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2017/04/30 sora tob sakana at 恵比寿Liquid Room

 4人組アイドルグループsora tob sakanaの単独公演。この日は初めてバンドがバックについてのフルセットライブということで楽しみにしていました。チケットも売り切れで会場すし詰め。整理番号200番台でどの辺の位置で見れるかな、と不安だったのですが、後方段差があるところで隙間越しにステージ全部見えるところをなんとか確保できました。アンコール含めて1時間40分ほどになったライブはバンドセットならではのおもしろさがありました。
 
 バンドメンバーはギター×2、ベース、ドラム、パーカッション、キーボード、サックス/キーボードという7人編成。ハイスイノナサ、Yasei Collective、あらかじめ決められた恋人たちへなど見たことあるバンドメンバーの中、サックス/キーボード担当はCRCK/LCKSというバンドの方だそうでたぶん初めて拝見する方です。客入れのBGMがkaoru inoue(chari chari)のアルバム「in time」の曲をずっと流していて、ライブスタート直前まで音を続けていました。バンドメンバーが入ってじわじわと音を重ねていくところとつながっている感があって良い感じ。そこからいつもsora tob sakanaが入ってくる入場曲となる「海に纏わる言葉」が演奏されて、ステージ後ろのキレイな映像が重なる中、sora tob sakanaのメンバーが登場、ここは感激しましたね。お客の期待で渦巻いている感がありました。
 
 最新のEP「cocoon ep」からのリード曲「ribbon」からスタート。リズムチェンジが入る複雑なアレンジの曲が生演奏で展開されるとおおーっとなりますね。次の「夜空を全部」はデビューシングルで、ここでドカンと盛り上がります。単独ライブでここまでの大人数相手にライブやるの初めてでsora tob sakanaのメンバー緊張してはいるのでしょうけど、笑顔のアイコンタクトして楽しんでやっている感ありました。「帰り道のワンダー」では曲やる前に「かえりみちー、まわりみちー」などを一緒に歌ってねとお客に練習させてから入ったのも良い。ポップ感溢れる曲をダンス崩してワチャワチャ感出しながら歌っているのも良い感じ。とりわけ八重歯を見せてかわいらしく振る舞う山崎愛が印象的で、楽しさ満面にやっているのが伝わってきました。ちょっと笑い上戸のスイッチまで入ってしまっていたのはご愛嬌。
 
 バンドの音にボーカルが埋もれている感のある曲もあったりしましたが(序盤なので自分の耳が慣れていないせいもあったかも)、ソロボーカルや4人のユニゾンも力強く聞かせます。スローな曲の「おやすみ」なんかは会場中に良い響きを聞かせていました。「まぶしい」「広告の街」は音源とは違う印象のアレンジで聞かせます。「まぶしい」の間奏部分のサックスソロなんか良い感じ。
 
 本編ラストの3曲は畳みかけている感あって一際な盛り上がりでした。ロックなギターが突き刺さり2コーラス目の3連の手拍子が楽しい「夢の盗賊」、ジュース/フットワークなトラックをうまいことバンド演奏で再現することが思いのほかはまる「夜間飛行」、ノスタルジー全面に押し出すギターロックな「夏の扉」と。とりわけおおーっと思ったのが「夏の扉」。神風花が「揺れてー」とソロで歌う部分は音源ではハモリがあるところ、ライブではソロボーカルでハモリ無しだったところが、今回は山崎が低音パートで歌ってハモっていました。この部分以外でも山崎が低音パートをいくつか担当していて良かったです。
 
 1月にハイスイノナサメンバーをバックに2曲ほどsora tob sakanaが歌った時は、ギター照井順政やパーカッション佐藤香はコーラスとしても加わっていたと記憶していますが、この日のバンドセットでは(たぶん)一切コーラスに加わらずsora tob sakana4人の声のみで臨んでいました。アンコールで歌った「透明な怪物」はダンスほとんど無しで4人のユニゾンで最初から最後まで歌う曲なのですが、この日のライブセットでは神と寺口夏花が主旋律担当、山崎と風間玲マライカが副旋律を担当(そのため通常の立ち位置、左から神、山崎、寺口、風間と並んで歌うところを山崎と寺口の位置を入れ替えていました)するということをやっていました。バンドバックに歌うってだけで大変かと思いますが、そこに新たなチャレンジも盛り込んでくるの良いですね。アンコールラストは「クラウチングスタート」。夕暮れな情景を思い起こすようなせつなげなアレンジとメロディがありながら、はっちゃけて聞ける曲はラストにふさわしいもので大団円でした。
 
