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2017/06/24 Hello Smile Picnic 2017 at 上野恩賜公園野外ステージ

 アコースティック主体のアーチストが揃うイベント。昼過ぎから夕暮れまでの時間のイベント。不忍池 水上音楽堂とも呼ばれる野外ステージは初めて来ました。ハスで埋め尽くされている不忍池の脇にある屋根付きの古い野外ステージは趣きありますね。ステージと客席の間に池の水が入り込んでいる空間が特徴と言えるものでした。
 
 6組の出演。各組30分弱のライブと15〜20分くらいのセットチェンジがさくさくと進められていきます。自由席で程よく埋まった客席の後方に座ってのんびり鑑賞できました。良い感じに歌を堪能。見たのは、


 Sundayカミデ→いちろーとせんせい from 東京カランコロン→蔡忠浩→Predawn→キセル→奇妙礼太郎
でした。順に感想を。
 
 
 Sundayカミデ
 初めて見る男性シンガーソングライター。キーボードの弾き語りです。眼鏡かけて眼鏡のデザインがあるTシャツを着ています。朴訥な感じの声で情感たっぷりな曲を歌います。一曲早口調の曲がありましたが、全般にはスロー目で大仰に聞かせるメロディが特徴でしょうか。この日のトリの奇妙礼太郎もカバーしている「天王寺ガール」「君が誰かの彼女になりくさっても」を本人オリジナルバージョンで初めて聞きました。良いメロディ。「君が誰かの彼女になりくさっても」はお客に合唱するように煽っていました。細々とながら声出しましたが、メロディの良さを改めて体感できますね。この日仙台から新幹線で来たそうですが、近くにいた強面風の男性2人組から「ファンです」と握手を求められたそうですが、上野で降りずそのまま東京へ行ってしまったそう。「ファンなのに、今日来んのかーい。」には笑いました。
 
 
 いちろーとせんせい from 東京カランコロン
 5人組バンド東京カランコロンのボーカル2人での出演。東京カランコロンは何回か見たことありますが、アコースティックモードで聞くのは初めて。アコースティックギターを弾きながらいちろーが、小型キーボードを弾きながらせんせいが歌います。男女ツインボーカルって良いなーと思えるライブでした。ともに高音の声を生かしつつ、局面で歌い方を変えつついろんな聞かせ方をします。バンドサウンドから鍛え上がられてきた曲群をシンプルなアレンジで聞かせます。2人の伸びやかな声が良い感じに響いていました。印象に残るのは3曲目辺りでやった、せんせいがキーボード弾かずにボーカルに専念する中央線沿線辺りを歌ったという曲。せんせいの声の響きにいぐっときました。せんせいは目立つ赤のシューズを履いていました。Sundayカミデも赤い靴履いてましたが、着ている服と全然異なるはっきりとした色の靴を着こなすのは、おしゃれだなーと遠目に見て思いました。
 
 
 蔡忠浩
 bonobosというバンドのボーカルのギター弾き語りソロパフォーマンス。bonobosのライブは見たことないですが、蔡はfishmansのライブのゲストボーカルとして歌っていたのを見たことあります。10年以上前なので記憶違いかもしれませんが、その時の声とは随分変わった感がありました。高音でいかにもfishmansっぽい声と思っていたのですが、今回は低目な声で全然印象が異なるもの。曲はフォークっぽい感触があるものが多かったでしょうか。2曲目に歌った曲はfishmansの「pokka pokka」と井上陽水の「最後のニュース」を合わせたようなメロディってな印象のものでした。カバーも2曲。西岡恭蔵の「プカプカ」(ハンバートハンバートもカバーしてますね)とLouis Armstrongの「What A Wonderful World」でした。
 
