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2017/10/25 Cornelius at 新木場Studio Coast

 小山田圭吾のソロユニットCorneliusのアルバム「Mellow Waves」発売に伴うツアー。これまでフェスなどで見たことありますが、単独ライブ見るの初めてです。アルバム発売、ツアーともに11年ぶりだそうで、自分がCorneliusライブ見るのもそれくらいぶりになるのですが、小山田自体はこれまでいろんなアーチストのサポートでギター弾いているの見ているので、それほどの久々感は無いですね。
 
 メンバーはギター/ボーカルの小山田に、キーボード/ギターの堀江博久、ドラムのあらきゆうこ(mi-gu、smorgas)、ベース/キーボードに大野由美子(Buffalo Daughter)の編成。堀江はCornelius初めてから25年ずっと、あらきは19年、大野は去年から加わったそう。ベース奏者がアルバム発売ごとに替わっているってな印象あります。アンコール含めた1時間45分ほどのライブは、映像とシンクロした生音が、スリリングさやかっこよさを感じさせつつ、どこかラフな面やリラックスさもある相反する要素を盛り込んだライブでした。感想を。
 
 ステージ前面にスクリーンが貼られていてそこに白のみで描かれた太陽の映像が流れる中、演奏が始まります。少ししてからスクリーンが上がってバンドメンバーが見えます。横一線に並ぶ形。アルバム「Mellow Waves」はまだ聞いていなく、リードトラック2,3曲をネットで聞いたくらいでした。前々作「POINT」、前作「SENSUOUS」で感じられる、シンプルな音で構成されていて音と間が緻密さが味わえるアレンジは引き継ぎつつ、そこにアルバムタイトル通りメロウな感覚が入ってくるのが新鮮。最初に歌った「いつか / どこか」は朴訥な味わいがあるメロディとボーカルが刺激あるアレンジと溶け合ったり、宙に浮いているような印象の曲。
 
 続いて歌った「Helix / Spiral」はボーコーダーを通して歌う無機質感ある曲。堀江と大野ともにキーボードを担当していてカラフルに目くるめくような音を出す中、あらきのドラムパット中心のパスパスっとした音のからみがよく、そこに小山田の加工されたボーカルがなんともな不思議感呼ぶ曲。
 
 堀江、大野、あらき全員コーラスを取るので、ボーカルワークも存分に生かした曲も多かったです。大野がメインボーカル張る曲もありました。「POINT」「SENSUOUS」からの曲もたくさんやってくれましたね。「Drop」「Point Of View Point」「Wataridori」「Smoke」「Gum」などなど懐かしいなと。使用しているものも当時のもので、最初見た時に流れる映像とバンド演奏のシンクロ具合にビビったなーと。「Gum」はたくさんの人の口の映像が出て、それと実際に歌っている声と同期されるのですが、生で完璧に合わせるの大変だろうなと思ったり。「Wataridori」はタイトル通り鳥が羽ばたいている絵が流れていく映像で、曲はインストなのですが、飛翔感ある映像と気持ちよい音が堪能できる印象深い曲。
 
 本編ラストはCorneliusの中で一番キャッチーな「STAR FRUITS SURF RIDER」(アルバム「FANTASMA」収録曲)をやった後、新作から「あなたがいるなら」を披露して締めました。「あなたがいるなら」は、しっとりとしていつつ不定形さあるドラムやキーボード音にリズムに合わせたりずらせたりするように歌いつつ、メロウさもたっぷりあるメロディもそこかしこに入れ込んでいる良いなーと浸れる曲。
 
 本編はMC無しで緊張感ある中、次口と繰り出される曲を楽しんでいきましたが、アンコールはMC入りのリラックスさもある中での3曲披露。アンコール最初の2曲は小山田はアコースティックギターで歌う曲でした。ラストの曲はロックなバリバリのインスト曲で、小山田が「ワン」「セブン」と叫んだ数字に合わせてメンバー全員でその回数分ジャッジャッと音を鳴らしていくのですが、お客が勝手に数字言ったり、言った小山田自身が一個多く鳴らして間違うなど笑いも起きる中、激しい展開につなげて大団円ってな曲でした。この曲のスタート部分がBuffalo Daughterの「Autobacs」だったのにびっくり。今回のライブで一番テンション上がった瞬間になりました。大野のムーグがめちゃんこかっこよく、そこに細かい複雑なあらきのドラムと、リフ刻む小山田のギターが最高でしたね。Buffalo Daughterのメンバーがいるとはいえ、Buffalo Daughter以外でこの曲を聞けるとはと。
 