 MCはこういった大舞台でありながらマイペース。とりわけ山崎と寺口はすごい。すし詰めな会場を見渡して「私、人が多いところが苦手で、、」と言ってしまう寺口とか、アンコール前バンドメンバーのみ登場してギター担当兼プロデューサーである照井がこの日のバンドセット迎えるに当たってとこれからのことを熱く語って、sora tob sakanaメンバー入ってきてももう少し話したそうなところを「照井さん、さっさと曲やりましょう」とプロデューサーをぶった切ってしまう山崎とか。照井は自身もここまでのたくさんの熱気あふれるお客さん相手に演奏するのは初めてなようで感慨深そう。また、語りに対するお客さんからのリアクションも好意的で、照井自身の人気の高さ、いうなればアイドル適正もあるなーと思ってしまいました。
 
 電子音メインな「魔法の言葉」「tokyo sinewave」はセットリストに入りませんでした。またバンドセットのライブがあったら編成を変えてこういった曲もやるようなメンバー揃えてやったりすることも企んでいるんじゃないかなーと思っています。それからもっと大きなライブハウス新木場studio coastクラスとか、ホール会場なんかでもバンドセット見てみたいとか夢がいろいろありますね。期待してます。
 
 おまけの話。
 
 

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author:de nudge, category:live(Liquid Room), 09:04
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2016/12/19 Predawn at 恵比寿Liquid Room

 半年ぶり7回目に見る女性シンガーソングライター。アルバム「Absence」リリースに伴うツアーファイナル。今までの音源は基本的に一人で作り上げて来たそうですが、今回はベースとドラムなど他サポートメンバーを入れての音源収録をしてきたそうで、ライブもそのベース、ドラム奏者を率いての3人編成、さらにファイナルの特別のゲストとして何曲かにフルート/クラリネットの武嶋聡(EGO-WRAPPIN' AND THE GOSSIP OF JAXX)も加わりました。
 
 ダブルアンコール含め1時間45分くらいにのぼるライブはいつもの弾き語りのPredawnセットとはまた違う魅力があって良かったです。バンドセット見るのは2回目ですが、前回はお酒入った状態で見たので今回はシラフでライブに臨んで聞き入りました。
 
 まず序盤はアコースティックギターでのバンドセット。音源に忠実目なアレンジが多かったでしょうか。ベース奏者はエレクトリックと縦ベースを曲により使い分けます。縦ベースを弓弾きや、布を使ってこすったり、すりばち(後のMCでPredawnがネパール旅行行った際に買ったものとのこと)をぽわーんと鳴らしたりと小技も随所に。ドラム奏者もシンバルこすりやピアニカ弾いたりとこまごまと。
 
 中盤1曲だけキーボードを弾きながら歌います。武嶋を迎えて「Sigh」という曲を教会音楽っぽい荘厳さのあるキーボードのフレーズに武嶋のフルートのかみ合いが良い感じ。その後Predawnはエレクトリックギターを持ってサイケロックモードに入ります。4曲くらい連続でエレクトリックのまま演奏してたかと思いますが、非常に良かったですね。やさしいメロディながらそれをけだるくかっこよく歌うのがアレンジとも合っています。このモードにばっちし合う「Tunnel Light」や「Universal Mind」ももちろん良かったですが、「Universal Mind」の一つ前の曲(失念してしまいました)のアレンジがすごくつぼでした。
 
 最初のアンコールラストの曲はアコースティックギターをかきむしりながらの長尺インストを入れてました。強いベース音が突き抜けるような感じで、Predawnと(この曲のみコーラス取った)ベース奏者のあーという声が相乗して上昇していくようなラストがすごかったです。拍手鳴りやまず、ダブルアンコールに応えてPredawn登場。リクエスト募って「Lullaby from Street Lights」歌って静かに締めました。
 