 
 Predawn
 お馴染み女性シンガーソングライター。アコースティックギターを手に歌います。時々クラシックギターを弾いているんですか?と聞かれることがあるそうですが「普通のギターです。」だそう。音を紡ぐように丁寧に弾くスタイルなのでそう思われるんですかね。「暑いの苦手なので涼やかな曲やります。」と言ってました。ギターとともに心地よさあるキレイな響きの声を堪能。「霞草」「Tunnel Light」「Universal Mind」「Suddenly」などお馴染み曲に加えてカバーも披露。Caetano Velosoの曲だそうでボサノバ曲でした。ポルトガル語で歌っていました。カバーをちょこちょこ披露するPredawnですが、幅広いですね。基本英語の曲を歌うのですが、時折日本語曲を入れて来るので、それがぐっと印象に残ります。この日は「霞草」に加えてもう一曲披露していました。「Univasal Mind」の次に歌っていたのですが、サイケロックな「Univasal Mind」と同じモードの曲でした。音源として出ている曲なんですかね。
 
 
 キセル
 男性兄弟2人ユニットのキセル。お兄さんがギター/ボーカル、弟がベース/ボーカルといった編成。ドラムやキーボード迎えてのバンド編成もありますが、この日は2人だけのライブでした。どこか時空がゆがむような2人のハーモニーが印象的なライブで、曲もまったり風味なもので統一されていながら、アレンジ面ではいろんなタイプを聞かせていて楽しく聞けます。一曲目にやっていたギター、ベース、ボーカルが全てユニゾンで音を響かせる曲や、三曲目にやっていた2人揃えて口笛吹くのを聞かせたりする曲が印象的。知っている曲では原田知世に提供した「くちなしの丘」や鉄板曲「ベガ」などを披露。良いメロディに浮かれて聞きました。シンプルながら演奏の小技も聞いていて、リズムボックスから出すシンプルなリズムとの噛み合わせも良いです。ラストは弟がのこぎりを持ってぐわーんとした音を出すアレンジでの曲を披露。それはカバー曲だったようですが、曲名失念。
 
 
 奇妙礼太郎
 男性シンガーソングライター。トリということでアンコール含め45分ほどのライブ。会場外から音漏れで聞いていた人もいたようで、やたらそこから歓声が飛びます。一曲目はSundayカミデも披露した「天王寺ガール」を歌います。歌い方が全然違うので別の曲に聞こえます。抑揚をはっきりさせた歌い方で、抑えめの声も、張り上げて歌う声も聞き入ります。特に歌い上げマックスな状態はぐっときますね。何の曲を歌っても奇妙の曲になるってな印象で、オリジナルだろうがカバーだろうが奇妙が出す歌声に確固たる世界が感じられます。うす暗くなった空間もマッチしていました。
 
 ホタルの英語名である「firefly」、The Beatlesのカバー「Blackbird」と、飛ぶ虫や鳥の曲を歌っていたのは、会場の屋根がある上方に良く飛んでいた鳥に導かれてのものでしょうか。アンコールはお馴染みカバー「オーシャンゼリゼ」は途中からお客に手拍子と歌を担当させて本人はほぼ何もせず、客席中を練り歩きます。ひたすら「オーシャンゼリゼー、オーシャンゼリゼー、いつも何か素敵なことがあなたを待つよシャンゼリゼー」を繰り返して歌うのは、ほんわかトランスというのでしょうか。くせになる楽しさがありますね。奇妙は時々声を被せたりして笑顔満面に振る舞って、ステージに戻って締めて挨拶をして終了でした。リラックスして楽しんで歌を聞ける良いイベントでした。
 

author:de nudge, category:festival(Others野外), 11:45
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2017/06/11 はなわ、Juice=Juice at 幕張メッセ

