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2017/04/15 Kurt Rosenwinkel's Caipi Band at Blue Note Tokyo

 ブラジルのギタリストKurt Rosenwinkelが率いるバンドの公演を見ました。この方は初めて知ったのですが、バンドメンバーの中に2年前にライブ見たAntonio Loureiroがいるというのに惹かれました。2回公演の1回目の方に参加。アンコール含め1時間20分ほどのライブ。
 
 メンバーはギターのKurt Rosenwinkelに、ギター/キーボード、ベース、ドラム、ピアノ/キーボード、パーカッションという6人編成です。Antonio Loureiroはパーカッション担当というのにびっくり。2年前のライブではピアノ弾きながら歌っていたので、マルチプレイヤーなんですね。ライブ全般の印象はいかにもサウダージ、郷愁を誘うブラジルらしいメロディをジャズやポストロックなアレンジで展開するものでした。2曲ほどRosenwinkelメインで歌いますが、その他の曲は他メンバーにメインボーカルまかせたり、ドラム除くメンバーとのユニゾンで歌ったりと、いろいろな声を聞かせます。特にもう1人のギターPedro Martinsのボーカルがいい感じで、彼のソロボーカルやLoureiroとのユニゾンなどはいいなーと。
 
 ポストロックなアレンジとサウダージなメロディの組み合わせも良くて、特に3曲目にやったギター2人、ピアノ、パーカッションの4人ほぼユニゾンで歌い通した曲なんかは、非常にいい感じに聞けました。MartinsとLoureiroはPCなどを操り電子音を織り交ぜたりもします。それぞれの楽器ソロもあるのですが、過剰に目立たせずバンド演奏の中に漂うようなソロ。ソロのリレーをジャズなアレンジの中でやるような曲もありおもしろく聞かせます。Rosenwinkelのギターソロも存分に、単音メインでシンセを弾いているような音色を聞かせます。ドラムとパーカッションのかみ合わせもよく、Loureiroは素手よりもスティックで叩くことが多くて細やかで力強いリズムを堪能しました。
 
 曲名にカシオがついているものがあり、カシオが好きで「カシオ博物館に行ってきた。」とのこと。そんな博物館あるって知りませんでした。アンコールは祝祭のようでカラッとしたアレンジの曲で締めていました。各楽器の個性もありつつ、アンサンブル中心に楽しんだライブとなりました。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 22:46
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2017/03/28 Esperanza Spalding at Blue Note Tokyo

 アメリカ・オレゴン州出身の女性ベーシスト/ボーカリストのライブ。1年ぶり2回目です。去年見たライブの中では一番感激したライブでまた見る機会があるのを楽しみにしていました。前回は演劇的要素が入ったショーアップされたライブでしたが、今回はジャズクラブでギターとドラムを率いたシンプル編成でのライブ。1日2回公演の2回目。
 
 メンバー登場して、いきなりSpaldingのソロボーカル、オフマイクから歌が始まってギターの音が重なり、そこから縦ベースを弾きます。スタートの歌と演奏からおおーっとなりました。茶色がかった黒髪のドレッド、黄土色のオーバー、白のネックレス、白の腰に巻いたベルト、白のパンツという姿で、ボディ部が明るい茶色のベースを弾くという色彩も良い感じ。ベースの色含めたコーディネートでしょうね。
 
 曲は歌から始まり中盤に長いインスト、そして終盤に歌に戻るといった構成の曲が多かったです。カバー曲メインのよう。不定形に断片的な音を重ねるジャズ、心地よいビート感覚があるジャズ、ボサノヴァっぽいもの、ソウルものなどいろんなタイプの楽曲繰り出します。各楽器は特段音を大きく主張することは無いのですが、そこかしこに刺激ある音を重ねていくもの。スリリングさとかリズムに体をゆだねるものなど、いろんなタイプの楽曲で色を変えつつ確固たる味わいもあります。そして、その演奏に乗っかる歌がもうとてつもなくすごくて、聞いていて一番好きな声と思ったり。一曲英語以外の曲(ポルトガル語かな)を歌っていました。
 
