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2017/01/21 ハンバート ハンバート at 渋谷Club Quattro

 女性ボーカル、男性ギター/ボーカルの2人ユニットであるハンバート ハンバート。毎年ライブ初めは東名阪のクアトロを回っているそうで、この日は東京のクアトロで。客席の前方は椅子席が置かれていました。クアトロの椅子席って初めて。自分は整理番号遅く後方の立見席で。チケットは売り切れですが、過剰に人を入れすぎず比較的余裕がある状態で見れました。クアトロのぎゅうぎゅうっぷりはしんどいのでちょっと覚悟してたのですが良かったです。
 
 45分ほどのライブを2セット、休憩やアンコール含めて2時間ほど。最初のセットはまったりトークはさみながら静かな曲中心。次のセットは冒頭でグッズ紹介のMCがあったのみで、合間のMCなく静かな曲から徐々に盛り上げ曲という構成でした。最小の編成ながら歌の良さ、心地よさ、楽しさが味わえる鉄板と呼べる素晴らしいライブ。
 
 オリジナル中心ながら意外なカバーも入れてきて、既に音源で聞いたことある電気グルーヴ「N.O.」の他にMongol800の「小さな恋のうた」も披露。2人の歌パート分けがおもしろく、少し被せ気味にして歌う部分とか単なるアコースティックカバーだけでないおもしろさがあります。
 
 後半最初にゆるい空気の中でグッズ紹介をした直後に歌った、自殺未遂の歌にはビビりました。練炭使っての自殺に失敗して、病室で意識が朦朧とする中で記憶を呼び起こそうとしたりすることを静かに佐野遊穂が歌い上げるのをしんとした中で聞き入りました。そこから2,3曲は佐野がせき込み、声に詰まる場面もありましたが、徐々に持ち直して後半の盛り上げ曲につなげます。ここまでは黙って聞き入っていたお客さんも手拍子や歓声を入れるように。本編最後の「おいらの船」はゆるめなラップも入れたりするのですが、お客さんからの「ウォイ」みたいなコールまで含めてゆるくてほんわかした楽しさがあります。
 
 佐藤良成はアコースティックギターだけでなく、バイオリンやピアノ使っての演奏もします。アンコール最初にやった曲は佐野が歌っている中で、次々と楽器を変えていくというもの。ギターからピアノのチェンジに少し戸惑って佐野の歌を即興で少し伸ばしてうまいことつなげていたところとかおもしろいなーと。そしてひとしきり盛り上がった最後でしめやかに「ぼくのお日さま」を。この曲大好きで毎回聞く度に胸にこみ上げるものがあるのですが、これを最後の締めとして聞けたのうれしかったです。
 
 ボヤキ夫婦漫才と呼びたくなるMCは主に佐野が身近な話題をしゃべって、それを「ウンウン、そうだよねー」と相槌打つ佐藤が時折話を膨らませていくってな感じで進みます。この日会場に行く前に、佐野は家で豆を煮ていて破裂させたとか、佐藤は正月兄妹の家に行って甥っ子から長い耳毛が生えていると言われて、この日剃刀で取ろうとしたところ指切っちゃったとか、「大切なライブある日にやるもんじゃないねー。」と。
 
 佐野は正月に友達と古いバーへ行って、そこへキスチョコが出てきて、「そりゃまた懐かしいねー。」と。オレンジ色のチョコはオレンジ味なのかどうかでやんや言っていました。佐野は最近トイレに初めて芳香剤を入れてみたら匂いが強烈すぎたので、ジップロックをかぶせたと、そうしたら1週間ほどで匂いが無くなってしまった(芳香剤買った意味って…)と。そういった「半径1メートルの世界」をおもしろおかしく語っていくのが良いですね。スマートフォンを新幹線に忘れて東京駅に取りに行って、帰りの新宿にある宮崎県のアンテナショップでお昼食べたって話題だけであれだけしゃべれるのもすごいなと。
 
