、体制変更ということもあって様子見モードのつもりでした。どこか1箇所のみ行く、しかも今回は遠出まではしないと決めてこの日にチケット申し込み。当たらなかったら秋ツアー参加諦めでも良いかなと思ってたのですが、見事当たってしかも整理番号がかなり早めで前から2列目で見ることができました。ここの会場は客席とステージがすごく近く、この距離感で見れるのは初めてJuice=Juiceの単独ライブを見た2015年小樽Gold Stoneの1列目で見た時以来。
 
 ライブ始まる前の注意事項はメンバーの一人が生のアナウンスで読み上げるのがお馴染みで、この回は初めて担当するという最年少松永が読み上げてました。スムースに読み上げてるかと思いきや、途中つっかえてからは「キャハハ」モードに。天真爛漫感ある話し方で「キャハハ」をミドルネームにしたくなる印象。そしてライブ開始でメンバー登場。とんでもない近さで8人全員を一度の視界に捉えることはできないのですが、メンバーの顔の小ささ、綺麗さ、かわいさと迫力あるパフォーマンスを堪能。
 
 そしてしょっちゅう見ているJuice=Juiceライブではあるものの、この日は近距離ということで4年半前に見た小樽Gold Stoneのライブの記憶が時々思い起こされて、その時にいたオリジナルメンバー金澤朋子、高木紗友希、宮本佳林、植村あかりの4人はすっかり大人な美人さんになったなーと感慨深くもなりましたね。宮本だけは時折幼い少年感も見せたりしますが。この日は前髪を切りすぎたのかパッツン的になっていたのがかわいらしかったです。小樽の時も新曲用にかなりのショートカットにしたばかりで、周りにどう見えるかしきりに気にしていたなーと。アンコール含め1時間35分ほどのライブの感想を。
 
 

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author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 10:45
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2019/06/16 仮谷せいら、踊Foot Works、lyrical school at 代官山LOOP

 この日に26歳の誕生日を迎える女性シンガー仮谷せいら主催のライブ。仮谷主催ライブでお馴染み2組のゲストを呼んでのライブとなります。また、3年ぶりとなる5曲入りEP「Cover Girl」リリースパーティーともなりました。順に感想を。
 
 
 lyrical school
 以前CD屋のインストアライブで通りすがりに1曲見たことありますが、ちゃんと見るのは初めてな女性5人のラップユニット。男性DJを従えてのライブ。30分ほどのライブはトラック止めずに次々と曲を歌い踊っていきます。軽妙さがあるトラックと親しみあるフックがパーティー感あってよいですね。RIP SLYME的な感覚があって好み。RIP SLYMEは残念ながら去年活動停止してしまったよう(大型フェスでライブ数回見た程度ですが、日本のヒップホップグループの中では断トツに好き)で、彼女たちがその後を受け継いでも驚かないくらいのライブと思いました。
 
 中盤でやった涼やかなスティールパンの音を組み込んだ曲は「楽園ベイベー」的な雰囲気ありました。ステージをあちこち徘徊してラップしつつ、フックのところでは軽い感じにダンスするってなパフォーマンスはラップするユニットお馴染みのスタイルですが、彼女たちはアイドルとしての心意気も持っているようで、きっちりと揃えたダンスを時折やってました。特に2曲目でやったダンスは見てて非常に良い感じでした。終盤には踊Foot Worksに提供してもらったという曲も披露していました。
 
 
 踊Foot Works
 初めて見るラップ、ギター、ベース、PC/コーラスの男性4人組。30分ほどのライブ。エフェクトかけたボーカルとゆったりとしたメロウで都会的なトラックはtofubeats的な感じがあります。そこにギターとベースが生な音をつけていくのですが、ボーカルとともに野性味とか力強さがあってロックな感覚もありますね。ドス効いた感じで親しみあるラップやフックを歌っていくのを楽しみました。ボーカルは仮谷と同い年だそうで、「今日初めてお会いしてご挨拶した。(2012年に公開された)tofubeats『水星』に仮谷さんが出てらっしゃてて、当時よく見てたので、同い年ながら『大きくなったねー』と思ってしまった。親戚のおじさん状態だった。」と。
 
