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2017/11/15 tricot at Zepp DiverCity

 京都・滋賀出身のギター×2、ベースの女性3人組ロックバンドtricot。アルバム「3」発売に伴う全国ツアーラスト。47都道府県を1ヶ所ずつ(北海道のみ2ヶ所)対バン形式で回っていて、ラストの東京のみワンマンとなります。2階席から見ました。サポートのドラムはここ2年ほど固定メンバーとして叩いている吉田雄介。
 
 ライブは序盤「3」の曲を立て続けに、中盤は事前にファンからリクエストを募ってその曲を立て続けに、終盤は「3」の曲に加えてライブ鉄板曲を織り交ぜてといった構成。アンコール含めて2時間15分とたっぷり。ステージ後ろのスクリーンに映像流したりしていますが、ステージ自体は特別凝ったことをせずいつも通りな感じで、ステージの大小関係無く同じスタイルでライブやりきるってな意思を感じます。
 
 キレあるドラムソロから始まる「TOKYO VAMPIRE HOTEL」で始まり、「3」に収録されている曲を連発。「よそいき」はファンク風味な曲でボーカル/ギターの中島イッキュウ以外に、ギターのキダ モティフォとベースのヒロミ・ヒロヒロもソロパートがあります。切なげな2人の声のはまり具合が良いです。シリアスな曲を変拍子交えていろいろとテクニカルに、ダブエフェクトかけたりする音も随所に聞かせます。相当難しいことやっているはずですが、それをクールな振る舞いでやらずに陽気な感じで見せるのがおもしろい。特にキダは動きながらギター弾く場面が多々あり、足のステップがものすごいなと。「DeDeDe」ではランニングマンばりのステップでギター弾いていました。「DeDeDe」の情緒感あるメロディ好みで高めに歌い上げる部分とかぐっときます。
 
 中盤のリクエストコーナーは激し目な曲多かったです。1階席前方はダイブ出まくりで見てて壮観。ブレイクを随所に入れ込む「E」、疾走感ありまくりの「飛べ」「POOL」、最初のインストで曲名通り爆発的な盛り上がりを見せてから、繰り返す歌詞をお客が合唱する「爆裂パニエさん」の4曲連続の盛り上がりはものすごく、自分も座りながらですが相当熱く聞きました。
 
 終盤最初の曲は1分ほどの短い「pork side」で開始し、落ち着いた感じもありつつZazen Boys的なメンバー全員の掛け声(「イーアルサンスー」と中国語の1,2,3,4でコール)をオフマイクに近い感じで言ったりするパートがある「ポークジンジャー」につなげます。切なげなメロディやコーラスワースなんかもありつつ、曲の展開がどんどん変わっていって激しい演奏も聞かせます。そしてドカドカリズムの「南無」、サンバなリズムの「庭」で盛り上げてきます。
 
 「庭」は曲中にサンバのドラムソロの中、メンバーが楽器を放り出して踊りだすお馴染みコーナーがあるのですが、今回はキダが一回ステージ外に引っ込み、Tシャツを頭までかぶせたテンテコな恰好で登場。ボーコーダーがかったマイクを手にしゃべります。「3さん」という宇宙人キャラクターだそうで、今回のツアーで毎回登場しているそう。「せっかくだから3さんも踊りますか?」という中島の呼びかけに応じてステージ左右動きまくってひとしきり踊った後は退場。キダに戻って再び楽器持ってドカンと盛り上げて締めていました。
 
 本編ラストはライブ人気曲「99.974℃」とアルバム「3」に収録されている盛り上がり曲「節約家」で締めました。ジャンクなギターで幕空ける「節約家」のインスト部分は沸点高く聞けますね。またサビのグルーヴ感ありつつ跳ねたリズムに乗っかるメロディと歌詞が良いです。アンコール最初は3人のみで登場。バンド結成して初めて作ったという曲を披露します。キダがアコースティックギター、ヒロミがベース、中島はボーカルのみに専念する大人し気な曲。結成当初はこんな感じだったんですね。そしてドラムを呼び込むのですが、その前に「これで3人グループはラストとなります。これからは吉田さんと4人でやっていきます。」と長いツアーをやってきた吉田の正式加入を発表しました。一時期ドラムメンバー(komaki)がいた時期もありましたが、その時期以外はずっと3人でやってきたということもあり、迎い入れるのに悩んで時間がかかったそう。バンドのタイプ的に固定メンバーでやった方が良いでしょうし、音的にもばっちしなので歓迎ですね。お客さんからも拍手喝采で迎い入れられていました。
 
 そして新体制初の曲は新曲をやります。それはお客さんのビデオ撮影OKだそうで、「後でネットにアップしてねー。WOWOWの人が使うかもしれないから。」と。このライブをWOWOWが収録していて、みんなが撮影した動画もライブ映像に組み込む企画とか。その新曲はtricotにしては珍しいかわいさのあるメロディで、チャットモンチーっぽいってな印象も。それでも変拍子を入れて展開も巡るましく変えていくtricotお得意なアレンジを入れ込んでいました。ライブラストはアルバム「3」のラストでもある「メロンソーダ」で締め。ベースソロで幕を開けて淡々としたリズムに夕暮れ時が似合いそうなメロディの曲でのびやかに歌う中島の声も良いです。この曲で締めたの良かったですね。
 