 ただ、聞いていておもったのですが、お2人夫婦でありながら一緒に住んでいないのかしら?と思ったり。トイレの芳香剤とか日常な話題とかはふだん共有していそうなもんですけど、お互いの話を新鮮さ持って聞いていました。そういったのも芸風なのかもしれませんが。

 

author:de nudge, category:live(Club Quattro), 10:56
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2016/03/04 indigo jam unit at 渋谷Club Quattro
 2ヶ月ぶり5回目の大阪出身のピアノ、ウッドベース、ドラム、パーカッション/ドラムの男性4人組ジャズバンドを見ます。アルバム「Lights」発売したことを受けてのツアー。去年初めて見たQuattroで見ることになります。当日券で入ったのですが、会場満タンでびっくり。奥の隅っこからメンバーが時折見えるくらいの位置で見ました。これまでのライブではグラウンドピアノでの編成しか見たこと無かったのですが、この日はキーボードを使用(こちらの方が通常スタイルのよう)。そのせいかポジションが替わっていましたね。打楽器二人がステージ左右に位置してキーボードとウッドベース2人が中央奥に位置します。

 3曲ずつ演奏してベース笹井克彦かパーカッション/ドラム和佐野功が軽くMCを入れていって、アンコール前にドラム清水勇博がグッズや先の予定の案内をするMCをするという構成はお馴染み。かっこよすぎる演奏から少し脱力した話っぷりがそれぞれおもしろい。アンコール含め2時間に渡るライブはもうかっこよすぎて、満員のお客から拍手喝さい浴びてました。

 ライブスタートはアルバム1曲目でもある「commons&sense」からスタート。混沌を極めるような各楽器から鳴る音のやり取りがすごくスリリング。そこから「Dawn」とアルバム曲順にやっていくのかしらと思いきや、前作「Indigo Jam Unit」から「Horizon」。後半の展開が音源やこれまでのライブから少し違う印象で、ドラムの激しさをより際立たせていたような。

 アルバム「Lights」の収録曲は全部やったかと思います。とりわけこの日つぼにはまったのが、キーボード樽栄嘉哉から出される静かな旋律がすごくキレイな「Memories」、ぶっとく低く猥雑さも感じさせるベースのリフを軸として情緒的なキーボードのフレーズと清水から出される細かいリズムのドラムと和佐野から出される跳ねるようなドラムがからんでいく「Underground」。

 本編ラスト2曲は怒涛の盛り上がりでした。特に鉄板とも言える「2×2」は毎度すごいです。個人的にツインドラムの醍醐味を味わえるといったらこの曲(とROVOの「CISCO!」)を真っ先に挙げたくなるほどで、「2×2」は終盤ピアノ×ドラム、ウッドベース×ドラムのコンビで代わる代わる演奏していって、その切り替わりの間隔がどんどん短くなっていって、4人の音が一斉に鳴らされたところで爆発するという展開が最高です。

 今年の夏に活動休止を宣言していて、東京に来る予定はあと1,2回あるかどうかとのこと。本当はこのツアーでどこか地方でやるライブも一個は行ってみたいなーと思っていたのですが、ちょっと難しそう。また単独ライブを見る機会があることも願いつつ、フェスとかでも見たいですね。特にKAMASI WASHINGTON、ROBERT GLASPER EXPERIMENTとジャズなメンツが決まっているフジロック出演を期待したいところです。
 
author:de nudge, category:live(Club Quattro), 11:49
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2015/02/27 indigo jam unit at 渋谷Club Quattro
 以前から見たかった4人組ジャズバンドで今回やっと見ることができました。ピアノ、ウッドベース、ドラム、パーカッションの男性4人組でMCの話し方からすると大阪出身のよう。以前音源ちらちら聞いていた限りでは骨太なリズムを核にしたジャズバンドという印象があって、ライブすごいだろうなと思っていました。10枚目のセルフタイトルアルバム「indigo jam unit」を発売したことを受けてのツアー。