 各楽器のソロも組み込まれますが、他楽器も音を出している中のアンサンブルな中で一つの楽器を照らすようなソロで聞かせます。ドラムのソロは元のリズムをギター、ベースで感じさせつつ、その中でものすごい手数のものを入れて来るもので、きちんとリズムキープしている中のその叩き方がすごいと唸ったり。Spaldingは縦ベースとエレクトリックベースを曲により使い分けます。どちらも立ち姿、出す音がかっこ良い。
 
 自分が持っている音源が「EMILY’S D+EVOLUTION」のみなのですが、そこから「Unconditional Love」も披露していました。艶のあるボーカルがとっても似合うジャズ、ソウル、ブルース感がある曲ですごく好きな曲。メロディが似ているってわけではないですが、Cynda Williamsの「Harlem Blues」を思い出す曲で、こういったゆったりした雰囲気や歌心あるボーカルのある曲がタイプです。
 
 アンコールはSpalding一人で登場。縦ベースのボディ部を叩いてリズムを作り出します。パン・パンと2拍普通に叩いて、続けてパンパン・パンパンと2連続で細かい拍子を取るものでお客さんもまねして手拍子しますが、ちょい難しいものでおもしろい。そこから普通のパン・パンといった手拍子にするようSpaldingが促して、お客の手拍子の中ベースを弾き歌います。ベースのみでの独唱って良いですね。ひとしきり歌を堪能した後に、元のボディ部叩いてのリズム出しをして終了しました。こういったしめやかながら楽しい要素があるアンコールも良い感じ。素晴らしいライブ堪能しました。またの来日を楽しみにしたいと思います。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 08:54
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2017/03/24 ハンバート ハンバート、Predawn at Billboard Live TOKYO

 女性ボーカル、男性ギター/ボーカルの2人ユニットであるハンバート ハンバートがこの時期にBillboard Live TOKYOでゲストを迎えてライブを行うシリーズ。今回は女性シンガソングライターのPredawn。ともに単独ライブ行ったことがあるほど好きなアーティストなので共演楽しみにしていました。1日2回公演の2回目に参加。
 
 Predawnソロで4曲ほど→ハンバート ハンバートと共演でPredawnの曲を2つ→ハンバート ハンバートのソロで4曲ほど→Predawnと共演でハンバートの曲を2つ→アンコールでトリオで2曲といった構成でした。1時間20分ほど。
 
 最初はPredawn。いつもはギター弾きながら歌うスタイルですが、1曲目はピアノ弾きながら「Sigh」を歌います。意外なスタート。会場に響く透き通るような暖かい声が良いです。2曲目以降はいつものアコースティックギター弾き語りスタイル。「Kepp Silence」「Universal Mind」など。「Universal Mind」はアコースティックで丁寧に歌っているものの、UK Rockな感じにして大仰に歌っても似合う必殺なメロディってな印象がある曲。
 
 ハンバートの2人を迎えてトーク。ともにほんわかな雰囲気を纏う共通項がありつつも、とにかくよくしゃべるハンバートと、しゃべる文字数より「あの」の方が言っている量多いのではないかと思われるトーク苦手な清水美和子(Predawn)とのトークは、案外いい感じでやり取りしていました。佐野遊穂は近所のパチンコ屋にある鳥のキャラクターが気になっていて先日その鳥のキャラクターの着ぐるみ着た人がなんか配っていたけど、2日前ほどその鳥の鳥人間がなんか食い散らかしちゃう夢を見ていて、予知夢かと思った、てな話をして、「美和子ちゃん、よく夢見る?」と話を向けると、「あまり、夢って見ないんです。」と言いつつ「家族と旅行に出かけて妹(だったかな?)が天ぷらジュースを飲んだ夢を見ました。」と。「あー、天ぷらジュースね。いいよねー。」と佐藤良成は相槌打っていましたが、天ぷらジュースって何?と思いながら聞いてました。自分知らないだけかな、、と思って帰宅後ネットで調べてもそんなの出てこなかったので、架空の飲み物と思われます。
 