 MCはお馴染み人見知りモード全開なしゃべり。必ず「あの、あの、」と繰り返してからしゃべるのもいつもの調子ってな感じですね。ツアー前にネパールに旅行行ってたそうで、自分へのおみやげでソーラーをエネルギーとしてお経みたいな声(だったかな)が出るものを買ったそうですが、置き場所に困っていて部屋の東に置いていたら(朝日で)お経が鳴り出してうるさかったと。しゃべり方工夫したらドッカンと笑いが取れそうなおもしろ話でしたが、オチのところで少々尻つぼみな話し方をしてしまったのでやや受けになってしまったのが残念。
 
 自己紹介は「Predawnです。」とは名乗らず、本名の「清水です。」というのはなぜ?とメンバーに聞かれて、「『Predawn』は芸名。なんか『清水』って呼んで欲しい。『Predawn』って呼ばれるとよけたくなっちゃう。。でも呼んでも良いですけど。」と。でも「Lostageの五味さんから『ぷっさん』って呼ばれた。『おっさん』みたいで、それだけはイヤ。」だそう。
 
 と、ほんわかトークもありながら端正に作り込まれたメロディを堪能しました。声も聞き入る要素満載ですが、ギターの音も良いですね。また、ソロでもバンドセットのライブ両方楽しみにしたいと思います。
 

author:de nudge, category:live(Liquid Room), 19:37
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2016/04/14 DAUGHTER at 恵比寿Liquid Room
 イギリス・ロンドン出身の女性ギター/ベース/ボーカル、男性ギター、男性ドラムの3人組バンド。ライブでは女性ギター/ベース/キーボードのサポートがつく4人編成。半年ぶり3回目で単独ライブは初めて。当日券で入れましたが、会場は満杯。

 ライブスタート時にあれ、音小さい?と思いましたが、徐々に耳が慣れたのか音調整が入ったのかちょうどよく感じるようになりました。朴訥さ、情緒などからめて囁くように丁寧に歌うボーカルに、隙間もたっぷり入れつつ奥行のある音空間を築いているアレンジがマッチします。最初にやった「How」なんかは初期のCOLDPLAYっぽいなと思わせる世界ですが、より抑えた感情を表現した歌とアレンジになっている印象です。

 メロディ自体はアコースティックギターでの弾き語りでも似合うようなものが多いですが、それをあくまでもエレクトリックギターを使っての音世界で表現しているのがおもしろい。ほんのりしたフィードバックノイズやアルペジオっぽいものなども効果的に使います。曲によってはトリプルギターにして各々の音を重ねている場面なんかもあり良いなーと思えるところが多々。

 新作「Not To Disappear」からの曲中心。呪術的なフレーズを繰り返す部分がある(Juana Molina的な世界も断片的にある)「Numbers」からキーボードの残響音を維持させつつ「Alone / With you」につなげた展開なんでぐっと来ます。お客も集中して聞き入っていて、曲終わりに拍手や歓声は飛びますが全般にはすごく静か。こういった緊張感持って聞くライブもひさびさで、良いなと思えますね。曲間の音が止まっている時にもシーンとするのは日本のライブあるあるで、外国から来たバンドは毎度びっくりするそうですが、今回も途中メンバーが「静かだねー」とコメントしていました。

 中盤そういった静謐な世界が崩れた場面があって、途中男性ギターが上着を脱いでTシャツ一枚になったところで女性ボーカルが、「彼が着ている虹のTシャツ。変でしょう?5ドルで買ったそうよ。」とコメントしてました。そのこと自体に自分自身ではまってしまったのが、次の曲では笑ってしまって歌えなくなってました。おとなしかった観客も声援を飛ばしてリラックスした空間になっていました。そういった中、「変なTシャツ」来た男性ギターはあくまでも黙々とパフォーマンスしてたのが印象的。

 曲によってはPCからリズムトラック使って音をかぶせるような聞かせ方もしていましたが、その辺りのアレンジも良い感じに楽曲にはまります。早めのビートでシリアスな早口調で歌う「No Care」なんかも音源とは少し違う世界になっていて聞きごたえありました。本編ラスト2曲前はメロディが美しい必殺の「Youth」でドカンと盛り上がり、「Fossa」で締めでした。「Fossa」はラスト部分のギターポップなインストを長尺で聞かせていました。今までぐっと抑えていた表現をここでパッと開かせたような印象で心地良いリズムを堪能。