 複雑なアレンジで切迫感あるマスロックやメロディを、陽気にジャンクな振る舞いと演奏で見せるライブは、ものすごいものがありますね。音楽のタイプからしてクールな振る舞いでライブを一気通貫させても似合いそうなのですが、それを良しとせず芸人根性的と言いたくなるやんちゃな面を見せてくるのがおもしろいな、と。
 

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 08:18
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2017/10/12 森高千里 at Zepp Divercity

 活動30周年を迎えた女性ソロシンガーの森高千里。特別企画なライブとして、1991年〜1993年の頃にやっていたツアーの再現企画を3つ行うというライブに参加しました。この日は最終日となり1993年に行った「LUCKY SEVEN」ツアーの再現。アルバム「Lucky 7」の発売に伴うツアーです。当時このアルバム良く聞いていて、そのツアーの再現見られるというのなら、これはいかねばと思いました。当時まだ学生でコンサート行くことできなかったので。25年超しの夢叶うといった感ありました。
 
 客層は年齢高い、そして大半男性です。多くのお客が詰めかけていて、1階のフロアに座席が置かれると思いきや、2日前に同所で見たJuice=Juiceと同じくスタンディング。キャリアを重ねても人気の高さが伺えます。当時このツアーだけで61公演も行ったという磨き抜かれたライブのおもしろさを多くのお客さんが知っているということでしょうねー。先月見た原田知世と同じくアラフィフとは思えないキレイなルックスを誇りますが、原田ともどもそれだけで多くのお客は集まらない、やはりライブの楽しさがあってこそ、と実感できたダブルアンコール含め2時間10分ほどのコンサートでした。感想を。
 
 バックのメンバーはギター×2、ベース、ドラム、キーボード。ドラムの手前にドラムがもう一台置かれ、森高がそこに座りドラム叩きながらのオープニングでした。自分がいた位置からその叩きっぷりがほとんど見えなかったのが残念ですが、あのフロアタムをタタタタタと響かせる音は森高ならではだなーと、決してうまいと言えるドラムでは無いのでしょうけど、なんか聞かせる個性ある音で、自分の音源のみならず、他のアーチストの音源にドラム奏者として参加していたりすることもある、その音を生で体験できるのはうれしい。
 
 そしてギターを弾きながら2曲ほど。「手をたたこう」「ロックンロール県庁所在地」とかわいいノリの良さを感じさせる曲を繰り出します。バンド音も特別に凝ったことをするわけでなくメロディを生かすような王道なアレンジ。森高の声も抑揚が少なく淡々として(でも音程はしっかり)聞かせるのですが、華あるというか他では味わえない感覚があるのは森高の声と歌詞の個性があるからでしょうね。あまり歌詞カードを読んだりしない自分はメロディとともに歌詞が入ってこないと言葉として理解できないのですが、森高の曲は歌詞がメロディとともにがっつり入ってきます。
 
 大半の曲をお客は手拍子しながら聞くスタイル。やんやの歓声も飛んで元気ありますね。そうしたお客さんに対して時折答えたりしながらも、マイペースでMCする森高のしゃべりっぷりがなんか良いです。歌と同じく抑揚抑えた語りっぷりなので、お客に過剰に媚びているように聞こえない、でもちゃんとお客に楽しんでもらおうとする愛情を感じさせる語り口が良い感じです。
 
 衣装は当時のものはさすがに無いので新しく作ったそうですが、当時のものをなるべく再現させようとしたものとか。早着替えなんかも見せていて、「ザ・ストレス」ではCDジャケットにあるウェイトレスの衣装になります。その曲を歌ってバンド音が続く中、森高はステージ脇に引っ込み、次の曲スタートする時に別の衣装になって登場しました。その次の曲だった「私の夏」は当時ANAの沖縄に行こうキャンペーンのCMソングとして使われていましたが、歌詞がもろ行きたくなるような旅行気分にさせるもの。
 
 アルバム「Lucky 7」で最も好きな曲で、この曲を聞くためにこの日来たといっても過言ではない「I LOVE YOU」は生で聞けて感激。イギリスから家族とともにやってきた女の子が、日本の高校生男子に恋をして、帰国する直前に告白するという曲。特別な言葉を使わずストーリーだてている歌詞が森高の声を通して聞くとなんとも切なくなるのがたまらない。
 
 当時森高は「ウッチャンナンチャンのやるならやらねば!」というバラエティ番組にちょくちょく出ていてウッチャンナンチャンと共演していました。それを思い出させる曲が2つほど。「ハエ男」は偉い人に媚びる人を皮肉的に描いたロッケンロール曲ですが、ウッチャンが「ハエ男」をキャラクター化して、ハエの着ぐるみ来てやっていたんですよねー。その番組のとある回で、森高のコンサートに乱入するウッチャンみたいな企画があって、通常の番組ではウッチャンがキャラになりきって、森高が借りてきた猫状態なのですが、コンサートだと逆になってノリノリの森高に対して、「あの、、みなさん私知ってますか?ウッチャンですよ。」と、ハエ男の恰好しつつもちょっとだけ素になっていたことを思い出しました。アンコールで歌っていた「Memories」はこの番組のエンディングテーマだったなーと。
 