 共演によるPredawnの曲は「霞草」「Suddenly」。佐野が控えめに高音な声を重ねます。佐藤はバイオリンでのサポート。ギターとバイオリンの重なりもいい感じでした。ここでPredawnは一回退場してハンバート ハンバートのライブになります。こちらも最初は佐藤がピアノを弾きながら歌う曲でした。次は「ぼくのお日さま」。すごく好きな曲。この場で聞けて幸せ、と思いました。「国語」は外国から入ってきたカタカナの言葉をよく意味が分からないくせに使うなよ、ってな毒ある歌詞なのですが、それをちょい肩揺らせるくらいのリズムでほがらかに歌うってのが楽しい曲。ソロのライブでもトークが絶好調。佐藤が主に話していて、正月同級生と山登りに行くのが恒例行事。今回山の中腹にあるラーメン屋ののれんが、通常道脇に立てかけている縦の旗を横にしたものになっていて、しかも裏が見えている状態だったので、「ラーメン」が「ルーメソ」に見えた、なんて話を。
 
 再びPredawnが戻ってきて今度はハンバートの曲を3人で。「生活の柄」と「おなじ話」を。この2曲では佐藤もボーカルに加わるので3人で歌う場面があるのですが、その重なりも良いですね。Predawnは音源よりもライブは早めなリズム取りで歌ったりギター弾くことが多いのですが(緊張しいなことからですかね)、共演でも同様で「おなじ話」を演奏する前に佐藤からここはゆったり目でねーと指示を受けてました。
 
 アンコールを受けて再び3人が登場。Predawnがピアノ担当、佐藤がギターを担当して歌うのはなんとスピッツの「空も飛べるはず」。1番を佐野が、2番をPredawnが歌っていました。サビの3人重なる声も良くて、ひさびさに聞いたけど改めて良いメロディだなーと。ラストは逆に佐藤がピアノ、Predawnがギターを担当して、Predawnがハンバートで一番好きだという「旅の終わり」を歌います。ギターとピアノの音を紡ぎあげるような響きを聞かせて、そこにやさしいながらも凛とした孤高な響きの佐野の声がとっても良い曲。2番担当したPredawnの声もオリジナルとは違う良い面で聞かせていました。
 
 ハンバートとPredawnが初めて会ったのは2年前のROKKO SUN MUSICという野外フェスだそう。その時に佐藤がPredawnがビール飲みながらライブして、ライブ終わりに駆け足ではけていく姿にびっくりしたそう(Predawnのライブではお馴染みなスタイル)。「今日も飲んでる?」「少し、飲んでます。。」と。さすがに場所柄そして3人で退場するということで、今回は普通に歩いて退場していました。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 10:26
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2017/02/24 RC & The Gritz at Blue Note Tokyo

 Erykah Baduのプロデューサーを務めたことあるRC Williams中心に結成されたバンド。初めて知ったバンドですが、これは是非にも見に行かねばと思いました。1日2回公演の2回目に参加。
 
 メンバーはキーボード/ボーカルのRC Williamsにサックス、サックス/フルート、ベース、ドラム、MPC、ボーカルという7人編成。サンプリングマシンを叩いてビートを出すMPCプレイヤーのJah Bornという方はErykah Baduの名曲「On & On」のプロデュースを手掛けたそう。ボーカル以外は男性メンバー。ボーカルの方は後半から参加する構成でした。前半はインスト中心。細かい刻みから固いスネアをスコーンと抜けるように叩くドラムが気持ち良い。MPCのビートも合わさって丁寧にリズムを紡いでいきつつ、そこにサックスとキーボードの音が良い感じで乗ります。音としてはヒップホップなビートもそこかしこに聞かせたジャジーソウルってな印象。長尺のサックス、キーボードソロも存分に聞かせます。時折Williamsが歌ったりもするのですが、ボサノバなサウダージ感漂うメロディを歌っていたのがちょい意外な組み合わせ。
 
 後半から歌姫よろしく登場したボーカルは、音に合ったソウルボーカルを聞かせます。自己主張の強い音を聞かせていたサックスも抑えた感じになり、ボーカルとの協調を聞かせます。お客とのコール&レスポンスも程よく織り交ぜつつ、良いなというメロディに感じ入りました。本編最後は長尺なインスト曲。ベースやドラムのソロも盛り込んでいて、特にドラムのソロは弾けるリズムを堪能できて良かったです。アンコールはRoberta Flackの「Killing Me Softly With His Song」を歌って大団円でした。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 08:07
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2017/01/28 三宅裕司 & Light Joke Jazz Orchestra with special guest 高橋愛 at Blue Note Tokyo