 「Gladiator」からスタート。太いベース音にドラムンベースなドラムが加わって、そこからピアノとパーカッションがリズミカルに加わります。ピアノのフレーズが特にそうですが、DJ Spookyがジャズミュージシャンと作り上げたアルバム「OPTOMETRY」に収録されている「Ibid, Desmarches, ibid」という曲とも印象が重なるかっこ良い曲。

 その後もアルバム「indigo jam unit」の曲中心(全部やったはず)にアンコール含め2時間近く。「Raindance」始まりでのパーカッションソロや「Light」での端正なピアノソロなど、各楽器ソロを堪能できる場面も少しありますが、基本はガツッとしたリズムを4人で構築して渾然一体となってせまるようなアレンジの曲が多いです。ベースとドラムに乗るピアノも流麗なフレーズなども入れますが、これ見よがしなフレーズではなくリズムに沿って華麗に展開させていました。各曲の終盤ではドラムがとんでもない手数で叩きまくる爆発力ある場面が多々あり、他の楽器はリズムをキープしつつ力強く弾くことでドラムと拮抗。ここの盛り上がりは毎曲すごかったです。

 パーカッションはラテン風味な重ね方をする叩き方が多かった印象です。またドラムセットもあってツインドラム体制になることも。交互にリズムを叩きつつ終盤に2台のドラムが重なって怒涛な空間(パーカッション奏者の方がリズムキープして、ドラム奏者の方が激しく自由目に叩く)ができあがるパターンが2曲ほどありました。

 ジャズクラブでももちろん合う音楽(6月にbillboard tokyoでもライブするよう)ですが、Quattroのようなロックバンドが通常行うスペースにも非常に合いますね。野外フェスにもたまに出ているようですが、フジロックに出たらかなり受けるだろうなーと思いました。
 
author:de nudge, category:live(Club Quattro), 08:56
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2014/09/06 CLAP YOUR HANDS SAY YEAH at 渋谷Club Quattro
 前述のライブ終了後、新宿から渋谷へ移動。5年ぶり2回目となるアメリカ・ニューヨークのインディーロックバンドを見に行きました。元々5人バンドだったのですが、ここ2年くらいでギター/ボーカルのAlec Ounsworth以外が脱退していったようで、実質1人バンドみたいになってしまったよう。そのこともあるのか、最新アルバム「ONLY RUN」は打ち込みも使っていて、今までと違ってきた印象がありました。

 ライブはAlec Ounsworthの他にキーボード/ギター、キーボード/ベース、ドラムがいる4人編成。打ち込みのリズムトラック流している曲もありましたが、全体にはかちっとしたバンドサウンド。またリズムが強力になった感があって(前回見たフジロックという野外と今回のライブハウスという印象の差もあるかもしれませんが)、音がぐわーっとせまってくる瞬間が多々ありましたね。2曲目にやった「In This Home On Ice」のメロディーと合わせて爆発する瞬間なんかはおおーっと感動しました。

 ひずんだベースリフから始まる「Coming Down」は今回の新譜で一番ロックさが味わえる曲ですが、ライブで聞くと一層のかっこよさです。Alec Ounsworthはギターを持たずボーカルに専念する曲もあったり。他3人は演奏しっぷりが多様で気合たっぷりなアクション交えていて鼓舞されました。アンコール最初の2曲はAlec Ounsworthの弾き語りがあって、じんわりとした聞かせ方をしていてこれもまた良かったです。