 アンコール最初の曲はしっとりと聞かせる「雨」で、森高はキーボード弾きながら歌います。「久々なんでものすごく練習してきました。」と緊張しながら弾き始めるのですが、連続失敗して2回ほどやり直ししていました。3つの全然異なるセットリストを短い期間で練習したの大変そうで、歌覚えるだけでもすごいですが、さらに慣れない楽器までこなすってのがすごいですね。これも当時やっていたそうで、あくまでも忠実に再現することを狙ってのもののよう。唯一当時と異なるものが、「その時は今度発売する新曲ということでちょっとだけ歌った曲があるんですよ。皆さん覚えてますか?え、覚えていない?ダメですねー。まあ私も忘れていましたけど。」と笑い取って、「ロックン・オムレツ」をフルコーラスで歌っていました。
 
 アンコールラストは「この街」。インストとサビで簡単な振り付けがあって、お客みんなでやるのですが、「みんな結構手が挙がっていましたねー。」と元気に応えるお客さんを誉めていました。ダブルアンコールは「コンサートの夜」で締め。当時芸能界で自分がどう進んでいったら良いか分からなかった時に、自分はこれだと見出したのがコンサートだったという、その思いは今も変わらず楽しそうにやっていることが存分に感じられた時間でした。
 

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 10:19
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2017/10/10 Juice=Juice at Zepp Divercity

 お馴染みハロープロジェクト所属の7人組アイドルグループJuice=Juiceのライブ。9月からワールドツアーと称して、メキシコ→イギリス→フランス→ドイツ→マレーシア→インドネシア→台湾と7ヶ国回って、3日前大阪でライブやって、この日ワールドツアーファイナルという位置づけで東京でのライブ。1,2階合わせて2000人は入るであろう会場は満タン。1階最後方辺りで見ましたが、前方は壮観と言いたくなる、人の多さでした。
 
 アンコール含めて2時間ちょいのライブは、もう本当すごい、お客の合間にメンバーがチラチラ見えるくらいの視界で見たライブですが、ものすごく熱中して聞いた素晴らしいライブでした。ホールコンサートと同じくステージ後方にはスクリーンがあって、そこでメンバーを映してくれるのはありがたかったです。アイドルらしくいろんなタイプの曲を次々と繰り出しつつ、どの曲でも力強いボーカル、かわいい表情、見ていて楽しいダンス等を随所に見せて、7人組になっても今一番好みのライブをするグループだということを実感しました。長くなったので続きで感想を。
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 01:02
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2016/09/29 私立 聖お台場女学院 地獄大運動会 at Zepp Divercity

 2日連続テレビ番組企画の対バンライブ2日目。「私立 聖お台場女学院 地獄大運動会」というタイトルの対バンイベント。J:COMという放送局企画のイベントで、ソニーミュージック所属の3組を揃えたそう。女王蜂、チャットモンチー、ねごとの3組出演。お目当てのチャットモンチー以外は初めて見るバンドでした。2階席が取れて、遠目にまったりと鑑賞。
 
 まず最初にバイきんぐ西村とハリウッドザコシショウがMCとして登場します。ハリウッドザコシショウが校長役として芸しながらの登場でしたが、悲しいくらいに滑っていました。。客層から考えてもお笑い好きな人たち(彼らのこと自体は知っている空気だった)多いと思うのですが、どう笑えば良いかわからない戸惑いが広がっていました。
 
 ライブは各40分くらい。通常の対バンと異なり、事前に会議開いていろいろ企画練ったそうで、各バンドが他の2バンドのカバー曲を1コーラスずつ入れ込むってことをしていました。ステージ後ろにでっかい閻魔様が書いている幕が張られていたり、トイレの案内に「地獄トイレ」と書いた紙が貼っていたりとライブハウス内も細かい演出が。そして最後に「会議で決めた渾身の企画」であるという玉入れ合戦がありました。出演順に感想を。

 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 12:31
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2016/05/31 Esperanza Spalding at Zepp Divercity
 アメリカ・オレゴン州出身の女性ベーシスト/ボーカリストのライブ。初めて見ます。いろんな形態でライブを行っているようですが、今回は「EMILY’S D+EVOLUTION」というアルバムを発売し、その世界を再現させるような編成とのこと。このライブは今まで味わったことのないような感覚が随所に入り込むもので、感激するところ多々あるものとなりました。

 ステージ向かって左側にドラム、ギターの2人が位置、右側にコーラス3人が位置。コーラス隊の前にはお腹くらいまでの高さの木の柵、後ろには本棚が置かれています。照明も左半分が赤、右半分が黄色で照らし出されていて左右対称を浮かび上がらせます。コーラス隊の衣装も黄色でした。

 最初はじわーっとしたインストが流れる中、黒と白のツリー状のドレスを着たEsperanza Spaldingが登場。アフロヘアかぶってます。高らかに歌うボーカルにぐっと来ます。自分が知っている中で言うと、N'Dea Davenport(The Brand New Heaviesのボーカルをよくやっていた)やCynda Williams(映画「ハーレム・ブルース」の主題歌歌ってる)系統の声という印象で好みです。