 昼間に前述のライブを見終わった後、ジョギング。そして夜に表参道へ移動して舞台、テレビ、ラジオなどで活躍する三宅裕司率いるジャズオーケストラのライブを見ます。今年で3年目だそうで、毎年テーマを変えつつ親しみやすいジャズを味わってほしいという企画のライブだそうです。1日2回公演の2回目を見ました。アンコール含めて1時間20分ほど。素直に楽しめる王道のビックバンドジャズをゴージャスに味わった所感を得ました。
 
 三宅裕司は舞台は見たことないですがテレビやラジオで見聞きしている方で、特に子供の頃「ヤングパラダイス」というラジオ番組良く聞いていました。生で姿を拝見するの初めてです。まずはビックバンドのメンバーが登場。ピアノ、ベース、ドラム、サックス×5、トロンボーン×4、トランペット×4という編成で、インスト曲を。チャルメラのフレーズから始まるもので、その時点でユニークな世界が繰り広げられると期待感を抱かせます。演奏されている中で三宅が登場。長身ですね。もう還暦超えとのことですが、姿も立ち振る舞いも若々しい。そこから軽妙な小話を曲間ごとに入れつつ、彼はドラマーとして活躍していました(最初演奏していたドラマーは脇に控え、曲ごとにドラムセットを調整する担当に。三宅のドラムの先生でもあるよう)。多芸です。
 
 今回のライブは、昭和歌謡がテーマということで誰もが知っている曲をビッグバンドジャズアレンジで。中森明菜の「飾りじゃないのよ涙は」や植木等の「無責任一大男」などをインストでやっていました。ボーカル曲もあってゲストを迎えます。最初は「雑ピーナツ」と名乗った女性2人組が現れ、コントっぽいもの(いちいちおもしろい)をやってからザ・ピーナッツの「恋のバカンス」を。そして大げさな口上の元、高橋愛を迎い入れます。彼女が所属していたモーニング娘。の「LOVEマシーン」が演奏されている中に、登場。大人っぽい髪型、後ろを結わえたもの、白のモコモコなドレスに網タイツといった格好で、相変わらずのかわいさですね。ステージに上がったところで「LOVEマシーン」と最後のフレーズを歌って拍手を浴びます。モーニング娘。時代そこの歌割りは他の人だったそうなので、今回ラスト部分を歌えたのはうれしかったとのこと。
 
 「昭和のアイドルソングを平成のアイドルに歌ってもらおう。」ということで三宅が高橋に声掛けて実現したそうです。高橋は緊張していましたが、ブルーノートという場でビックバンドをバックに歌えるのうれしそうでした。3曲歌います。岩崎宏美の「ロマンス」、山口百恵の「秋桜」、フィンガー5(あるいは小泉今日子)の「学園天国」でした。「ロマンス」のAメロの低音部分はやや辛そうな印象でしたが、うまいと感じさせるボーカルを聞かせます。そういえば彼女のソロライブを3年前に1回見たことあるのですが、そこもジャズクラブ(今は無き六本木STB139)でした。その時に宇多田ヒカルの「In My Room」を歌っていたのですが、絶品だったなーと思い出したり。
 
 「学園天国」では雑ピーナツのメンバーも入って、お客とコール&レスポンスを入れつつの楽しい展開となりました。ノリ良いお客のリアクションにメンバーうれしそうです。そしてボーカル陣は退場して本編ラストがSMAPの「SHAKE」をインストでやって締め。「SHAKE」は個人的に思い出深く(最初に入った会社の新人研修で一日だけの英語の授業があり、なぜか「SHAKE」を英語に翻訳してみんなで歌うなんてことをやらされた)、おー懐かしいと思ったり。この曲の演奏では、ところどころにMichael Jacksonの歌のフレーズが入っているからみんな当ててね、と予告されていて6,7曲入れていたそうです。でも、「Thriller」「We are the world」「ABC」の3曲しか分かりませんでした。しかも後ろ2曲ってMichael Jackson名義の曲じゃない気も。。
 
 三宅の小話は奥さんのボケ話が多かったです。奥さんが学生時代バイトの面接を受けて「親の稼業はなんですか?」と聞かれて「かきくけこ」と返事したとか(最初?でしたが、「カ行はなんですか?」と勘違いしたと数秒遅れて分かりました)、山に登って下に広がる景色を見て「365度の広い景色が気持ち良いー」と言ったり(365日とごっちゃに)なんてエピソードで笑いを取ります。
 
