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2019/06/16 仮谷せいら、踊Foot Works、lyrical school at 代官山LOOP

 この日に26歳の誕生日を迎える女性シンガー仮谷せいら主催のライブ。仮谷主催ライブでお馴染み2組のゲストを呼んでのライブとなります。また、3年ぶりとなる5曲入りEP「Cover Girl」リリースパーティーともなりました。順に感想を。
 
 
 lyrical school
 以前CD屋のインストアライブで通りすがりに1曲見たことありますが、ちゃんと見るのは初めてな女性5人のラップユニット。男性DJを従えてのライブ。30分ほどのライブはトラック止めずに次々と曲を歌い踊っていきます。軽妙さがあるトラックと親しみあるフックがパーティー感あってよいですね。RIP SLYME的な感覚があって好み。RIP SLYMEは残念ながら去年活動停止してしまったよう(大型フェスでライブ数回見た程度ですが、日本のヒップホップグループの中では断トツに好き)で、彼女たちがその後を受け継いでも驚かないくらいのライブと思いました。
 
 中盤でやった涼やかなスティールパンの音を組み込んだ曲は「楽園ベイベー」的な雰囲気ありました。ステージをあちこち徘徊してラップしつつ、フックのところでは軽い感じにダンスするってなパフォーマンスはラップするユニットお馴染みのスタイルですが、彼女たちはアイドルとしての心意気も持っているようで、きっちりと揃えたダンスを時折やってました。特に2曲目でやったダンスは見てて非常に良い感じでした。終盤には踊Foot Worksに提供してもらったという曲も披露していました。
 
 
 踊Foot Works
 初めて見るラップ、ギター、ベース、PC/コーラスの男性4人組。30分ほどのライブ。エフェクトかけたボーカルとゆったりとしたメロウで都会的なトラックはtofubeats的な感じがあります。そこにギターとベースが生な音をつけていくのですが、ボーカルとともに野性味とか力強さがあってロックな感覚もありますね。ドス効いた感じで親しみあるラップやフックを歌っていくのを楽しみました。ボーカルは仮谷と同い年だそうで、「今日初めてお会いしてご挨拶した。(2012年に公開された)tofubeats『水星』に仮谷さんが出てらっしゃてて、当時よく見てたので、同い年ながら『大きくなったねー』と思ってしまった。親戚のおじさん状態だった。」と。
 
 
 仮谷せいら
 半年ぶり8回目に見る仮谷せいら。アンコール含め1時間ほどのライブ。最初の曲は「Hopper」から。心地よいトラックと伸びやかな歌声はいつ聞いても良いなーと思いますね。「Cover Girl」のCDジャケットで着ている服をライブ衣装としても使っていて、緑主体のタータンチェックがかわいらしい。「Hopper」の後の3曲は「Cover Girl」から3曲連続で披露します。ミドルテンポなリズムに細かいハイハットが入れ込まれるトラックに弾けるような感じで歌っていく序盤から後半ドラムンベースっぽい感じなトラックでスピードアップしていく中で歌っていく「しぶとい Lady」。以前のライブから披露していてついに音源化されたトラップなトラックでちょい切ない感覚もあるメロディの「Zawa Make It」、EPでは最後に収録されている曲で音数少ないしっとりゆったりしたトラックにどこかに浮かぶようなメロディで夜のドライブで聞きたいような「Orange Light」と、どれも良い感じに聞けました。
 
 そしてバースデー企画のライブではお馴染みの弾き語りコーナーです。今まではキーボード弾き語りですが、今回は「4月にギターを買って、この日に向けて練習してきました。緊張しすぎで手震えてますががんばります。」と、アコースティックギター弾き語りを披露します。ギターはハワイの木で作られたTaylor Swiftモデルのものだそうで、ギター屋に行ったら前日に入荷したばかりということに運命感じて決めたそう。CMソングとして作った(あとでYoutubeチェックしたら『sofy presents 「すべての就活女子へ」』とタイトルで新川優愛主演のミニドラマ風CMが公開されてました)曲だそうでタイトルも無い就活応援ソング。つたないギターとうまいボーカルのギャップが良いです。こういった1回切りのパフォーマンスのために以前から練習して披露するっての良いですよね。バンドマンが練習してきたダンスを披露したりするのもそうですが、そういった特別感ある演出に対峙できるのは幸せと思います。
 
 そして次からはまたオケをバックに歌うスタイルに戻ります。「懐かしい曲。15,6歳くらいの時に作った曲です。」と、「心の中に」という曲を歌います。Avec Avecというトラックメイカーがアレンジしたトラックでヒップホップなトラックですが、メロディはアコースティックな感触のあるメロディのもの。仮谷は作詞を手がけることが多いですが、作曲している曲もあって、この曲もそうですがそれらはポップ的な感触よりも浸れるような感じのメロディで、仮谷の原点はそういった曲のものが多いのかな、と聞いていて思いました。
 
