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2013/04/13 Wilco at 渋谷AX
 アメリカ・シカゴ出身のオルタナロック/カントリーバンドのライブを渋谷AXで見ます。渋谷AXはよく来てたと思ってたのですが、5年ぶりになります。 2年前のフジロックで見て以来2回目になりますが、その時のライブが素晴らしかったので、今回も楽しみにしていました。音源は最新作の「The Whole Love」を聞いたことあるのみ。

 会場はすし詰め。アメリカ人のお客さんも多いです。ステージはたまに顔が見える程度の視界ですが、ライブがものすごく2時間15分という長丁場は舞い上がりっぱなしでした。

 メンバーはボーカル/ギター、ギター、キーボード、ドラム、ベース、キーボード/ギターの6人編成。一曲目は「One Sunday Morning」とおとなしめの曲からのスタート。牧歌的なギターフレーズ、カントリー調のリズムで訥々と歌われる曲に感じ入ります。途中のキーボードのみのしんみりとしたアレンジもCDに無いものでかなり良いです。そこから多彩な曲群を演奏していきますが、本当どの曲も魅力的。メロディが良いですし、いろいろと展開されるアレンジもものすごいものがあります。アメリカンロックなテイストにノイズギターをガンガンにかぶしてきたり、静と動を繰り返すような展開あり、ウキウキと乗れるリズム中心ありと。特に「Via Chicago」は前回フジロックでも聞いた時に一番強烈な印象を残している曲でしたが、今回も聞けてうれしいですね。アコースティックでしっとりと歌い上げているところに、どしゃめしゃな音の洪水をかぶせてくるのですが、ボーカルJeff Tweedyは全く変わらずに歌い続けてきます。音の洪水が止んだ後に、しっとりした歌が浮かび上がってきてもうそれはウットリとなりました。

 また、しっかりと聞く日本人のお客とやんやと言いまくるアメリカ人のお客のバランス(?)も良く、相当いい雰囲気でした。「ヤジ飛ばすのはウチの国のやつらばっかだなー」と冗談めかしてMCでしゃべってたり、「この日のライブでLive in Japanと称したライブ盤出したいかも」みたいなことを言ってたので、バンドメンバーも相当にご機嫌だったのではないでしょうか。本編最後の方が合唱するような曲で、お客さんみんなよく歌っていました。自分は知らない曲だったのが残念で、次回の時はしっかりと覚えて来たいなと思ったりも。本編最後の「Shot in the Arm」という曲はカラフルなキーボード音とギターノイズに満たされたアレンジの中で「〜anymore」と合唱する展開が最高ですっかり舞い上がりましたねー。アンコールも相当に長くやっていて、最後の「Hoodoo Voodoo」という曲もスワンプロックなリズムや2台のギターソロバトルが楽しくて大団円でした。

 日によってやる曲目も変えて来るバンドらしいので、前日も行けば良かったかなーと思えるほど、素晴らしいライブでした。

author:de nudge, category:live(AX), 15:21
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2008/04/28 MTV LIVE at 渋谷AX
 MTVというテレビ局が主催するライブ企画のようです。1週間くらいに知ってチケットを取りました。
 
 (前置き長くてスミマセン)この日は有休を取ってました。前日のアラバキロックフェスティバルに参加した後、仙台駅近くの宿に泊まって、この日、地ビールを飲みに仙南シンケンファクトリーへ向かいます。仙台から電車で1時間くらいかかる角田というところに行ってきました。時間がなくてお昼食べてそそくさと帰ってしまいましたが、次来るときはもうちょっと周りを散策してみたいなーと思わされる所でした。地ビールとソーセージを味わった後、仙台に戻って、おみやげを買った後、新幹線で東京に向かいます。一度自宅へ戻って荷物を置いた後、渋谷へ向かいました。
 
 あらばきにも出演していたmonobright、9mm Parabellum Bulletという日本のバンド2組と、サマーソニックに出るThe Subways、フジロックに出るThe Musicというイギリス2組が一同に介し、それぞれ30分ずつくらいの演奏してました。The Music以外は初めて見ます。会場は思ったより混んでなくて、移動もスムース、ライブを見るのも快適で良かったです。
 
 初めはmonobright。ギター×2、ベース、ドラムという4人組。全員眼鏡をかけて、白いポロシャツというお揃いのカッコです。演奏もかなりユニークな動き(特にボーカルの方、MCはなよなよしてた感じで変でした)です。音はカッティングギター、ドラムは裏打ちを多用していた印象でした。
 
 続いては、The Subways。ギター、ベース、ドラムの3人組です。演奏は割合シンプルなアレンジだなー(2ビートっていうんでしょうか、ドンドンと両手を合わせて叩くドラム)と思う曲が多くて、前述のmonobrightと比べるとそれほどうまくないのかしらという気がしましたが、心意気がなんか伝わってくる感じで良かったです。3人とも色男色女という感じで、ギターとドラムの男性は最初から上半身はだかですし、ベースの女性はラメの衣装が似合っててキレイ、で、アクションを派手派手にしてあおる感じ、メロディもなじみやすかった(前方で合唱が起こってたこともありました)です。サマーソニックではマリンスタジアムでやるそうで、そこでもきっと盛り上がるだろーなーと。
 
 続いては、9mm Parabellum Bullet。これで「キュウミリパラベラムバレット」と読むそうです。最初の「キュウ」だけ日本語読みというのも変わってるなーと。ギター×2、ベース、ドラムという4人組。かなりゆがんだギターとベースを激しいアクション交じりで高速で鳴らす演奏と、80年代の歌謡曲やバンド曲なんかをおもわせる懐かしいと感じさせられたメロディのギャップがおもしろかったです。
 
 最後は、The Music。2002年のフジロック以来見るのは2回目です。ボーカルは坊主になってしました(ベースの方は元々坊主だったので、メンバーの半分坊主に)。盛り上がりもこの日一番でした。ぐわんぐわんしたギターと横揺れのリズム、ボーカルのちょいヘンテコな踊りが好みですね。新曲も2,3曲ほどやってましたが、1曲反応が良いのがありました。The Peopleと最後にやった曲のボーカル以外3人でのドラム連打の場面は熱かったです。
author:de nudge, category:live(AX), 00:00
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