 
 仮谷せいら
 半年ぶり8回目に見る仮谷せいら。アンコール含め1時間ほどのライブ。最初の曲は「Hopper」から。心地よいトラックと伸びやかな歌声はいつ聞いても良いなーと思いますね。「Cover Girl」のCDジャケットで着ている服をライブ衣装としても使っていて、緑主体のタータンチェックがかわいらしい。「Hopper」の後の3曲は「Cover Girl」から3曲連続で披露します。ミドルテンポなリズムに細かいハイハットが入れ込まれるトラックに弾けるような感じで歌っていく序盤から後半ドラムンベースっぽい感じなトラックでスピードアップしていく中で歌っていく「しぶとい Lady」。以前のライブから披露していてついに音源化されたトラップなトラックでちょい切ない感覚もあるメロディの「Zawa Make It」、EPでは最後に収録されている曲で音数少ないしっとりゆったりしたトラックにどこかに浮かぶようなメロディで夜のドライブで聞きたいような「Orange Light」と、どれも良い感じに聞けました。
 
 そしてバースデー企画のライブではお馴染みの弾き語りコーナーです。今まではキーボード弾き語りですが、今回は「4月にギターを買って、この日に向けて練習してきました。緊張しすぎで手震えてますががんばります。」と、アコースティックギター弾き語りを披露します。ギターはハワイの木で作られたTaylor Swiftモデルのものだそうで、ギター屋に行ったら前日に入荷したばかりということに運命感じて決めたそう。CMソングとして作った(あとでYoutubeチェックしたら『sofy presents 「すべての就活女子へ」』とタイトルで新川優愛主演のミニドラマ風CMが公開されてました)曲だそうでタイトルも無い就活応援ソング。つたないギターとうまいボーカルのギャップが良いです。こういった1回切りのパフォーマンスのために以前から練習して披露するっての良いですよね。バンドマンが練習してきたダンスを披露したりするのもそうですが、そういった特別感ある演出に対峙できるのは幸せと思います。
 
 そして次からはまたオケをバックに歌うスタイルに戻ります。「懐かしい曲。15,6歳くらいの時に作った曲です。」と、「心の中に」という曲を歌います。Avec Avecというトラックメイカーがアレンジしたトラックでヒップホップなトラックですが、メロディはアコースティックな感触のあるメロディのもの。仮谷は作詞を手がけることが多いですが、作曲している曲もあって、この曲もそうですがそれらはポップ的な感触よりも浸れるような感じのメロディで、仮谷の原点はそういった曲のものが多いのかな、と聞いていて思いました。
 
 終盤は盛り上げ曲を連発。過去のEPリード曲「Nayameru Gendai Girl」「Colorful World」の他に、今回発売したEPからラップも入れたりする南国風味なトラックとメロディの「What a day!」、リード曲で壮大感あり80年代シンセポップなキャッチーさある「Cover Girl」も歌います。なんといってもポップが主軸な仮谷せいらの曲群でリード曲はとりわけそれを強調しているものが多いですが、今回こうきたかと思いましたね。サビではピースサインが印象的な振り付けも入れていて、より広範囲に訴えられそうってな印象ありました。
 
 アンコールは3年前と同じく泣きながらのMCから始まります。3年ぶりにCD出すことができてうれしい。CD作るのはお金かかるんです。これからもマイペースになっちゃいますが、歌うことは続けていくのでどんどんライブもやっていきたいし、曲も出していきたいと。鼻真っ赤にしながらラストとなる「Nobi Nobi No Style」を歌います。途中涙ぐんで歌えない場面もありますが、そこをお客さんがフォローするように歌ってあげるのも良い光景。素敵なライブでした。今度1時間半くらいの単独フルセットライブとかも見てみたいです。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:27
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2019/05/02 NETWORKS、Radio-Acoustique at 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON

 1年ぶりに来る三軒茶屋の住宅街にある地下一階の、バーカウンターがありいくつかあるソファや椅子に座ってライブ見るスペース。ここで2組のインストバンドが出演するライブを見に来ました。
 
 
 最初はRadio-Acoustique。キーボード、ベース/シンセベース、ドラムの男性3人組で、この日は男性ギターが加わった4人編成。キーボード坪口昌恭が主導するバンド。坪口昌恭はDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENや原田知世のバックバンド(この一週間で偶然にも原田知世バックを務めたことあるメンバーのバンド見るのが3組目)、それから12年前に新宿Pit-Innで見た坪口昌恭TRIO+2で見たことある方。後でネットで確認したら、メンバー交替を経て坪口昌恭TRIOから発展させたのが、Radio-Acoustiqueのようですね。
 
 坪口昌恭TRIO+2ではNUMB(エレクトロニックビートメイカー。彼が出した2002年に出したアルバム「NUMB」めちゃ好きでした)がジャズ演奏にエレクトロニクスを加えるということでいろいろ音を加工させていたのですが、そういった要素をこの名義になってからも軸に置いているようで「エレクトロニカな曲をジャズ編成でやります。」とおっしゃってました。1時間で6曲。ほとんどの曲が坪口のスキャットで始まるのがおもしろい。ブラジルな感じのものや、インドの口タブラみたいなスキャットをしながら演奏に入っていきます。
 
 1曲目はブラジリアンハウスってな感じの音にジャズなピアノ音を加えて行きます。坪口はキーボード弾きながら、いろいろエレクトロニカな音も随所に出していました。2曲目は坪口が手がけたそうなアニメのサウンドトラックから「リライフ研究所」という曲を。ジャムバンド的な心地よいリズムにオシャレなキーボードのメロディがあれこれ乗ります。3曲目はRichard SpavenというJose JmaseやFlying Lotusのサポートなどしたことあるドラマーの作品で「Helsinki Trio」という曲をカバーします。クラシカルなジャズの手触りある音に変拍子、複雑な拍子のリズムを加えて展開するもので好みな音でした。
 
 4,5曲目はギター西田修大とやっている別バンドOrtance(6月にアルバムを出すそう)の曲を(半セルフ)カバー。そしてラストはアメリカの女性ソウルシンガーAmerieの「1 Thing」という曲で賑やかに締めました。この曲ライブで聞いた時は分からなかったのですが、家帰って聞いたらあーこの曲かーと。この曲をジャズエレクトロニカなインストバンドでカバーするって趣向がおもしろいですね。坪口は50代くらいの方だと思うのですが、このバンドのように若いメンバーとがっつり組んでやったり、いろいろな方面の曲を取り上げたりと瑞々しい感じがとてもありますね。ライブ中もキーボードから離れて他メンバーの演奏を踊りながら聞いている場面なんかあってお茶目でした。
 
 
 続いてNETWORKS。3年ぶり2回目に見るアコースティックギター、キーボード、ドラムの男性3人組。3人が円上で内に向いた位置で楽器を演奏する独特なスタイル。アンコール含めて1時間15分ほどのライブ。ミニマルなリフを数小節ごとに変化させていく演奏スタイルで、大地を駆け抜けていくような爽快感ある音を段々と積み重ねていくかのように昇華させていって、終盤ブレイクなども入れたりしつつ飛翔していくかのような展開に持っていく曲をあれこれとやっていきます。
 
 1曲目で「10年活動してきて初めて」というギターの弦が切れてしまうというハプニング、弦付け替えている合間にMC担当のドラマが「どうしよう。地獄だ。」と突如間を持たせないといけないことに四苦八苦(話すネタがそうそうに無くなって、じゃあ3人の出会いでも話すか、学生時代に大阪で出会って、、と話し始めたところで「張替え終わった」となって中途半端になっちゃったのも笑わせてもらいました)するというトラブルにもめげず、その後も素晴らしい演奏で堪能しました。
 