 高橋とのトークもおもしろくて、高橋は興奮すると(彼女の出身地である)福井弁が飛び出すのも相変わらず。「秋桜」は結婚式前日の母を描いた歌で、「愛ちゃんの結婚式前日はお母さんどうだったんですか?」と聞かれたら、「あのぉ、お母さん福井に住んでてぇー、結婚式はハワイで福井から直接行ってぇ、私東京から行ったんでぇ、前日会っていないんですよぉー。」と期待を見事に裏切る回答をしていました。あと、最初に高橋が登場した時にキレイな風貌を湛えて三宅が「周りのバンドメンバーと比べてみると、掃き溜めに鶴ですね。」と言っていましたが、(ちょいおバカさんキャラな)高橋さん、恐らく意味が分かっていなかったと思われます。
 
 1ヶ月前は藤本美貴と石川梨華、そして今回高橋愛と、ここ最近モーニング娘。の卒業メンバーを見る機会を得ましたが、みなさんかわいいままあまり変わらないというのがすごいですね。三宅裕司の若々しさもすごいな、と思わされる風貌で、人前に立ち続けている職業ならではでしょうか。同じ月日が流れているはずなんだけどなーと思う、うらやましい若々しさでした。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 00:13
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2016/11/04 REIS DEMUTH WILTGEN at 丸の内COTTON CLUB

 ルクセンブルグのジャズピアノトリオの公演です。1日2回公演の2回目に参加。去年の横濱JAZZ PROMENADEで見て、また見たいなと思っていたグループ。その時に1stアルバムを買っていてそこからも曲やっていましたが、最近2ndアルバムを出したようで、今回はそこ中心だったでしょうか。アンコール含め1時間15分ほどのライブ。
 
 曲を主導するのはMichel Reisのピアノで、クラシカルに流れていくようなキレイなフレーズ。それにユニゾンで合わしたり、広げるようなリズムを出すウッドベースとドラム。特にドラムがピアノフレーズに寄り添いつつも、情緒さ耽美さがあるピアノ音とは対極的な乾いた感じの世界を打ち出している印象。ユニゾンで演奏しつつオフビートな感じでいろいろ入れて来る感じで、単にキレイな世界観だけでない緊張感と刺激ある音を堪能できます。去年も確かやっていたと思いますが、一曲もろなドラムンベースで叩いていた曲がありました。それも端正な世界観に少しだけはみだすような感じの叩き方が良い感じ。
 
 ウッドベースはその2人が出す音にバランス良い対応、時々独自のフレーズを出す時があって、ピアノフレーズと異なるメロディが並行して流れていく展開も良かったです。アンコールはJoni Mitchellの「Both Sides, Now」という曲のインストカバー。それまでの世界観に合っていつつ、より歌心を感じさせるピアノフレーズに聞き入りました。

 

author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 23:43
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2016/06/10 indigo jam unit at Billboard Live TOKYO
 3ヶ月ぶり6回目の大阪出身のピアノ、ウッドベース、ドラム、パーカッション/ドラムの男性4人組ジャズバンドを見ます。彼らはこの夏で活動休止を宣言していて、現在ファイナルツアー中となります。この日1日2回公演の2回目に参加しました。

 indigo jam unitの曲名はシンプルなものが多く、またインスト曲ながらその曲名から想起しやすい曲となっていて、さらにステージ後ろのスクリーンに曲名を出したりするので、音源持っていない曲でも覚えやすいです。この日やった曲順は(間違ってたらゴメンナサイですが)「Escape」「Horizon」「Stomp」「Rio」「Raindance」「Raindrop」「Nostalgia」「Sepia」「Danza Eterna」「2×2」「Trailer」「Rush」でした。

 スモーキーなベースラインから始まるジャズな「Escape」からスタート。じわじわと他の楽器が重なって終盤に目がけてドラム中心に爆発する展開はこのバンド必殺ともいえる持ち味ですが、何度聞いてもおーっとなれる素晴らしさがあります。続いての「Horizon」はリズミカルなピアノからスタートする曲ですが、リズム隊とのからみがよくそこから展開するピアノフレーズもキレイ。「Stomp」は小気味よいドラムから始まる曲でそこにクラシカルなピアノフレーズが乗っかるのが良いですね。