 Alec Ounsworthのボーカルは独特な枯れ声なのですが、その声を力強く響かせる歌いっぷりです。どこかせつなげなメロディが漂っていて、そこをつぼをつくいろんなアレンジでうまいこと展開させてました。ギターやキーボードのフレーズもメロディに沿ったものから、ガツっと聞かせてくるリフで盛り上げてきたりと好みなもの。一番好きな曲の「The Skin Of My Yellow Country Teeth」で聞かせる淡々としたリズムといなたいキーボードの中に浮くように聞かせるギターの単音フレーズはたまらないものがありますね。5年前に初めて聞いた時にはものすごく感激して単独見たいと思っていたので、今回見れてうれしかったです。
 
author:de nudge, category:live(Club Quattro), 08:04
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2014/02/01 NO AGE、ZZZ's、THE NOVEMBERS at 渋谷Club Quattro
 この日は昼間に別のライブ見た後、ビールを飲んで酔っぱらった状態で夜からアメリカ・ロサンゼルスから来たギター、ドラムの男性二人組のライブを見に行きます。以前テレビで見てかっこ良いといつか見たいなと思っていました。オープニングアクトとして日本のバンド2組のライブもあります。いずれも見るの初めて。

 最初はTHE NOVEMBERS。ギター×2、ベース、ドラムの男性4人組。妖艶なギターノイズを散りばめつつ、がっつりしたリズム隊、時に絶叫するボーカルなどが印象的でした。長めなインスト部分を軸に置いた曲もあったような。

 続いてはZZZ'S。ギター、ベース、ドラムの女性3人組でインスト中心に時折ボーカルを入れた形のライブだった気がします。サイケな感じもありつつ、ミニマルなリズム、ギターリフなども取り混ぜて曲を構成していました。

 そしてNO AGE。パワフルなギターとドラムがガンガンにリズムを刻んで、そこにドラムのフラットですがなんか気を惹かれるボーカルがのっかります。ほとんどの曲が一直線なギターロックなのですが、そこにオルタナに感じられる要素があっておもしろい。胸が高まっていくように聞けて、こういった音楽をライブで味わうのがひさびさでウキウキしちゃいましたね。中盤では単音なギターソロっぽいものや、アンコール最初の曲はリズムに変化を持たせるような曲もあったりして、そういったのも楽しい。お客さんは少な目だったものの、前線はモッシュも起こっていて、いい感じの盛り上がり具合でした。
 
author:de nudge, category:live(Club Quattro), 16:19
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2013/05/01 Marc Ribot's Ceramic Dog at 渋谷Club Quattro
 2年前にLOS CUBANOS POSTIZOS(偽キューバ人達)という編成でラテン風のライブをやったMarc Ribotが新たなバンド編成で来日しました。前回のライブも素晴らしかったので、今回も楽しみにしていました。

 今回のバンドはギターのMarc Ribotに、LOS CUBANOS POSTIZOSでもベースを弾いていたShahzad Ismailyが今回はベースをメインにギター、ドラム、ムーグなどを担当、それからドラムにChes Smithというこちらは初めて見る方ですね、の3人編成になります。事前にネットでチラッと聞いた限りでは渋めのロックになるのかなと思っていました。ライブ前のDJはDJ Yogurtが務めていました。知っている曲は無かったですが、おそらく古めのロック、ファンク、アコースティックギターがキレイな曲などをかけていました。2日前のRAFDEMAでも出ていて、その時は聞いていないのですが、そちらではたぶんバリバリのダンスものをかけていたはずで、本当に多方面に耳が届く方だなーと。

 ライブ開始。全員座っての演奏。Ribotの淡々と低音で弾くギターにベースとドラムがほんのり重ねるところから始まり、目で合図して一斉にジャーンと鳴らす展開。そこからほんのりとジャーンと鳴らす展開を交互に繰り返す緊張感のあるやり取りを。Ribotは老眼なのか鼻上に眼鏡をかけて演奏します。激しく頭を振ったりしてもずれないのがちょい不思議。続いてはブルースロックなアレンジでRibotは歌います。渋めの声。この後も3,4つほど歌う曲がありました。Shahzad Ismailyは始めドラム叩いてからギターに切り替えてどっぷりとしたブルースに。3曲目は8ビート目でロックモードに疾走するインスト曲でかなり来ました。ここでお客の心を一気につかんだようで、歓声が上がり始めます。