 アンコールは一曲で「Made Of Stone」。こちらはじっくりと歌を聞かせる元のモードで、音源よりも長めに聞かせていたでしょうか。アンコール含めて1時間半ほどのライブは、じっくりと歌と音に浸りつつも刺激もあちらこちらにあるライブでした。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 08:25
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2015/10/10 Spangle call Lilli line at 恵比寿Liquid Room
 前述ライブ見終わってから恵比寿に移動。5年ぶりに活動再開した、女性ボーカル、男性ギター×2のバンド。待ち望んでいた人多いようで会場満杯。自分も活動再開知ってからすぐにチケット申し込みましたが、取れて良かったです。

 ライブはサポートにベース、ドラム、キーボード/ギター、キーボード、コーラスが加わった8人編成で、メンバーも前やっていた時から変わりないよう。本当は今年1月からレコーディングしていた新しいアルバム発売ライブがこの場と予定していたそうですが、制作遅れて通常のライブとなったそう。新曲は1曲のみで後は旧曲を。アンコール含め1時間半ほどのライブでした。ライブ開始前のSEは新しいアルバムの曲を流していました。

 アルバム「Nanae」に収録されている「E」と「Lilli Disco」からスタート。自分はこのアルバムから知ったのでひさびさに聞けてうれしいですね。「E」ではボーカル大坪加奈の声が上ずってる感じがありましたが、徐々に安定。透き通るような声は不安定さもありつつ、ぐっとくる所多々。そこからキャリアを総括する内容でライブでやっていたお馴染み曲を次々と。各アルバムの最初の方のトラックが多かったでしょうか。「eye」「seventeen」「Inc.」など。

 アルバム作りが得意でライブは苦手と公言しているメンバーですが(全員他仕事を抱えていてバンドに専念していないこともあり)、ライブならではの音を作り込みをしていて聞かせますね。原曲と違ったアレンジをしている曲があり、「dreamer」「ff wave length gg」辺りがそうでおもしろかったです。特にリズム面がおもしろいというか、特段複雑さがあるものでは無いのですが、気持ち良さやかっこ良さがあるもので、ここにかぶさるギターリフやキーボード音も一個一個はシンプルと感じさせられるものながらバンド全体の音となると、確固としたこのバンドならではの音になっているのが良いです。コーラスとの組み合わせで聞かせるボーカルの響き方も良い感じ。

 新しいアルバムもその辺のリズムを突き詰めたような印象で、この日披露した新曲の「azure」なんかは冒頭のベースリフとキーボードの揺らぐようなフレーズだけで心を持ってかれます。そこにのっかるメロディとボーカルのはまり具体も良い。11月発売予定のアルバムは「ghost is dead」というタイトルで、その名が付けられたエピソードを。ギター藤枝憲の実家でヤギを飼っていて(ぼうぼうとした庭の草を草刈りするのが面倒なので、食べて刈ってくれないかなというほんまかいなという理由で購入したそう)、そのヤギが死んだ時に「goat is dead」という名前が思い浮かんだところから「goat」を「ghost」に置き換えて付けたとのこと。

 この日はメンバーMCすることが多く大坪はTシャツの宣伝を。「裏に付いている77ってなんの数字ですかね?」と大坪は言っていて、ギター笹原清明から「いや、それSCLLのLLを逆に読んでるだけ。」とSpangle call Lilli lineの略称SCLLの表記に気づかずに読んでました。なかなかの天然ぶり。

 アンコールは2曲。「inc.」は大坪とキーボードのみでしっとりと。前回ライブでも聞きましたが絶品ですね。バンド音に埋もれる感じで聞く大坪の声も良いですが、音数少ない中で浮き上がる声も絶品。ラストは代表曲といってよいであろう「nano」で締めでした。今年もう一本ライブ予定あるそうですが、それ以降は未定とのこと。「また5年後?」「東京オリンピックより早くできるかどうか」「年金生活に入ったらバンバンライブするようにします」と宣言していましたが、せめてアルバム発売ライブは来年やって欲しいかなーと思いました。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 12:31
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2015/05/30 Predawn at 恵比寿Liquid Room
 2年ぶり4回目の女性シンガーソングライター清水美和子のソロユニット。単独ライブは初です。いつもはアコースティックギター弾き語りですが、今回はバンドセット。ベース、ドラムを率いた編成です。早めに恵比寿に着いて、ちょいビール飲んでしまってから会場に到着。ほろ酔いで聞きました。