 2週連続で幕張メッセ。この日はホールの1つで行われた「ちばワクワクフェスタ」というイベントの中で行われたお昼の無料ライブを見に行きました。イベントは千葉県のものをテーマにいろいろやっていて盛況。御神輿の行列、千葉の名産販売、千葉県の学校の吹奏楽団、お笑いステージなどなど。なぜかレスリングやってるブースまであってカオス。その中で1時間ほどのお笑いミュージシャンはなわと5人組アイドルグループJuice=Juiceのライブステージを見ました。ちばテレビで放送する予定があるようで収録していました。
 
 ちばテレビの女性アナウンサーが登場して2組を招き入れます。異色な組み合わせの2組が揃って登場する絵にちょい笑ってしまいました。ライブでお馴染みなJuice=Juiceと、テレビでお馴染みなはなわとの組み合わせの違和感がすごい。客層はJuice=Juiceファンが多そうですが、はなわ目当てと思われるお客さんもたくさんいました。2千人もいたとか。はなわは佐賀県在住で、佐賀県の歌が有名ですが、小学校6年生までは千葉県我孫子に住んでいたとのこと。Juice=Juiceは高木紗友希と宮本佳林の2人が千葉県出身かつ在住ということで千葉に纏わる話をたくさん振られていました。自分も千葉県出身なのですが、千葉あるある話でついていけないネタもあったり。これは世代ギャップですかね。。短いトークコーナーの後、Juice=Juiceとはなわがそれぞれ4曲ずつ歌いました。
 


 Juice=Juiceは、ライブ前にコールアンドレスポンスの練習をお客にさせて「Goal〜明日はあっちだよ〜」を歌います。オイコールが似合うノリノリな曲で、ここ最近のライブ定番曲。そしてそこから続けた3曲が素晴らしいと思いました。「如雨露」「Wonderful World」「Magic of Love」と、いろんなタイプのミドルテンポなポップス曲を立て続けに歌います。音楽のみを聞きにきたお客さんばかりではないはずなので、わーっと盛り上がる曲ではなくしっかり歌を聞かせる曲を選んでパフォーマンスしたことに感心。いろんな歌を歌いこなすJuice=Juiceならではの自在さですね。かわいらしくウキウキするように聞かせる「如雨露」、テーマパークに似合いそうな華やかさを持つ「Wonderful World」、高木のパワフルなフェイクが炸裂するソウルポップスの「Magic of Love」と堪能しました。はなわ目当てと思われるおばあちゃんが近くで(立ちっぱなしで)見ていましたが、食い入るように聞いていました。
 
 
 はなわはヒット曲の「佐賀県」から開始。カラオケに合わせてベース弾きながら歌います。Juice=Juiceファンはさすがの対応力で、はなわの歌に合わせてサイリウム振ったりコールしたりと。「ここは千葉県なんで『S.A.G.A.サガ』の後に『チバンバンババン』って歌って下さーい。」という呼びかけにも呼応してみんなで歌います。その返りの声にはなわがびっくりしていました。ハロプロファンはしっかり盛り上げるところは盛り上げて、MCなどのトークや静かな曲ではちゃんと聞く姿勢を見せるのでやりやすそうでしたね。トークコーナーではJuice=Juiceメンバーやファンに好意的なコメントをしていました。その後は息子のことを歌った歌や、妻のお義父さん(妻が小さい頃に失踪してしまったお義父さん。そのお義父さんにはなわが妻と出会ったことの感謝を伝える曲)の歌などを披露。その「お義父さん」という歌はネットで評判を呼んで、13年ぶりにシングルリリースすることになったとか。
 
 ライブ終了後、アナウンサーと2組が登場して少しトークして終了しました。ここの会話でつぼにはまったのが、アナウンサーの問いかけに金澤朋子が答える場面。金澤もアナウンサー口調でしゃべるので、アナウンサー同士の会話ってな感じがしました。アイドルでありながら、あーいった口調で話す金澤がおもしろくて好きなのですが、他のアイドルさんでもいたりするんですかね。
 

author:de nudge, category:live(Othersホール), 06:28
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2017/06/10 見田村千晴、仮谷せいら at 代官山LOOP

