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2018/07/26 Juice=Juice at 六本木ヒルズアリーナ

 この日はフジロック前日。この日まで仕事で翌日早朝から苗場へ出かける予定でした。次のブログで書くライブを前夜祭的に見るつもりだったのですが、昼間くらいからテンション高くなってきて、当初行くの諦めようと思っていた18時半からのこのライブを(はしごで)見ることに。テレビ朝日が夏休みの間六本木ヒルズで開いているイベントの一環で、毎日開かれているヒルズアリーナでの無料ライブ(有料パスで優先入場あり)。この日は個人的お馴染みハロープロジェクト所属のJuice=Juice。
 
 稲場愛香が加わった8人でのライブを見るのは初めてです。ハロープロジェクトコンサートでは既に8人でやっているようですが、単独ライブとしてはこの日が初のよう。去年とはレイアウト変わっていてよりたくさんの人が入れるようになっていました。それでもぎっしり。ライブ開始直前に着いたので、客席入り口付近の最後方から見ました。45分ほどのライブの感想を。
 
 8月初に発売されるアルバム「Una más」に収録されている新曲「禁断少女」からスタート。ラジオでかかったのを聞きましたが、一聴で良いなと思える心地よいソウルなメロディとアレンジで特にAメロがお気に入り。1コーラス目のAメロ歌い出しが植村あかり→金澤朋子のソロと続き、2コーラス目のAメロ歌い出しが高木紗友希と宮崎由加のユニゾンで、ともに聞かせますね。大柄できれいな顔を持つモデルさん風情な植村は遠目からも存在感あります。歌声もめちゃ好み。
 
 その後は既存曲でライブ鉄板曲中心でした。これまでの奇数組(5人組,7人組)から8人と偶数になったので、ダンスの構成が結構変わっていましたね。均等に並ぶものや、左右に4人ずつに分かれてダンスしたりするもの、センターのメンバーを置く時は稲葉が斜め後ろに位置したりと。(ころころメンバー変わる)モーニング娘。の誰かが言ってた記憶ありますが、偶数から奇数に変わる時よりも、奇数から偶数に変わる時の方が位置の変更が多く大変みたいですね。奇数だと偶数の体型の真ん中に誰かを位置させれば良いことが多いので位置的な変更少なくて済むと。「伊達じゃないよ うちの人生は」は2人1組で手のひらをくっつけて押し合うような振り付けがあるのですが、これまで宮本佳林はセンターで客席に向かって1人でその振りをしていましたが、稲場と組んでやるようになっていました。
 
 宮本と同様に弾けるように踊るタイプの稲場は、小気味良いダンスで見せてましたね。カントリー・ガールズよりもいろんなダンスをJuice=Juiceはやるので、これまでよりもいろんな動きの稲場を見れていくかな、と。ソロの歌割りは少なめでしたが、既存曲でもいくつかソロパートありました。MCは2,3回ほど。稲場と梁川奈々美は異様に汗をかいているようで、自分でもびっくりなよう。
 
 ラストは「Goal〜明日はあっちだよ〜」で締め。春ツアーでは歌っていなかった曲なのでちょっぴり久々感あります。ステージも横に広く8人で窮屈な感じにならず、スクリーンも2つあって無料ライブなのにたっぷり楽しめたライブでした。夏のハロープロジェクトコンサートで見る機会ありますが、なんと言ってもアルバム発売してからの単独秋ツアーが楽しみです。

 

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 13:22
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2017/08/01 Juice=Juice at 六本木ヒルズアリーナ

 テレビ朝日が夏休みの間六本木ヒルズで開いているイベントの一環で、毎日開かれているヒルズアリーナでの無料ライブを見に行きました(有料パスで優先入場あり)。この日は個人的お馴染みハロープロジェクト所属のJuice=Juice。開演前の1時間前くらいは強めの雨が降っていたようですが、自分は5分前くらいに到着したので土砂降りには合わず。小雨が時折降る程度で済みました。アンコール含め45分ほどのライブ。コカコーラがスポンサーでついていて、客席後方には売り場もありました。売り場のさわやかなお兄さんがノリノリで、Juice=JuiceメンバーがMCで売り場を紹介をすると大きくペットボトル掲げてアピールしたり、ライブ始まったらサイリウム振って応援してくれました。
 