 事前に思っていたより多方面な曲を演奏しました。ジャズファンク調な曲、ラップを入れ込んだ曲(声の感じがBeastie Boysっぽいなと思ったり)、古いジャズ調な曲、単音な弱い響きのギターを徐々にベースとドラムのノイズが覆いかぶさっていく曲などなど。どの曲も聞いてドキドキしっぱなしで、3人のやり取りが素晴らしい。Ribotは一本のギターのみで通しているというのもかっこよいですね。曲の合間をほとんど入れずに次の曲に入るので、チューニングもほとんど変えていない。それなのにいろんな音を出してきます。LOS CUBANOS POSTIZOSの時もそうだったのですが、キュイーンと甲高く鳴る音色に一番魅力を感じますねー。

 アンコールは「Girlfriend」という激シブなボーカルのあるロック曲を歌います。この時にギター弦が切れてしまいます。ベースとドラムでインプロをやっている間に弦を張りなおしてラストは「Take Five」(CMでも使われたことあるThe Dave Brubeck Quartetのジャズ曲)のカバー。これも意外な選曲で演奏含めかっこよかったです。

author:de nudge, category:live(Club Quattro), 15:09
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2012/07/30 Dumpstaphunk , Stanton Moore with BLACK BOTTOM BRASS BAND at 渋谷Club Quattro
 もう9月になっていますが、書いている内容はまだ7月のことです。この日の朝にフジロックのキャンプ場を後にし、自宅へ帰宅。休んだ後で、渋谷へ向かいます。ニューオリンズに染まる一夜ということで楽しみにしていました。

 最初は関西出身のブラスバンドBLACK BOTTOM BRASS BANDに、前日フジロックにも出演したニューオリンズのGalacticのドラマーStanton Mooreが加わった編成のライブ。数年前共演していたライブを見逃しているので、今回念願のになりますね。客席後方からBLACK BOTTOM BRASS BANDがちんどんスタイルで練り歩き入場するのはお馴染み。トロンボーン、サックス×2、トランペット、スーザーフォン、スネアドラム、ベースドラムの7人組で彼らを見るのは7年以上ぶりと、かなりひさびさになります。トランペットとスネアドラムのメンバーが変わっていますね。そしてステージに上がった後、Stanton Moore登場。これがいやーもう最高の共演でした。高らかになる管楽器だけで舞い上がってしまうのですが、そこにStanton Mooreのリズムが組み合わさってウキウキせずにはいられません。曲はBLACK BOTTOM BRASS BANDオリジナルやDIRTY DOZEN BRASS BANDのカバー(結成当時よくマネしていたそう)などなど。ワッショイワッショイと手を上げたり、歌ったりとフジロック直後の疲れた体ながら、かなりはしゃいでしまいました。1時間くらいと思ったより長かったのも満足。