 終盤は盛り上げ曲を連発。過去のEPリード曲「Nayameru Gendai Girl」「Colorful World」の他に、今回発売したEPからラップも入れたりする南国風味なトラックとメロディの「What a day!」、リード曲で壮大感あり80年代シンセポップなキャッチーさある「Cover Girl」も歌います。なんといってもポップが主軸な仮谷せいらの曲群でリード曲はとりわけそれを強調しているものが多いですが、今回こうきたかと思いましたね。サビではピースサインが印象的な振り付けも入れていて、より広範囲に訴えられそうってな印象ありました。
 
 アンコールは3年前と同じく泣きながらのMCから始まります。3年ぶりにCD出すことができてうれしい。CD作るのはお金かかるんです。これからもマイペースになっちゃいますが、歌うことは続けていくのでどんどんライブもやっていきたいし、曲も出していきたいと。鼻真っ赤にしながらラストとなる「Nobi Nobi No Style」を歌います。途中涙ぐんで歌えない場面もありますが、そこをお客さんがフォローするように歌ってあげるのも良い光景。素敵なライブでした。今度1時間半くらいの単独フルセットライブとかも見てみたいです。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:27
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2019/05/02 NETWORKS、Radio-Acoustique at 三軒茶屋GRAPEFRUIT MOON

 1年ぶりに来る三軒茶屋の住宅街にある地下一階の、バーカウンターがありいくつかあるソファや椅子に座ってライブ見るスペース。ここで2組のインストバンドが出演するライブを見に来ました。
 
 
 最初はRadio-Acoustique。キーボード、ベース/シンセベース、ドラムの男性3人組で、この日は男性ギターが加わった4人編成。キーボード坪口昌恭が主導するバンド。坪口昌恭はDATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDENや原田知世のバックバンド(この一週間で偶然にも原田知世バックを務めたことあるメンバーのバンド見るのが3組目)、それから12年前に新宿Pit-Innで見た坪口昌恭TRIO+2で見たことある方。後でネットで確認したら、メンバー交替を経て坪口昌恭TRIOから発展させたのが、Radio-Acoustiqueのようですね。
 
 坪口昌恭TRIO+2ではNUMB(エレクトロニックビートメイカー。彼が出した2002年に出したアルバム「NUMB」めちゃ好きでした)がジャズ演奏にエレクトロニクスを加えるということでいろいろ音を加工させていたのですが、そういった要素をこの名義になってからも軸に置いているようで「エレクトロニカな曲をジャズ編成でやります。」とおっしゃってました。1時間で6曲。ほとんどの曲が坪口のスキャットで始まるのがおもしろい。ブラジルな感じのものや、インドの口タブラみたいなスキャットをしながら演奏に入っていきます。
 
 1曲目はブラジリアンハウスってな感じの音にジャズなピアノ音を加えて行きます。坪口はキーボード弾きながら、いろいろエレクトロニカな音も随所に出していました。2曲目は坪口が手がけたそうなアニメのサウンドトラックから「リライフ研究所」という曲を。ジャムバンド的な心地よいリズムにオシャレなキーボードのメロディがあれこれ乗ります。3曲目はRichard SpavenというJose JmaseやFlying Lotusのサポートなどしたことあるドラマーの作品で「Helsinki Trio」という曲をカバーします。クラシカルなジャズの手触りある音に変拍子、複雑な拍子のリズムを加えて展開するもので好みな音でした。
 
 4,5曲目はギター西田修大とやっている別バンドOrtance(6月にアルバムを出すそう)の曲を(半セルフ)カバー。そしてラストはアメリカの女性ソウルシンガーAmerieの「1 Thing」という曲で賑やかに締めました。この曲ライブで聞いた時は分からなかったのですが、家帰って聞いたらあーこの曲かーと。この曲をジャズエレクトロニカなインストバンドでカバーするって趣向がおもしろいですね。坪口は50代くらいの方だと思うのですが、このバンドのように若いメンバーとがっつり組んでやったり、いろいろな方面の曲を取り上げたりと瑞々しい感じがとてもありますね。ライブ中もキーボードから離れて他メンバーの演奏を踊りながら聞いている場面なんかあってお茶目でした。
 
 
 続いてNETWORKS。3年ぶり2回目に見るアコースティックギター、キーボード、ドラムの男性3人組。3人が円上で内に向いた位置で楽器を演奏する独特なスタイル。アンコール含めて1時間15分ほどのライブ。ミニマルなリフを数小節ごとに変化させていく演奏スタイルで、大地を駆け抜けていくような爽快感ある音を段々と積み重ねていくかのように昇華させていって、終盤ブレイクなども入れたりしつつ飛翔していくかのような展開に持っていく曲をあれこれとやっていきます。
 
 1曲目で「10年活動してきて初めて」というギターの弦が切れてしまうというハプニング、弦付け替えている合間にMC担当のドラマが「どうしよう。地獄だ。」と突如間を持たせないといけないことに四苦八苦(話すネタがそうそうに無くなって、じゃあ3人の出会いでも話すか、学生時代に大阪で出会って、、と話し始めたところで「張替え終わった」となって中途半端になっちゃったのも笑わせてもらいました)するというトラブルにもめげず、その後も素晴らしい演奏で堪能しました。
 