 ミニマル感ありつつ、拍子が難しいなと思うリズムも随所に聞かせてきてコンビネーションもすごい、本編最後の曲なんて目見張って聞き惚れちゃいました。そして聞きながら、曲のタイプは全く違うのですが、音色がクラムボンにも通じそうなんて印象を持ちました。クラムボン「KANADE Dance」が好きな人はNEWWORKSの曲も気に入るんじゃないかなーと。
 
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 06:48
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2019/01/19 田村芽実 at 白金高輪 SELENE b2

 主に舞台女優で活躍する田村芽実のソロライブ。2016年まで所属していたアイドルグループのアンジュルム(2014年までスマイレージ名義)のコンサート以来に見ます。舞台関連は2014年スマイレージ時代の「リリウム」というミュージカルを見たことがあるだけで、舞台関連はフォローしていなくほとんど活動追っていなかったのですが、去年ソロ歌手デビューしており、後述するように去年12月に出した2ndシングルで興味持ってライブ行ってみようと思いました。
 
 白金高輪にある閑静な住宅街にある大きな地下スタジオでのライブ。初めて来ます。お祝いの花の中にヒロミ・松本伊代夫妻、森口博子、早見優があってびっくりしたのですが、仕事で交流あるんですかね。700人くらいのキャパで満員。真ん中よりちょい前目くらいの位置で見ました。
 
 バンドメンバーはギター、キーボード、ドラム、ベース、バイオリンの5人編成。赤の格子柄っぽいワンピース、白の襟に緑のリボンを付けた衣装、デコだしで長い髪をストレートに降ろした姿で登場します。これまでのキャリアを総括したセットを組んだそうで、最初は田村が歌を歌うことを仕事にしたいと思ったきっかけとなったミュージカル「アニー」の「tomorrow」、「サウンド・オブ・ミュージック」の「私のお気に入り」を披露。舞台で鍛え抜かれたことが分かる「tomorrow」のハイトーンな歌声に感動。
 
 バンドメンバー紹介がおもしろい。メンバーに「好きな味噌汁の具は?」「初恋の人の名前は?」と聞いて回答をイメージして楽器弾いてくださいという無茶振りをします。
 
 続いてはアイドル時代からスマイレージのナンバーで、スマイレージで歌い始めた頃の「シューティング スター」、田村が卒業する時のコンサートでソロで歌ったという「自転車チリリン」を披露。初めてアンジュルムの単独ライブを見た2015年秋のツアーで気に入った2曲で今回聞けてうれしかったです。特に「自転車チリリン」の夕暮れ感ある切なさとかわいさあるミドルテンポのメロディがなんとも言えない甘酸っぱさがあって良いです。
 
 彼女は20歳と若いのですが、生まれていない頃の1960年〜1980年代の歌謡曲が好きだそうで、その頃のカバーもいくつか披露。本田美奈子の「孤独なハリケーン」はびっくり。田村が本田美奈子を信望していて、現在本田美奈子がいた事務所に所属していることは知っていましたが、この曲をカバーするとは。「つらかった時に勇気づけられた」そう。自分が子供の頃にテレビで聞いていた曲(ベストテンやトップテンなどの歌番組)で懐かしいなと。力んで歌うサビのメロディが印象的な曲で田村もそのように歌っていました。岩崎宏美の「ロマンス」も披露。この曲は高橋愛(元モーニング娘。)がカバーしているのも聞いたことありますね。
 
