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2024/02/02 牧野真莉愛 at Zepp DiverCity

 モーニング娘。'24の牧野真莉愛のソロイベント。この日23歳の誕生日を迎えた牧野のバースデーイベントになります。これで現在の12期3人のバースデーイベント1回ずつ行けました。1日2回公演の2回目に参加。なんと1階2列目中央寄りとめちゃくちゃいい席。1時間ちょいのイベントの感想を書きます。
 

 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 21:31
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2023/10/07 OCHA NORMA at KT Zepp Yokohama

 前述のライブ見終わって、関内から横浜方面へ徒歩で移動。ハロープロジェクト所属の10人組女性アイドルグループOCHA NORMAのライブを見に行きました。ハロプロの合同コンサートなどでは何回か見ているグループですが、単独ライブは初参加となります。この日から47都道府県全部でライブを行うツアーの開始となります。1日2公演の2回目に参加しました。
 
 正直まだこの曲!って言うほどはまった曲がないグループなのですが、先日最終回を迎えてしまったBSのテレビ番組「お茶の間さまの言うとおり」がおもしろくて、メンバーの顔と名前一致しましたし、それなりにキャラも分かった気がするので、単独公演を見てみたいなと。あと、ハロプロのライブハウスはスタンディングでも指定席になることが多いのですが、この日は1階のスタンディングエリアがどこにいてもいい形式だったので(2階は座席があって座ってみるファミリー席)、それも参加してみようという気になった理由の一つです。広いステージと広い客席エリアのライブハウスは演者とお客双方のびのびやれる感があるので。アンコール含めた1時間30分ちょいのライブはめちゃ楽しかったです。ハロプロのライブからしか得られない養分が確かにあるなと思いました。感想を書きます。
 
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 22:36
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2023/08/05 つばきファクトリー at Zepp Shinjuku

 11人組のつばきファクトリー夏ツアー。ライブハウスの公演になります。新宿歌舞伎町に最近できた大きなビルの地下にあるライブハウスは初めて来ました。いつの間にこんな大きなビルがこんなところに。中入ってちょい他の階巡りましたが、自分には用が無さそうな空間かな、、と思ってしまいました。1時間35分ほどのライブの感想を書きます。
 
 この日は8人でのライブ。適応障害と診断され活動休止している岸本ゆめの、コロナに感染して回復しなかった谷本安美と豫風瑠乃の3人が欠席です。他に小野田紗栞、小野瑞歩、八木栞、福田真琳も一週間前にコロナに感染しており、復帰したてのよう。正直この日はライブ中止、開催するとしても5,6人のライブになることも覚悟してました。谷本は前日に、豫風は当日に欠席することがアナウンスされたので、リハーサルままならず歌のカバーも大変だったよう。結構パートの抜けがありました。スタッフによるマイクの音量調整ミスとかもあったんですかね。
 
 他のZeppのライブハウスと比べると小さめで縦に細長い感じ。客席のフロアは段差がいくつかあります。段差前だとどこでもそれなりに見れそうですが、段差後方だと視界悪いです。自分の席は後者、この日のライブは椅子が並べられている座席指定式だったので、移動もできず前には背の高い人が来てしまったので、ステージはほとんど見えずでした。ただステージ後方のスクリーンが上の方にあって、そこに映るメンバーはなんとか見えました。座席指定が無いライブハウスなら、なんとか見える位置を探したりできるのですが、仕方ないですね。こんな日もあります。
 
 春ツアーから数曲入れ替えたセットリスト。夏フェス(SPARK,LuckyFes)出演した時にやってた曲をいくつか組み込んでました。「サマー・チャレンジャー」「私がオバさんになっても」「今夜だけ浮かれたかった」など。「今夜だけ浮かれたかった」は現時点でつばきファクトリーの一番有名な曲になるかと思いますが、何度聞いてもカタルシスあるというか、圧倒される曲です。この曲を作った中島卓偉はこうしたファンキーなロック作らせると天下一品といった感あります。「サマー・チャレンジャー」の作曲もしていますが、こちらの曲はちょい緩めのメロディで客含めて合唱させたいことに強調を置いたような印象あります。
 