 シンガソングライター見田村千晴が企画した2マンライブ。2年前のロックインジャパンで見て以来2回目になります。お目当ては対バン相手の仮谷せいらでした。仮谷は今まで3マンまではやったことあるものの2マンとなると初めてだとか。代官山LOOPは初めて来ます。おしゃれそうなお店が並ぶ通りの地下にあるライブハウス。
 
 最初に見田村が登場して1曲。仮谷の「Nayameru Gendai Girl」カバーを披露。アコースティックギター弾き語りスタイルですが、オリジナルに忠実な歌い方。力強く通りの良い声で歌います。見田村はこの日仮谷と初対面だそうですが、仮谷の歌っている動画を良く見ていたそうで、この日の対バンに誘ったそう。見田村はアイドル集団のハロープロジェクトも好きだそうですが(カバーしてる動画がたくさん上がってます)、ギター弾き語り主体のアーチストが仮谷やハロプロみたいにエレクトロなサウンド主体のアーチストに惹かれるってのもおもしろいですね。
 
 
 続いて仮谷せいら。先月に引き続き4回目に見ます。先月のクラブイベントのように大騒ぎ状態で聞くのも楽しいですが、こういった歌をじっくり聞く空気の中で、仮谷せいらのパフォーマンス見るのもまた良い感じ。土曜日のライブということもあるのか「ニコイチ」からスタート(歌詞に土曜日放送の「王様のブランチ」見るってなフレーズが入ってます)して45分ほどのライブを堪能。せつなさ、透明感、楽しさ、弾け具合といろんな魅力を感じさせる仮谷の歌声とエレクトロとヒップホップ、ソウルがほどよく混じるポップソングはいつ聞いてもウキウキとなれます。
 
 ライブ定番曲の「フロアの隅で」「MYC」「Nobi Nobi No Style」「Colorful World」以外にも持ち時間長いということでカバー曲も披露。初めて聞く曲が2つあったのですが、内1個はCICADAというグループ曲のカバーとのこと。仮谷の歌声にいい感じにはまっていてオリジナルとしても通用しそうなもの。久々に「大人になる前に」が聞けてうれしかったです。大人になる前の漠然とした不安や希望を表明した切なさ満点の曲はおじさんになった今でもつぼに入りまくりですが、学生時代にこの曲に出会っていたらもうバイブル的な曲になっていただろうなーと。
 
 
 そして見田村千晴のライブ。アンコール含め1時間15分ほどのライブ。普段は弾き語りのみでライブしているそうですが、この日はサポートメンバーを迎えます。安藤裕子のライブサポートで見たことあるギターの設楽博臣が加わって2つのギターでのライブ。フォーク、ブルース、ロックのアコースティック調みたいなイメージの曲を力強い声で歌います。2曲ほどその場でコーラスパートを歌った声やマイクを叩いてリズムを作ったりした音を、その場でサンプリング、ループさせて歌うなんてことをやっていました。その内の「砂のお城」という曲が一番はまりました。設楽のサポートというイメージがあったからかもしれませんが、安藤裕子の世界観に近いという印象の、端正なメロディから始まり終盤に声を張り上げて歌って壮大さを描くようなスローな曲。
 
 ショートの金髪で男性的なかっこ良さを持つ風貌。MCはその姿から少々ギャップありの等身大な世界の話をしていました。アイスが好きだそうで、パナップや(ソフトキャンディの)ハイチュウのアイスなんかをよく食べるそうですが、今は以前のバージョンとちょっと変わっているそうで、昔のバージョンが好きだったそうな。パナップは食べたことありますが、ハイチュウのアイスがあるとは知りませんでした。どんな感じの味なんですかね。
 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 20:39
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2017/06/09 amiinA、the band apart、sora tob sakana at 新宿ReNY