 6月から7月にかけてハロープロジェクトは大きな動きがあり、これまで5人組だったJuice=Juiceにも新たに2人メンバー加入。7人組での再スタート、、となるはずが、宮本佳林が機能性発声障害で長期療養となり、6人でのパフォーマンスがしばらく続くことになります。最初は新曲の「Fiesta! Fiesta!」でスタート。新加入の梁川奈々美(カントリー・ガールズと兼任)、段原瑠々(ハロプロ研修生から昇格)が加わってのライブを見るのが初めて、また新曲ということもあり、この時点ではハロープロジェクトコンサートのシャッフルユニットってな印象を持ってしまいました。
 
 新曲の「Fiesta! Fiesta!」はサンバ調の曲で、編曲を担当している大久保薫らしいデジタル加工のトラックがおもしろい。歌がうまいと評判の段原はソロパートがこの曲ではかなりありました。個人的には歌はそれほどまだつぼに入らず、それよりもスタイルの良さを生かした弾けるダンスの方が印象的でした。歌は今後ライブ見ていく中でどんどん耳に馴染んでくるかなーと。もう1人の梁川はこれまでのデコ出しの髪型から前に降ろして別人のように見えました。遠目には森戸知沙希(カントリー・ガールズ/モーニング娘。'17)っぽいと思ったり。梁川は線が細いダンスがちょい頼りなげですが、かわいらしく見せる術を存分に見せていて、笑顔や目くばせなどライブならではのアピール感が良いです。また舌足らずで大人びいた面と子供っぽい面両方あるボーカルもJuice=Juiceの中での良いアクセントになるかな、と思いました。
 
 2曲目以降はお馴染みの曲が続くので、あーやっぱりJuice=Juiceだなーと体感できました。「チクタク 私の旬」でのラストサビ前の印象的な宮本のソロパートは、この日宮崎由加が担当。宮崎ならではのソロになってて良い感じに聞かせてました。「カラダだけが大人になったんじゃない」はひさびさに聞きます。一曲知らない曲かも、、これも新曲かな?と思ったらサビで分かりました、Berryz工房「Loving you Too much」のカバー。意外なカバーを持ってきました。金澤朋子のラップってほとんど聞いた記憶無く新鮮。アンコールは青春ロック調の定番曲「Goal〜明日はあっちだよ〜」で締めでした。
 
 アンコール前のMCで宮崎が妙にテンション高かったのが印象的。3年前もこの場でライブやったそうで、雨ながら気持ちの良い半野外(上方かなり高い位置に屋根がある。横から雨が吹き込む感じ)な空間でライブできたのうれしそうでした。「歌っている途中で雨が私の腕や顔に当たり、パーンと弾けた。その瞬間がとってもかっこ良かった。」とのこと。梁川は独特な間で話すMCが鉄板のおもしろさ。元々、梁川のキャラがとっても好きなこともあるのですが、なんてことない一言一言が全て、おもしろさとかわいさと(ちょっぴりの)うざさを兼ね備えているのがつぼに入ります。嗣永桃子(6月にカントリー・ガールズ、ハロープロジェクト、芸能界を卒業)の直系といった感あります。
 
 Juice=Juiceについては、これまでよくライブを見に行っていて、5人のメンバーに強い思入れもあり、追加とはいえその体制が崩れるのは、最初聞いた時ショックでした。願わくば5人組のまま活動し続けて、将来ハロープロジェクトをグループごと卒業して、そのままJuice=Juiceとして活動していって欲しいなーくらいまで思っていました。ただ加入した2人のメンバーも魅力あるでしょうし、誰の卒業も無く、かつおもしろい曲が出続ける限り、そして全曲フルコーラスでのライブを続ける限り(他のハロプログループは単独コンサートでもワンハーフ曲多かったりするところ、Juice=Juiceは全曲フルコーラスなのが好き)は、現状のペースでライブ見て行こうと思っています。何はともあれ、宮本復帰後の7人体制ライブを見てみたいですね。いつになるか分かりませんが、復帰を祈念しつつ気長に待ちます。

 

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 22:51
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2017/05/06 TOKYO M.A.P.S at 六本木ヒルズアリーナ