 ラストはスローな「君と僕の絆」で締めました。4月に卒業した浅倉樹々の卒業ソングを持ってくるのは意外でした。今年の秋ツアー終了後に卒業を予定している山岸理子が浅倉のパートを多く担っており、一足早い山岸卒業祝福みたいな雰囲気がありました。
 
 MCで覚えていることを。コロナ明けということもあり、声がいつもどおり出せずくやしい思いをしているメンバーがいて、小野田は「私達はまだまだこんなもんじゃない。」と言ってました。小野田はまだ味覚嗅覚が正常じゃないようで、そんな中あれだけ歌えれば充分すごいんじゃないかと思うのですが。小野は復帰したばかりでメンバーに会うのも久々だったので「テンション高くて楽屋でもずっとしゃべりっぱなしだった。」と。小野もコロナ療養中味覚嗅覚がおかしくて、「コロナにかかる前に食べてた納豆巻きの味と匂いを覚えているので、コロナ療養中も納豆巻きばかり食べていた」そう。また調味料マキシマムだけは匂いが認識できたそうで「そればっかり嗅いでいた。」と。
 
 福田真琳はメンバー、お客さんと会うのが久々な気がして、「最初人見知りみたいになってしまった。」と。ライブハウスだと皆さんの顔が奥までよく見えますねという話から、なぜかお客さんとじゃんけんすることになって「じゃああの人」と下手後方エリアの人を指してじゃんけんしてました。2021年に加入した福田は単独でライブハウスの公演を行うのがこの日初めてだということを話していたら、先輩メンバー(山岸、新沼希空、小野)からライブハウスをよく回っていた時の思い出が紹介されてました。ライブが終わったらお見送り会で握手会をやっていたとか、研修生時代には通路降臨とかもあったよねなど。
 

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 00:22
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2023/06/23 木村カエラ at Zepp DiverCity

 9ヶ月ぶりに見る女性シンガー木村カエラ。アルバム「MAGNETIC」リリースツアーのファイナル公演。この日がデビュー日で19周年を迎えるそう。かなりのキャリアですが、胸すく爽快感あるライブは維持していて毎度ライブ楽しいです。お客は男女半々で、お子さんの歓声が飛んだりと、いろんな人達がいていい感じに盛り上がっている感ありました。アンコール含め2時間半近くのライブの感想を書きます。
 
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 22:41
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2022/12/29 鈴木愛理 at Zepp DiverCity

 女性ソロシンガー鈴木愛理のライブを見ました。1日2回公演の1回目。彼女がかつて所属していた℃-uteのライブ、ソロになってからフェスやハロープロジェクトのコンサートのゲスト等のライブを見たことはありましたが、ソロのフルライブを見るのは初めてになります。ソロになってからこれまで3枚のフルアルバムを出しています。今年発売された最新作「26/27」は事前に聞いて参加しました。「26/27」は色んなタイプの曲を歌っていますが、全体的にくっきりはっきりしている鈴木愛理の陽のモードと言える歌声を満面に味わえるような作品という印象ありました。2階席から見ました。アンコール含め2時間ほどのライブの感想を書きます。
 
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 19:50
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2022/09/17 木村カエラ at KT Zepp Yokohama

 7ヶ月ぶりに見る女性シンガー木村カエラ。前回はジャズクラブの特別編成ライブでしたが、今回はZeppライブハウス3箇所を巡る通常バンドセットツアー。大阪・名古屋ときて、横浜が最終日となります。2階席後方から見ました。1階席も椅子が並べられていて全て指定席。1階席の最前列はめちゃステージに近かったです。ツアータイトルが「CONTRAST」ということで、ステージとその後方のスクリーンが白と黒の太い線で並べられています。光や映像の演出も曲ごとに様々変わり視覚的にも楽しい。アンコール含めて2時間ほどのライブの感想を書きます。
 