 アンコール含め1時間40分くらいのセット。透明感とけだるさを併せ持つようなボーカルで主にアコースティックギターを弾きながら歌います。「Keep Silence」からスタート。ベース(曲によりウッドベースとエレクトリックを使い分け)とドラムはアコースティックなモードにほんのりの色付けするような音出しを入れてきます。小物なんかも多用。この曲では無いですが、ウッドベースのボディ部を紙でこすりながら音出ししている場面なんかもあって、おもしろいなーと。

 そしてそうしたアコースティックモードだけでなく、はっきりとしたリズムも聞かせます。そうしたリズムはオーソドックスなロックモードが多くて少し意外、ギターポップなモードで聞かせるかと思いました。そうした中で聞かせる曲は、アコースティックなものとは違う色になりますね。清水の声は瑞々しさが一番に前面に来るような響かせ方をするのですが、どこか気だるさな印象もあるもので、それがこのロックモードなアレンジにはまります。中にはサイケな感覚があるアレンジまでありましたね。

 中には清水がエレクトリックギターやキーボードを弾きながら歌う曲も。エレクトリックギター弾きながら歌った「Tunnel Light」は静謐さもありつつ、良いギターの響かせ方をしていました。他にも「Over the Rainbow」のような少し肩を揺らせる心地よい曲など、バンドならではの多彩さがありつつ、清水のきれいな声と良いメロディを堪能しました。

 この日はNectarian Night #02と名付けられたライブで#01は教会で行ったライブ。それには行けてないのですが、ライブ収録したDVDが発売されたので、それは見ました。この日のライブもDVDで見たいですねー、映像は取っていたようですがどうなるでしょう。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 19:18
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2015/03/27 Nick the Record、MOODMAN、BING at 恵比寿Liquid Room
 4年弱ぶり2回目に参加するクラブイベントHOUSE OF LIQUID。24時くらいから28時くらいまでの滞在。フロア四方にスピーカーがあって暗い空間で音に浸るのは気持ちよいですね。自分がいた時間で聞いたのはBINGのDJが1時間半、MOODMANが1時間半、Nick the Recordが1時間ほどでした。

 BINGは初めて聞きます。最初フロアに入った時はミドルなリズムでジャングル(音楽ジャンルじゃなく密林で鳴ってると言いたくなる)のようなボーカルなどを織り込む展開。30分過ぎからビートが早くなり初め人が増えだすとここからダンスモードに入ります。一定のリズムに早目なドラムビートやパーカッション音をかぶせたり、硬質な感じをキープしつつディスコやファンクなど楽しい感覚が随所に入り込む印象でした。

 MOODMANに交代。BINGの鳴らしていた音をノイズ化させてそこに自分のリズムを足していき、徐々に自分の世界に持っていきます。シンセの持続音に四つ打ちのビート主軸で、1時間半気持ち良く踊りました。MOODMANの世界は本当につぼで我を忘れて体が動いてしまいますねー。かなり音を変化させていたのでたぶんですが、Frankie Knucklesの「The Whistle Song」の序盤部分をやっていました。キーボードの心地よいメロディが結構異質に感じられる音になっていて、その音もオリジナルとは別の気持ち良さがありました。

 そしてNick the Record。こちらも初めて。前2人とは違い曲間でのスムースなつなぎというところはあまり意識せずいろんなタイプの曲をかけていたような印象。管楽器音まで入れ込んでいた曲が妙に印象に残っているのですが、ハウス、テクノ主体のDJで管楽器音を聞くのが珍しいような。心地よく踊れるリズム主体でいろんな世界を感じさせるDJでした。まだまだ朝まで続いていくと思われるので、序盤の1時間ではNick the Recordの世界は一部だけと言えるでしょうか。眠気、体力の限界が来たのでここで退出しました。