 そして歌いながらステージ後ろに向かい背中向きのままドレスをたくしあげると、蚕のような模様が出て来ます。Spaldingはその場にとどまって姿を隠したまま。コーラス隊のボーカルと演奏が続きます。そしてドレスはそのまま固定された状態で、蚕から蝶が生まれてきたかのようにSpaldingが登場。王冠に彼女のトレードマークとも言うべき眼鏡とドレッドヘアー、白のタンクトップとデニムをまとって鮮やかに登場します。ひとしきり歌ってからベースを持って弾きだすのですが、ここにぞくぞくと来ました。腰をくねらせながら弾きまくるSpaldingがめちゃかっこ良い。このオープニングからそうなのですが、以降も演劇的な要素を入れてライブを行います。終始ワイヤレスマイクで両手が空いている状態で歌うので、演劇的な要素も増すような手でのアクションもたっぷりと盛り込んでいました。もちろん歌ばかりでなくベースも弾きまくっていました。

 ジャジーソウルなものやゴスペルな要素入ったメロディの曲を歌いつつ、アレンジはフュージョン、ジャズ、ブルース、ロック、ファンクなどをそこかしこに入れつつ展開、Spaldingはコーラス隊と向き合いつつ掛け合いなんかもたっぷりしながら歌います。曲ごとにある情景を浮かべるような演出を入れてきていて、コーラス隊の男性がSpaldingにプロポーズして振られて落ち込むものとか、コーラス隊が本棚から本を取り出して次々とSpaldingに読ませたりするとか、ステージ後ろにあるキーボードを弾きながらSpaldingがひとしきり歌って音が落ち着いたら「Turn Around!」と掛け声を出すとコーラス隊がくるくる回って倒れこんだり、怒り出した男性をなんとかなだめようと演技しながら歌ったりと。

 曲ごとに趣向を凝らした演劇的なライブが楽しい。Spaldingとコーラス隊の4人で楽しく踊ったりなんかもあって、そういったものも良いです。またインストをたっぷりと聞かせる場面もあります。ギター、ベース、ドラムのシンプル編成ですが、刺激ある音を聞かせます。コーラス隊も曲によっては小型キーボードやギターで加わっていました。アンコールはSpalding一人登場してお客に感謝の声を伝えた後3分くらいアカペラでソロボーカルを聞かせます。その歌いっぷりも良い。1時間15分ほどのライブは、スポーティーさ、知的さ、妖艶さなどが入り込んだ刺激が多々ある素晴らしいライブでした。
 
author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 11:25
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2015/07/01 チャットモンチー、GLAY at Zepp Tokyo
 チャットモンチー、対バンツアーの「求愛ツアー2015」最終日。各地で様々なゲストと対バンやってきたチャットモンチーですが、ラストは大物バンドとの対バンです。1階後方で見ましたがGLAYファンもかなりいました。

 最初はGLAY。ボーカル、ギター×2、ベースの男性4人組でライブではサポートにドラムを加えた5人編成にて。ベースJIROが参加しているバンドTHE PREDATORSは10年くらい前に見たことありますが、こちらは初めて。GLAYは初めて見るとともにちゃんと聞いたことあるバンドでは無いので、どんな感じかしらと思っていたのですが、耽美的な世界観のような思っていたイメージありつつも、楽しそうにライブしているのが好感でした。風貌的にはJIROだけがロック小僧的なかっこ(Tシャツ)と振る舞いで、他メンバーはジャケットやシャツなどをキレイに着こなしているいかにもな感じ。音は各楽器のリズムアンサンブルよりは、各自(特にギター)の音を派手に聞かせるといった方を重視している演奏といった印象。スタジアムロックというか大きな会場に映えそうな音。恐らくライブハウスで演奏することは少ないと思うのですが、楽しそうにやってましたね。また男性客(チャットモンチーの客層は7割くらい男性)が多いっていうのも普段とは違う刺激になったのではないでしょうか。

 前半は曲名まで出てこないですが、おー知ってる知ってるというメロディの曲が多かったです。やっぱりヒット曲を持っているって強い。それを惜しげもなく連発するのも良いですね。後半は歌謡曲なノリのもの(サマーサマーみたいに連呼するようなもの)や、お祭りなモードの曲とGLAYはこんな感じのタイプの曲もやるのねと思いました。また一番びっくりしたのが、中盤チャットモンチーの「真夜中遊園地」をカバーしたこと。この曲が始まった時のチャットモンチーファンの大きな盛り上がりとGLAYファンの「え?何この曲?」といった対比的な反応がおもしろかったです。ボーカルTERUはサビの高音が若干辛そうでしたが、見事に歌い切ってました。男性ボーカルでこの曲聞くというのも新鮮。またJIROが曲初めにベースソロとボーカル担当する曲がありましたが、その冒頭ベースソロがチャットモンチーの「Last Love Letter」のリフでした。JIROが特にチャットモンチーのファンなようですね。以前チャットモンチーがミュージックステーションという音楽番組に出演した時に推薦コメントをしていました。