 ミニマル感ありつつ、拍子が難しいなと思うリズムも随所に聞かせてきてコンビネーションもすごい、本編最後の曲なんて目見張って聞き惚れちゃいました。そして聞きながら、曲のタイプは全く違うのですが、音色がクラムボンにも通じそうなんて印象を持ちました。クラムボン「KANADE Dance」が好きな人はNEWWORKSの曲も気に入るんじゃないかなーと。
 
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 06:48
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2019/01/19 田村芽実 at 白金高輪 SELENE b2

 主に舞台女優で活躍する田村芽実のソロライブ。2016年まで所属していたアイドルグループのアンジュルム(2014年までスマイレージ名義)のコンサート以来に見ます。舞台関連は2014年スマイレージ時代の「リリウム」というミュージカルを見たことがあるだけで、舞台関連はフォローしていなくほとんど活動追っていなかったのですが、去年ソロ歌手デビューしており、後述するように去年12月に出した2ndシングルで興味持ってライブ行ってみようと思いました。
 
 白金高輪にある閑静な住宅街にある大きな地下スタジオでのライブ。初めて来ます。お祝いの花の中にヒロミ・松本伊代夫妻、森口博子、早見優があってびっくりしたのですが、仕事で交流あるんですかね。700人くらいのキャパで満員。真ん中よりちょい前目くらいの位置で見ました。
 
 バンドメンバーはギター、キーボード、ドラム、ベース、バイオリンの5人編成。赤の格子柄っぽいワンピース、白の襟に緑のリボンを付けた衣装、デコだしで長い髪をストレートに降ろした姿で登場します。これまでのキャリアを総括したセットを組んだそうで、最初は田村が歌を歌うことを仕事にしたいと思ったきっかけとなったミュージカル「アニー」の「tomorrow」、「サウンド・オブ・ミュージック」の「私のお気に入り」を披露。舞台で鍛え抜かれたことが分かる「tomorrow」のハイトーンな歌声に感動。
 
 バンドメンバー紹介がおもしろい。メンバーに「好きな味噌汁の具は?」「初恋の人の名前は?」と聞いて回答をイメージして楽器弾いてくださいという無茶振りをします。
 
 続いてはアイドル時代からスマイレージのナンバーで、スマイレージで歌い始めた頃の「シューティング スター」、田村が卒業する時のコンサートでソロで歌ったという「自転車チリリン」を披露。初めてアンジュルムの単独ライブを見た2015年秋のツアーで気に入った2曲で今回聞けてうれしかったです。特に「自転車チリリン」の夕暮れ感ある切なさとかわいさあるミドルテンポのメロディがなんとも言えない甘酸っぱさがあって良いです。
 
 彼女は20歳と若いのですが、生まれていない頃の1960年〜1980年代の歌謡曲が好きだそうで、その頃のカバーもいくつか披露。本田美奈子の「孤独なハリケーン」はびっくり。田村が本田美奈子を信望していて、現在本田美奈子がいた事務所に所属していることは知っていましたが、この曲をカバーするとは。「つらかった時に勇気づけられた」そう。自分が子供の頃にテレビで聞いていた曲(ベストテンやトップテンなどの歌番組)で懐かしいなと。力んで歌うサビのメロディが印象的な曲で田村もそのように歌っていました。岩崎宏美の「ロマンス」も披露。この曲は高橋愛(元モーニング娘。)がカバーしているのも聞いたことありますね。
 
 過去に出演した舞台曲や3月に発売予定となるミニアルバムからの新曲を披露して本編ラストは去年発売した1st、2ndのシングルを収録順に6曲連続で歌います。2ndシングルのリード曲「魔法をあげるよ 〜Magic In The Air〜」はagehaspringsの飛内将大がプロデュースした曲。自分が好きなシンガー仮谷せいらの曲を多く手がけているのが飛内で、これでまず興味持ちました。シンセを効果的に使ったアレンジと躍動感あるポップなメロディが印象的な曲で、最初聞いた時は(慣れ親しんでいる)仮谷の歌声で脳内変換されてしまったのですが、何回か聞いている内に田村の歌声もはまってくるようになってました。バンドセットでのアレンジも良い感じで伸びやかな声で歌うのを生で体験できて感激。
 
 そして本編ラストは2ndシングルの最後に収録されている斉藤由貴の「MAY」のカバー。もうこの曲を聞くためにこのライブに来たといっても過言でなく、これを本編の締めとして聞けてすごくうれしかったです。自分が初めて行ったコンサートが斉藤由貴で、子供の頃にめちゃくちゃ好きだった曲。先月斉藤由貴のコンサートを見に行っていますが「MAY」はやっていなかったので、田村芽実バージョンで聞けてよかったなーと。原曲の良さも押さえつつの新たなアレンジになっていて、そこにミュージカルモードとは異なる肩の力を抜いた田村の抑え気味の歌声が絶妙。涙腺崩壊状態で聞いてました。アイドル時代は「メイメイ」と呼ばれていたので、元から好きだったこの曲を選んでシングルにも収録したそう。
 