 お馴染みのバンドメンバーで、ギターはアイゴン、ベースは村田シゲ(□□□、CUBISMO GRAFICO FIVE)、ドラムは柏倉隆史(toe、the HIATUS)、キーボードは中村圭作(kowloon、toeのサポート)。木村はバンドメンバー紹介する際に、木村が付けた英語っぽいファーストネームで名前を言っていくのですが、柏倉の「キャシー」は名前から来ていることは分かりますが、中村の「テリー」ってどこから来てるんだろう?って思ってました。この日のMCで「頭が良い。インテリなので『テリー』。」と命名したということを知りました。この日弦楽器のプリセット音をかなり使っていた印象ですが、中村が出していましたかね。
 
 開演前ステージには薄い幕が張っています。そこに木村の顔面アップ映像が映し出されて、英語でオープニングの言葉が語られます。幕は降りたままメンバー登場し演奏開始します。2006年に発売されたアルバム「Circle」から「Deep Blue Sky」という曲でスタート。この曲をやるのはレアで、聞いていた時は思い出せなかったです。静かな音を軸にタイトル通り海に沈み込むのと空に浮かぶ感覚が味わえる曲。続けてライブお馴染み曲「Yellow」はアレンジを変えて聞かせていました。後半にかけて激しくなっていくような展開でした。この曲の前だったか途中だったか失念しちゃいましたが、幕も上がって、木村はフリフリの赤いミニのドレス、赤いタイツを身にまとって元気に動き回る姿を見せます。
 
 元気でポップに弾ける「Super girl」をやった曲は静かな「Sun shower」「Butterfly」を連続して歌います。「Sun shower」はいつ聞いても感激する大好きな曲。続いてやった2009年に発売されたアルバム「HOCUS POCUS」のタイトル曲「HOCUS POCUS」も久々ですっかり忘れてました。ミドルテンポでかわいく歌い上げる、ヘンテコ感とファンタジー感ある木村カエラならではの世界観ある曲で、アイゴンはギターを終盤まで弾かずタムをひたすら叩いていました。
 
 現在新しいアルバム制作中とのことで、そこに収録予定の一曲も披露。「ノイズキャンセリング」という曲でキーボードと口笛(アイゴンがやっていたと思われます)のみでしっとりと木村が歌い上げます。後半には薄い幕が再度降りてきて2曲ほど歌います。「EGG」「dolphin」でともにミドルテンポの歌い上げ曲。「dolphin」では海の映像を流していて曲の世界観に合っていました。この日一番印象に残った曲でした。
 
 幕が上がってからは盛り上げ曲の連発。「Circle」はタオル回しがお馴染みですが、「室内でやるもんじゃない。ホコリがすごい。」と木村は曲終わりに咳き込んでいました。「リルラ リルハ」はこの曲を作ったアイゴンのギターリフから始まるのですが、アイゴンが音の設定を間違えたかなんかで木村がツボに入って笑いこんでしまい、やり直しをしていました。「飲み会でずっとネタにしたいくらいおもしろかった。」と。木村がギターを弾きながら歌う「BEAT」はいつもよりもテンポ早く聞かせていた印象でした。
 
 「こうやってライブをやってきてモノクロからカラフルになってきた」と、本編を「Color Me」という曲で締めます。この日のセットリストもモノクロからカラフルになっていくようなイメージで組んだそう。この曲知らなかったのですが、今年7月にデジタルシングルで発売した曲で作曲がGEZANのマヒトゥ・ザ・ピーポー 、アレンジがGREAT3の片寄明人が手掛けたもののよう。いろんな作家さんを起用して曲ごとの個性もありつつ、それを木村カエラとしての確たるイメージで歌い上げるってのがすごいよなーと思わされます。
 
 アンコールは2曲。「BANZAI」「Magic Music」とノリノリで締めました。お客は立って手挙げたりと元気よく終始見ていましたが、まだ(コロナ禍で)声は出しちゃダメということで、MC中のコミュニケーションは「手で大きく、○△✕の形で表現して」と木村が話すリアクションを手で形作ります。ほぼ○になってしまいました。唯一✕をお客さんが出したのが「これで最後の曲になります。」と木村が言った時でした。
 