 映像以外にもライティングも効果的で、広いライブハウス全体で見せる聞かせるようなライブでした。刺激ありまくりの音で構成された演奏がかっこよく、それでいて親しみやすさもあるライブが最高でした。
 

author:de nudge, category:live(Studio Coast), 08:58
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2013/06/05 James Blake at 新木場Studio Coast
 イギリスの若手エレクトロニックソウルシンガーJames Blake。去年のフジロック以来2回目になります。仕事終わりで駆けつけると会場満杯。後方の方でステージもほとんど見えない、小さなモニターがあったので、それ通して主に見ました。

 キーボードを弾くJAMES BLAKEに、ギター/キーボード、ドラムの2人がサポートに着く編成は、去年と同様。最小限の編成で、鳴らされる音を機械加工して会場内を立体的に響かせます。前回はスピーカー近くで聞いていたこともありひたすら圧倒されましたが、今回は後方ということもあり、少し冷静に聞くことができました。ボーカルをサンプリングして多重コーラス化させたり、別のメロディで歌ったりと、ソウル風味な声を存分にいかしたパフォーマンスはすごいですね。また、かなり広がりのある機械的な音の響きかせ方をする中でギターのほんのりしたノイズ音、ドラム音などが生の感触を持っているのも良いですね。新作アルバム「Overgrown」は未聴で聞いたことない曲多めでしたが、旧作からも何曲かやってくれました。それらのアレンジも変えていたと思え、曲展開にドキドキするものも多々ありました。

 前回フジロックの時は日本語のMCをガンガンに入れていましたが、今回は少な目。「ベンハドクシンデス」とドラムメンバーをいきなり紹介したりして受け取っていました。

 本編ラストの「Retrograde」という曲は「Overgrown」のリード曲ですが、最初聞いた時にSealが歌ってもはまるんじゃないかと思ったツボつきまくりのソウルなメロディに途中のノイズ音がばっちしはまるすごい曲ですね。アンコールは「The Wilhelm Scream」。シンプルなソウル曲がだんだんとシンセ音で埋め尽くされてボーカルが後ろに隠れていって、ラストあたりでシンセ音がカットされて再びボーカルが浮き上がるような展開は最高ですね。そして最後にJames Blake一人残ってキーボード弾きながらのシンプルな曲を歌います。それまでのパフォーマンスありきではありますが、いいなと思えるもの。この曲はJoni Mitchellのカバー「A Case of You」だったそう。

author:de nudge, category:live(Studio Coast), 09:15
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2013/02/08 My Bloody Valentine at 新木場Studio Coast
 2008年のフジロック以来となるイギリスのシューゲイザーの代表格と言って良い(のかな?他のバンド知らずに書いてますが)バンドを見ました。新木場Studio Coastは3日間やってそのいずれもチケット売り切れという人気っぷり。この日は2日目になります。入場時に耳栓が配られます。轟音注意ということでしょうか、ライブハウス内に響き渡るノイズを期待してライブ開始を待ちます。一週間前になんと21年ぶりとなる新作を出したらしいのですが、それは聞かずに臨みました。

 ライブスタートしてみると、もちろん轟音なのですが予想より音は大きくありません。耳が痛くなるくらいの音どんと来いモードだったので、若干拍子抜け。またフジロックでは結構クリアに聞こえていたボーカルがCD以上に楽器の音の後ろに隠れてしまい、ほんのりと聞こえてくるくらいになっていました。

 が、だんだん慣れてくるとこの演奏でも楽しくなってきました。ギター二人(Kevin ShieldsとBilinda Butcherのご夫婦コンビ。Bilinda Butcherは50代とは思えないほど若々しい風貌)が歌うせつなく甘いメロディがかすかに聞こえつつ、ギターの轟音を浴び、またそれに負けない力強いリズム隊がうまいことかみ合っています。ライブで印象に残っているのは、Kevin Shieldsがアコースティックギターに持ち替え、ベースのDebbie Googeがギターを持ち、Bilinda Butcherがボーカルのみに専念していた曲。ささやくような声を浮かび上がらせる局面と、Debbie Googeの轟音ギターが全面に出てくる局面が交互に展開していた曲(なんの曲だったんでしょう)。機械の出すビートがCDより後ろに隠れてしまい、演奏部分の生々しい音が前面に出てきたのが意外ながら、そのかっこよさがたっぷりと味わえて良かった「soon」。激しいドラムが印象的でがっつりとしたロック曲になっていた「Feed Me With Your Kiss」。