 アンコールは後ろ髪を一つ結びにして登場。3月に発売されるミニアルバムからの新曲一つと、松浦亜弥「オシャレ」のカバーで締めました。「オシャレ」もミドルテンポの心地よいポップスで「自転車チリリン」と言い、この辺りがハロプロ曲では田村のつぼに入るんですかね。ミュージカルモードとは違ったトーンの歌声で個人的にはこちらのモードの方が好みでした。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 11:01
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2018/12/16 sora tob sakana、崎山蒼志 at 新宿LOFT

 おなじみ女性4人組アイドルグループsora tob sakanaが主催の対バンライブ。お昼の開催。対バン相手はsora tob sakanaと同年代の男性シンガーソングライター崎山蒼志。静岡県浜松市在住で現役高校生。チケット売り切れで会場満杯でした。
 
 
 初めは崎山蒼志。30分ほどの弾き語り。メガネをした文系男子ってな風情で登場した崎山は「静岡県浜松市からやってきました崎山蒼志です。」とZazen Boys向井秀徳のような口上を述べてライブスタート。まず耳が惹かれるのが倍音的な響き方をさせる高音目な歌声。歌はサザンソウルとかブルースなどを感じさせる曲調で、そういった曲と歌声の相性も良く、圧倒的な個性を感じさせます。ギターも細かなリフ重ねる聞かせ方中心で指が良く動いていてすごいなと。また歌詞のノリ方も良い感じで、スロー目に歌う「国」という曲で「つくろう」を「つくろふ」と歌ったりするのもおもしろい。
 
 合間のMCは朴訥。同じ番組に出演したことがきっかけで、sora tob sakanaにこの対バンに呼んでもらえたことを話していました。ラストはsora tob sakanaのスローな曲「透明な怪物」を1コーラスカバーしてから激しいリフの中歌う「五月雨」という曲につなげます。「透明な怪物」始まりには客のどよめきが上がります。sora tob sakanaの曲を他のアーチストがカバーするの初めて聞きます。彼の声で歌われるとまた違う味わいがあって、非常に良かったです。「五月雨」はストレートな日本語ロック的印象のある曲で、それを彼の歌声で聞くと不思議な酩酊感と切なさを呼ぶような感じがありました。
 
 
 続いてはsora tob sakana。40分ほどのライブ。非常に良かったです。もう何度となく見ているsora tob sakanaのライブですが、心を持っていかれまくりでした。最高でしたね。ポストロック、エレクトロニカ、ジューク/フットワークなどのアレンジの曲をノスタルジーあふれる歌声で、そしてダンスもステップをがっつり踏みつつ、あちこちに動いてフォーメーションも組み替えて見せてと、見どころ聞きどころ満載。そして11月下旬に配信で発売した曲「アルファルド」を今回初めてライブで聞くことができました。
 
 「アルファルド」はプロデューサーの照井順政が原点回帰と称した曲で、ミドルテンポのポストロックサウンドでいろいろな音が入り込んでいるアレンジに、叙情的なメロディを4人の声で歌い上げます。Aメロ、Bメロがソロパートでサビを4人ユニゾンで歌い上げて空を飛ぶような上昇感を味わえるのは、オサカナの黄金パターンで聞き入ります。1コーラス目の神風花の「ひとりになることが怖いからみんな視線逸らした」と、2コーラス目の寺口夏花の「静かな夜がきて書きためたノートが君を覚えてる」のパートが特にお気に入りでそこの歌いっぷりが良い感じ。ラストで4人が「あーあー」と歌う部分はここだけで泣きたくなるほど。歌の入り始めと終わりで2人1組で手をつないで上下に手を離して地球儀を持つような手の形状をさせる振り付けも印象的。
 
 久々に「silver」を聞けたのがうれしかったです。sora tob sakanaの中では珍しくデッドな音のアレンジなファンク曲で、そこにリズム刻んで踊るオサカナとの組み合わせが最高。特に終盤のインストで足を前後するステップ踏みつつ、手でリズム取るダンスの部分が本当楽しそうで良い。合間のMCはいくつかの発表がありました。一番大きなニュースは来年3月にメジャーで初となるフルアルバム発売がアナウンスされたことでしょうか。初回限定盤には今年7月に東京国際フォーラムで行ったコンサートの映像が付くということで、これは楽しみ。もしかして映像出ないのかな、と思っていました。アルバムに収録されている曲を見たら、全て未発表曲の新曲のみで固められていて、これも期待大ですね。「アルファルド」のフルバージョンのミュージックビデオがYoutubeにこの日アップされることも予告していて、イラストレーターの津田という方が全編を手がけた絵は「私達が好きな世界」だそう。
 
 
 ライブ終了後、2組がステージに登場してのトークコーナーがありました。これがなんとも素朴なやり取りでおもしろかったです。sora tob sakanaのメンバーが予め考えてきた質問を崎山にしていくというインタビュー形式なんですが、さながらクラスでなんか表彰受けた男の子を、かわいい女の子達が取り囲んで程よい距離感ありつつ興味津々で語りかけていくといった感じ。崎山のことを「崎山蒼志くんさん」と呼ぶのもおもしろい。かつて元モーニング娘。の鞘師里保がJuice=Juiceの宮本佳林(同い年ながら先に芸能界に入った宮本、先にデビューした鞘師と先輩後輩関係が複雑)のことを「宮本佳林ちゃんさん」と呼んだのに似てますね。
 