 と、曲により様々な展開や音を凝らしているのですが、ライブ全体では統一された音の質感がありバラバラな感じがせず流れるようにライブが進みます。細かいことは詳しくないので分かりませんが、シンプルな黒と白で統一したバンドのイメージカラーや固定カメラを使用した映像の見せ方とともに、音に対する聞かせ方もこのバンドならではのこだわりがあるんだろうなーと感じさせられます。

 中盤のRもしくは水シリーズ(「Rio」は「日本語で言うところの川」です。MCでは「スペイン語で言うところの川」といって笑い誘ってました)の3曲や「Nostalgia」「Sepia」などのシックな曲などでも、情緒的な面をたっぷり織り込みながらもそこに流れすぎないのは音のセッティングによるものが大きいのかなーと思ったり。そしてそこでのツインドラムの使い方もおもしろいなと。ピアノのメロディによってドラムを交替して展開する「Nostalgia」なんか特にその面がありました。

 終盤は鉄板の盛り上がり曲を持ってきます。「2×2」は何度聞いてもおーすげーとなりますね。ベース×ドラム、ピアノ×ドラムのコンビで替わる替わる演奏して、その間隔が徐々に短くなって4つの楽器で爆発する展開が最高です。

 今、出ているツアー日程だとこの日が自分にとってはライブ見るの最後かなーと思ってたのですが、まだ出ていない日程もあるようです。あと1回くらい聞ける機会があるでしょうか。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 10:48
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2016/03/31 ハンバート ハンバート(Special Guest 大工哲弘) at Billboard Live TOKYO
 女性ボーカル、男性ギター/ボーカルの2人ユニットであるハンバート ハンバート。ゲストに沖縄の八重山民謡を歌う大工哲弘という方を迎えての特別版ライブ。1日2回公演の2回目に行って来ました。

 まずはハンバート ハンバートの2人で3曲ほど。毎度のボヤき漫才から始まり、2人のボーカルがじんわりと心に届く歌を堪能します。そして大工哲弘を呼び込みますがなかなか登場せず。マイペースな方なようで、登場までトークでつなぎます。その時のエピソードは今日会場に行く前の待ち合わせでスターバックスで待ち合わせていて、なかなか大工が来ないなーと思っていたら別のスターバックスに来ていたとか。確かに街によっては、近くにスターバックスが複数あったりしますね。

 大工登場でまずはソロ一曲。三線を弾きながら歌うメロディはいかにも島唄の音階なのですが、聞き味がこれまで自分が聞いた島唄と少々異なります。メロディは童謡感があるというか素朴さが増したもので、歌声は浪曲とソウル風味のものが合わさった力強いものという所感。

 そこからはがっつりと3人でパフォーマンスします。主に大工の持ち曲メインでしょうか。大工の演奏と歌は自由奔放な感じでハンバート ハンバートの2人が合わせるの難しそうでした。リズム感が独特というか。それでもハーモニーやら佐野遊穂のハーモニカ、佐藤良成のギターとフィドルなどで組み合わさったアレンジが八重山民謡にうまくマッチしていました。MCはダンディな風貌を持ちながらダジャレを次々と繰り出す大工に対して、「大工さん、トークも良いですが、次の曲のチューニングを」など、マイペースなトークをするハンバート ハンバートの2人にツッコまれていたのがおもしろかったです。

 ハンバートの曲も2つほど。「おなじ話」「生活の柄」を。本来佐藤が歌うパートを大工が歌います。特に「生活の柄」の世界がその前にやっていた「国民の煙草新生」という昭和歌謡と少しつながっている感もあって良かったです。アンコールは2曲ほど。おそらくそれぞれの曲を1つずつ。ラストの「おいらの船」というハンバート ハンバートのブルース風味な曲はウキウキと聞けて良い締めでした。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 13:37
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2016/03/16 カルメラ at Blue Note Tokyo
 大阪出身のエンタメジャズバンド。初めて見ます。1日2回公演の2回目。以前笑っていいともの1コーナーにメンバーが1回出てたり、Black Bottom Brass Bandとツアーやってたりしてほんのりと名前を覚えていて、音源もほとんど聞いたことなく、今回初めてライブ見に行ってみました。彼らがブルーノートで公演するのは初めてのよう。MCではこの場所でライブ出来ることをすごく光栄で感謝していることを再三伝えていました。