 ラストの「You Made Me Realize」は途中でノイズ垂れ流しの時間が延々と続きます。これはお馴染みらしいのですが、前回のフジロックではそのことを知らずものすごい衝撃を受けました。今回は事前にかまえていてじっくりと楽しみながら聞くことができました。15分に渡る(時間計りました)轟音タイム。この時間の音量は耳栓必要かもと思うくらいのものになり、緩やかに変化していくノイズを楽しみました。すごいなと思ったのは、これまで結構激しい曲が続いていながら、ここの展開部分で休憩せずにひたすらドンドンと鳴らしていたColm O'Ciosoigのドラム。永遠に続くかのような轟音タイムは突然元の曲のサビ部分に戻り、ライブ終了。アンコール無しですが、素晴らしい1時間半を堪能しました。

author:de nudge, category:live(Studio Coast), 08:28
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2010/12/04 Jonsi at 新木場Studio Coast
 Sigur RosのボーカルJonsiのソロライブ。今年のサマーソニックにも来ていますが自分は行っていないので、今回念願のといった形です。アルバム「GO」は教会音楽のような荘厳な世界にポップやロックを混ぜ込むSigur Rosの世界からさらにポップ色を強めた仕上がりになっており、ライブではどんな感じで展開されるか楽しみにしていました。
 
 まず、鉄琴を弾くバックのメンバー一人を連れて、アコースティックギターを手に歌う曲から始めます。バックのスクリーンではモノトーンの森から動物が出てきて、火で燃やされた後に魚が泳ぐ映像が映し出されていたのが印象的。二曲目から他のバンドメンバーも入ります。バックを務めるのは4人で、それぞれ曲ごとに楽器を持ち替えて演奏します。「GO」からの曲が中心だったと思いますが、聞いていない曲もかなり織り込まれていました。序盤はスローな荘厳系の曲が多くSigur Rosとあまり変わらない世界でしたが、5曲目あたりから徐々にポップサイドに寄った華やかな世界になっていきました。ギターを弓弾きせずに、時にはギターを持たず、マイクを持ってステージ左右を駆け巡ったりとソロならではの姿を見せたりしていました。特徴的なファルセットボイス無しで歌ってた曲もありました。
 
 あの声を生かすべくの演奏も素晴らしかったです。鉄琴をこすりつけて出す音、ギターを一弦弾いた持続音、バスドラのみをダンダンと間を置いて鳴らすなど、ポップやロックサイドのライブで固唾を飲んで聞かせることは、なかなか珍しいのではないでしょうか。広い会場はぎゅうぎゅう詰めで、それをシーンと聞き入るお客さんもすごかったです(演奏途中の間を置いたところで変に歓声や拍手を入れないなど見事)。独特なファルセットボイスで歌われるものは幻想的で、そこからいろんなアレンジで聞かせていく演奏にのめりこみました。
 
 アンコールではネイティブアメリカンっぽい羽根の帽子をかぶって登場して2曲。ラストの「Grow Till Tall」では序盤は原曲のおとなしめな展開通りなのですが、そこから激しいドラムとギターのノイズがせまってくる怒涛の展開で聞かせました。映像の森にも嵐がやってきて、しっかりマッチ。嵐が去って平穏な世界が訪れたとともに終了でした。素晴らしい1時間半でしたねー。

author:de nudge, category:live(Studio Coast), 13:43
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2009/02/14 Death Cab For Cutie at 新木場Studio Coast
 去年のSummer Sonicで初めて聞いて好印象だった、アメリカ・シアトル出身のバンド。この後、最新作「Narrow Stairs」も聞いて、またライブ見たいなと思っていた時に、単独ライブでやってきました。当日券で入りましたが、広い会場はかなりのお客さんで埋まっています。
 