 質問で覚えているのは、
  「好きな学校の科目は」→「国語」
  「部活は何やっている」→「英語部。でもほとんど活動が無い。英語も話せない。」
  「休日な何やっている」→「ハリーなんとか(失念。お客のほうっといった反応から楽器店とかでしょうか)に行っている。」
  「ギターはどうやって選んだの」→「浅井健一さんに憧れて同じモデル」
  「学校ではやっていることは」→「うーん、特に無い」
 最後の質問については寺口が「私達もこの質問よく聞かれるんですけど、はやっているものとか無いって答えちゃいますね。」と。
 
 崎山はsora tob sakanaのライブ見て感激したそうで、「普通にお客として見たいです。」と。どんな育ち方すればあのすごいパフォーマンスを16歳という年齢でできるんだろうと思いながらライブ見てましたが、普段どんな音楽聞いているんですかね。あまりアイドルものは聞いていないんじゃないかなと思われますが、sora tob sakanaのライブを素直にすごいと評していたのが好感でした。
 
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:42
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2018/11/23 Juice=Juice at 甲府KAZOO HALL

 お馴染みハロープロジェクト所属の8人組アイドルグループJuice=Juiceのコンサート。9月から12月初めまで続く秋ツアーは、特別版となるZepp Nambaと武道館は見ていますが、通常版のライブは今回初めて見ます。1日2回公演の1回目に参加しました。山梨県にあるライブハウス行くの初めて。朝早めに行って、甲府駅近くにある舞鶴城公園(甲府城跡)を観光、その後商店街でやっていたお祭りちょっと覗いて、荒川を1時間弱ほど歩いて会場に向かいます(最寄り駅は国母という駅でそこからでも徒歩20分)。甲府は山々に囲まれていて、連峰越しに富士山が見えます。
 
 250人ほどのキャパで会場満杯。ここんとこのJuice=Juiceのライブハウスは後方で人に埋もれてほとんど見えない状態でライブ聞くことが多かったのですが、今回久々に整理番号が前で端っこの方ながら一番前で見れました。Zepp Nambaでやった時と構成や衣装は同じで、曲数少し減らした(2曲くらい)といった感じ。小さいライブハウスなので横いっぱい広がるフォーメーションとか多少窮屈で動きにくそうな感じもあり、大きなステージの方が彼女たちは映えるよなーと思いつつ見てました。それでも全曲フルコーラスでアンコール含め1時間30分のライブは素晴らしくウキウキと見れました。感想を。
 
 

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author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 11:25
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2018/11/17 Jim O'Rourke at 表参道WALL&WALL

 アメリカ・シカゴ出身、15年ほど前に日本に移住して活動しており、様々な音楽を手がけるJim O'Rourkeのソロライブ。アルバム「sleep like it's winter」発売してのリリースライブです。会場は表参道駅近くにある地下のスペース。以前はARCという名前のクラブスペースだったのが、名前変えてライブできるスペースに改装したよう。入り口のバーカウンターはそのままでしたが、奥の方の構造が変わっていました。コンクリート打ちっ放しの長方形でおしゃれな空間。チケット売り切れで満杯でした。
 
 「sleep like it's winter」はアンビエント的なじんわりとした音を1トラックで聞かせるアルバムで、ライブもそれを体現、より拡大させたようなものでした。ライブ始まる前の挨拶で「90分くらい一気にやります。立ちっぱなしで聞くの大変かもしれないので、途中座ってもいいです。」と。実際会場満杯なので座ることはできませんが、長丁場になることを覚悟して聞くことができました。
 
 ライブは「思ってたよりちょっと早く終わった」80分。PC、3つほどあったミキサーなどの機械を使ってのライブは、アルバムの世界を立体的に表現させるようなもので、最初の方はこの音で90分続いていくのはしんどいかも、、と思わされましたが、聞いていく内に世界観にどっぷり浸かっていくことができました。ポップミュージックが好きな自分ではありますが、こういった音も時々触れていきたいなと思わされますね。
 
 音のメインはピピピという高音とズゴゴゴという低音の組み合わせが主軸。リズムとメロディはほぼ排しています。時々ピアノやバイオリンの音を効果音的に入れ込んでいましたが、あくまで脇役。ステージ後ろのスクリーンは暗闇の中、時々夕暮れの中に飛行機が映ります。7年前、六本木superdeluxeで見たJim O'Rourkeのライブでもこういった淡くて単調な映像が使われてたと記憶していますが、こういった世界観好きなんですかね。
 