 メンバーはアジテーター/トランペット/パーカッション、トランペット、サックス、トロンボーン、キーボード/ピアノ、ギター、ベース、ドラムの男性8人組。赤、黒、白の縦のストライプ柄のお揃いジャケットを来たメンバーが登場。陽気なノリでライブを開始します。

 エンタメジャズという名のとおり、ジャズを基軸としつつエンターテイメントあふれる要素満載。ポップなフレーズの管楽器の音がそこかしこに埋め込まれ、ダンスやソロなども織り込んできていろいろ見せてきます。音楽的にはサンバっぽいもの、シティポップスなもの、ドリフな要素を感じられるものなどあくの強い面がおもしろいなと思ったり。特にシティポップスな要素のものは、日本の歌謡曲なメロディものも多くて親しみやすいです。

 「SUNSET DRIVER」という曲は恐らく彼らの代表曲で、ファンキーなノリとアメリカ西海岸ってなイメージのアレンジ、ユニークなダンスなんかを盛り込んだ一発で印象に残る曲。アイドルソング好きとしては、どことなくせつなげなファンキーなノリの世界観がJuice=Juiceの「イジワルしないで抱きしめてよ」、サビのメロディがPerfumeの「不自然なガール」、ちょいヘンテコなファンクなダンスがこぶしファクトリーの「チョット愚直に!猪突猛進」を感じさせました。

 ストレートなジャズも盛り込んでいて有名曲「MOANIN'」のカバーも。後半スピードアップして怒涛のソロを展開した場面は熱かったですね。ドラムンベースなドラムをバックにサックスの長いソロは歓声が一際高かったです。アンコールではそれぞれの楽器がはじけまくる曲をやっていたりして、良い締めでした。

 ちょっと変わったジャズバンドってなことを強調されていましたが、自分としては割りと王道感あるバンドと感じました。まあ王道ってなんだという話ではあるんですが。自分が子供の頃ジャズという単語を知っていたかどうかも覚えていないですが、遊園地とかでこういったバンドの演奏聞いたら、すごくワクワクして聞いていただろうなーと思ったライブでした。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 10:57
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2016/03/01 Ibeyi at Billboard Live TOKYO
 フランス出身(キューバでも暮らしていた時があるそう)の双子姉妹のデュオ。初来日だそうです。1日2回公演の2回目に行きました。

 お父さんはBuena Vista Social Clubメンバーだったそうで、キューバの影響がかなり色濃いようです。その辺の音楽に明るくないので恐らくですが、キューバのみならず様々な民族音楽からも影響受けつつ、ポップスやジャズ、ヒップホップなんかの魅力もたっぷり織り込んだライブでした。

 まずはアカペラで一曲、姉妹のハーモニーにぐっと来ます。そこから楽器を使ってのパフォーマンス。姉はキーボード、妹はドラムパッド、カホン、バタドラム(3つある横向きのパーカッション)を使い分けてリズム出し。プリセット音も使いますが、基本は2人から出す手作り感がある音がメイン。ジャジーなもの、エレクトロニカっぽいもの、アフリカンなものなど多彩さを感じさせつつ、ハートウォームな小さな大切な世界を描いたようなアレンジでした。体や手を叩いてのリズム出しなんかも効果的に織り込まれていて、妹がカホンと腿と拍手なんかを交互に入れ込んだリズムや姉が鎖骨当たりを叩いた音をサンプリングさせてリズム構築したりとかおもしろいです。

 そこにのっかる歌もいろいろ。Dirty Projectorsの女性ボーカル陣が歌うようなアフリカンな節回しのメロディやSadeのようなジャジーソウルもの、ラガマフィンを効かせたラップっぽいものなど。2,3曲ほど「チャンゴ」という単語が聞こえましたが、後で調べたらキューバ音楽系統での礼拝(ダンスしながら)の対象とのこと。
 
author:de nudge, category:live(Blue Note,Cotton Club,Billboard,etc), 07:29
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