 お客さんが全員○をしているのを見て、それを見ていた中村が「ニョッキみたい。」と言ってました。その流れから村田と3人でニョッキゲームやったり、「タイプ」のイントネーションがおかしい(木村は意識になかったそうですが語尾が上がってた)と中村が指摘してなんやかんや言いあったりと、長年やっているので仲が良い。ライブ終了後は、客席バックに写真撮りましょうと言って、なぜか武富士のCMのポーズを全員でやって、木村とアイゴンは適当な歌詞でそのCMソングをちょろっと歌ったりしてお開きとなりました。

 

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 20:53
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2022/06/27 羊文学 at Zepp DiverCity

 2ヶ月ぶり5回目に見る、女性ボーカル/ギター、女性ベース、男性ドラムの3人組バンド。アルバム「our hope」リリースに伴うツアーで、東京はZepp DiverCityで2日連続で開催します。その1日目に参加しました。1階スタンディングの後方。立ち位置が決まっており、自分のいる位置は前方に見事に背の高い人達ばかりでステージはほとんど見えない状態で見ました。アンコール込みで2時間ほどのライブの感想を書きます。
 
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 12:21
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2021/07/23 生田衣梨奈 at KT Zepp Yokohama

 7/7に24歳を迎えたモーニング娘。'21生田衣梨奈のバースデーイベント。6年ぶりの参加となります。ハロープロジェクトのファンクラブイベントは平日に行われることが多く、自分はここのところ平日イベント参加がほぼ無理な状況で諦めがちだったのですが、珍しく祝日に開催されたので申し込みました。参加できるのが生田のイベントでうれしい。1日2回公演の1回目に参加。
 
 場所はみなとみらい地区にある去年3月にできたライブハウスで初めて来ました。広さは横幅はZepp Divercityと同じくらい、1階は縦に短め、2階はかなり広く椅子も映画館のような肘掛けがあって快適。2階席の1番前中央目と見晴らし良い席から見ました。1時間15分ほどのイベントの感想を。
 
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 22:52
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2020/02/19 YOSHIKO先生ハロプロ振付20周年記念 team445 ダミーFes. at Zepp DiverCity

 コレオグラファー(振付師)のYOSHIKOは主にハロープロジェクトの楽曲の振り付けを担当してきて、その20周年に当たる記念イベント。YOSHIKO及び「ダミーダンサー」と呼んでいる、実際にハロプロメンバーに振りを覚えさせるために、YOSHIKOの考えた振りを覚えてVTRに収録したり、直接ハロプロメンバーに見せて覚えさせるいわば影の役割をしてきた人たちが表舞台に立つという企画。ゲストにモーニング娘。'20が出るって知ってから行こうと思った自分ではありますが、これはなんかおもしろそうと期待していました。イベント自体のおもしろさはもちろん、ハロープロジェクトの過去のあれこれを振り返ることができて感傷的にもなれるイベントでした。1時間45分ほどのイベント。
 
 自分がハロープロジェクトにはまってた時期は2002年初頭〜2004年初頭までと、2013年秋以降になります。再度はまった2013年はEDM+フォーメーションダンスが話題を呼んでいた時期で、自分もその流れにガッツリハマりました。なので、その時の貢献者であるモーニング娘。'14の10人、(作詞、作曲の)つんく♂、(編曲の)大久保薫、そしてコレオグラファーのYOSHIKO先生は自分にとっては原点であり偉大な存在なんですよねー。以下、個人的にも思い出されることを書きながらのイベントの感想です。
 
 

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author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 11:06
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2019/07/07 安藤裕子 at Zepp DiverCity

 シンガソングライター安藤裕子の去年から続いているデビュー15周年企画で、それを締めくくるライブハウスZeppツアー。大阪、福岡、名古屋、東京の順番で行われる予定で当初この日がツアーラストだったはずが、声帯結節(シンガーさんに多い)のため大阪、福岡公演を延期。東京公演は2回目ということになりました。ライブハウス内に席が置かれ座ってみる形式。チケット売り切れで満杯。
 