 続いてはこちらも同じく前日フジロックに出演したニューオーリンズ出身のDumpstaphunk。Neville Brothersのメンバーの息子さんや現在のライブ参加者などで構成されているようで、ベース、ギター、ベース/ギター、キーボード、ドラムの5人組。ドラムが女性であとは男性。ギターのIan Nevilleはfunky Metersで見たことありますね。ライブ開始に二つのベースが担う低音にびびりまくりました。まったりした感じやはねる感じのセカンドライン、ファンクバンドがニューオーリンズ出身のバンドには多いのかなと思っていたのですが、ここまで腰に来るリズムをメインにしたロック度濃厚なファンクはうれしい意外さでした。その後、ベース/ギターのTony Hallのアンプのトラブルが続いて音が出ない局面もありましたが、それにもめげず2時間近くの濃厚なライブを堪能しました。Tony Hallは目力がすごい、鼻息も荒らそう。ギター持って弾き始めたら、違う違うこれはベースの曲だよ、と教えられ急遽持ち帰るおちゃめな場面もあり。ドラムのためのある重いリズムも良い。一曲ゲストでStanton Mooreが参加していましたが、あのはじける感じとは明らかに違いましたね。Stanton Mooreが加わった時の演奏も魅力たっぷりでした。Ian Neville以外は全員ボーカルを取っていて、コーラスやソロボーカルなどなど代わる代わる。David Bowieの「fame」のカバーなんかもありました。他いろいろカバーしていたようですが、残念ながら自分は分からず。
author:de nudge, category:live(Club Quattro), 22:18
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2011/10/27 NATSUMEN at 渋谷Club Quattro
 当初は新アルバム発売に伴うツアーのラストを締めるライブの予定だったのですが、アルバム発売延期で、延期残念ツアーとなってしまったよう。今回はカナダにも回ってきたようで、そのおかげかなんなのか、メンバーがMCをするようになってました。主にドラム山本達久が担当。
 
 ギター×2、ベース、ドラム、キーボード、サックス×2、トランペットという8人編成で、複雑な変拍子をユニゾンで演奏したり、暴走するリズム、高揚するメロディをごちゃまぜに組み込んで演奏するインストバンドで、見るのは8回目くらいでしょうか。お馴染みの曲から新曲までたっぷり演奏しましたね、1時間45分くらい。
 
 キーボードは脱退した蔦谷好位置に替わって(お客として見にきていました)、野村卓史。SAKE ROCKのサポートで見たことある方ですね(と言ってもあまり記憶なしですが…)。大柄な体で立ちながらキーボードを弾きまくっていました。
 
 新曲は4番目にやった長尺曲が強烈な印象でした。リズムの複雑さのみならず、曲自体の展開も複雑。そこに差し込まれるポップなフレーズやユニゾンの高揚感がたまらない。山本カブレラマン昌史は縦ベースに持ち替えてジャズ風味の展開を担い、曲の調子が変わる途中から元のベースに戻してました。
 
 既存曲では2曲目あたりにやった「Atami Free Zone」がこの日つぼでした。途中で飛び跳ねるギターのホインがかわいらしい。本編ラストはお馴染み「Natsu No Mujina」ですが、いつもはギターのみのポップなループフレーズを、管楽器隊とキーボードも加わった形で演奏していました。個人的好みはギターのみの音かなーと思いました。高らかにでかい音で弾きまくるAxSxEのギターの対比的に位置する、ホインのあやうげなギターのフレーズがつぼに入る感じ。
 
 ユニゾンでばっちし弾く展開もありながら、全般にフリーキーさが漂うこのバンドですが、一層すごくなっていってますね。特に今回は山本達久の手数の多いドラミングが強烈でした。
 
 サックス加藤雄一郎は今度矢沢永吉のライブツアーに参加するそうですが、考えてみるとギターAxSxEは木村カエラの曲に参加したり、元キーボードの蔦谷好位置はYUKIのプロデュースやエレファントカシマシのライブサポートしてたりと、NATSUMENの音楽性とはまた違ったメジャーフィールド相手に仕事してたりするんですね。活動の幅を広げて頂いて、NATSUMENの混沌さに磨きをかけていって欲しいですねー。

author:de nudge, category:live(Club Quattro), 00:11
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2011/08/01 CONGOTRONICS vs ROCKERS at 渋谷Club Quattro
 フジロック2日目オレンジコートで熱狂の渦を巻き起こしたCONGOTRONICS vs ROCKERSの単独公演。朝フジロックから帰ってシャワーを浴びて、渋谷に向かいます。
 
 会場は満杯。お客さんはいろんな年代の方が集まっていますねー。メンバーはフジロックからDeerhoofとWildbirds & Peacedrumsのメンバーが抜けた形と発表されていましたが、DeerhoofのギターJohn Dieterichは参加していましたね。
 
