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2018/05/22 Konono No.1、和田永 at 代官山UNIT

 コンゴ共和国の親指ピアノを使ったアフロトランスを奏でるグループKonono No.1。グループとしては12年ぶりの来日となるようです。その12年前の来日時、日比谷野外音楽堂での公演を見ましたが、本当楽しかったなーと。また、7年前の2011年に選抜メンバーが他グループメンバーと組んだCONGOTRONICS vs ROCKERSもフジロックと渋谷クアトロで見ましたが、これもとんでもなくすごかったライブでした。
 
 
 まずオープニングアクトで和田永という方が30分ほどのライブ。古い家電を楽器に改造して演奏するスタイルで彼の前には5台のブラウン管テレビが斜め上に並べてあります。それが色とりどりにストライプ形状で光っていて、和田がテレビの光部分を叩くと、電化パーカッションといった感じのブヨンブヨンした音が鳴ります。静電気をテレビに通して、それに手を触れると音が鳴る仕組みのよう。5台にそれぞれ音階がついていて、楽しげな音が鳴ります。その場でサンプリングして音を重ねていたりもして、高音、中音、低音などのリズム録りをその場でして音をループさせて、さらにテレビを叩いてユニークな音を重ねていきます。最後の曲は同じくベースと鳴るリズムをサンプリング、ループさせる中、大きな扇風機を持ち出してきてベースに見立てて鳴らします。扇風機を回す外側で右手に持った四角い箱をいろんな角度から当てると音が鳴るという。どんな仕組みなんですかね。ベースをブイブイ言わせているような音を聞いて、10年くらい前ライブで見た、Optrumという長い蛍光灯を楽器としてビリビリと鳴らしていたミュージシャンを思い出しました。
 
 
 30分ほどのDJタイムとセットチェンジ時間を経た後、Konono No.1のライブスタート。アンコール含め1時間45分ほどのライブは12年前見た時と変わらない天然トランスにひたすら身を委ねる楽しさがありつつも、ライブハウスという場所柄のせいかロックな味わいも少々感じました。メンバーは親指ピアノ(リケンベ)✕2、鉄の鳴り物(スタンドに乗っかっている横の棒状の鉄をスティックで叩く)兼ダンサー、パーカッション、ドラムの5人編成。ダンサーのみ女性で、他は男性。前回来日時はもうちょっと人数多かった気がしていますが、メンバーチェンジあったんですかね。10〜20分の長尺曲をひたすらに。ほとんどの曲のパターンは親指ピアノの短いソロから全部の楽器がユニゾンでジャーンと音を鳴らして、アフロビートがスタート。そのリズムの中、アンプを通して電化されての親指ピアノの倍音が弾けまくります。それらの音を主軸としつつ、時々ボーカル(パーカッション奏者以外全員歌う)が入ってきたり、パーカッションが笛ならしたりとアクセントを入れます。
 
 どの曲もパターンがほぼ同じですが、もう浮かれまくりで聞きました。ずっと同じリズムの中、親指ピアノの倍音が響いていくのが気持ち良い。ボーカルもソロやユニゾンで聞かせたりしますが、それも音との相性抜群。本編ラストはステージのあちこちにセットされている小さい白電球がものすごい明滅を繰り返し、その中で一層の弾け具合を聞かせて終了しました。この白電球の演出手がける方はおそらく一時時期ROVOのステージング担当されていた方ですかね。アンコール最初の曲はパーカッションソロから入ってドラムが重なるという、他の曲とは違うスタートでした。打楽器のみだけでも充分に浮かれて聞けます。素晴らしいライブでしたが、ちょっとだけ惜しむらくは週末に浮かれたモードで聞きたかったかな、、と。この日は火曜日のライブで、(スーツではなかったものの)若干サラリーマンモード入ったままで聞いてしまいました。

 

author:de nudge, category:live(Unit), 22:34
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2018/05/20 improvisation sessions(AYA、柏倉隆史、中村圭作、芳垣安洋) at 恵比寿Liquid Room(Time Out Cafe&Diner)