 女性2人組アイドルユニットamiinAが主催するイベント「Arch Delta Tour」。3ヶ月連続で3マンのライブをしているそうでその2回目とのこと。この日迎えたゲストはロックバンドthe band apartとアイドルグループsora tob sakanaの2組。アイドル主催のイベントでバンドものを呼んでくれるのうれしいですね。1時間と対バンものでは長いライブ時間が設定されているのも良い感じ。
 
 そしてthe band apartとsora tob sakanaと聞いてまず浮かんだのがthe band apartのベース原昌和とsora tob sakana神風花の顔芸対決。ともにライブの中で満面の笑みを中心としてころころと表情を変えて魅せる2大アーチストといった感あり、連続で見る機会を楽しみにしていました。出演順に感想を。
 
 
 sora tob sakana
 お馴染み4人組アイドルグループsora tob sakana。インスト曲「海に纏わる言葉」に導かれて登場したメンバーが最初歌ったのは「ribbon」。インストアライブやバンドセットで聞いたことありますが、通常のライブセットで聞くの初めて。複雑なアレンジに胸に迫るような4人の声がノスタルジーいっぱいに響く曲で、サビのどこかに突き抜けるような感覚も最高。そこから長めのライブということでいろんな曲をやっていました。「魔法の言葉」「おやすみ」「tokyo sinewave」の流れが良い感じ。「まぶしい」で見せる寺口夏花のステップが小気味よくてつぼでした。あとこの日のセットリストではハモリ曲を入れてなかったのも少し印象的。
 
 3曲置きにMCをはさんでいましたが、毎度ながらマイペース。the band apartが好きで、この日の対バンを楽しみにしていたという風間玲マライカが興奮気味にいろいろ話すのを「ふーん」と平熱なトーンで受け流す寺口と山崎愛はそのしゃべり方だけで笑いが取れますね。山崎はライブ中に一切水を飲まないのですが、こだわりなのでしょうか。
 
 
 the band apart
 ボーカル/ギター、ギター、ベース、ドラムの男性4人組。8年半ぶり2回目とひさびさに見ます。AOR、ギターポップ、ボサノバな感じのある心地よいやさしいメロディを、音の密度が高いと言いたくなるポストロックモードなアレンジで歌います。2つのギターのコンビネーションや、細やかでメロディアスなフレーズを弾くことが多いベースなど聞きどころ満載。またグルーブ感もあって、ブレイク入れたり跳ねるようなドラムなどノリやすいのも良い感じ。多くのパートでコーラス取るベース原も良い声だなーと。
 
 MCでは原が「すみません、声枯れちゃって。」とガラガラ声でしゃべり続けてお客さんの受けとってました。2回目のMCでは「すみません、ウソついてました。」とたまたま声枯れたようにしゃべったのが受けてそのまま続けちゃったとのことで、普通にしゃべってさらに笑い取ってました。おもしろかったのは笑い取っている間にギター川崎が一切の無表情だったこと。その2人の対比的な絵もおもしろい。ボーカル荒井はアイドルのお客さんがいい感じにのってくれり歓声上げてくれたのを見て「アイドルファンのみなさん暖かいですね。」と感謝していました。以前にもアイドル主催のライブ呼ばれて、その時は椅子席でメンバー登場時も座ったままだったのでポカーンとライブ見られることになるのかなーと思いきや、一斉に立ち上がって歓迎モードになったので、演奏開始時にびっくりしてしまったそうな。
 
 
 amiinA
 ラストはamiinA。お客に「おー」「あー」など合唱させたり、フィドルなどの音を組み込んだ牧歌的なアレンジ、静と動の切り替えを使って怒涛の盛り上げをするアレンジなど、高揚感満載な曲を多く歌うユニット。2人とも舌足らずな声の印象で、大人締めに聞かせるところはちょいパワー不足かな、と思いきやトラックの音が強くなっていくとそれに相乗するかのように力強い歌声になっていきます。輪唱っぽく歌ったりハモったりと2人での歌声の組み合わせ方も凝っています。個人的にそういった曲やボーカルよりもamiinA最大の魅力かなと思うのが、カンフーのように舞うダンス。ひらひらと舞ったり、飛び跳ねて歌うような曲が多く、体力ものすごい使いそう。華麗な舞を見せつつ力強い笑顔で歌を歌う姿に感動させられます。
 