 前座はストレイテナーという日本のバンド。初めて聞きます。ギター×2、ベース、ドラムの4人組で、リズム隊は別バンドで見たことあります(ドラムはTHE PREDATORS、ベースはZAZEN BOYS、Entity of Rude)。5曲で30分ほどの演奏。1曲目はギターのお一人(ボーカルでは無い方)がキーボードを効果的に使いながら、じわじわと盛り上げて、最後の方はツインギターで轟音を聞かせる展開で、メロディも好みな感じで良かったです。2〜4曲目はボーカルがキーボードを弾きながら、まったり目な曲を聞かせます。イメージでは結構はげしめのロックを聞かせるバンドなのかな、と思ってましたが、この辺はDeath Cab For Cutieのカラーにも配慮した選曲だったのでしょうか(普通にDeath Cabのライブ見に来ようと思ったら、前座に呼ばれたのでうれしい、みたいなコメントされてました)。最後はツインギターに戻って比較的アグレッシブな曲を。激しいアクションを見せるリズム隊にはこっちの方が合ってるかなーと思います。
 
 続いてDeath Cab For Cutie。こちらもギター×2、ベース、ドラムの4人組で、ギターのお二人は曲によりキーボードを担当するのも同じですね。サマソニでも感じましたが、音が小さいなーと思いました。ストレイテナーと比較して小さいと感じたので、この辺は意識的にセッティングしたのかもしれません。ボーカルはセインカミュ似で、チェックのシャツをズボンの中に入れて、体を左右に振りながら歌います。よいメロディーの歌を聞かせるシンプルなアレンジ中心ですが、素朴な感じのギターフレーズ、もう一人のギターが鳴らす高音で響くところが好きでした。また、曲により機械音を使っているところもありましたね。シンプルと書いてしまいましたが、こった展開を見せることもあり、演奏にぐっと来ることも多々でした。
 
 セット後半辺りでの、ボーカルがギター弾き語りしたところから、「I Will Possess Your Heart」「Cath...」とつなげてたところが最高でした。「I Will Possess Your Heart」はクセになるベースのリフがとっても好きなのですが、ここだけベースの音レベルが上がってましたね。アンコール最後の曲は、キーボードと機械音(山の鼓動といった感じの良いリズム音)でしっとりと歌い上げるところから、I need you so much closerというフレーズをひたすら繰り返して、じわーと盛り上げて、最後は激しいドラム連打が印象的なぐわーっとした盛り上げ、そこに余韻を残すボーカルのオーという声を重ねて終わらす大曲がすごかったですね。会場中の手を上げての拍手も一面でされて、大団円といった感じでした。
author:de nudge, category:live(Studio Coast), 00:00
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2008/04/05 CLASH33 at ageha(新木場Studio Coast)
 Studio Coastで深夜にやるクラブイベントは会場がagehaという名前になるようです。朝5時まで勤務だの、朝6時出社だのここ2週間メタメタな生活を送っていて、ちょっと小休止、気持ちに余裕ができての参加。
 
 2年前、RovoやA Hundred Birdsなどが出たイベントに行って以来ですが、DJのみということでいうと、5年前のJunior Vasques以来になります。相変わらずの入念なIDチェック、持ち物検査を通って、25時前くらいに会場に入ると、(たぶん)HITOSHI OHISHIが回してました。前はかなり客席から上に離れた位置にDJブースがありましたが、今回はもっと下位置で見やすくなってます。また両脇に大きいスクリーンがあって、映像(DJの手元をたまに映したりも)を流します。
 
 25時くらいにKen Ishiiに替わります。ちゃんと聞くのはたぶん初めて。2時間くらいやりましたが、かっこよかったです。あまり詳しくないので、表現できる言葉が無いのが残念ですが、ブレイクなどが入るものの過剰な上げ下げにならず、たんたんと踊れますし、きれいなシンセのメロディ、ちょっと変わったビートなどゆるやかな変化を楽しめました。最後の15分はシンセの音がガンガンにせまってきて、感動しましたねー。圧巻でした。
 