 今回のツアーメンバーは、これまでバンマスとして常に帯同してきたピアノ/キーボードの山本隆二が不在で、ベースのShigekuniをバンマスとしてバンドメンバーもほぼ一新。ドラムあらきゆうこ(mi-gu、smorgas)は以前のツアーにも参加していましたが、ギター岡田拓郎、shiraiwa banri、キーボード小林創は初めてではないでしょうか。ShigekuniはDadaDというユニットをやっており、7年前のTaico Clubで見たことありますね。ステージセットはあちこちに横脇と後方に多くのミラーボールが置かれ、そこに細かい光を当てた演出。またステージ上方にも大きなミラーボール一個ありそれも存在感ありました。
 
 アンコール含め2時間10分ほどのライブは、過去の楽曲を新しい音で再構成して新たな一面といった感じで聞かせてきて、また新曲もいくつかあり、安藤裕子の持ち味は維持しつつ新鮮味持って聞けました。感想を。
 
 エレクトリックギターの細かい揺れある音から始まります。「アメリカンリバー」で意外なスタートとアレンジ。曲始まりをじんわりとして聞かせてサビにかけてロッキッシュに盛り上がっていくようなアレンジは、この後の曲でもいくつかありました。エレクトリックギターでいろいろと音を加工して奥行きあるような聞かせて、もう一人のアコースティックギターでリズムつけて歌に寄り添う聞かせ方は、これまでギター一人でのバンドセットだった安藤のライブと一番違う聞かせ方って印象。2曲目にやった「ニラカイナリィリヒ」は静謐な感じに聞かせて「Texas」はちょい弾け目に聞かせた後の4曲目は何やったか失念しちゃいましたがアレンジおもしろいと思いました。
 
 加工したギターの音色を軸にざらっとした感覚で音を組み立てつつ、盛り上げ部分はアメリカンロック、サイケロックな味で聞かせる曲もありました。静謐、丁寧に作り込まれた山本隆二アレンジのものをずっと聞いてきたこともあり、好みという面ではこれまでのライブの音の方かな、と思いつつ、こういった音の聞かせ方もおもしろいですね。ライブハウスという場に合っている感ありました。安藤はショートカットにしていてスポーティーな印象があり、バンド音とともに若返った感もありました。
 
 中盤にはアコースティックセットで2曲。アコースティックギター、コンガ(だったかな?あらきゆうこが手やスティック使って叩いてました)、タンバリン、トライアングル、ピアニカという編成で「シャボンボウル」「雨とパンツ」の2曲を。「シャボンボウル」は久々に聞く気がしますが、良いですね。難し目なメロディが多い安藤の曲の中では素直に聞かせる印象の曲で、音源には無いアウトロ的に歌う部分も非常に良い感じ。「雨とパンツ」はバンドメンバーにも一緒に歌うように促し、2人ほど一緒に歌っていました。これまでは女性コーラスを付けて歌っていた安藤のライブですが、今回は男性メンバーがコーラスを取っていて、そこも新たな聞かせ方でしたね。
 
 キーボードのみでしっとりと「のうぜんかつら」を歌い上げてから、情念込めた歌い方をする曲を連発する後半に突入。「勘違い」はライブで初めて聞けてうれしい。「海原の月」は細かい白の光がいくつもあちこちからステージに照らされている中歌っていて、壮大な空間といった感ありました。「これまで(『聖者の行進』と)連チャンで歌うことが多かったんですけど、今回それをやるのは違うと思ってこの曲で締めたいと思います。この曲でたくさんの人が私を発見してくれました。」という「隣人に光が差すとき」で本編を締めていました。
 
 アンコールはまずお馴染みグッズ紹介のコーナーがあった後に新曲を2つ。「恋しい」は先日配信で発売された曲でShigekuniがプロデュースした曲。音源はボーカル含めてエフェクトかけて奥行きや余韻感あるような聞かせ方していますが、ライブではもう少し生の感触が強かった印象です。「曇りの空に君が消えた」という未音源の新曲はトオミヨウという方が手がけたとのこと。ラストはお馴染み「問うてる」で締め。息を呑んで聞き入る曲が多い安藤の曲ですが、この曲はカラッとしていて、「ラーラララー」とお客さんも一緒に歌い上げて前向きな気分になれる曲です。
 

author:de nudge, category:live(Zepp Tokyo,Zepp DiverCity,etc), 09:40
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