 消耗も激しいようで、MCではとにかくよく水を飲んでいました。MCの話で覚えているのは、先日フジテレビの番組収録に呼ばれたそうで、初めての収録の場が新鮮だったと。コンビニでごはん買って収録現場に向かったらお弁当が用意されていてびっくりしたとか、楽屋が自分達だけのもので名前貼ってあってうれしかったとか、その部屋が畳部屋でうれしかったとか。

 

author:de nudge, category:live(Othersライブハウス), 10:02
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2017/06/03 Perfume、チャットモンチー at 幕張メッセ

 女性テクノポップアイドルPerfumeの企画「Perfume FES!! 2017」。2日連続開催のイベントで2日目に参加しました。対バンものの企画となり、この日の対バン相手は2人組女性ロックバンドのチャットモンチー。2組とも単独ライブ行くほど好きなアーチストなので楽しみにしていました。2組は元々交流があって、去年はチャットモンチー企画のフェスにPerfumeが出演したそうな。
 
 まずはチャットモンチー。1時間ほどのライブ。3万人くらいいるのでは、というたくさんのお客さん相手に現在ツアーで見せているモードでライブをしていました。機械から出す音と担当楽器持ち替えしつついろんなタイプの曲を演奏するスタイルは、毎度わくわくさせられます。ツアーのセットリストの流れを組みつつ、この日限定の曲も入れていました。客席中央にあるセンターステージに向かって歩きながら「M4EVER」という曲をやります。スチャダラパーと組んで作った曲だそうで聞くの初めて。橋本絵莉子がBOSEのパート、福岡晃子がANIのパートをラップしているようでした。ゆるいラップとともにユニークなのが、ラップしていない方のメンバーがショルダーキーボードを担いで弾いていたこと。ラップパートの入れ替わりにマイクとキーボードを交換してたのはアナログ感満載でおもしろい。「あ〜ちゃん」「ゆかちゃん(かしゆか)」「のっち」とPerfumeメンバーの名前でコールアンドレスポンスしたりしてうまいことお客乗せていました。
 
 そしてセンターステージにとどまって、楽器が用意され橋本がギター、福岡がベースを弾きながら「いたちごっこ」をしっとりと聞かせます。この2曲の流れもおもしろいのですが、さらに次の曲がびっくり。元の楽器が置いてあるステージに戻って福岡がドラム、橋本がギターでグランジ色が強いアレンジで演奏し始めます。歌に入ってもしばらくなんの曲か分からなかったのですが、Perfumeファンの驚きの反応でもしやと思い、サビではっきりと分かりました。Perfumeが今年冬に出したシングルの「TOKYO GIRL」のカバーです。オリジナルとは全く違う聞かせ方で橋本の声の良さとともにかっこ良さ満面でした。ここから福岡はドラムに専念する曲が続いてロックモードで聞かせます。ツアーでも聞かせている「こころとあたま」「湯気」の連チャンでノリよく聞かせた後、現在のツアーではやっていない「風吹けば恋」をやって一層の盛り上げ、そしてラストは福岡がベースに持ち替えPCからドラム音を流しつつの必殺「シャングリラ」で大いに盛り上がって終了でした。
 
 
 そしてセットチェンジを経て次はPerfumeの出番、、かと思いきやスクリーンにシークレットゲストの文字が出て、ステージ下から巨体な女性がいきなり登場します。なんとお笑いの渡辺直美。お得意のビヨンセのものまねでバックダンサーまで入れて踊ります。さながら「踊る冷蔵庫」と形容したくなるほど肩周りが直角で、揺れるお腹とともにユニークさ溢れるパフォーマンスでした。10分少々の時間ですが、ゼイゼイ言って疲れ果てていました。
 