 J-WAVEと六本木ヒルズがゴールデンウィークに毎年主催している無料ライブイベントで4回目の参加。2日間行われる1日目に行ってきました。これまでとステージセットが変わっていて、客席も前方に椅子席があったのが無くなり野外フェス感あるようなステージにパワーアップ。横に広く客席が取られており、ステージも高くなったので、後方でも見やすくなりました。毎年オーガナイザーがいるのですが、今年は10周年記念ということもあるのか無し。この日7組出演中、最初の5組を見ました。良い気候でビルの間に風が流れていくのが気持ち良い。各アーチストもこの空間でライブできるのが気持ちよさそうなコメントしてました。順に感想を。
 
 
 岩崎愛
 オープニングアクトで15分ほど。女性シンガーソングライターで初めて見ます。アコースティックギターでの弾き語りで丁寧にメロディを紡ぐように歌う印象。Predawnとも印象が似てる感じですが、日本語の歌詞と声からもう少し郷愁誘う要素が強いでしょうか。良い感じに聞けました。
 
 
 LILI LIMIT
 これ以降は30分ずつのライブとなりました。次は2年ぶり2回目に見る、男性ボーカル/ギター、男性ギター、女性ベース、男性ドラム、女性キーボードの5人組バンド。メジャーデビューしたこともあるのかビジュアル面が変わっていました。白で統一していた衣装からバラバラな衣装、でも落ち着いた色の自然な感じの服を着るようになっていて、太い眉が特徴的だったボーカルは髪を降ろして眉を隠してイケメン感が(個人的にはあの眉見えてた方が個性的で良いかなと思ったり)、もともとかわいかったキーボードの女性は垢抜けた感ありました。同行者はベースの子がショートカットでかわいいと言ってました。ライブは前回の印象と同じながら凝ったアレンジは抑えめでよりメジャー感あるようなポップさを押し出している印象でした。でも、キーボード奏者がなんかの機械叩きながら音出したりと、小気味よい音がそこかしこにあって気持ち良く聞けました。
 
 
 Rei
 女性シンガーソングライターで初めて見ます。今回のお目当てでした。ブルース直系の音楽をやるアーチストというこで楽しみに。ベースとドラム率いてのライブで、入ってきたメンバーがベース真船勝博(EGO-WRAPPIN' and THE GOSSIP OF JAXX、F.I.B JOURNAL)、ドラム山口美代子(detroit7、BimBamBoom、THE LIPSMAX)の2人でこれは間違いなくすごいライブになるなと思っていたら、想像以上のかっこ良さでした。Rei本人は10代としても通用しそうな細身な小柄ですが、ブルージーなギターとボーカルは迫力あります。曲もBenjamin Bookerを思い出すような早めなビートでどすこいブルースですが、ほんの少しかわいらしい要素もあるような。これはまたライブ見てみたいですね。余談ですが、モーニング娘。'17の佐藤優樹が最近のお気に入り曲としてReiの「COCOA」という曲を挙げており、彼女がこういったブルース基調の曲歌っても結構はまるかも、と聞いていて思いました。
 
 
 和田唱&chay
 TRICERATOPSの和田唱と女性シンガーソングライターchayとのユニット。3回目の共演になるそうで、持ち時間結構あるライブは初めてとか。ともにアコースティックギター持って、持ち曲1個ずつとカバー曲を3つ。chayという方は初めて知ったのですが、曲はテレビで聞いたことあるものでした。ソプラノなボーカルがキレイ。和田はアコースティックでも確固たる味発揮します。甘めながらロックさある声の響きも良い感じ。マイペースで、とちってやり直ししたりしゃべりすぎてchayから「時間あるんで」とツッコミ入れまくられていたのもご愛嬌。カバーはPolice「Every Breath You Take」、松田聖子「赤いスイートピー」、The Beatles「Let It Be」という王道なもの。「赤いスイートピー」は本当良いメロディだなーと。chayの高音なボーカルもはまっていました。
 
 
 雨のパレード
 こちらも初めて名前を知るバンド。男性ボーカル、男性ギター/キーボード、男性ベース、女性ドラムの4人組。機械から出す音まぶしつつ、心地よいサウンドとメロディを繰り出す印象のライブでした。LILI LIMITのボーカルもそうだったのですが、声がSEKAI NO OWARIやゲスの極み乙女。に近い歌い方ってなことを思ったり。こういった歌い方は受けるんですかね、それともこういった声質の人が最近多いのかなーと。
 