 続いてチャットモンチー。バンド編成とセットリストは10日前に仙台で見た時と一緒なので、その時に触れていない曲などの感想を。前回バンドメンバー全員見る位置でなかったのですが、今回は全員見れる位置でした。ツインドラムの曲は思いっきりユニゾンで叩いている場面と、恒岡章(Hi-STANDARD、Cubismo Graphico Five)がメインに叩いて、北野愛子がサポート的に叩く(脇にパーカッションかな?も多用)場面がありました。下村亮介(the chef cooks me)はキーボードを主に担当するのですが、曲によってはギター、ベースなども担当したりといろんな音を聞かせます。「東京ハチミツオーケストラ」はツインギターになって新鮮なアレンジになってました。いつもはサビ部分で縦ノリになっていくのですが、音量とリズムを少し抑え目な印象のあるアレンジでノリよりも聞き心地の良さを意図していたような。

 かわいらしい曲、かっこ良いロック曲、変テコヒップホップなど多彩な曲をやりますが、そういった中でも特別なものと感じるのはボーカル橋本絵莉子の高音ボーカルが張りつめた緊張感を持って会場中に響く瞬間が味わえるところでしょうか。今回本編終盤でやった「隣の女」「Last Love Letter」の2連続はその辺りを堪能できましたね。アンコールではメンバー全員赤のツアーTシャツを着て登場。子供の頃から好きだったというGLAYの話をした後(福岡晃子とキーボードサポートの世武裕子は最近行われたというGLAYの東京ドームライブを見に行ったそう)、「ここで登場してもらいましょう」と呼びかけ、GLAYのTERUが登場します。会場騒然。同様に赤のツアーTシャツを着てにこやかに登場します。なんというか良いお兄さん過ぎる、一つ一つの所作が丁寧でものすごい紳士なんだろうなーと。そしてチャットモンチーの演奏でGLAYの「グロリアス」を演奏します。橋本が歌う場面もありました。なんというかHi-STANDARDのドラムにGLAYのボーカルが乗っかるっていうのもすごいなーと。チャットモンチーでしか実現できないでしょうね。
 
author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 11:55
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2015/06/13 木村カエラ at Zepp Tokyo
 この週末は梅雨の時期にスカッとさせてくれる女性ボーカル2連発です。まずは3月から始まったライブハウスツアー最終日をこの日に迎えた(追記:追加公演がまだあるようです)木村カエラ。3ヶ月前の初日に続いての参加になります。1階最後方ながら自分がいた位置は見晴らしが良く、ステージメンバー全員見えました。楽しいライブでしたねー、終始ワクワクしながら聞いてました。

 アルバム「MIETA」中心のセットリストは前回と同じですが、3,4曲ほど入れ替えがあって曲順を替えてきました。のっけから「c'mon」「RUN」と「MIETA」の中でも乗りよい曲を連発させた後に、木村カエラがギターを弾く「BEAT」で畳みかけます。お客がタオルを振り乱すお馴染み曲の「Circle」が終わった後、一落ち着きしてゆっくり目な曲を。

 前回はアンコール一発目でやっていた「eye」をここに持ってきています。アルバム「MIETA」のラストを飾る心地よいリズム中心で歌われる木村の節回しがいい感じ。そして「Zeppのライブでどうしてもこの曲を歌いたかった」と「Sun Shower」を。バレエのようなダンスで踊る風情もいいですね。この曲の作曲はクラムボンのミトが担当したものですが、いいメロディ作るよなーと。

 この日会場に向かう時に結婚式の一団とすれ違ったそうで、その時に「あれ?ガチ木村カエラじゃね?」と言われたそうで、その「ガチ」の表現にはまった木村は「どうもガチキムでーす」と言いたかったそう。それをなんやかんや言っていた流れからなぜか「ダルシム」とお客から呼ばれるようになり、木村大受け。自分は知らなかったのですが、ゲームのストリートファイターに出て来るキャラクターとのこと。

 本編ラスト5曲は「史上最強に飛ばすセットリスト」と宣言して畳みかけます。横浜アリーナでも確かこういった宣言してたように記憶してますが、こういった表現好きそう。そして宣言通りにスピード感溢れるロック曲の連発。「one more」「yellow」「TREE CRIMERS」など。お客は手を振り、ジャンプし、歓声を挙げまくりでした。キビキビと踊りながら歌う姿が一番鼓舞される要素と言ってもいいような、自分は木村カエラのライブで一番好きな要素です。ラストは木村が大切にしているという「TODAY IS THE NEW DAY」で締め。アコースティックギターのカッティングから始まり、爽やかな要素からどんどんサビに向かって上昇していく感のあるこの曲は良い締めですね。

 アンコールは「you bet!」「Magic Music」で盛り上がった後、バンドメンバーが退場して木村一人でのパフォーマンス。アルバムタイトル曲の「MIETA」。3月のライブでは最初にやっていた曲を今回はラストに持ってきました。ドリーミーさがあるトラックに語りと歌を交えるこのタイプの曲は木村カエラのたくさんの曲群の中でも一番の持ち味といって良いような。曲途中でお客さんへの感謝を丁寧に述べて歌って締めました。
 
author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 12:55
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2015/04/18 tricot at Zepp DiverCity
 4ヶ月ぶり4回目となるギター×2、ベースの女性3人組変拍子ゴリゴリなロックバンド。これまでフェスでしか見たことなく単独は初です。ドラムのサポートはいつもの山口美代子(Detroit7)。活動歴4年半にして大きいZeppのライブハウスで単独やるのってすごいなーと思うのですが、本人達は2年でやることを目標にしていたそうで、思ったより時間かかったとのこと。