 
 次は正真正銘Perfume登場。1時間15分ほどのライブ。新旧織り交ぜたセットリストを堪能。「FLASH」は毎度運動神経無いと思えないかしゆかのカンフーキックがかっこ良い。チャットモンチーからのリクエストということで久々にやるという「Baby cruising Love」は胸キュンなかわいいメロディが心くすぐります。そして大箱に合うド派手なレーザー光線と強いベース音で縦ノリになる「GAME」と「FAKE IT」は大勢の観客が手を挙げたり、ジャンプしながら聞いている光景が壮観。そしてその間にやったPerfumeのライブでお馴染みP.T.A.のコーナーではお客を3つに分けてあ〜ちゃんがそれぞれに名前付けて呼びかけていくというのをやるのですが、今回珍しくすぐ言葉が出て来ずあ〜ちゃん頭が真っ白になります。なんとかチャットモンチーにかけた言葉が出てこないかと考えあぐねて出てきた言葉が、、
 
 あ〜ちゃん「つ」客「ワー」
 あ〜ちゃん「け」客「ワー」
 あ〜ちゃん「え」客「ワー」
 
 と来ると、通常は3つの文字をつなげて一個の単語になるのですが、「つけえ」となってお客とかしゆか、のっちは?マークのまま。あ〜ちゃんはさらに加えて「り」でお客全員に「ワー」と言わせて「つけえり」で完成させてました。最初この単語自体も分からなかったのですが、「付け襟」とのこと。この日チャットモンチーが着ていた衣装のシャツの襟がカラフルなもので、それが印象に残って付けたよう。
 
 さらにP.T.A.のコーナーでは現在Perfumeがやっている歯磨き粉のCMのために、チャットモンチーの橋本に曲を作ってもらったそうで、その曲をお客全員で振付をやってみようとの試みが。「あーってやって」「いーってやって」みたいな歌詞がかわいいメロディにのっかって、それに合わせて簡単な振付をみんなでやりました。去年出したアルバム「Cosmic Explorer」からは先ほどの「FLASH」の他に「Miracle Worker」も披露。「起こせミラクル」の歌詞で跳ねたインストでドカンとお客が乗ったり、「ウォーオーウォー」とみんなで指を回しながら歌ったりと楽しいポイント満載でこれからのライブ定番曲になっていくかな、という感触がありました。
 
 ラストは上下上上、下上下下と手を上下に揺らす振りが楽しい「Puppy Love」で締めでした。アンコールはチャットモンチーと渡辺直美も登場してトークをします。先ほどの「はみがきのうた」のエピソード、レコーディングした時の話などを中心にやんやと盛り上がります。橋本とあ〜ちゃんが話すほんわか+フリーダムなトークをきちんと拾っていく福岡のさばきが素晴らしい。そしてその会話の中に入れなかった渡辺は「しゃべってないけど汗がひどい」と暑がっていました。ステージに照らされている照明がきついんですかね。
 
 そして橋本の生歌に合わせて、先ほど練習した「はみがきのうた」をお客と一緒にダンスします。そのコーナー終了後、最後にPerfumeのみ残って秋に出す新曲とPerfume FES!!の追加公演の告知がありました。9月に名古屋と大阪であるそうで平日開催。ちょい参加は難しいかなーと思いつつ、対バン相手次第では無理やりにでも行くかもしれません。以前Perfumeのライブのアンケートに「Perfume FESにこのアーチストさんを呼んで欲しい」とリクエスト書いたことあって、そのアーチストさんがそろそろ呼ばれるんじゃないかなーという予感もあるのですが。

 

author:de nudge, category:live(Othersアリーナ・スタジアム), 23:24
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