 フジではドラムはDeerhoofとWildbirds & Peacedrumsで行っていましたが、この日はKonono No.1とKasai Allstarsのメンバーで1台を入れ替わりで叩いていました。オルタナメンバーが減った形(Juana Molina、Skeletonsのみ)でバンド音はコンゴ勢に寄った印象になりましたが、強力なままでしたねー。楽曲はDeerhoofとWildbirds & Peacedrumsの曲が無い分短くなったセットになりました。
 
 Kasai Allstarsのメンバーがバイクに乗るようなパントマイム的なことをしていて、そこにギターでエンジン音を演出したりと、フジでは気づかなかった面もあって、改めての堪能で良かったです。会場は当然のごとくの大盛り上がりで、アンコール後も退場を促すアナウンス後も拍手やさらなるアンコールを求める声が続いてましたねー。
 
 Konono No.1のメンバーはふだんむっつりとした顔で演奏しているかと思いきや、カメラに向かってニカって笑ったり、アンコールを求める声に応じてステージに登場、、と思いきや荷物を取って引っ込んだりとおちゃめ度満点でした。
 
 そして、今回聞きながら思ったのは、コンゴ、スウェーデン、アメリカ、アルゼンチンと揃ったメンバーの公演を楽しんだのは実は彼らがいない国だけなんじゃないかと。。ネットで調べたらベルギー、オランダ、ドイツ、フランス、スペイン、日本と回っていたようですね。日本に来てもらえて幸せでしたが、彼らがいた本国でもそれぞれやる機会があれば良かったんじゃないかなーと思いました。

author:de nudge, category:live(Club Quattro), 11:30
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2011/07/02 Mountain Mocha Kilimanjaro , GREAT ADVENTURE at 渋谷Club Quattro
 「埼玉の粗大ゴミ。男の中の男」である、インストファンクバンドMountain Mocha Kilimanjaroの猛力大決闘と名づけた対バン企画。相手は3年ぶりに再始動したというGREAT ADVENTURE(同じ埼玉出身だそう)。
 
 最初はGREAT ADVENTURE。テレビで少し見たことありますが、生では初めて。ギター、ベース、ドラムでサイケなロックを演奏する3人組。機械音も混ぜて演奏する印象でしたが、生音のみの演奏。最初にドラムソロ、ベースが入ってきて重ねてきて、最後にギターが入ってテルミンを演奏してスタートします。ギターがメインボーカルを取りますが、ベースとドラムもかなり歌います。単なるコーラスだけでなく、サビ部分を担当したりも。ベースの音がでかく、また様々なフレーズを弾いていて目立っていましたね、ステージ前方へ出てくる回数もギターより多かった気が。グルーヴ感あふれまくりでかっこよかったです。
 
 続いてはMountain Mocha Kilimanjaro。ギター、ベース、ドラム、キーボード、トランペット、サックスの6人組。途中ギターの弦が切れたりしてましたが、かなり熱いパフォーマンス。高速ファンクからミドルテンポのぐっとしたものまで、これでもかと展開して盛り上がりました。ギターとサックスのソロバトル、ドラムソロからLed Zeppelinのカバー「IMMIGRANT SONG」につなげて、みんなでジャンプする展開などはお馴染みですが、何度聞いても楽しい。あちこちのフェスにも出て人気を獲得していっているようですが、ドンドン加速させて行って、MCでもおっしゃっていた「次は東京ドームでこの対バンを」実現させていって欲しいですね、、って難しいかもですが。。去年のカウントダウンジャパンでスガシカオもおっしゃっていましたが、「日本でファンクはまだまだ浸透していない」ので、先陣切っていろんな場に登場していって人気をつかんでいって欲しいです。

author:de nudge, category:live(Club Quattro), 20:57
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