 アルバム「A N D」発売ツアー。アルバムほとんどの曲(後でセットリスト見たら「QFF」だけやらなかったよう)をやった上でのアンコール含め2時間半のフルボリュームなライブ。MCでは「48曲やる」って言ってた気がしますが、さすがにそこまでの曲数にはなってないもののあれだけ激しめな曲が多くて体力よく持つなーと。後ろの方で聞いていてモッシュ等はなく平和に聞ける場所だったのですが、熱く聞いて結構な汗だくになりました。印象に残っている部分の感想を。

 最初の曲は「ぱい〜ん (AND ver.)」。メンバー登場前にこの曲のイントロ部分がSEとなります。イントロのピアノ音をループ化させて長回ししたところを流す中メンバー登場。そこから曲に入る展開がかっこ良い。「飛べ」のジャンクなギターとゴリゴリのリズムがかみ合った曲は熱く聞けます。「走れ」のイントロ部分のベースがかっこ良い。この曲でのロングトーン気味のメロディで歌う序盤部分が良いです。

 変拍子、ブレイク、各楽器がユニゾンやばらけたりと拡散と収束を繰り出すことによるダイナミズムあふれるマスロックな演奏ですが、そこにはまるメロディが独特な感じ。日本の歌謡曲を吸収していて、そこにかっこ良いままうまくアレンジにはめ込んでいるというか。ボーカル/ギターの中嶋イッキュウのMCで「(場所と名前が近い)Zepp Tokyoと間違えてここに来てしまった人いないですよね?今日あちらはaikoさんがやっているそうですが。」「先輩(ギターのキダモティフォ)がaikoさんファンで。」とaikoの「カブトムシ」をちょこっと歌ってました。即興でやった割りには中嶋の高音ボーカルとキダのコーラスが良く普通にいいなと思えてしまうほど。

 「神戸ナンバー」はミドルテンポでどこかファンク、シティポップスな感覚があるtricotにしては珍しいタイプの曲かなと思えますが、聞き味は良い。途中で「東京いて車持ってる人?何ナンバー?」とお客に聞いて「練馬」という声が上がったので、「練馬ナンバー」と歌詞変えて歌ってました。この曲以外にも落ち着いた風味の曲もいくつかありましたが、そこで重目のリズムやギターノイズを入れ込んで、遅めの曲でも激しさが伝わることをやってもバンドの味からするとおもしろいかもと思ったのですが、それをあまりやらないのはメロディ部分をしっかりと聞かせる意図なのかなと。

 「おちゃんせんすぅす」は「エロい曲」だそうですが、途中音を止めてキダが「自分がギターをジャってやるので、その後にみんなで『ジャッ』って言って。みんなで心を一つに。」を受けて、中嶋が「(お客の数の)2000Pやな。」とエロモードな一言を。「爆裂パニエさん」「おやすみ」の流れは最高でした。特に「おやすみ」はリハーサルの中で聞くことはあったのですが、最初のライブで聞いて以来だったのでうれしかったです。

 「庭」はサンバなノリの曲で、途中ドラムがサンバのリズムを鳴らし、そこにメンバーがギター、ベースほっぽり出して、笛やベルの鳴り物などを打ち鳴らしてお祭りモードに。キダは客席の中に入りこんで、周りのお客と踊りまくるってやってました。そんなお祭りモードから本編ラストに代表曲「99.974℃」を。個人的にもtricotと言えばこの曲、と言えるくらい魅力を凝縮している曲かと思います。

 アンコールは2曲。最初の曲は新曲だそうで、この曲のみボーカルはベースのヒロミ・ヒロヒロ。曲名は「Diver」でこの日のライブに向けて作ったのかな、とミドルテンポの中でかすれた感じで歌われるボーカルがいい感じ。ラストは「A N D」の最後に収録されている「Break」で締めでした。演奏もさることながらメロディも好みのものが多くて、また単独ライブ見たいですね。激しい演奏と歌われる世界はシリアスさを感じさせるものですが、それを陽性なパワーでぶつけてくるのがすがすがしいというか。

 おまけでアルバム「A N D」について。
 
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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 14:22
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2014/02/22 モーニング娘。'14 at Zepp Tokyo
 雪も無くなってきて、ひさびさにジョギングしよう、最近コース整備されているお台場で走ろうかなとこの週末は思ってました。そこにZepp Tokyoで行われるモー娘。の「プレモニ」という名前でのファンクラブイベントがあって当日券が出るとネットで見て、当初予定していた後述のライブとの間にうまいこと入るな、と急きょ行ってきました。ファンクラブに加入していないと入れないイベントなのですが、先月入ったので可能に。コンサートチケットが一般では取るのが難しくなってきそうなことと、春ツアーから値段が上がる(正直7,500円は高いなーという気が)こともあって、どうせ1年の内に何回か行くのでチケット割引があって優先予約があるファンクラブに入ってみるのはメリットありかなと。