 フロアは禁煙で快適(その分フロア出口付近のスペースはモクモクしてましたが)。フロア内は歓声なども上がりますが、過剰に盛り上がり過ぎることなく音に浸りきっている人や思い思いに踊っている人たちがいて、良い空間だなーと。自分は後ろの方でまったり聞いている時間も1時間くらいありましたが、フロア内で3時間くらいは体を揺らしてました。携帯についている歩数計を見たら2万1千歩くらい。結構体動かしましたね。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 08:38
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2014/11/30 ROVO、DE DE MOUSE+Drumrolls、L.E.D. at 恵比寿Liquid Room
 ひさびさにLiquidでやるROVO主催のイベント、Man Drive Trance。17時半から22時過ぎまで5組出演者が立て続けに演奏する長丁場でした。メインステージ3組とサブステージ2組が交互に。サブステージでやったNyantora、オオルタイチはがっつり聞いていないので、メインステージ3組の感想を。3組ともツインドラムのバンドでした。

 L.E.D.
 1年ぶり4回目に見るインストバンド。この日はベース/PC、サックス/機械、ギター、ドラム×2という5人編成。サックス音が主導する雄大な光景を軸にじんわりとしたリズムで聞かせるところから、終盤に向けてどんどんとツインドラムが激しくなっていく展開。気持ち良さが何より印象に残るバンドでしたが、後半の疾走感は新たな味でした。


 DE DE MOUSE+Drumrolls
 4年ぶり2回目に見るDE DE MOUSE。機械/キーボードを操って音を出す男性一人のユニットで、ドラム×2とサックス/PCがサポートする4人編成。ステージ後ろのスクリーンに加えて、両脇に位置するドラムの前に薄いスクリーンも張っていてそこに映像が流されます。オリエンタルなメロディを軸にダンスもののリズムを入れ込んでくる印象でしたが、それは2曲目のみで残りの曲は全然違う印象のものでした。怒涛のリズム攻撃で様々なブレイクビーツ満載ってなアレンジでした。キーボードやサックスもリズムを増幅させるような弾き方をしているものが多い印象。そしてその音がかなり刺激のあるもので好みでした。特に1曲目は衝撃走るってくらいに前のめりに聞きました。ドラムの一人はBOBO(54-71、MIYAVIのバックなど)で、スネアの音のかっこ良さを堪能。映像の音とのシンクロ具合も見事で、風景やアニメ、ボクシングなどの映像をいろんな展開を聞かせるリズムにうまくマッチさせてました。


 ROVO
 キーボード、ギター、バイオリン、ベース、ドラム×2の6人編成。盤石のライブといった感で少しずつ踊らせる曲からラストの「Eclipse」「D.D.E.」で大盛り上がりになっていくような見事な展開。Liquidの空間にマッチする音だなーと。ボリュームやダブエフェクトのコントロールもお客の反応と結びついているよう(実際には音にお客が反応してるので逆ですが)。会場のあちこちに吊るされた白い裸電球での演出がここ2,3年のROVOのライブの主軸ですが、派手なライティングや映像使いとは違ったシンプルさがまた良いですね。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 09:28
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2014/08/27 クラムボン、GREAT3 at 恵比寿Liquid Room
 Liquid Roomが恵比寿に移転して10周年。いくつかライブ企画されているようですが、2組の対バンものが多いようです。リキッドの2組対バンライブは各組1時間ずつ+アンコールと、通常のちょっと長いワンマンライブの時間内で、両方とも短すぎず長すぎず見れるので好きですね。

 まずはGREAT3。1年ぶり3回目。去年見た時と同じ編成で、ギター、ベース、ドラムの3人にキーボード(堀江博久)とギター(長田進)がサポートにつく5人編成。今回のライブは新譜「愛の関係」からの曲だけやると宣言していました。まずアコースティックなモードでギター片寄明人とベースjanが歌います。ユニゾンとハモリと輪唱を取り混ぜたような歌でおもしろい。その後ミドルテンポが軸のサイケ、グルーヴ溢れるアレンジをメインに高音で歌う片寄のボーカルがいい感じで乗っかります。時折、サポートの2人の音が暴走する展開があるのがいい感じで、堀江は飛び跳ねながら弾いていたりも。1曲janがボーカル取る曲も。かすれたような声で歌うのは片寄とはまた違う魅力ありでした。また、ドラム白根賢一もコーラスだけでなく、メインパート(渋めの声)を担う曲があったりと。インスト部分のみにフォーカスを当てて、ぐっと押しせまるような展開も随所に聞かせていて、素晴らしいライブでした。