 前述のライブを見終わった後、会場のCreAtoを出て300メートルほど歩いてLiquid Roomに向かいます。1階にライブハウスがある会場ですが、この日は2階にあるカフェTime Out Cafe&Dinerでの特別版ライブを見ました。19時過ぎに会場に入ってCOMPUMAのDJを1時間ほど聞いた後、ライブが始まります。
 
 メンバーはベースのAYA(OOIOO、坂本慎太郎のバックなど)、ドラムの柏倉隆史(toe、the HIATUS、木村カエラのバックなど)、キーボードの中村圭作(kowloon、toeのサポート、木村カエラのバックなど)、ドラムの芳垣安洋(ROVO、Orquesta Libreなど)に、事前アナウンスされていませんでしたが男性ギターが加わった5人編成でのセッション。ライブミックスはKAMIYANNが担当。事前決めごとなく、40分の長尺、20分の長尺、アンコールで30分の長尺と計1時間半のセッションが行われました。
 
 ベースのリフが主導する展開も少しありましたが、大部分は中村のキーボードが主導しているように見えました。中村がキーボードのつまみをいじっていろんな音色を断片的に出したり、短いリフを隙間あるように重ねていくことで、他の楽器がいろんなイメージで音を重ねてきます。これまでサポート奏者としての中村しか聞いていなかったので、主導して音を出す様がものすごく興味深かったです。乾いたニューヨークの音なんてイメージや、ソウルなもの、ジャズなものなどなどいろいろ想像が掻き立てられる音を出していて、おもしろいなと。そこに達人とも言える方々が持ち味出しつつ、お互いの音に反応する協調もしつつで、いろんな味が感じられて楽しく聞けました。
 
 手数も多く力強くも叩く怪物といいたくなるドラムのお二人ですが、持ち味は違いますね。一定のリズム刻むダンスモードな場面は芳垣が主導しているように聞こえ、2つ目のセッションの最初の方のブレイク入れつつ変拍子でドカドカ叩く場面は柏倉が主導しているように聞こえました。ギターの方は周りの協調を第一としつつ、ドリルみたいなものを使って変わった音を出したり、キーボードのリフと輪唱するような聞かせ方をしたりと多彩。ベースも耳を惹かれるリフを随所に入れてきます。KAMIYANNが時折入れてくるダブエフェクトもいい感じでドラムやキーボード、ギターの音のゆらぎが楽しい。
 
 アンコールは少音でのセッションで短めに締めるのかな、と思いきや中村のキーボードの断片音がジリジリと妙に周りの演奏者を煽り立ててきて、最後は2台のドラムが笑っちゃうほどのドカドカした叩き方をして会場大盛り上がり。演奏者みんな笑顔を見せて大団円迎えて終了しました。こういった蜜な空間で普段いろんなバンドのライブ見ている方々の即興セッション、しかも恐らく柏倉と中村の組み合わせ以外は初めて一緒に演奏したと思われる組み合わせで、こういったライブを見れるのは貴重で楽しかったです。

 

author:de nudge, category:live(Liquid Room), 06:23
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2018/05/20 sora tob sakana at 恵比寿CreAto

 この日は夕方から恵比寿で2つのライブをはしご。まずはお馴染み4人組アイドルグループsora tob sakanaの定期公演。この週にメジャーデビュー果たしたグループで、7月には東京国際フォーラムCという大きな会場(1500人ほどのキャパ)での単独コンサートも予定されていますが、その他のライブ活動はこれまでと同様な感じでやっていくようで、定期公演も継続です。さらに人気出てくると、ここは(まだ存在しないですが)ファンクラブ限定のイベント会場とかになったりするんですかね。
 