 1時間ほどジョギングした後、3回公演の2回目の回に行きました。2階の席ですが、傾斜があるので見やすい。普段スタンディング状態になる1階も椅子が置いてあります。座って見る形式のよう。最初司会の方が登場してメンバーを呼び込みます。最初の1時間弱はゲームとかアンケートコーナーでした。ゲームはくじで2組に分かれます。偶然にもシングル「わがまま 気のまま 愛のジョーク/愛の軍団」のカップリング曲「坊や(道重さゆみ、譜久村聖、飯窪春菜、工藤遥、佐藤優樹)」「ふんわり恋人一年生(生田衣梨奈、鞘師里保、鈴木香音、石田亜佑美、小田さくら)」を歌った5人ずつに分かれます。キャプテンは「坊や」チームが佐藤、「ふんわり」チームが小田。

 ゲームは最初に記憶力ゲーム。代表者1名ずつを選出して、他のゲーム全部終わるまでにお題で出す単語15個覚えて順番に言えるかどうか。立候補を募って「坊や」チームが工藤。「ふんわり」チームが鞘師。どちらも立候補ですぐに手を挙げた2人でしたが、リーダーが決めるまでに時間かかってましたね。立候補者で本当に良いのか、メンバー間でやんやと揉めてました。工藤は人気すしネタ15個、鞘師は人気スポーツ15個。他ゲームやっている間も2人は必死に覚えていました。

 他にゲームは2つ。振付だけで何の曲か(モー娘。以外のハロプロ曲)を当てるジェスチャーゲームと、頭につけた単語を言ったら負けの芸人不信バトルロワイアル。ともにおもしろかったです。特に芸人不信バトルロワイアルは初期の内村プロデュースでたまにやってたゲームで、生で見る機会があるとは思いませんでした。今回はチームごとに分かれて時間内で単語を言わなかった方が勝ちという形式でしたが、できれば内Pのように完全個人戦で1人の優勝者を決める形式で見たかったですね。でもそれだと時間かかりすぎちゃうので、生のイベントでは無理かもですが。チーム戦は相手に言わせようと攻めた「ふんわり」チームの石田、小田が自爆して立て続けに単語言ってしまい、終始受け続けた「坊や」チームの勝ち。ジェスチャーゲームは同点でした。

 記憶力ゲームは2人とも成功しました、すごいですね。言っている間に相手チームメンバーは触らず、しゃべらずに邪魔をして良いのですが、ヘンテコな踊りをする鞘師、「曙のよう」と司会者に言われてしまうほどの堂々とした寝っ転がり方をした鈴木、鞘師の耳に息吹きかけたり、スカートの中を覗こうとする「坊や」チーム全員の動きがおもしろかったです。特に鞘師大好きなリーダー道重は好機到来とばかりにセクハラ上司と化して、率先してしゃがんで(というか床に這いつくばって)覗きこんでいました。。

 アンケートコーナーでは「匿名」と言いつつも誰が言ったかをばらすというバラエティ王道の展開でした。「メンバーの中で一番自分が女子力高い」というアンケートで2人。1人の道重はそりゃ言うでしょうねーだったのですが、もう1人が鞘師と意外。「名前ばらされると思わなかった」と照れる様がかわいらしい。

 続いての15分はライブコーナーでした。ここではお客立ち上がります。「Help me!!」「ブレインストーミング」「わがまま 気のまま 愛のジョーク」をショートバージョン、「君の代わりは居やしない」をフルコーラスで。「君の代わりは居やしない」は生で聞くの初めて。激しいダンスの中で、鞘師と小田のソロボーカルがグッと来る曲ですが、とりわけ小田の「全部運命次第なんだと言うけど」の「けど」の声が好きですねー。

 最後のコーナーは負けた「ふんわり」チームの罰ゲーム。先日、新しく始まるポエムの番組(どんな番組?)のアシスタントオーディションを全員にさせるというニセ企画があったそうで、そこでそれぞれにポエムを作らせたそうなのですが、それをこの場で読み上げるという。メンバー全員本気でアシスタントを狙いに行っていたのにニセ企画だったということと、真面目に作ったポエムがこの場で読み上げられてしまうことの2つに、ほぼ全員衝撃を受けてました。今回負けチームの中から生田と石田のポエムが読み上げられます。これは恥ずかしい。特に石田のポエムは焼き肉がテーマで、具体的な詩の内容は忘れちゃいましたが、爆笑させてもらいました。

 ファンクラブイベントということで、ある程度メンバーの性格なんかが分かった上での内輪受け企画でしたが、存外に面白かったですね。バラエティ番組っぽくなっていました。司会の方がメンバーの性格をある程度抑えていて、かつモー娘。自体にものすごく詳しいわけではない(曲名とか知らないよう)のが適度な距離感を保っていて良いさばきをされていたのが、おもしろかった一番の要因かもしれません。

 以下、本当にどうでも良い余談です。
 
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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 21:23
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2013/05/29 Perfume、斉藤和義 at Zepp DiverCity Tokyo
 Perfume企画の対バンツアーの初日。「ずっと好きだったんじゃけぇ〜さすらいの麺カタPerfume FES!!」と銘打って、東京、名古屋、大阪のライブハウスを2日ずつ回るツアー。Perfume、斉藤和義ともにフェスでは何回も見ているお馴染みのアーティストですが、単独では見たことなし。対バン形式であるものの今回長めに見られるということで楽しみにしていました。ちなみに各地の対バン相手が、名古屋は奥田民生、大阪はマキシマム ザ ホルモンだそうです。