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 09:24
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2016/05/05 TOKYO M.A.P.S at 六本木ヒルズアリーナ
 J-WAVEと六本木ヒルズがゴールデンウィークに毎年主催している無料ライブイベントで4年ぶり3回目の参加。2日間行われる2日目に行ってきました。六本木ヒルズアリーナひさびさに来ましたが、相変わらず気持ちの良い空間。屋根がついているので雨でも大丈夫かと思いますが、吹き抜けの野外スペースにはやっぱり晴天が似合います。今年のオーガナイザーはプロデューサーの亀田誠治で2日間で12組の出演。その内3組を見ました。順に感想を。


 蓮沼執太 & U-zhaan
 キーボード/ボーカルとタブラのデュオ。タブラ奏者のU-zhaanは過去いろんなバンドで見ていますが、蓮沼執太は初めて。ダンスミュージック、クラブジャズなどの印象が大きいキーボードから導かれるアレンジを軸に曲によってはボーカルを入れてきます。そのメロディは爽やかなポップスといったもの。そしてこうした音のリズムをタブラが担うってのがおもしろいですね。高速タブラですごいと思わせつつ(ラストの曲のカンジーラというタンバリン形状の打楽器を叩いてのドラムンベースもすごかった)、曲間に行われる時間のかかるタブラチューニングでは間を持たせるためにおもしろMCを挟んでいくのもすごい。これがどっかんと受けたりします。結構普通のことも言っていたりするのですが、言葉の選び方と間が抜群。

 3曲目ではオーガナイザーの亀田を呼び出します。本人に何も事前に言っていない状態でいきなりU-zhaanは「歌って下さい」と無茶ぶり。亀田はベース奏者としては表に出て来ることありますが、歌うの?と戸惑っています。そこに蓮沼が紙を渡して「これ読み上げて行って下さい。」と。そして演奏された曲を聞いて亀田は笑顔になるのですが、その曲が亀田がJ-WAVEで担当しているラジオ番組のジングルだそうで、それに合わせて亀田は紙に書いてあるコメントを読み上げてラジオのDJになっていました。なかなかおもしろい試み。


 赤い公園
 3年ぶり2回目に見る、ボーカル、ギター、ベース、ドラムの八王子出身の女性4人組バンド。前回見た時も思いましたが、かなり様々なタイプの曲をやるバンドですね。つかみどころが無いともいいたくなります。ギターの方は、この週にライブ見ているモーニング娘。'16とこぶしファクトリーにも曲を提供していたりと(SMAPにも提供しているとか)、ポップス作曲に秀でているようで、このバンドにもそれが存分に生かされているといった感あります。ひっかかりのあるメロディをいろんなタイプのアレンジで演奏します。伸びやかなボーカルと時に複雑に展開するアレンジの組み合わせがおもしろいな、と思うところ多々。またキーボード音も出ていたかと思いますが、それは恐らくプリセット音で、それをイヤモニ抜きでぴったりと合わせている演奏力もすごいのではないでしょうか。ラストの曲はJackson5の「ABC」系統のアレンジで横ノリが楽しい。


 ペトロールズ
 1年ぶり4回目に見る、ギター/ボーカル、ベース、ドラムの男性3人組。ライブ開始前のセッティングでマイクの声出し確認していて、「はーい、はーい」と言っているところに「はーいはいはい、はーいはいはい」といきなりアニメ怪物くんのテーマソングを入れだりしたのは吹き出ししてしまいました。そんな緩さの雰囲気も維持しつつ、ライブはもう丁寧にグルーブを重ねていく鉄板の出来。3人の楽器と声ががっつり噛み合って、ミドルテンポのソウル曲が展開されていくのは気持ち良い。1曲目の曲のサビ部分でボルテージが一気にアップしていくような瞬間とかもう最高です。4曲目の「Fuel」のギターの音がなった瞬間にお客からの歓声が飛ぶのも良いです。ライブ開始前のMCで亀田が触れていましたが、ギター/ボーカルの長岡亮介と亀田は東京事変で一緒にバンドやってたんですね。言われてあーそういえばと。長岡よりも亀田が東京事変メンバーだったことをこの時失念してました。
 
author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 06:50
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2012/10/06 Penguin Cafe、salyu×salyu at 六本木ヒルズアリーナ
 先週に引き続きプランクトンが手がけるイベント。"ビート・サーキット"と名づけられたイベントで去年もここでやっていますね。今年はPenguin Cafeという1970年代に結成してリーダーが父から息子に引き継がれて今も活動しているキャリアの長いバンドを主役に置いて、日本のバンドと組み合わせて何日かやるようです。その初日。