 ぼんやりした飛行機の映像と暗闇に沈み込むような映像が繰り返され、そこに客席含めて時々赤の照明が行き交います。その辺りの展開は不穏な感じ、宇宙に放り出されたような音との印象を受けました。つまみをあれこれいじって音出しするのが基本的な演奏方法ですが、時々右手をテルミンを操るように宙でひらひらさせて音を変化させていました。どんな機械使ってたんでしょう。その手の動きに連動して音がぐにゃりとなっていくのも興味深く見ました。
 
 中盤からは緑の照明が加わっていきます。O'Rourkeの足元も緑の照明が照らされていくと、音に生命感が宿ってきたかのような印象に。それほど音の出し方を変えているように思えないのですが、聞き心地が全然違ってくるようになってきました。そして終盤は青の照明になっていきます。これまた音自体明確な変化があったわけではないのですが、深海に沈み込むような音、猛烈な雪が吹雪いているかのような音の印象になりました。
 
 いろんな音楽をやってきているからこその一面という受け取り方になりますが(なのでJim O'Rourke以外の人がやるこういったタイプの音楽を寿司詰めの会場でスタンディングで聞くというのについていけるかは分かりません。座って聞ける会場だったらどのアーチストでもドンと来いかもしれないですが。)、楽しかったです。あらかじめ「sleep like it's winter」を聞いてから、この日のライブに臨みましたが、CDでは味わえない音(自分ちの貧弱なスピーカー環境ということもありますが)をこういった音良い空間で浸れてうれしかったです。
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:02
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2018/11/03 Pregnant、Loolowningen&The Far East Idiots、Windowz at 新宿Nine Spices

 この日は新宿と恵比寿でライブのはしご。まずお昼に新宿にあるライブハウスへ行きます。3組のバンド出演で全て初めて見ます。アメリカ・サクラメントからやってきたPregnantを迎えたライブ企画。ステージは転換時に音楽流すDJブースがあり、客席に楽器置かれてライブする(お客は周り取り囲んで見る)形式。それぞれ30〜40分くらいのライブ。
 
 最初はWindowz。ギター/ボーカル、ギター、ベース、ドラム、キーボード/パーカッションの男性5人編成。キーボード/パーカッションはサポートとのこと(この日がキーボードを人前で弾くの初めてと言ってました)。じわじわとした音の積み重ねにお経のようなじぶいボーカルを加えていく曲からスタート。2曲目以降は歌詞のある歌を歌っていきます。大地の息吹感ある(歌詞もそんなイメージのものだった印象)歌声で合唱系、ラップっぽいものなどのメロディで歌い上げます。アレンジはじわーっと小音で聞かせたり、ノイズをデンと持ってきてダイナミズム感出したりと強弱付けた音を聞かせていました。
 
 続いてLoolowningen&The Far East Idiots。ボーカル/ギター、ベース、ドラムの男性3人組。タイトな3つの楽器の音のからみがものすごくかっこよく、そこに奥田民生系統の歌声、メロディにもうちょいわびさびを加えたような世界観がつぼでした。オフマイクで歌い上げたり、ベースとボーカルが枯れた味わいや呪術的なコーラスを重ねたりと、見せ方聞かせ方もおいしいポイントがそこかしこに。
 
 最後はPregnant。元々6人組のようですが、2人ほど日本に来るのが遅れてこの日は4人編成。ボーカル/ギター/キーボード/サックス、ギター、ベース、ドラムの男性4人で演奏します。Animal Collectiveを思わすようなボーカル、ドリーミーさあるメロディとアレンジで聞かせます。ポストロック系統のアレンジを随所に聞かせていて、時にはビシっとしたリズムなんかも入れ込んできます。セカンドラインっぽいリズムも聞かせる場面もあって、バンド感が強くいい感じに聞かせます。6人編成だとどんな感じになるんですかね。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:17
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2018/06/24 こぶしファクトリー at 長野 CLUB JUNK BOX

 長野滞在2日目。当初は土曜だけの日帰りを考えていたのですが、後からハロープロジェクト所属の5人組こぶしファクトリーのライブが日曜日の長野で行われると発表されて、迷ったのですがせっかくだし、ということで1泊してライブ参加することに。1日2回公演の1回目に参加。250人ほど入れば一杯のライブハウスでほぼ最後方。ほとんどステージ見えない位置で見ました。このライブハウスは3年前にアンジュルムのライブを見に来て以来。
 
 こぶしファクトリーは前日に石川県でライブしてきたそうで、奥田民生(土曜が長野県で日曜が石川県でホールコンサート)と入れ替わりの形になりますね。ハロープロジェクトなどの複数組出演のコンサートや、音源発売に伴う30分ほどのミニライブなどではよく見ていますが、単独ライブとなると2年ぶり2回目。その時は8人組で、現在5人組とメンバー減っていますがライブは2年前見た時よりも格段に良くなったという印象で、かなりウキウキと見れました。2年前も後方で見ていてその時の周りは傍観者モードの人が多かった記憶ありますが、今回は後方の多くのお客さんも飛びまくり歓声上げまくりでライブハウスらしい盛り上がりでした。感想を続きで。
 

 

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author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 22:34
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2018/06/15 仮谷せいら、TORIENA、WHY@DOLL at 代官山LOOP