 最初は斉藤和義。「ずっと好きだった」から開始します。サビの部分をツアータイトルであり広島弁の「ずっと好きだったんじゃけぇ〜」と歌うサービスも。のっけから盛り上がります。Perfumeファンが多いと思いますが、結構受けも良い感じ。この日はストレートなロックサウンドメインな印象でしたね。ほとんど知らない曲でしたが、かっこよさを堪能。また今回印象的だったのが斉藤和義のギターカッティング。曲によりエレクトリック、アコースティックと使い分けますが、ともに刻みがかっこよいなーという曲が何曲かありましたね。「劇的な瞬間」という曲のラストあたりのインスト部分なんかぐっと来ますねー。

 ライブパフォーマンスはかっこよいものの、MCは相変わらずの下ネタ含み。「のっちのお母さんと年が一緒と聞いてショック。でもまだまだ、3人どなたでもよいので、できればお願いしたいですねー」などと飄々と語ります。メンバーはベースの隅倉弘至(初恋の嵐)は不動ですが、サイドギターとドラムはよく入れ替わります。今回はギターに藤井謙二(The Birthday)、ドラムに小田原豊とともに初めて見ますね。藤井謙二はThe Birthday加入後のライブをまだ見たことないですが、元My Little Loverのメンバーでもあり、お兄さんの藤井一彦(The Groovers)を見たことあるということで、少しお馴染み感ありましたが、小田原豊はちょいびっくりですね。元レベッカのベテランドラマー。

 終盤はライブでは必ず演奏される大名曲「歌うたいのバラッド」。今回唯一のスローな曲。バンドメンバー引っ込んでソロパフォーマンスでやったりすることも多いですが、今回はバンドセットで。本当にこの曲は何回聞いても良いですね。そこからフォークテイストに言葉を畳みかけるように歌う「月光」、ラストに酩酊感のある藤井謙二のギターから始まる「やさしくなりたい」で締めでした。初めて聞く曲多めでうれしかったですね。1時間きっかりのパフォーマンスでした。


 セットチェンジ後に続いてのPerfume。新曲「Magic of Love」からスタートしたライブは過去曲から最近の曲まで万遍なくの1時間でした。初めて聞く曲も何曲かあり、振付含めて楽しいですね。映画ドラえもんのテーマ「未来のミュージアム」は、曲だけ聞いた時はそこまではまる感じじゃないかなと思っていたのですが、振付とともに聞くと良いですね。曲自体も聞くのが初めてだった「スパイス」と「だいじょばない」はともに良いですねー。ミドルテンポで輪唱で追いかけていく胸キュンのサビの部分が、Perfumeお得意の3人中1人が後追いしていく振付と完璧マッチしている「スパイス」、ファンキーなテクノのリズムで「Baby だいじょばないから〜」という歌詞を早口で歌うサビがかっこよい「だいじょばない」(今回初披露だそう)とともに堪能しました。

 もちろんお馴染みの曲も大好きで「ねぇ」「マカロニ」なんかは聞いていてウルウル。「エレクトロ・ワールド」はひさびさでうれしかったですねー。そして必殺の「チョコレイト・ディスコ」はオケのトラックのアレンジも少々変化があって、振付も合わせて変更していたような。こうゆうのはうれしいですね。ラストは「MY COLOR」でお客に振付を調教してみんなでやっての大団円でした。


 ここで再度セットチェンジで楽器が運ばれてきます。最初にPerfumeの3人が衣装チェンジして登場します。チェックのシャツにデニムの短パンもしくはスカートという出で立ち。斉藤和義のイメージに合わせてかしゆかが買ってきたそう。ヒールではなくスニーカーになっていて、いつものスターなモードが薄くなって身近な女の子な感じになっていましたね、かわいい。斉藤和義も登場してしばらく4人でしゃべります。Perfumeがあこがれの存在であったことを話し、「かっこよいですよねー」(特にのっちがウキウキしていた印象)と語りかけますが、斉藤和義は変わらずの下ネタ応酬。ファンに顰蹙かっても良さそうなのが、「モットヤレー」みたいな感じで声援を受けてしまうのが人徳ですね。根が紳士なので愛される下ネタになるところは、ミュージシャン界のさまぁ〜ず三村と言いたくなります。Perfumeは今回の対バンでお誘いするために斉藤和義だけに作った呼びかけDVDを作って渡したそう。5分くらいの「結構長いトークの力作でびっくりした」そうですが、「見てすぐに出るって決めた」そうです。

 この後共演で2曲やります。斉藤和義がPerfumeで好きな曲を選んで生演奏でやるという試みで「ナチュラルに恋して」をやります。さすがにそのままで歌うことは厳しくキーを一段低くして歌いますがセクシーさありますね。斉藤和義の周りを囲んでちょこちょこと踊るPerfumeがかわいらしい。そしてPerfumeが歌うパートもありますが、ここで生歌だったのがポイントですね。特にあーちゃんは普通にうまいなーと感じさせるボーカルでした。最後の締めでは、ドラム除く全員がひざをまげる踊りで締めていました。隅倉弘至、藤井謙二までやっていたのがおもしろい。ラストは斉藤和義の鉄板曲「歩いて帰ろう」。スクリーンには歌詞が出てお客まじえての合唱で非常に楽しいラストでした。

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity), 10:28
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