 初めはsalyu×salyu。9月に見て感激したバンドで早くも2回目になります。今回のバックは縦ベース(鈴木正人)、ギター(小山田圭吾)の二人で、2曲ほどチェロ奏者を加えたアコースティック寄りの編成。フロントのボーカル4人も前回とは違う楽器を駆使していてアレンジも違うものでうれしいですね。根幹となる曲はアルバム1枚しか出していないのでお馴染みなのでしょうけど、毎度アレンジを変えていっているとなると、練習結構大変な気がします。良いメロディ、コーラスワーク、アレンジを今回も堪能しました。「ただのともだち」をCD収録と同様にチェロ付きのアレンジで聞けたのも良かったです。前回ライブ見た後でCD買って知ったのですが、この歌の作詞は坂本慎太郎(元ゆらゆら帝国)、作曲が小山田圭吾(Cornelius)だったんですね。「特別何がっていうわけじゃないけど」の「けど」の使い方とかはいかにも坂本慎太郎っぽいなと(知った上でですが)思ったり。

 続いてはPenguin Cafe。10人のメンバーで曲により楽器持ち替え、人数増減させたりと自在な編成でインスト曲を演奏します。主に使用している楽器での編成だとバイオリン×2、チェロ、縦ベース、パーカッション×2、ギター(マンドリンが多い)×3、ピアノになるでしょうか。どこか懐かしいなと心をくすぐる音を重ねていくのですが、曲によってはスピードをどんどんアップさせたり、ブレイクを入れたりと体を揺らしたくなる展開のものがあって良かったですね。リーダーのMCも非常に丁寧で日本語を交えて挨拶したり、お父さんのエピソードを随所に入れたりしていました。温故知新で楽器のみのこだわりがあるのかな、と思っていたらiphoneに入れた電話ベルの音を加工したループ音を流してそれに合わせて演奏する曲もありました。そのループ音を止めるタイミングをリーダーがちょっととちってしまい、周りのメンバーに笑顔で指さされたりする光景もほほえましい。アンコールはリーダーのソロ曲と、salyu×salyuの4人も混じってのセッション。4人はペンギンのようなひょこひょこ歩きをしながら入場する様がかわいい。Penguin Cafeの演奏に合わせてハミングを重ねていっていましたが、合っていて良かったですね。
author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 10:14
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2012/05/03 TOKYO M.A.P.S(yanokami) at 六本木ヒルズアリーナ
 J-WAVEと六本木ヒルズがゴールデンウィークに毎年主催しているそうな2日間に渡るイベントTOKYO M.A.P.S。去年に引き続きです。今回は初日のトリだけ見ました。毎年変わるオーガナイザーがラインアップを決めていくフリーライブイベントです。今年のオーガナイザーは矢野顕子。初日トリはyanokamiでした。

 会場は人の山々でものすごい混みよう。会場の中に入るのは諦めて、会場上方にある階段から覗き込むように見ました。矢野顕子とrei harakamiの2人ユニットであるyanokamiのライブを見るのは5年ぶりになりますね。rei harakamiは「どこかへ行ってしまった」ので矢野顕子一人のパフォーマンスになります。ステージ脇にいるスタッフがrei harakamiのトラックを流してそれに合わせてキーボードを弾き歌う矢野顕子。rei harakamiに思い入れがある自分としては、その音だけでウルウルと来てしまうほど。ライブという場でまだ聞けるのは感謝ですね。

 セットには去年出したyanokamiのアルバムが中心で「遠くは近い」から3曲「Don't Speculate」「Ruby Tuesday」「瞳を閉じて」。外にも矢野顕子の持ち歌でrei harakamiトラックバージョンの「David」やくるりのカバー「ばらの花」などなど。途中2曲とアンコールではコンテンポラリーダンサーの森下真樹が加わった演奏。ステージの外に飛び出してのあちこちを駆け巡る踊りを披露。途中ソロコーナーもあり、食べ物の成分名に合わせて決まった振りをして、それを早めたり止めたりとユニーク。アンコールの「気球にのって」のさよならーさよならーの部分で矢野顕子と森下真樹が向かい合って手を振る様がいい感じでした。