 翌日に25歳の誕生日を迎える女性シンガー仮谷せいら主催のライブ。2年ぶりの主催ライブということで、前回は渋谷LOOP ANNEX(今は閉鎖されたライブハウス)で行われたものでそれにも行っています。そこが仮谷せいらの(有料)ライブを初めて見た場所でしたね、ちょい懐かしい。WHY@DOLLとTORIENAが30分のライブ、仮谷せいらは1時間のライブでした。感想を。
 
 
 WHY@DOLL
 2年ぶり3回目(去年の年末に仮谷せいらのライブに1曲共演しているのも見ています)に見る北海道出身の女性2人ユニット。到着遅れ1曲目途中から見ました。大人なアイドルってな感じで心地よいソウルなアレンジ中心、甘ずっぱいボーカルとともに気持ちよく聞けてます。激しくはないもののコンビネーション良いダンスもしっかり見せていて、良い感じに音に浸れてライブ見れます。仮谷が作詞した2曲や、Awesome City Clubメンバーが手がけたという曲も披露。ラスト2曲は弾ける感じの曲も聞かせていました。
 
 
 TORIENA
 1年ぶり2回目に見る女性ソロアーチスト。DJ台にあるPC、ミキサー、ゲームボーイなどを駆使して音を出し、時には激しく踊り、時には歌うというスタイル。チップチューンというそうですが、ダダダと高速のビートで目まぐるしい印象の音をかぶせてきます。ゲームボーイを使っていたりする場面もあって、ゲーム音楽的な音をいろいろかぶせているのでしょうか。その操作と音が結びつかなかったのですが、操作する様が興味深かったです。ピンクの編み込みしまくっている髪型、黒のタンクトップ、白のチアリーダー的なミニスカという目立つスタイルで、時にはDJ台から飛び出して前方に出てきて、お客を煽りまくったり歌いまくったりとエンターテイメント性抜群。ラストにやったアイドルソング的なものは別として、全般にはアゲアゲ感あってフジロックの深夜レッドマーキーとかでやっても大受けしそうな感ありました。
 
 
 仮谷せいら
 半年ぶり6回目に見る大阪出身の女性ソロシンガー。だぼっとした白のTシャツに、ストライプのシャツを複数枚重ねてロングスカートにした新しい衣装で登場。これまではスポーティーな感じの衣装だったので、清楚な感じの服が新鮮でした。1時間と久々に長尺でライブ見れてうれしかったですね。新曲「Oh Baby」からスタート。キラキラした笑顔と、ちょいハスキーで高音の伸びが気持ち良い歌声はいいなーと一発目から思えました。この曲はこの日から発売になったライブ会場限定シングルに収録されていますが、次にやった同じく新曲の「Zawa Make It」はまだ音源化されていないそう。トラップミュージックなトラックで、仮谷の伸びやかな声とメロディがマッチしていて楽しく聞けます。クラムボン「nein nein」、Perfume「無限未来」、モーニング娘。'18「A gonna」の3曲もトラップ系統のポップソングで、この辺が最近つぼ。「Zawa Make It」もいつか音源化されるの期待したいです。
 
 いつものライブはトラックを流しながら歌うスタイルですが、この日は特別バージョンということで2曲キーボード弾き語りを披露していました。大阪で活動を始めた当初は弾き語りスタイルだったそう。歌声により焦点あたるので、このスタイルも良い感じで聞けます。しっとりとした「そばにいる」と、WHY@DOLLに詞を提供した曲でWHY@DOLLもこの日歌っていた「夜を泳いで」を披露。一晩に同じ曲を別アレンジ、別アーチストで聞けるって趣向も良いです。他にもカバー曲満載でNegiccoに提供した「Do-De-Da〜Trimondo Negimina」や、Faint Starというグループに提供した「真冬のTropical Night」という曲も披露。
 
 持ち曲では久々に聞けた「夜が終わるまで」がうれしかったです。スロー目な仮谷には珍しい曲ですが、ちょい切なげなメロディがうまいことはまっていて好きな曲。そしてtofubeatsが手がけた小気味良いヒップホップなトラックと、少し悲しげな意思も感じさせつつ前向きになれるメロディのかみ合わせが最高な「大人になる前に」も本当好き。10代から曲作りをしていて、この曲は初めの方に作った曲だそうですが「すっかり大人になってしまいました。」と。それでも歌い続けて欲しい曲です。ラストはシングルリード曲3連発。「Nayameru Gendai Girl」「Colorful World」で本編一旦締めて、アンコールで「Nobi Nobi No Style」でどっかんと盛り上げて終了でした。「Colorful World」と「Nobi Nobi No Style」はお客にコールやコーラスを歌わせたりするのも楽しいですね。「Nobi Nobi No Style」を歌う前には「マネージャーさんの家から昔のグッズが3つ見つかった。」ということでじゃんけん大会してお客さんにプレゼントしていました。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 08:58
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2018/06/10 Lucie,Too、ayutthaya、sora tob sakana at 下北沢LIVEHOLIC