 過去に出演した舞台曲や3月に発売予定となるミニアルバムからの新曲を披露して本編ラストは去年発売した1st、2ndのシングルを収録順に6曲連続で歌います。2ndシングルのリード曲「魔法をあげるよ 〜Magic In The Air〜」はagehaspringsの飛内将大がプロデュースした曲。自分が好きなシンガー仮谷せいらの曲を多く手がけているのが飛内で、これでまず興味持ちました。シンセを効果的に使ったアレンジと躍動感あるポップなメロディが印象的な曲で、最初聞いた時は(慣れ親しんでいる)仮谷の歌声で脳内変換されてしまったのですが、何回か聞いている内に田村の歌声もはまってくるようになってました。バンドセットでのアレンジも良い感じで伸びやかな声で歌うのを生で体験できて感激。
 
 そして本編ラストは2ndシングルの最後に収録されている斉藤由貴の「MAY」のカバー。もうこの曲を聞くためにこのライブに来たといっても過言でなく、これを本編の締めとして聞けてすごくうれしかったです。自分が初めて行ったコンサートが斉藤由貴で、子供の頃にめちゃくちゃ好きだった曲。先月斉藤由貴のコンサートを見に行っていますが「MAY」はやっていなかったので、田村芽実バージョンで聞けてよかったなーと。原曲の良さも押さえつつの新たなアレンジになっていて、そこにミュージカルモードとは異なる肩の力を抜いた田村の抑え気味の歌声が絶妙。涙腺崩壊状態で聞いてました。アイドル時代は「メイメイ」と呼ばれていたので、元から好きだったこの曲を選んでシングルにも収録したそう。
 
 アンコールは後ろ髪を一つ結びにして登場。3月に発売されるミニアルバムからの新曲一つと、松浦亜弥「オシャレ」のカバーで締めました。「オシャレ」もミドルテンポの心地よいポップスで「自転車チリリン」と言い、この辺りがハロプロ曲では田村のつぼに入るんですかね。ミュージカルモードとは違ったトーンの歌声で個人的にはこちらのモードの方が好みでした。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 11:01
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2018/12/16 sora tob sakana、崎山蒼志 at 新宿LOFT

 おなじみ女性4人組アイドルグループsora tob sakanaが主催の対バンライブ。お昼の開催。対バン相手はsora tob sakanaと同年代の男性シンガーソングライター崎山蒼志。静岡県浜松市在住で現役高校生。チケット売り切れで会場満杯でした。
 
 
 初めは崎山蒼志。30分ほどの弾き語り。メガネをした文系男子ってな風情で登場した崎山は「静岡県浜松市からやってきました崎山蒼志です。」とZazen Boys向井秀徳のような口上を述べてライブスタート。まず耳が惹かれるのが倍音的な響き方をさせる高音目な歌声。歌はサザンソウルとかブルースなどを感じさせる曲調で、そういった曲と歌声の相性も良く、圧倒的な個性を感じさせます。ギターも細かなリフ重ねる聞かせ方中心で指が良く動いていてすごいなと。また歌詞のノリ方も良い感じで、スロー目に歌う「国」という曲で「つくろう」を「つくろふ」と歌ったりするのもおもしろい。
 
 合間のMCは朴訥。同じ番組に出演したことがきっかけで、sora tob sakanaにこの対バンに呼んでもらえたことを話していました。ラストはsora tob sakanaのスローな曲「透明な怪物」を1コーラスカバーしてから激しいリフの中歌う「五月雨」という曲につなげます。「透明な怪物」始まりには客のどよめきが上がります。sora tob sakanaの曲を他のアーチストがカバーするの初めて聞きます。彼の声で歌われるとまた違う味わいがあって、非常に良かったです。「五月雨」はストレートな日本語ロック的印象のある曲で、それを彼の歌声で聞くと不思議な酩酊感と切なさを呼ぶような感じがありました。
 
 
 続いてはsora tob sakana。40分ほどのライブ。非常に良かったです。もう何度となく見ているsora tob sakanaのライブですが、心を持っていかれまくりでした。最高でしたね。ポストロック、エレクトロニカ、ジューク/フットワークなどのアレンジの曲をノスタルジーあふれる歌声で、そしてダンスもステップをがっつり踏みつつ、あちこちに動いてフォーメーションも組み替えて見せてと、見どころ聞きどころ満載。そして11月下旬に配信で発売した曲「アルファルド」を今回初めてライブで聞くことができました。
 