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 18:04
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2011/10/10 Asa , TETE , KYRIE KRISTMANSON at 六本木ヒルズアリーナ
 "ビート・サーキット"と名づけられたイベント。海外から3組出演していていずれも初めて見るアーチストです。
 
 最初はKYRIE KRISTMANSON。カナダ出身、フランス在住の女性シンガーソングライター。初来日だそうでボワボワな白い帽子をかぶっていてかわいらしい。始めの曲はギターを持たずにマイクを叩いてリズムを取りながら歌います。その後はギターを手に歌います。NOAというイスラエル出身のシンガー(Pat Methenyプロデュースのデビューアルバムを良く聞いていた)と似た印象を受けるその声と曲がかなり良い感じ。お客にバックコーラスちっくに歌わせ、トランペットを吹いたり歌ったりする曲もありました。30分弱くらいのパフォーマンス。
 
 続いてはTETE。セネガル出身、フランス在住の男性シンガーソングライター。何回か来日されているそうで、日本語のMCが達者。人懐っこい笑顔とひっかかりのある声が魅力的でアコースティックギター一本のソロでもかなり聞かせます。メロディも良い感じ。お客さんにもたくさん歌わせますねー。最後の曲ではマイク、アンプ無しでの完全アコースティック。後ろの方では聞こえないくらいなのですが、まっすぐに歌うその姿を見るだけでも感動できます。
 
 ラストはAsa。フランス出身、ナイジェリア在住の女性ボーカリスト。バンドを率いてのパフォーマンス。ギター×2、女性コーラス、ベース、キーボード、ドラムという編成。TETEに引き続き眼鏡をかけているのですが、顔のサイズからはみ出すほどのでっかいまん丸眼鏡が特徴的。ナイジェリア在住ということでアフリカ色が強いのかなと思ったのですが、ゆったりなリズムの曲から感じるものだけで、いろんな王道ポップスを歌い上げるといった印象。お客とのコーラスあり、ギターを手にして他のギター奏者と振り付けを合わせたりとウキウキして聞けました。2曲ほどTETEも参加して歌っていました、内アンコールでやったのはU2の「ONE」のカバー。
 
 TETEは前日に富士山のふもとで開かれた朝霧JAMにも出演していたようです。今年の朝霧JAMは2日間晴れていたようで富士山がっつり見れたんでしょうねー。会社の後輩が今年参加するということで寝袋を貸してあげたのですが、ライブを普段見ない彼女でもそれなりに楽しめたようで何よりでした。

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 11:31
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2011/05/04 TOKYO M.A.P.S at 六本木ヒルズアリーナ
 J-WAVEと六本木ヒルズがゴールデンウィークに毎年主催しているそうな2日間に渡るイベント。毎年オーガナイザーを置いて、アクトを揃えるフリーライブイベント。今回初めて行きました。2日目の昼間から夕方まで。
 
 今年のオーガナイザーは高橋幸宏で、2日目のラインアップは、4 bonjour's parties→高野寛→キリンジ→清竜人→曽我部恵一→小坂忠。自分は4 bonjour's partiesから清竜人まで見ました。
 
 4 bonjour's partiesはライブ開始から10分過ぎたところに到着。初めて見るバンドで、ピエロっぽいメイクをした男女8人組が楽器をとっかえひっかえしつつ、端正さとわきあいあいさがほどよく混じった楽曲を演奏。楽器もころころと持ち替えて、さながらアイスランドのMUMのような感じ。ぐわーっと泣きのメロディが入って盛り上がるところは、もうちょい迫力のある音で楽しみたかったところでしょうか。ただ場所がら大きな音は出せないので仕方なしでしょうね。あと、かわいらしい振り付けもあったりするのですが、そこはもっと(それこそMUMのように)大げさにはっきりとしたアクションで揃えてやって欲しかったですねー。フルート2本のユニゾンからささやくような女性ボーカルが入り、最後管楽器5本でしっとりと締めた曲が良かったです。
 
 その後はシンガソングライター系が続きました。ここからは会場は激混みになり、後ろにいて小さい自分にはほとんど見えない中で聞いていました。特にキリンジの混みっぷりはびっくり。一緒に行った友人は背が高いので良いのですが。。まったりと歌を楽しみました。
 