 3周年を迎えたそうな下北沢のライブハウスの記念企画の1つ。女性ボーカルもののユニット3組出演で1組がアイドル、2組がバンドという組み合わせ。お馴染み4人組アイドルグループsora tob sakanaが出演するということで知った企画ですが、2バンドの音源ちらっと聞いたらayutthayaの「GUM」という曲にめちゃくちゃはまって、その曲が収録されているアルバム「Good morning」を買って聞いて、この日のライブ見るの楽しみにしていました。
 
 初めて来たライブハウスは小さいビルの5階にあり想像以上の狭さ。前方は5,6人が横一線に入るのが目一杯で150人くらいで満杯ではないでしょうか。ステージ上にアーチスト出入りする入り口もなく、アーチストも客席後方からステージに登っていきます(上手にアーチスト用の小さい通路用意されている)。整理番号早めだったので、かなりの前目でライブ見ることができました。出演はsora tob sakana→ayutthaya→Lucie,Tooの順でそれぞれ40分ほどのライブ。各組の感想を。
 
 
 sora tob sakana
 ステージライトがばぶしそうで時々目を細めてのパフォーマンス。ステージも狭いのでダンスも多少窮屈な感じがありましたが、堂々のライブ。近くで見たので迫力ありました。全般に攻撃感あるセットとパフォーマンスなんて印象も。そして4人のルックスと声の良さも改めて感じたり。山崎愛はご機嫌斜めモードだったのか笑顔をほとんど見せずでしたが、その分歌とダンスの集中力高くかっこよい面見せていました。「鋭角な日常」は最後の音がジャッとなるのと同じタイミングで風間玲マライカが「ありがと」と決めセリフを言うのがお馴染みですが、それは回替わりとなったのかこの日は山崎が担当していました。無表情に言う感じが似合っていました。
 
 対バンイベントということもあるのか最新アルバム「cocoon ep」からの曲以外にも「魔法の言葉」「tokyo sinewave」「広告の街」「夜空を全部」とインパクト強めな曲も披露していました。「魔法の言葉」が久々に聞けてうれしい。「広告の街」では神風花と寺口夏花の足がぶつかってしまい、そのせいなのか途中で寺口の靴紐が取れていました。それ特に結び直すことをせずに最後までパフォーマンス続けていました。
 
 
 ayutthaya
 女性ギター/ボーカル、男性ギター、男性ベースの3人組。ライブは男性ドラムがつく4人編成。「エモーショナルなポップスを渇いたオルタナティブで響かせるロックバンド」という自己紹介文をYoutubeの自己ページに書いてますが、まさしくこの表現がぴったりな音とメロディ、ボーカルで自分の好みにバッチリ来ます。tricotや初期のMO'SOME TONEBENDERなどのオルタナ感ある音、かわいた感じのスネアの音や、ざらっとした感覚や情緒的なもの、激しい感情などいろんな表現を2つのギターが奏でるのもツボですが、なんといってもこれらの音に細かく複雑なベースの音が入り込んでくるのが魅力的と感じます。ベースは8年前に1回だけライブ見たことあるnenemというバンドもやっている右田眞という方で、そのバンドで聞かせていた複雑怪奇でスキルフルなインスト曲のベースをこのバンドにも持ってきていて、それがバッチリはまっている感あります。
 
 ボーカルは素朴ながらかわいらしい感じの風貌、上ジャージに下がだぶっとしたズボントラフ目な格好です。最初ステージで準備していた時にアディダスの赤のジャージにオレンジのナイキのTシャツという組み合わせをしていたのがユニークと思いました(ライブ開始時はTシャツのみで)。とっても若い(平均16歳…)sora tob sakanaとの対バンとあって「うちらも年寄り」という話を開始前にしていたそうで、「こんばんは。オレンジババァです。」と自虐的におっしゃっていましたが、sora tob sakanaが若すぎるだけで充分若々しいです。アルバム「Good morning」からの曲も全部(5曲)やっていたかと思いますが、それ以外に今月発売予定のアルバムからも(たぶん)数曲。じっくり聞かせるものや、激しくブレイクなんかも織り込む曲など多彩ながら、どの曲も胸に迫るメロディがいい感じでした。ラストは待望の「GUM」が聞けて感激。また、ライブ見てみたいです。
 
 
 Lucie,Too
 ラストは宇都宮出身というギター/ボーカル、ベース、ドラムの女性3人組。ふんわり、ドリーミーなギターポップをパンクな感じで短めにビシバシと演奏していくってな印象のバンド。かわいらしい感じの要素が主軸でありながら、ギターの細かいリフに相乗するかのような激しいリズムをそこかしこに入れてきます。ギターの弾きっぷりと歌いっぷりのギャップがおもしろいという場面がいくつかありました。ドラムの取るコーラスも良い感じ。ショートカットで美人さんなベースは、マイク無しで一心不乱にベース弾きまくります。激しいアクションもそこかしこに入れてきて、ベースの運動量が多いバンド(スピッツ、ACIDMAN、neco眠る、など)は良いアクセントになって見てて楽しいよなーと思ったり。
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 22:23
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