 ミニアルバム「alight ep」発売直後の定期公演とあって、会場はいつも以上に人が詰めかけていておしくらまんじゅう状態。メンバーも「みんな元気だね」と言ってしまうほど熱烈な反応を呼び起こしていました。騒ぐだけでなく、しっかりと聞くところではかたずを飲んで見守るモードに入るお客さんたちの切り替えもすごいです。1時間弱のライブの感想を。
 
 前半は去年出した「cocoon ep」から5曲、後半は「alight ep」から5曲披露。ともに6曲収録されていますが、大人締めな曲「透明な怪物」「蜃気楼の国」を外してきました。「蜃気楼の国」はまだライブで歌ったことなく、この場で初めて披露するかなーと期待していたのですが、残念ながら無し。「ribbon」に始まり「Lighthouse」で締めたライブはウルウル来たり、舞い上がったり、聞き入ったりと堪能しまくりました。
  
 まずウルウル要素が強い「ribbon」は何回聞いても涙腺に来ますね。サビでの4人のユニゾンが一番響いてくるのですが、その導火線となるのが寺口夏花のソロパート「忘れかけていた夢が胸を締め付けるの」の部分です。高いキーから入る寺口が歌うメロディにぐっと来る要素があって、それは「Lighthouse」にも同様に2番の「ままで楽しいことを探してる」などの部分にも表れています。「Lighthouse」は1番のAメロのソロの順が神風花→風間玲マライカ→寺口→山崎愛で、Bメロは神→風間→山崎→寺口と、寺口と山崎の順を入れ替えているのも歌割りの妙で、それぞれ合っているパートだなと。特に「めまぐるしい時の波に流されないように」と歌う山崎のソロパートの「波に流され」の節回しがお気に入り。
  
 「Brand New Blue」はこれまでもライブで歌ってきた曲ですが、音源に収録されたものはアレンジが変わっているバージョンで、そのバージョンで初披露します。ダンスもこれまでと全く変えたもののようで、「緊張するー」という話から風間が「歌う前に(気合の)掛け声やろう」と呼びかけると、「いいよ、やっておいて」と寺口は連れない反応。と、わちゃわちゃしながらも、結局4人揃ってエイエイオーと掛け声上げた後に歌います。白戸佑輔という方が手がけたアレンジは、これまでのsora tob sakanaにはないような管楽器音が効果的に入ったブラスポップみたいになっていて、アルバム通して聞くとこの曲が風通し良くしているアクセントになっています。ダンスもそれにあった、大きく円を描くような振りで「みんなやってねー」と呼びかけるくらい覚えやすそうなものでした。といっても、1回見ただけで到底真似できるものでは無いですが。
 
 妄想気味な余談ですが、これまでプロデューサーの照井順政が全ての曲の詞、メロディ、アレンジを手がけてきたのに、別の編曲家にアレンジを1曲任せようと思ったのって、去年10月に座・高円寺2という会場であったアコースティックライブを見たのがきっかけだったりするのかな、と。そのライブはハウスバンドが独自にアレンジをした演奏をバックに歌っていて、新たな曲の聞かせていておもしろかったです。確か照井もそのライブ見て感銘を受けたと書き込みされてた記憶があります。
 
 「alight ep」のリード曲「Lightpool」はトラックの4拍(何分の何拍子っていうんでしょう)打つリズム部分をお客が手拍子するようになってましたね。「鋭角な日常」の2番で3拍の手拍子をひたすら続けていくところがあったりと、sora tob sakanaのライブは何かと手拍子が難しかったりするのですが、「Lightpool」の4拍はリズムが不定気味に出てくるので、かなり難しいです。
 
 MCでは早くも7月に新譜が出ることがアナウンスされていました。それは2年半ぶりとなるシングルだそうで、アニメの主題歌にもなるそう。平均すると月1ペースでsora tob sakanaのライブを見ていますが、6月はちょっと多めに見るつもりです。「alight ep」聞き込んで、また次ライブ見る機会を楽しみにしています。

 

author:de nudge, category:live(CreAto), 22:14
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2018/05/12 Sunset Lounge at 江ノ島展望台