 27時くらいにDerrick Mayに替わります。こちらはKen Ishiiよりも曲の展開がめまぐるしいといった印象です。パーカッション連打ものやボーカルものの曲を入れたりと、全般にファンキーな感じだったでしょうか。途中レコードを一瞬止めるヒップホップみたいなこともやってたような気がします。シンセの音がだんだん大きくなって爆発する時に合わせて、会場上部から水蒸気がジョーと出て、巨大ミラーボールがぐるぐる光ったところは盛り上がりました。あれってその機械と操る方とDerrick Mayとのタイミングが合ってこそだと思うのですが、事前打ち合わせとかあったのでしょうか。この後、体力が持たず1時間ほど聞いて退散しました。
author:de nudge, category:live(Studio Coast), 00:00
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2008/02/11 Arcade Fire at 新木場Studio Coast
 以前Summer Sonicで2,3曲ほど見ましたが、その時の印象がすごく良かったので、単独に行って来ました。
 
 広い会場がパンパンです。海外のお客さんもかなりの数ですね。カナダのバンドでメンバーは10人。ギター、ベース、ドラム、キーボードの他、弦楽器や管楽器などを曲により担当を入れ替えて展開します。特にキーボード、ドラム、ボーカルなどと大活躍だった女性の方が最初の方で弾いてた弦楽器っぽい様式で、ハンドルをぐるぐる回して弾いてた楽器が印象に残ってますが、あれは何て言うんでしょう?
 
 演奏の音だけでぐっとくるようなことはあまり無かったのですが、甘酸っぱい感じのポップなメロディー(曲によってはお客さんも大合唱)やメンバーのいきいきとしたアクション(楽器を上にやたら投げたり、ひたすらステージを走りまくったり、シンバルを前面に出て叩きまくったり、メンバー同士でケンカ(演技)をしたりと、見所多かったです)、盛り上げのうまいアレンジ等もあって、かなりのめりこみました。曲を知らない自分でも、オーとかウーとかいうコーラス部分は思わず口ずさみたくなるような親しみやすさがありましたね。ぐっと盛り上げるような曲が多かったのですが、男性がギターの弾き語り(低めの声で語り口調っぽく歌う)に残りのメンバーがほんのりとそれぞれの音を足していく曲なんかもあって良かったです。本編最後は、演奏がだんだんとおさまって、ウーと歌う部分が残って終了したのですが、それをお客さんがメンバー退場後もずっと引き継いで歌ってたのは、良かったですね。アンコールを求める拍手や声が大きくなっていく中でも、ずっと続いていました。アンコールも大団円に終わって、メンバーはそれまで使っていたタンバリンなんかを大量に投げ込んでいました。マイクまで投げ込んでいたように見えたのですが、大丈夫なんでしょうか。。
 
 次は広い野外の会場で見てみたいですねー。
author:de nudge, category:live(Studio Coast), 00:00
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2007/02/23 Jurassic 5 at 新木場Studio Coast
アメリカのヒップホップグループ。見るのは初めてです。
メンバーの一部は以前、ozomatliにも所属していたようで、そうすると2000年のフジロックでは見てることになるんですかね。あれから7年近く。月日が流れるのは早い。。
以前はDJ2人とラッパー4人だったのですが、一人DJが抜けたそうで、文字通りの5になって初めての来日とのこと。4人とも個性豊かで、とっても声が良い。ユニゾンでラップしていたりするのもいい感じ。DJが出す音も、ヒップホップをあまり聞いていない自分にも乗りやすく、楽しい。途中、HIFANAがやっているような、指で叩くと音が出てくるパッド(なんて名前なんでしょう?)を5人がそれぞれ担当パートを割り振って演奏したり、DJのソロ(おもちゃみたいなターンテーブルでも音出しながら移動して、音を途切れさせることなく、前方に用意されたソロ用のセットにすかさずつないで演奏)など楽しい仕掛けが満載でした。アンコールで、日本人のラッパーが一人出てきましたが、どなただったんでしょう?ライブ終了後、メンバーはそのままステージに残って、寄ってくるお客さん達にサインをしてました。スポーツとかでは見たことありますが、ライブでそのような光景を見るのは初めてです。他にもライブ中、前方のお客としきりと握手を交わしたりと、お客さん達を大事にしている様に、非常に好感が持てました。あとこれは人によりけりだと思いますが、アーチストの意向とのことで会場が全面に禁煙だった、というのも個人的に良かったですねー。
author:de nudge, category:live(Studio Coast), 00:00
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