 続いては半年ぶりのクラムボン。もう30回以上と一番見ているバンドですが、何度見ても楽しいですね、今回も素晴らしいライブでした。この日は初期の曲多めで、ひさびさに聞く曲も。とりわけ「恋わずらい」はおおーっと思いましたね。懐かしいという感情だけでウルウル来るお年になってしまいました。この曲含んだ「君は僕のもの」「恋わずらい」「ララバイ サラバイ」「バイタルサイン」「Kanade Dance」「シカゴ」は演奏止めずに続けられたのですが、圧巻でした。この後半3曲は演奏前に即興的なつなぎの演奏が差し込まれるのですが、静謐な「バイタルサイン」前のキーボート、「シカゴ」前のドラムソロからベース入ってきてのノリノリなリズムは、この音を聞くだけでもうれしいのですが、ともに次来る曲が分かりましたね。なんか必勝パターンとも言えるつなぎでした。

 最近ニッポンハムのCMで使われるようになった(会場にでっかい花が届いてました)「サラウンド」で本編締めた後に、アンコールで2曲。夏を締めるような「波よせて」と「Re-残暑」。「波よせて」はベースのミトがラップ部分を歌うのですが、途中歌詞が全く出てこないという珍しいトラブルで途中で演奏止まってしまったり。「ララバイサラバイ」や「バイタルサイン」の鬼気迫る演奏と比べてのリラックスモードの一面がアンコールで見れるのも良いですね。アンコールでのMCでドラム伊藤大助が珍しく話していて、「母校で先生をやるようになって、最近生徒と授業以外の会話もするようになってきたけど、その中で『親がクラムボン聞いてましたー』とか『先生はまだバンドやっているんですか?』とか言われて少しショックだった。若い者にもアピールできるようにがんばらねばと。そんなわけで今、レコーディングしています。」と。

 クラムボンは来年20周年を迎えるということで、それに向けていろいろやっているようです。年末にはクラムボンのトリビュートアルバムが出るそうで、GREAT3も参加しているそう。その他の参加バンドも結構楽しみなメンツで、どのバンドがどの曲やるのか楽しみです。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 12:15
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2014/07/09 青葉市子 at 恵比寿Liquid Room
 クラシックギターを弾きながら歌うシンガーソングライターのライブ。2年ぶり4回目になります。いつの間にかものすごい人気になっていますね。前回見たのが原宿VACANTで、確か当日券で入れた記憶がありますが、もう無理でしょうねー。ステージはプチプチ(つぶすとプチっと音がなるやつ)を大量に使った洞窟っぽいデコレーションがされています。作るの大変そう。小さな電燈が会場中に張り巡らされていて、全体的に幻想的な雰囲気。

 会場後ろの方でライブ始まるのを待っていたのですが、お客の中を縫うように歩いて青葉市子が目の前を通り過ぎます。え?とびっくりしたのですが、そのままPA前にあった脚立に登って、ヘッドフォンマイク付けてアコースティックギターを弾きながら一曲。虚を突かれたスタートですね。

 一曲歌い終わるとギターを下して、ハミングは続けたまま会場の中を練り歩いてステージまで向かいます。おとなしげなお客が揃う中で可能な演出ですね。トラブルもなく(途中で笑いが起きてたのですが、何があったんでしょう)、ステージに辿り着きます。そこからクラシックギターを手に歌います。

 これまで聞いていたライブより音環境が良いので、ギターの音色と高い幻想的なボーカルの組み合わせがより一層良い感じで響いていますね。ギターの高低も立体的で、聞き味もすごく良い。それが端緒に味わえたのが、「IMPERIAL SMOKE TOWN」や「機械仕掛乃宇宙」などの長尺曲。一聴では淡々とした歌ながら、アレンジがドラマチックで様々な場面転換がある曲。