 前述のライブ見終わった後、元町から1時間半ほどかけて同じ神奈川県の江ノ島へ移動。3年ぶり3回目に参加する江ノ島展望台下のテラスでのダンスもの中心のフェス。フェスは昼からやっていて、自分は17時過ぎから2時間ほどの滞在となりました。Inner ScienceのライブとKaoru InoueのDJを楽しみました。
 
 海に面した展望台、ステージの向こうに見える夕日が沈んでいく中でダンスミュージックに浸るのは最高でした。鳥(トンビかな)が空高く舞い、いろんな形状の雲が広い空に広がり、そこに日が沈み込んでいくのを気持ち良い音楽に浸りながら眺めていく場としては最上のものと思いました。
 
 ライブによってはビート無しの局面がずっと続いたりすることもあるInner Scienceですが、この日は野外フェスという場に合わせて心地よいビートをほぼ全面的に入れてきました。その中で水が跳ねるようなキラキラしたInner Scienceのシンセ音がめちゃくちゃ気持ち良い。恍惚と言えるくらい浸りました。前の方で聞いていたゴツい体格の外国人男性が興奮した面持ちで聞き入ったり、周りの知り合いにすごい(ってしゃべっている内容聞こえないので身振りからの判断ですが)としゃべりまくっていたのが印象的でした。
 
 Kaoru InoueのDJはこのフェスでトリになるのがお馴染みということで多くの人が押し寄せ盛り上がります。1時間ちょいという(通常のDJよりは)短い時間内でいろんなタイプの曲を展開させていました。アーバンソウルな音にラテンなパーカッションが入るような曲から始まり、ゆったりと体を動かせるハウスものにつなげて、その中で中近東っぽいボーカルなどを折り込みつつ、YMOみたいなチープかわいいといった感あるメロディのテクノ曲に転換、そしてラスト15分は古めのディスコ曲で盛り上がりました。
 
 昼間のダンスものの開催ということで、お子さん連れのお客さんも多かったですね。恐らくかつては深夜帯のイベントでバリバリ遊んでいた人たちが、昼間なら参加できるとばかり楽しんでいる様が良かったです。年齢層も昼間見たアイドルのライブよりも平均は高いのでは、という印象。それ実感したのが、Kaoru Inoueが掛けたディスコ曲で手拍子やサビの合唱が起きたところです。自分は聞いたことある気もするけど、知らない曲、、たぶん相当昔の曲なのではなかったかと。もちろん昔の曲でも知っている若い方もいらっしゃったんでしょうけど。

 
 

author:de nudge, category:festival(Others野外), 00:05
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2018/05/12 つばきファクトリー at 横浜Bay Hall

 この日はライブイベントを3つほどはしご。まず先週単独ライブを見たアンジュルムのシングル発売に伴うミニライブを見に水道橋のラクーアガーデンに行きました。11時半から30分5曲のフリーライブ。シングル収録の3曲立て続けにやっていて、「Uraha=Lover」の切なげなメロディがいい感じだなと。あと、最後にやったスマイレージ時代の「夕暮れ恋の時間」はたぶん生で聞くの初めてでした。朝一なのにみなさん元気で、特にリーダー和田彩花のテンションがものすごく高く、ダンスの振りも大きく、会場中に笑顔と手を振りまいてました。
 
 そして神奈川県の元町へ電車で移動。Bay Hallへアンジュルムと同じハロープロジェクト所属の9人組つばきファクトリーの単独ライブを見に行きました。これまでハロプロメンバー揃うライブなどでは何回も見たことありますが単独は初めて。1日2回公演の1回目14時からの公演に参加。チケット売り切れで会場満杯。中央後方の位置ながらステージ全体が比較的見やすい位置で見れました。アンコール含め1時間30分のライブは完成度の高さありつつ、初となる単独ツアーの初々しさを兼ね備える楽しいライブでした。感想を。
 

 

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author:de nudge, category:live(横浜Bay Hall), 23:56
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