 「アルファルド」はプロデューサーの照井順政が原点回帰と称した曲で、ミドルテンポのポストロックサウンドでいろいろな音が入り込んでいるアレンジに、叙情的なメロディを4人の声で歌い上げます。Aメロ、Bメロがソロパートでサビを4人ユニゾンで歌い上げて空を飛ぶような上昇感を味わえるのは、オサカナの黄金パターンで聞き入ります。1コーラス目の神風花の「ひとりになることが怖いからみんな視線逸らした」と、2コーラス目の寺口夏花の「静かな夜がきて書きためたノートが君を覚えてる」のパートが特にお気に入りでそこの歌いっぷりが良い感じ。ラストで4人が「あーあー」と歌う部分はここだけで泣きたくなるほど。歌の入り始めと終わりで2人1組で手をつないで上下に手を離して地球儀を持つような手の形状をさせる振り付けも印象的。
 
 久々に「silver」を聞けたのがうれしかったです。sora tob sakanaの中では珍しくデッドな音のアレンジなファンク曲で、そこにリズム刻んで踊るオサカナとの組み合わせが最高。特に終盤のインストで足を前後するステップ踏みつつ、手でリズム取るダンスの部分が本当楽しそうで良い。合間のMCはいくつかの発表がありました。一番大きなニュースは来年3月にメジャーで初となるフルアルバム発売がアナウンスされたことでしょうか。初回限定盤には今年7月に東京国際フォーラムで行ったコンサートの映像が付くということで、これは楽しみ。もしかして映像出ないのかな、と思っていました。アルバムに収録されている曲を見たら、全て未発表曲の新曲のみで固められていて、これも期待大ですね。「アルファルド」のフルバージョンのミュージックビデオがYoutubeにこの日アップされることも予告していて、イラストレーターの津田という方が全編を手がけた絵は「私達が好きな世界」だそう。
 
 
 ライブ終了後、2組がステージに登場してのトークコーナーがありました。これがなんとも素朴なやり取りでおもしろかったです。sora tob sakanaのメンバーが予め考えてきた質問を崎山にしていくというインタビュー形式なんですが、さながらクラスでなんか表彰受けた男の子を、かわいい女の子達が取り囲んで程よい距離感ありつつ興味津々で語りかけていくといった感じ。崎山のことを「崎山蒼志くんさん」と呼ぶのもおもしろい。かつて元モーニング娘。の鞘師里保がJuice=Juiceの宮本佳林(同い年ながら先に芸能界に入った宮本、先にデビューした鞘師と先輩後輩関係が複雑)のことを「宮本佳林ちゃんさん」と呼んだのに似てますね。
 
 質問で覚えているのは、
  「好きな学校の科目は」→「国語」
  「部活は何やっている」→「英語部。でもほとんど活動が無い。英語も話せない。」
  「休日な何やっている」→「ハリーなんとか(失念。お客のほうっといった反応から楽器店とかでしょうか)に行っている。」
  「ギターはどうやって選んだの」→「浅井健一さんに憧れて同じモデル」
  「学校ではやっていることは」→「うーん、特に無い」
 最後の質問については寺口が「私達もこの質問よく聞かれるんですけど、はやっているものとか無いって答えちゃいますね。」と。
 
 崎山はsora tob sakanaのライブ見て感激したそうで、「普通にお客として見たいです。」と。どんな育ち方すればあのすごいパフォーマンスを16歳という年齢でできるんだろうと思いながらライブ見てましたが、普段どんな音楽聞いているんですかね。あまりアイドルものは聞いていないんじゃないかなと思われますが、sora tob sakanaのライブを素直にすごいと評していたのが好感でした。
 
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:42
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