 高野寛はGANGA ZUMBAなどのサポートミュージシャンとして見る機会はありましたが単独名義では10年近くぶりでしょうか。サポートパーカッションを率いてアコースティックの弾き語り。最小編成でも程よいリズムとさわやかな歌声が混じって聞き応えあり。
 
 キリンジは初めて見ます。キーボードのサポートあり(だったかな?なにせ全く見えんかったので)。カーペンターズのカバーと「エイリアンズ」は知っていましたねー。4曲くらいの演奏で、もうちょい聞きたかったなーと思いました。
 
 清竜人はギターとキーボードを用いてのソロ。名前聞いたことあるかな、というくらいの方で、どんな楽曲を歌うのか知らなかったのですが、よく通る声とストレートな歌詞で多くの人の心を捉えるんだろうなーというパフォーマンスでしたね。個人的にはメロディ、歌詞とともにつぼに入らなかったですが、バンド形態とかで聞くとまた印象が違ったりするかもしれません。

 (2011.6.12追記)すみません、高野寛とキリンジの間にリリー・フランキーが入っていました。こちらも拝見しました。ゲストも入れた弾き語りで、がなりがたくさん入った歌い方の人が多かったよう。混みこみだった中で聞いたこともあるかもしれませんが、自分にはついていける感じがしない世界でした。。

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 21:48
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2010/08/14 Panorama steel orchestra(small set) at 六本木ヒルズアリーナ
 原田芳宏が率いるスティールパンバンドPanorama steel orchestraが、昼間の六本木ヒルズアリーナの無料イベントに出るということで、見てきました。通常は30人以上という多人数でスティールパンを演奏するのですが、この日は人数を絞った編成。11人編成で、パーカッションとドラムが一人ずついて残り9人は全員スティールパン。
 
 六本木ヒルズアリーナは2年ぶりに来ましたが、高いビルに囲まれた吹き抜けのスペースで気持ちの良いところ。そこにたくさんのお客さんが座ってのんびりと見てました。
 
 カバー曲が多い割合しっとり目なセットリスト。聞いたことあるメロディーだなーと思うものが何個かあったのですが、曲名が分からず。ボサノバの曲でアバジベベー、アバジベベアーアー、って歌う曲なんでしたっけ?
 
 ラストはにぎやかに締めましょうということで、お客を立ち上がらせて、今月出たという新譜から一曲。にぎやかに舞うスティールパンの音がこのスペースにはじけて、そこにお客さんがのめりこんでいく様が見て取れて良かったですねー。予想外のアンコールの声にも応えて出てきて「Zulu Chant」で締め。これが30人以上の編成になるとさらに強力ですよー、と。

 今月はうまいこといけば、スティールパン3週連続で味わえるカモ。

author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 22:29
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2008/05/17 にせんねんもんだい at 六本木ヒルズアリーナ
 六本木ヒルズアリーナで行われた無料イベントの一つとしてのライブです。野外でにせんねんもんだいを見るのは初めてです。
 
 3曲40分ほどの演奏。なんとなくテケテケした感じのおもしろいフレーズのギターを重ねて展開する「Distination Tokyo」(音源未聴なのでたぶんですが)から2曲と「とり」の3曲目をかなり長めに。ギターの頼りなさげな表情、ベースの無表情、力んで演奏するドラムと3者3様な中、緊張感があり、ミニマル、ゴリゴリな展開で圧倒されます。これを昼間に椅子に座ってのんびりと聞くのも良いですねー。お揃いの白のワンピースも映えていました。また、昼間ながらライトをピカピカ光らせたりする演出もあって、こったことしてるなーと思ったら、迫田悠が手がけてられてたようです(ライブ終了後、CD即売所の脇に機材とともにいらっしゃいました)。昼間にも映像の仕事ありですね。
 
 今回マイクが用意されていなかったので、最後お馴染みのギターの方のご挨拶も無しかなーと思ったら、演奏終了後、脇にテクテクと歩いてマイクを取って、ご挨拶されていました。演奏とあの挨拶のギャップは毎回聞いていてもおもしろいですね。通りすがりに見ていかれる方も多かったと思いますが、どんな風に演奏を感じたのでしょうか。
author:de nudge, category:live(六本木ヒルズアリーナ), 00:00
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