 内橋和久(UAのバックや渋さ知らズなどに参加しているギタリスト)と共作したという「火のこ」という曲では、お客も参加した演出がされます。ライブ会場入る前に配られた小さなプチプチを「ぼくーらーはひーのこー」と歌う時に合わせて、潰して音を鳴らすもの。これが何百人一斉に鳴らされると、キャンプファイアーの火がパチパチなるような音に聞こえておもしろい。また、この曲だけエレクトリックギターを使っていたのも印象的でした。曲が歌い終わった後にジャジャーンとロックっぽく少し演奏してたのもおもしろかったです。

 曲はこれまでのライブで聞いたことのあるものと初めて聞くものが半々くらいでした。曲調は多彩で、童謡っぽいもの、ボサノバっぽいもの、いかにもシンガーソングライターが歌いそうなもの、歌謡曲っぽいものなどなど。アンコール最初にやったものはもろなポップス調のもので、ギターの弾き方もそれに沿うようなもので、パーッと華やぐような感じがありました。弾き語りをスタンディングで聞くのはしんどいかなーと事前に思ったりもしていて、実際に直立不動でじっと聞くと足が少々痛くなったりもしたのですが、集中して聞けましたね。1時間50分近くと長丁場のライブでしたが、終了後時計を見てもうこんなに時間が経ったのか、と思ったほどでした。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 08:32
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2014/05/20 CIBO MATTO at 恵比寿Liquid Room
 アメリカ・ニューヨークで活動する日本人女性2人組ヒップホップユニットCIBO MATTO。ずっと前からライブ見たかったユニットで、今回念願とも言える機会でした。1999年に発売されたアルバム「Stereo Type A」がとにかく好きで、またラップ/ボーカル担当する羽鳥美保のソロアルバム「Ecdysis」も結構はまって聞いていたりして、ライブではどんな感じでやるんだろうと思っていました。10年以上活動休止していたようですが、去年くらいから復活。新アルバム「Hotel Valentine」を発売しての来日ツアーです。

 ライブ編成は、ラップ/ボーカルの羽鳥美保にPC使ってリズムトラック出したり、キーボード弾いたり、一部ボーカルも担当する本田ゆかの2人に、ベースにDevin Hoffという方、ドラムにあらきゆうこ(mi-gu、smorgas)という4人編成。さらにこの日のみのゲストとしてギターに小山田圭吾(Cornelius)、コーラスに大野由美子(Buffalo Daughter)が加わります。2人は曲により出入りしていましたが、それぞれ3分の2以上の曲に加わっていました。

 ライブはかっこ良いトラックに、ダイナミックなリズムがからんで、そこに中近東っぽいと感じる節回しの羽鳥美保のラップと歌がのっかるのですが、かっこよさとかわいさ味わえて良いですね。本田ゆかの出すトラックとキーボードフレーズもユニークで良い感じ。テノリオンを使って音出す場面もありました。そしてあらきゆうこのドラムはひさびさに聞きますが、やわらかさと剛腕っぷり両方を兼ね備えたリズムでめちゃかっこ良い。過去、mi-gu、Cornelius、LOVE PSYCHEDELICO、Polarisといろんなバンドでの演奏を見ていますが、CIBO MATTOにもはまりますね。

 音源からアレンジをかなり変えてきている曲もふんだんに盛り込んでいて、「Deja Vu」「Sci-Fi Wasabi」なんかはイントロ部分では気づかなかったほど。「Sci-Fi Wasabi」は大好きな曲で、淡々としたリズムの導入部からラップが始まり、サビの「There is a hole on Broadway」から小山田圭吾のギターとリズム隊が激しくなる展開は爆発力ありましたね、かっこ良かったです。

 アンコールはAntonio Carlos Jobimの「Aguas de Marco」という意外なカバー(と思ったのですが、後で調べたらカバーアルバム出していて、この曲やっているんですね)から、Beastie Boysっぽいノリという印象の「Birthday cake」で締めでした。この曲の途中に日本人女性2人のラッパーが登場していて盛り上げていましたが、Charisma.comというユニットだそう。
 
author:de nudge, category:live(Liquid Room), 08:28
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